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トップ > My ページ > レナード、フォン、カラスタイン さんのレビュー一覧
検索結果:7件中1件から7件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2016/02/25
本家本元クーベリックは大好きな指揮者であるが、残念なことに録音状況がいまいちなディスクが多い。このディスクは特に弦がきれいで聞いていて気持ちいい。素晴らしい演奏、録音だと思う。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2016/02/25
辛口のレビューもあるようだが、私にはチャイコフスキーも、シベリウスもとても素晴らしい演奏に思えた。特に悲愴は録音も含め素晴らしく、きっとこれからも何回も聞いていく演奏であると思う。私には指揮者の優劣を語る才能もないし、楽譜も読めないから演奏が好みかどうかと、録音状況いうシンプルな判断しかできない。だけに幸せである。本製品に、贅沢な希望を言うとラフマニノフ交響曲2番も50枚の中に入れていただきたかった。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/07/10
カラヤンのボックスはこれで完結であろうか?クラシック黄金期を支え、膨大なクラシックの録音芸術の遺産を残してくれた一人の巨匠に感謝したい。今のように CDの売れない時代では考えられない凝ったデザイン、素晴らしい絵画のジャケット の音源がまとめて安価に入手できる。クラシック初心者には良い時代になった。 オペラはあまり手が伸びないがこれを機会に手をのばすのも良いかもしれない。 しかし一つの作品の収録時間があまりにも長い。残念なのは韓国から発売された カラヤン60が好評のため値段の安いヨーロッパ版も出回るようになったきっかけで、70のマスタリングがオリジナルイメージプロセッシングに代わってしまったことと、80ではヨーロッパ版しか発売されずディスクを入れる中袋がなくなってしまったことだ。ヨーロッパ版は紙ジャケットも薄くペラペラで印刷はきれいだがやや重厚感にかける。好みの問題だが、音質も昔のアナログ音源はダイレクトストリームマスタリングのほうが良い音に思う。多少の不満はあっても巨匠はわたしの クラシック熱を再燃させてくれた。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2015/06/30
ベートーベン1番を聴いた。素晴らしい。さすがクーベリック!穏やかでありながら引き込まれるような演奏だった。ただもう少し低域がほしい。次にドボルザークを聴いてみた、やはり低音が弱い。私は20年前に買った国内版のドボルザーク全集をもっているがそのディスクのほうが中低域が豊かで、シンフォニーとしての厚みもはるかに豊かに聞こえる。20年もたちディスクの製造技術、アナログ変換技術も上がっているはずなのに。これにはかなりかなりがっかりだ。当時のレコードで再生すればもっと豊な音楽が聴けたに違いない。このクールで低域の痩せた音質はマスタリングの性質によるものだろう。ヨーロッパ版はディスク収納の中袋もないなど、意外と製品に対する完成度が弱い。本製品もオリジナルジャケットだったらなお良かった。CDの売れない現代では凝ったジャケットも見られず、かつてのグラモフォンの凝ったデザイン、絵画のジャケットはとても魅力であり、これも一つの芸術として見てほしいと思う。クーベリックと演奏は星5つ以上を付けたいくらいだか製品の完成度は3として星4とさせていただいた。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
7人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/10/06
円安による為替の影響だろう、この80年台ボックスの値段は少し痛い。特に家計が重くのしかかる30〜40代くらいの、家庭を持っている方には購入を迷っている方もいらっしゃるだろう。80年代の録音はデジタル録音の始まりの頃で金管が硬質で弦の音にやや潤いが欠ける印象の音源もあった。しかし111年記念ボックスなどの音源を聞いてみるとマスタリング技術の向上により聞きやすくなっていることがわかった。今回のボックスでどの位音質が改善されているのか?気になるところだ。80年代の録音は名盤も多い。惑星やドヴォルザークの8番、グリーグやシューマンのピアノ協奏曲など80年代しかない名盤もある。一般には70年代がカラヤンの黄金期と言われているが、難解な曲も多く録音にも癖があるためクラシック初心者が70年ボックスから入った場合、ツボにはまらないとクラシック音楽が嫌いになってしまうおそれがあるかもしれない。私のようなジャズをはじめ多ジャンルの音楽を好む平凡な聞き手はマーラーの9や新ウイーン派などの曲は良さがよくわからないし、ブルックナーも9あたりだと初心者には取っつきにくいという意見もあるだろう。マーラーなら復活や千人の交響曲などが一般的にも聞きやすく、オペラが得意だったカラヤンには向いていると思うのだが彼はなぜ録音しなかったのだろう?高齢だったこともあり時間が足りなかったのかもしれない。個人的好みで順番を付けさせていただくと、曲目がスタンダードな聞きやすい録音の60年代、円熟の80年代、完成度が高い演奏であるがやや癖がある録音の70年代といった順番にしたい。クラシックをこれから聞いてみたいなんていう若い方がおこずかいで買ってもこの80年代ボックスなら十分満足できる内容だと思う
7人の方が、このレビューに「共感」しています。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/08/08
約50年も前のステレオ録音であるがそのサウンドは素晴らしい。地鳴りするような低域をベースに繊細な音も十分とらえられており、楽譜をめくる音、録音時に入ってしまった雑音まで再生される、ややヒスノイズもあるがまったく気にならないレベルだ。韓国盤を購入したが、その後インターナショナル盤が発売されたが私はインターナショナル盤は未聴だ。韓国仕様はSACDで発売されているダイレクトストリームマスタリングの音源をCD規格におとして直接入れたものなのか?OIBPマスタリングではないようだ。またディスクを入れるためのレコードと同じビニール製中袋もありコレクション願望を満たしてくれる。これら60年代の録音を聞いてしまうとやはり70年代の録音群はいまひとつの感がどうしても出てきてしまう。例えばベートベンなどはフィルハーモニーホールの広い会場に分散する音をうまくとらえられていないような薄味なサウンドで、軽くポップス的な感じに仕上がってしまっており70年代のカラヤンサウンドは評価できないという意見があるのもうなずける。実際の演奏会で聞く音とはかなり差異を感じられるし、60年代と70年代と比べても同じ指揮者の録音とは思えないくらい違いがある。ただし70年代ではやはりオケの切れ味は感じられるし、ブルックナーの一連の録音は魅力的だ。もし60年ボックスと70年ボックスどちらがおすすめかと問われれば迷わずこちらの60年ボックスを勧めたい。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/06/18
韓国盤カラヤン60が素晴らしい内容だったので今回も韓国盤70を購入したが、今回はいささか期待はずれである。60の音源はあまり加工されていないような自然な音質でアナログを聞いているような生々しくかつ聞き疲れのしないすぐれたものであったが、今回のセットはほとんどの音源にOIBPマスタリングの音源が使われている。賛否両論あるマスタリング方式であるが私の耳には硬質でなめらかさのない聞き疲れするような音質に聞こえる。60、70を聞いての感想であるが録音会場がイエスキリスト協会からフィルハーモニーホールに変わったあたりから音質に大きな変化がみられる。60年代はフルべェンのなごりの音色とか言われているがあまり関係がないように思われる。確かに楽団員の入れ替え、ティンパニの変更などは70年代に行われているようだが、大きな音色変化は録音会場によるものだろう。いずれにしてもこの60,70の両セットかなり楽しませていただいている
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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