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閑人 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/12/26

    録音は理想的とまでは言えないが、かなりいい線いっていると思います。元々日本含め、全世界で広くレコード販売されたものですから、国家威信もあって、それなりのレコーディング機器とエンジニアを使ったのではないでしょうか?西側レコード会社の手助けもあったかもしれません。はっきり言って、かつてのEMIなどより臨場感も迫力もあります。DGあたりの手抜き製品よりもいいです。
    演奏は言うまでもなく文句なしです。他の大御所、ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフにほとんど録音がない以上、これが旧ソ連本家本物の決定版でしょう。

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     2016/10/21

    豪快かつ精緻な演奏。録音も極美。さすがです。数あるショスタコ5番の中でも屈指の名演奏・良好録音でしょう。バーンスタイン盤(東京ライブSACD)に匹敵しますが、一糸乱れぬテクニックはこちらが一枚上か?ムラヴィンスキー盤(こちらも東京ライブSACD)もすばらしいが、少々陰気な所がぼくの好みではありません。

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     2016/04/06

    流麗な演奏ということなら、これに並ぶ、いやこれ以上の演奏はいくらでも存在すると思うが、聴く人をグイと引きずり込む魅力とパワーは、さすがグールド。これはBGM風に流すものではなく、耳が釘付けになるというか、つい集中して聴いてしまう。スター指揮者の指示通りに優等生的に演奏したものではなく、独奏者自身がリードし、演奏の流れを作っている。こんなピアニストはなかなかいないし、空前絶後ではないか。このCDは録音もよく大変満足している。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/03/27

    他の演奏だと、中途眠くなるようなところも、このポリーニの演奏だと、全編クリスタルのような粒立ちのよさで、まったくそうならない。個々の曲の叙情性ではさらに上のものもあると思うが、録音も含めた「ピアノ芸術」としての総合点では堂々歴代ナンバーワンではないか。その点、少し前のCDはピアノの音を十分に伝えておらず、このSHM-CDのような高音質CDや、SACD、ブルーレイオーディオ、レコード再発売などでこの録音の真価がわかるようにしてほしい。

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     2016/01/10

    演奏も録音も最高でしょう。モントゥーって、ドイツ・ロシアものでも評価が高いが、やはりラヴェルのようなフランス印象派作品こそ、その真価があらわれていると思う。だてに初演者ではない。天性のリズム感というか、音楽の緩急高低の流れを作るのが天才的で、容易に真似できるものではない。

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     2015/12/25

    ブラボーですね〜 解釈は基本的にはノイマン&チェコ・フィルあたりと同様の伝統的で十分練られたもので、安心して身を任せられる。
    イヴァン・フィッシャーのSACDは、初期のは無難で丁寧だけど迫力がいまいち、というものが多いと思ったが、最近(といってもこれはもう5年前のものだが)のはご自身で改善を試みてきたのか、迫力十分になっていて、とても満足のいく仕上がりだ。今後もハンガリーをベースにしながらも、世界の名楽団と定番を残して欲しい。

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     2014/12/31

    ボロディン2番がいいですね。決してメジャーではない、隠れた一大名曲といったところでしょうか。売れ線有名曲をだいたい録音したカラヤンにもこの曲の録音はないようです。このロシアの民俗風味満点な曲が、演奏・録音とも最高で大満足です。この曲のSACD版は、ロイヤルフィルの廉価版以外では、これぐらいしか見あたりません(気づいてないのか、HMVのボロディンのサイトも記載漏れ)。買ってよかったとつくづく思いました。

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     2014/12/02

    何か、作品を細切れにして分析してみました、という感じの演奏。チャイコフスキーのバレエ音楽風の華麗な絵巻物が次々と繰り広げられていく。もちろん、これはこれでとても面白いが、どうもいまいち乗りきれないし感情移入できない。4番も、ロメオとジュリエットもそう。まあしかし、決して並ではありません、すばらしい演奏だと思います。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/12

    いやはや、まさしく天上の音楽。デッカは元々高音質のデッカなのだが、その中でも、ここに収められたウィーン・フィルとの戦後〜70年代まで作品群は、まさしくデッカの金看板なのだろう、気合いの入り方が違う。とりわけ、このセットでは最新技術を投入し、ひときわクリアで迫力ある天上の音を再現させているようだ。
    少し前に出たグラモフォンのウィーンフィル・シンフォニーエディションがあるが、グラモフォンの方が録音自体は新しいもの主体なのに、はるかにしょぼい音(決して悪くはないが)に聞こえる。このデッカのボックスは、演奏、音質、記録的価値、所有満足度、値段、あらゆる意味で最高のセットである。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/09

    ブレーメンの田舎楽団を、これだけの統率力、構成力、芸術性、男っぽい勢いで引っ張り、一流の演奏を提供するパーヴォ・ヤルヴィはすごい。さしずめ現代のジョージ・セルといったところでしょうか。特に雷鳴のようなティンパニが印象的です。
    ただ、ベートーヴェンと違って、シューマンとなると、私にはこの男っぽさが、ちょっと耳障りに感じてしまう。濃厚なロマン性と同居する病的な繊細さをつい求めてしまうのだが、この演奏は、まったく反対の健康的でマッチョ。
    ただし、シューマン交響曲の新境地であることは間違いないと思います。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/11/08

    無人島に一つだけボックスセットを持って行けるとしたら…というのは冗談だが、そのくらい魅力的なセット。元々40周年記念ボックスが欲しかったのだが、つい買いそびれていたら、半額近くでこのセットが出た。
    個人的には、切れと、歌心と、色気と、この三つを兼ね備えている唯一無二、空前絶後のヴァイオリニスト。特に若いころのデッカ録音が全盛時だったと思う。サポートするのが、ショルティ、デュトワ、プレヴィンら、これまた切れと芸術性を誇る凄腕指揮者たちだからたまらない。
    その上、従来盤と違い、96kHz・24bitの高音質で、レコードジャケットの複製入りだから、これまた、たまりません。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/04

    その昔、ブラームスが指揮したことがあるというアーネム・フィルだが、実際、彼が今指揮したらこんな演奏になるんではないかという素朴でリラックスできる演奏。ベルリン・フィルあたりの豪壮なのより、はるかに好ましい。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/26

    SACD購入。LP以来の、日本の倉庫に保管されていた、状態のよいアナログ・マスター使用とのこと。
    またその解説によると、レインボー初期のレコーディングでは、無駄な残響をのぞくため、スタジオに毛布などを張り付けて、意図的にデッドでソリッドな音造りをしていたらしい。
    もともとそういう音のためか、SACDだからといって、そう大きな違いはないが、やはり細部まで安心して聞ける信頼感はありますね。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/02

    シベリウス交響曲でよく使われる、「冷え冷えとした大雪原」などという風ではなく、むしろ、エスニックな血を感じる「熱く燃えたぎる」演奏。でも、これはこれでいいんじゃないでしょうか。特にV協奏曲が最高。これをコンサートでやられたら、さぞ興奮するでしょうね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/20

    とにかく、従来盤より音がいい。夜想曲を、夜中に薄明かりで、いい再生機で聞いて欲しい。ルービンシュタインが今そこで、自分だけのために弾いてくれてるような錯覚を覚えます。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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