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sunny さんのレビュー一覧 

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     2012/04/22

    世評に高い演奏なので、まー聴いてみたら、とんでもない演奏でした、濃厚、強烈、壮絶、エルガー晩年の寂寥感、強烈さを、この若さで、男性奏者でも、ちょっとできない程に、ここまで表現してしまうとは。何と言う娘だ。冒頭の野太い、身を切る様な音で、ノック・アウト。その後も、強弱しっかりつけて、朗々歌う、この曲にぴったり。名匠、親代わりに様なバルビローリの演奏も充然、強力。エルガーの、悠々たる晩年の作品に、最も迫った凄演。ディーリアスも、ちょっと肩の力が抜けての、これまた、ほかでは聴く事が出来ない、より、自然な、丁々発止の名演奏。若気の至りじゃない、天才奏者の代表的名盤。若くして、病に犯され、演奏できなくなったのが、本当に、悔やまれる。

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     2012/04/22

    まあ、とんでもない、デュ・プレ。いつもの如く、情熱に溢れ、濃厚、否、壮絶に歌う。支えると言うか、刺激を与え、更に鼓舞するチェリビダッケ、基本的姿勢は若いころから変わらない、晩年なら、更に刻銘、重厚、遅くなっちまいますが。若い頃のチェリと、おそらく音楽志向の合うデュ・プレのライヴが聴けるのは、有難い。バレンボイムとのサン・サーンスは、チェリに比べると、影が薄い、名演では、あるけれど、病魔が迫っているのか、少し崩れている部分がある。でも、夫婦だった、裏では色々あった、バレンボイムとの記念碑的演奏。病に犯され短い演奏人生となったのが、惜しい。

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     2012/04/20

    アンドリュー・デイヴィスは、エルガー、ディーリアス、ブリテン、ホルスト、ヴォーン・ウィリアムス、果てはヘンデルまで、イギリス音楽を、録音して広め、実演でも取り上げる、現代のイギリス音楽の伝道師。イギリス人指揮者の使命として、高貴、優美、自然、崇高なこれら音楽を、しっかりと聴かせてくれる。上に、重鎮コリン・デイヴィスがいて、イギリス音楽も、独墺物も取り上げているので、どうしてもイメージ的にも損な役割、となってしまいますが、演奏は、真摯、丁寧、愛情を持ってこれら作品に立ち向かう、良識と信念の名演。ブラームス、マーラーも聴いてみたい。どれも、エルガーの叙情豊かな音楽を、過不足なし、フィルハーモニアも、暖かい弦、熱演で応えたライヴ演奏。signum は、エルガーの名作、しっかりと発売して好感が持てる。サロネンは、エルガーやらないだろうし、アンドリューは、これからも取り上げて欲しい。

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     2012/04/18

    オケのせいか、少々粗っぽいと感じる所もある。でも、ブラームスとして、全力で挑んだ、男っぽい熱演。聴けば、納得させられてしまう。揺らしもあり、重厚、繊細さもある。風貌から言っても大曲が似合いそう。激しく暴れている演奏を聴かせてくれそう。中々、面白い、個性あるブラームス。とても、気に入りました。

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     2012/04/18

    ユジャ・ワンなど、とうとう中国人の演奏家が、次々と現れ、堂々欧米の作品を、欧米の本拠地で演奏し、喝采を浴びるようになりました。日本人演奏家にもそう言う時代がありましたが、少々無国籍的でも、いい演奏を奏でてくれるならば、時の成り行き、複雑な思いはありますが、歓迎するべき事です。アバドの好サポートの下、柔然のテクニック、ロマンティシズム、美しい音色で、見事に弾き切っています。国が豊かになり、レコード会社のマーケティングもあって、この傾向は、ますます進むでしょう。才能に国境はない、と言う事か。

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     2012/04/18

    ラトルは、ベルリンフィルの常任指揮者なので、業界、ファンの期待に応えて、ブラームス、マーラー、ロマン派、近代物に挑まざるを得ない。ハイドンをベルリンで演奏しなくてのも、批判されることはないだろう。でも、ここに刻まれたハイドン、嬉々として、もちろん厳しいプローべの中から、演奏されたもので、素の音楽作りが見えてしまうハイドンを、ラトルが、丁寧、愛情込めて、ベルリンで録音してくれたのは、嬉しい。イギリス人、ラトルならでは。古楽の風味も出しつつ、ベルリンの豊かな演奏で、音楽人、ラトル存在感と、音楽への奉仕者、レパートリーの広さ、研究熱心な所も示してます。ラトルは、間違いなくハイドンが好きです。好感が持てます。

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     2012/04/18

    バーンスタインのハイドンは、ウィーンの伝統を活かした秀演。マーラーのように没入せず、音楽に素直に迫ってくる、一種オーソドックスな演奏となっている。バイエルンとの天地創造、戦時のミサでは、バ―ンスタインらしさが出てきてやや濃厚、敬虔、素直な演奏になって、燃えてます。確か、戦時のミサでは、当初珍しく、フィリップスから出ていた。どういう事情かは知りませぬが、レコード業界の変貌、合従連衡激しくなってしまいました。いい音楽は、カタチ変われども、残って欲しいものです。バースタインは、案外古典物、モーツルト、ベートーヴェンもいいです。

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     2012/04/18

    今や、息子フィリップが、指揮者として活動するようになってしまった。天国で見つめているであろう、父ジョルダンのハイドン、フランスの室内楽団での演奏、管弦楽版の採用で、穏やかに音楽が流れて行きます。古楽オケの様な過激さはなく、終曲、地震の描写も大人しめで、安心してハイドンの敬虔、優しき音楽に身を任せられる、落ち着いた好演。キリストの最後の7つの言葉って何?結構真っ当なようだけど、純音楽に託したハイドンの思い。20世紀、これを表してしまうとシュミット、大規模なものになってしまう。そこまでする必要があるのか、ヘッセが、時代の罪と表現したのも、むべなるかな。シュミットは、シュミットで興味深い作品では、ありますが。

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     2012/04/18

    このアルバムには、バルビローリの指揮する、エルガーの「エレジー」と、「溜め息」が、入っている。それだけでも、聴く価値のある名演奏、名曲です。小品だけれど、題名通りの、悲しい、憂いに満ちた曲です。生きて行く事は、た易いものではありませぬ。非、理不尽、不安。でも、その気持ちを持ち、生きて行かねばならぬし、こんな素晴らしい音楽を作ってくれる人もいる。それだけでも、生きて行こう、生きていて良かったと、思わせてくれる名作です。

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     2012/04/17

    若い、指揮者としては駆け出しなのに、いきなりブルックナーを録音する。オケは、無名。でも、関係、信頼感を築くには、持って来い。あっさり、清々しく若者らしくやるかと、思ったら、さに有らず、じっくり、遅めのテンポで、音楽を築いていく。これが、なかなか、いい。よく、オーケストラ鳴らしてます、歌ってくれます。この人は、大きくなります。EMIから出た、ロッテルダムとの演奏もいい、精緻、迫力もある、深い音楽を作る。是非、生で聴いてみたい人だ。

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     2012/04/15

    シュターツカペレ、ケンペのライヴは、とっても、自然、自信と情熱、信頼感に裏打ちされた納得の名演奏。私は、ケンペ現役の時代を知りませんが、各オーケストラから、愛されていたと言うのも分かる気がする。このブックレットもそう。地味ではなく、確実実直丁寧な音楽そのもの。ドレスデンの美音も見事に引き出されている。ライヴ演奏の発掘で、セッションによるミスは少ないが、無味乾燥な演奏でない、このような飾り気の無い演奏が聴けるのは、嬉しい。シューマン、ドビュッシーも、いい音楽の作り手だった事がわかる興奮の名演。

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     2012/04/15

    私、名盤と言われるケンペ盤は、聴いた事がありません。が、このカラヤン盤があれば、要らんじゃないかと、思ってしまう。豊麗、技能、分厚い音、オーケストレーションの極み。アルプスの山登りの一日や、英雄の家庭生活を交響的音楽にして何になる、と思うが、音楽として、充分見事に聴いてしまうのだから仕方がない。弟子、小澤さんは、ウィーンフィルと録音を残しましたが、上手いのだけれど、独墺本家と東洋人の指揮による違和感がやっぱり感じられ、こちらはドイツ本家本元、しかも、今まで為し得なかった重厚、華麗、派手派手な音の洪水。この後に続く指揮者は、厳しい。

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     2012/04/15

    カラヤン、ベルリンフィルのシュトラウス、英雄の生涯となれば、ジャケットからして高級ブランド品、壮重、華麗、豪快、きらびやかな音が、文字通り展開されていて、圧倒されてしまう。まあ、凄い演奏です事。只、「死と変容」、この曲の本質をしっかりと踏み込んでいるかと言えば、ハテナ。私は、チェリビダッケの演奏を聴いて、そうだったのか、と、うなってしまった。「ゲロンティウスの夢」じゃないか!カラヤンが表現したかったもの、私には、ワカラナイ。

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     2012/04/15

    私の手元には、チェリビダッケの最期の演奏会のブートレグCDが、ある。友人が送ってくれたものだ。曲は、このベートーヴェンのコンチェルト4番。ゆったりした流れの中、背中がぞくぞくするような詩情、切迫感、技能にうち得らされた、素晴らしい演奏だ(’85年のジュノ―ムも凄くいい)。ちょっと他の演奏、録音と比較できない。ハイティンクとも、渋みに溢れた堂々、歌心満載の演奏を繰り広げている。いい指揮者、共演者に恵まれている、選んでいるぺライア。演奏する曲目にも間違いがない。もう、立派な大家。

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     2012/04/15

    晩年、マッケラス、スコティッシュ室内管と詩情、渋み溢れるモーツァルトを技、歌心、精神をもって録音していたブレンデル、ラストコンサートはも、やはり、マッケラスと、そしてウィ―ンフィル、「ジュノ―ム」であった。ブレンデルらしく、寂寥感溢れると言うより、そこはかとなく侘びしさ漂う快活なモーツァルト。まだやれるとの印象も、持ってしまう。数々の名演を残して、表舞台から身を弾く。惜別、涙より、感謝。この人なら、まだまだ人生を、全うして行くでしょう。健康であります事を・

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