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楽園クラブ さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/07

    好きです。シルズの声も、チェッカートの指揮も、ゲッダもパネライも。速めのテンポ設定が多い昨今の録音を聴き慣れた耳にはおぅ?と思えるほどゆったりめのテンポだが、それほど遅いわけではない。逆に、このオペラにはこのくらいのテンポが合ってるのではないかと思えて来る。
    この録音の唯一にして最大の欠点は、当のシルズの、見え隠れする力量不足だろう。特に大アリア後半部には不満が残る、というか聴いていて不安になる。
    しかし、それでもまた聴きたくなる、不思議な魅力を持った1枚。椿姫のCDは何枚も持っているけど、違う録音が聴いてみたいという方にお勧め。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/07

    何故だかプリッチャード指揮の旧版にばかり良いレビューが集まっているが、私はこの新盤の方が好き。歳取ったとはいえサザーランドは相変わらずの高音だし、同じくおトシのパヴァロッティも負けじと高音だし、ボニングの指揮もちょっとテンポが速い以外は好感が持てる。成熟した技術で余裕綽々の演奏・歌唱といったところ。特に大アリアでは、あ、そう歌っちゃうの?という声の遊びを楽しめて面白い。
    難点をあげるとすれば、2人が全体的にハイテンションなのでちょっとメリハリがなく、情感に劣るところか。(同キャストのリゴレットに通じるものがある。)そこは旧版に譲るが、「大御所」だからこそ出来た録音を楽しめるこの盤の方を薦めたい。
    (ちなみに、その他の歌手もそれぞれに良いです、念のため。)

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/19

    カールマン珠玉の名作。ハイライト版だが、このオペレッタのほぼ全曲が聴ける。しかも録音が新しいだけあって聴きやすい。ビーブル指揮メルビッシュ音楽祭管弦楽団だが、舞台DVDとは歌手が少し違うようだ。
    私はルネ・コロの映画版DVDでこの曲を好きになり、メルビッシュ舞台DVD、マッテス指揮全曲版CDも購入したが、結局一番視聴しているのはこのCD。ドイツ語のだらだらとした会話が無い分だけ、気楽にカールマンの魅力に触れられる嬉しい1枚。

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     2011/02/19

    うーん…
    演奏・歌唱そのものに関しては、文句は全くないどころかかなり良いのだが、1幕子ども達の合唱「Wir Singen Dir」が入っていない…。いや、会話のBGMとしては演奏されているのだが、合唱としては録音されていない。全曲録音だと思って買ったのでかなりヘコんだ。
    気を取り直して聴き直してみたりもするが、なにせ冒頭部のことで、もやもやした気分を引き摺ってしまうので☆マイナスふたつ。合唱も聴きたい方には、ビーブル指揮のハイライト版をお薦めします。気にならない方にはこの盤がお薦め。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/12/15

    若きパヴァロッティの美声が堪能出来るセット、というのがこの盤を紹介する上で一番のポイントになるのだろう。しかしそれにも増してサザーランドが凄い。完璧で美しいコロラトゥーラ、さらに慣例的にオクターブ上げて歌う箇所は全て上げている。3幕4重唱の最後も上げている。それだけに全体的に華やかではあるが、それで悲劇の趣が増すかと聞かれたら微妙なところ。ミルンズは好き嫌いがありそうだが、私は嫌いではない。
    最初の一枚に選ぶならジュリーニ/ドミンゴ/コトルバスやショルティ/メリル/モッフォに軍配が上がる。個人的には、しっとりと没頭して聴きたいときはショルティ/メリル/モッフォもしくはチェリーニ/ウォーレン/ベルガー。通勤や車移動中に聴くのにはこの盤を選ぶ(自分のiPodから消したことがない)。名盤です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/20

    60年6月ステレオ録音、音質は非常に良い。主三役に理想的な歌手を配し、それぞれが役に入りきったテンションの高い演奏&歌唱を聴かせてくれる。その分クセはあるが、喜劇の楽しさが伝わって来て、聴いていて幸せになれる演奏だ。理想のフィガロ・カペッキは言うに及ばず、特筆すべきはレジーナを歌うダンジェロの、自由自在のコロラトゥーラ!カヴァティーナ「今の歌声が」は必聴。最後の伯爵のアリアがカットされているのが惜しい(録音されているはずだ)が、文句無く名盤と言って良いだろう。おすすめ!

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     2009/07/24

    演奏も歌も超一流、音質も文句無し、お手本のような名盤ではあるが…
    犬くんくんさんの仰る通り、演劇の面白さは感じられないです。熱がこもっておらず、台詞棒読み感が拭いきれないのが惜しいところ。演技しているというより、音を正確に追っている(歌っている)という印象を受けます。それぞれ歌唱は抜群に巧いのに、役になりきれてないというか。
    まぁCDなので、まずは演奏と歌が大事。その点では、このオペラを聴くなら避けては通れない名盤、と言って良いと思います。最初の一枚に。

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