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masato さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/07

     “自然の温もり”が感じられる極上のモーツァルト。漆を何重にも塗り重ねた見事な朱色の漆器もいいですが,木目の風合いそのままの白木のお椀もいい。カサドシュとセルが作り出すのは木目の風合いそのままのモーツァルト…たまらなく魅力的です。ずっとずっと聴いていたい,何度でも聴いていたい,そんなモーツァルトです。
     この朴訥とした,飾らない美しさは,何だろう…互いの綿密な譜面の読みと,ジャケット写真に見られるような綿密な打ち合わせがあってのこの名演なんでしょうが、それを感じさせない凄さ。まるで、二人(とオケ)によって、たった今、この瞬間に音楽が生まれ出てきたかのような新鮮さ。
     大好きなモーツァルトの後期ピアノ協奏曲群,グルダ、ペライア、ビルソン(&ガーディナー)で作られていた三角形、このカサドシュ&セルが一角を崩し、見事な四角形になった。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/06

     圧倒的名演!まさしく『惑星』の決定版!
     カラヤンファンということもあり,カラヤンの新旧両盤を愛聴してきましたが,これだけの音質改善を体験させられると,カラヤンファンであろうと,太刀打ちできない。
     カラヤン盤は本当にいい。旧盤には見事な勢いがあるし,新盤にはいい感じの黄昏感が漂う。他にも,マゼール盤は個性的で絢爛。デュトワ盤は精緻。レヴァイン盤は技術的に文句のつけようが無い完璧さ。ところが,どの盤も,このボールト盤に溢れている“人間味”が不足している…。
     そもそも,作曲対象が神秘的なもの…,幻想的なもの…,を表現したものなのだから,上記のカラヤン〜レヴァインの盤も十分に名盤たりうるのだろうけれど,「人から見た宇宙」「人が作曲した宇宙」「人が演奏する宇宙」なのだから,やはりどこかに“人間味”“人間臭さ”が欲しい。
     専門知識を屈指して専門用語で説明できない自分がもどかしい…。“人間味”溢れた,とんでもなく魅力的な『惑星』…こうとしか言えない…。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/29

     何とも温かく優しいモーツァルト。腕達者なピアニストの演奏を聴くにつけ,ペライアの存在は薄くなっていく…。が,これほど温かく優しい演奏はペライアがピカ一だ。現代楽器での全集という制限つきで考えると,私にとってはこれがベストです(古楽器での全集ではピノックがピカ一)。音質もすごく気に入っています。ペライアのピアノが中央にやや大きめの音像で定位し,それを小編成のオケが取り囲む感じ。どの音も(優しく美しい音),しっかりとこちらの耳に届いてくれる録音だと感じます。最初の作品から,最後の珠玉の27番まで,均一のレベル,音質で堪能できる。正に至福の時を届けてくれるセットです。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/28

     ESOTERIC盤を聴けていないのが残念なのですが,私は今回のSACD化のこの音質でも十分満足です。先に書かれておられる方々もいるように,従来の音質が,この素晴らしい演奏の魅力を半減(もっと…?)してしまっていたので,本当に嬉しい限りです。
     何て生き生きとした『アルルの女』『カルメン』だろう…! 美しさでは,カラヤンやデュトワの演奏にはかなわない。だけど,彼らの演奏からは感じ取れない“生”“粋”を感じます。生気をはらんだ管楽器の音達が生き生きと跳ね,舞い,粗雑とさえ聴こえかねない荒っぽさを含んだ弦楽が,そこに力強さを付与していく…。
     そのままでは何も訴えられない譜面に書かれた音符たちに“生(命)”を吹き込むのが指揮者(とオケ)の仕事とするならば,そのお手本が正にこのアルバムだろう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/27

     (第1集のレビューと同文です)なんて美しいワーグナー…! こんなに美しくっていいんだろうか…と思ってしまうほど。おまけに迫力も申し分ない(この朗々たる金管群…!)。“粗”を探そうと意地悪な気分で聴き始めても,聴き終わるころには“うっとり”させられてしまっている…。今回のSACD化で音質も万全になり,もう言うことなし。
     ただ,私にとってはやはり晩年のザルツブルクライブがベストです。そこで聴ける“枯淡の境地”“人事とは思えない精妙さ”は,当然のこと,このときのカラヤンには表出できないものでしょう。
     できれば,2枚組み5,000円で販売してほしかったなぁ…。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/27

     なんて美しいワーグナー…! こんなに美しくっていいんだろうか…と思ってしまうほど。おまけに迫力も申し分ない(この朗々たる金管群…!)。“粗”を探そうと意地悪な気分で聴き始めても,聴き終わるころには“うっとり”させられてしまっている…。今回のSACD化で音質も万全になり,もう言うことなし。
     ただ,私にとってはやはり晩年のザルツブルクライブがベストです。そこで聴ける“枯淡の境地”“人事とは思えない精妙さ”は,当然のこと,このときのカラヤンには表出できないものでしょう。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/27

     「今まで“お国物”に拘るような聴き方はしてこなかったのですが,クリュイタンスの一連のラヴェル録音は別…。どんな名優の東北弁より,地元のお婆ちゃんの東北弁の方が上手いのは当然…,どんな一流料理人の料理より,地元の方の手料理の方が“味”があるのは当然…と感じてしまうのです。音が出るとき,音が消えゆくとき,減衰していくとき,徐々に盛り上がっていく様…隅から隅まで,独特の何かを感じてしまう。これが“フランスのエスプリ”と言われるものなんだろうか…。「思い込み,先入観でしょ…?」という人もいるかもしれませんが,その思い込みや先入観を裏切らず,本当にそう思わせてしまうのは,凄いことではないかと思います」とクリュイタンスのラヴェルシリーズのレビューに書きました。マルティノン&フランス国立放送管のこのドビュッシーにも全く同じことが言えます。両者とも正に“お家芸”。『海』のうねり,『牧神の午後への前奏曲』のホンワリ感,『映像』の躍動感…書き出したらきりがないほどの(というより言葉にできないほどの)魅力満載。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/27

     ピアノ協奏曲第2番…美しい…! こんなに美しい曲だったんだ…。特に第2楽章,私の知る限りショスタコーヴィチの残した最もロマンティックな曲(映画音楽は除く),ここでの美しさは類稀。ず〜と鳴り続けていてほしい音楽。
     ヴァイオリン・ソナタ,ファウストの音も魅力的。明朗・爽快なハーンの音に対し,ファウストの音は美しくかすれている。“書”の美しさを引き立てる“かすれ”のごとき。ハーンの絹の美に対し,ファウストはツイードの味わい。いい作品,いい演奏だなぁ。
     協奏曲の第1番,私にとってアルゲリッチのライブという不動のベストがあるのですが,ここに聴けるものも凄く魅力的。迫力満点の圧倒的なライブ感がたまらないアルゲリッチに対し,シャープでクリア。エンディングなんて,余りにきれいに揃っていて,「乱れるのもかまわず,煽ってほしいなぁ…」と思ってしまったほど。それと,もしかしたらこの1番に関しては,あの衝撃的な14番を聴かせてくれたムジカエテルナを起用した方が面白かったかもしれない…。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/25

     おそらく技術的には満点は付けられないアルバムなんだろうと思います。華やかさではマゼール盤が優れ,滑らかさではデュトワ盤が優れ,技術的にはレバイン盤が優れ,総合的な完成度ではカラヤンの新盤が優れていると思います。
     …が,最も魅力的なのは本盤です(今回のSACD化でその価値は一層高まりました)。カザルスのバッハ無伴奏のレビューには「お手本がない状態で,きれいな白紙に,たっぷりと墨(思いのたけ)を付けた筆で,渾身の力を込めて,書を書いた(たたきつけた)…ような力強さを感じます」と書いたのですが,これと同じように,お手本(前例)のない状態の中での“勢い”“力強さ”を感じるのです。獣道…道なき山中でも繰り返し通っていれば道ができる…ボールトやカラヤンがその道なき山中に力強く一歩を踏み出した…。マゼール,デュトワ,レバインらが,その獣道を華やかに,美しく通り過ぎていく…。 “刺激的”…カラヤンの演奏で,そう感じることは滅多にないのですが,このアルバムはその数少ないものの一つです。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/23

    「若さ+自信=爽快」 バッハ演奏に新たな魅力を付け加えてくれた。歴代の名盤たちの「経験+自信=品格」も,勿論素晴らしいが,それらに勝るとも劣らない魅力を湛えている。バッハの音楽は懐深い…。その中で気持ちよく楽しみながら自身を発散する奏者の姿が目に浮かび(ほんと,まるで目の前で弾いてくれているよう…!),とにかく心地よいアルバム。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/23

     「若さ+自信=爽快」
     バッハ演奏に新たな魅力を付け加えてくれた。歴代の名盤たちの「経験+自信=品格」も,勿論素晴らしいが,それらに勝るとも劣らない魅力を湛えている。バッハの音楽は懐深い…。その中で気持ちよく楽しみながら自身を発散する奏者の姿が目に浮かび(ほんと,まるで目の前で弾いてくれているよう…!),とにかく心地よいアルバム。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/23

     なんて“ホッ”とできるモーツァルトだろう…。新鮮で刺激的な古楽器勢が隆盛の中,このポリーニ&ベームやペライアなどの演奏が,私の中ではまた一段と光彩を放っています。
     クリアでシャープなポリーニのピアノを,ベーム&ウィーン・フィルの温かな美音が包み込む…正に至福のとき。その様はまるで,悠々と大河が流れる大平原の上を,一羽の美しい鳥(美しい蝶)が,ひらひらと華麗に軽やかに舞うかのよう(SACD化も効果大。昔のTVからデジタル・ハイビジョンに変えた時の感動が再び,です)。
     このアルバムは決して一時代前の“遺産”ではない。必ず永遠に残るものです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/23

     ツィマーマン&ブーレーズ,アルゲリッチ&アバド(旧),そしてこのフランソワ&クリュイタンスの3枚が,我が松竹梅です(ランクを意味しているものではありません)。
     まるで松の葉の先端のようにシャープでクリアなツィマーマン&ブーレーズ,竹を割ったように爽やかでスピード感のあるアルゲリッチ&アバド,そして,梅のようなホンワリとした温かささえ感じてしまうフランソワ&クリュイタンス,いずれも絶品!
     このフランソワ&クリュイタンス盤,冒頭のバチの音からして気品タップリ…。演奏と言うよりは“さえずり”とでも呼びたくなるような木管の音色。第2楽章での木管は,まるで天国での小鳥のさえずり…中間部のピアノとの絡みなど,いつまでも聴いていたい音楽。そして終楽章の小気味よさといったら…落ち込んだ時に聴いても,いつしかウキウキに。
     SACD化も効果絶大…! 使い古したコンタクトレンズを新しいものに換えた時のあの感動を味わえました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 35人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/23

     どっしりとしたベートーヴェン,久しぶりに聴いた感じがします。ウィーン・フィルの音も,やはりいいなぁ…。アバドやラトルの時の音より気に入りました。“どっしり”が似合う曲は意外と多くて(特に独墺系),それらに対するティーレマン,凄く魅力的な音作りをする。ブルックナーの5番もよかったし,ワーグナーのオペラもいい,R.シュトラウスもよかったなぁ。とにかく落ち着いて聴ける。落ち着いてベートーヴェンの音楽に浸れる。ラトルの時の「次は何をやらかすんだろう…」ってのもいいけど…,やはり,落ち着いて聴けるのがいい。
     ただ,往年の名指揮者の名演を耳にしてきているリスナーたちが相手だから,なかなか厳しいものもある…。どっしりと落ち着いているだけでは必聴盤!とはなれないのかも…。
     それから,先にレビューされている方に一言言わせてください。他の指揮者たちのベートーヴェン,“軽妙浮薄”だとは思いません。そもそも“軽妙浮薄”なんていう四文字熟語は初めて見たのですが,恐らく“軽佻浮薄”とおっしゃりたいのでしょう。一生懸命仕事(自己表現)している人たちを,正しい言葉も使えずに,自信たっぷりに批判することこそ“軽佻浮薄”なのではないでしょうか。

    35人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/22

     ベーム盤がやはりベストだろうし,古楽器勢にも魅力的なものが多々。しかし,バーンスタインのこのアルバムから聴こえてくるもの,他の名盤たちからは決して聴こえてこない…。何だろう…。ただ,彼の作り出すマーラーもそうだし,ベートーヴェンも,ショスタコーヴィチも,シベリウスもそうだ…。作品,作曲家への愛情だろうか,もしくはそれをも超える作品を愛撫するかのごとき彼の作品への接し方だろうか…。オケの彼への愛着も絡んでいるかもしれない…。何か,こう,彼にしか出せない音でもって,名作たちの素晴らしさを,私に届けてくれる。だから,彼のアルバムは,たとえベストではなくても,傍に置いておきたいアルバムばかりだし,たまに無性に聴きたくなってしまうアルバムなんです。
     特にこのレクイエムは愛妻の思い出に浸りながらの演奏だそうで“彼にしか出せない音”の濃さが,一段と濃くなっている。そして,それは決してくどくない。くどくない濃厚さ…それらで作品を表現できる人…バーンスタインは類稀な指揮者だった…。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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