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不明 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/12/29

    今から20年以上も前にスカパーで見て鮮明に記憶しているのが、1番と2番の弦の演奏者の数のうちコントラバスが4名だったこと(他の楽器は数えられなかったので覚えていません)。この公演の20年後に訪れた古楽回帰の先取りがクレンペラーなのかと驚愕しました。ただ、この楽器の数の感覚は身に染みついたものみたいで、例えばサヴァリッシュは90年代中ごろにサントリーホールで演じたベートーベンチクルスでは時勢に乗っかって2番ではコントラバスが4名だったが、2000年代に入ってからの来日公演では同じ2番(この時はベートーベンチクルスではなかったが)ではコントラバスは8本に戻っていました。クレンペラーはそもそも時勢などとは無縁の、歴史を一番高い所から俯瞰できる最高峰のちせいなのかなと考えてしまいます。こういう事は映像を見ないとわかりません。
    もちろん買います。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/03

    このセットの中で以前聞いたことがある春の祭典は、オーケストラの弾きぶりが見事でびっくりした記憶があります。でも考えてみれば1940年にディズニーのファンタジアで同曲をバリバリ弾いていたわけだから、オーマンディの録音時には世界でこの曲を最も弾きこんでいたオーケストラ の可能性もあるかなと思います。音楽史の新しいレパートリーの開拓者としてのオーマンディとフィラデルフィア管弦楽団には興味津々、それらの演奏を楽しみに勿論即購入です。
    春の祭典の出来ぶりから見れば高評価も可能ですが如何せん聞いてない演奏が多すぎるので、星 4つにします。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/04/04

    聴き所はズバリ新録のベートーベン。よく歌ってリズムが躍動して推進力がずば抜けている。要するに若若くし、しなやかでエネルギーに満ちている。これが80歳を超えた翁の精神エネルギーかと思うと恐ろしい。次はブラームス、1音1音きれいに歌うとこれほど音楽が流れるのか。
    ちょっと惜しいのはモーツアルト、大きい音楽にしようとして精神エネルギーより頭脳労働の窮屈さが感じられる。でもこのセットを聞くとコロンビア交響楽団との演奏が生涯最高の演奏だと思ってしまう。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/09/28

    このボックスで一つ気になっていることがあります。Disc11がベルク:ヴァイオリン協奏曲のみの収録ですが、私が持っている同じICONシリーズのジョルジュ・プレートルボックスでは、クリスティアン・フェラスのヴァイオリンでベルクのヴァイオリン協奏曲と室内協奏曲が1枚のCDに収録されています。フェラスボックスでも室内協奏曲が収録されているのでしょうか。お買いになった方に回答いただけると助かります。
    演奏評はベルクのヴァイオリン協奏曲と室内協奏曲のみ聞いているだけですが、とにかく美音の人で何を聞いても満足させられる人です。変なたとえですが美人すぎる女優さんなので演技力云々いう前に、立っているだけで満足させられてしまうタイプなので、最低でも★★★★です。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/04/12

    即注文しました。従来のワーナーの見た目は気にしないで、とりあえず全部纏めて安く出せば何とかなるんじゃない…的な内容とは一線を画す企画です。できることならこのセットが成功してサバリッシュ、ムーティ等も同様のセットで世に出ることを期待します。演奏内容? 私が言うまでもないでしょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/25

    商品説明に記載されている収録曲について若干の誤りがあります。クライスラーリサイタルと称された小品集ですが、商品説明には4曲しか収録されていないとの記載ですが、実際にはディスク12に全17曲が収録されています。
    残るはフォーレのみということでしょうか?
    演奏は皆さんのおっしゃるとおり一級品です。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/25

    この商品は36枚組です。サイトの商品説明には35枚組とありますし、商品内のブックレットにも外箱にもカッチェンのデッカ録音のすべてを纏めた35枚組と書いてあり、ブックレットの記載はディスク35までしかありません。ですが商品内にはディスク36があり、その紙ジャケットには他のディスクではブックレットに記載されている録音関連データが記載されています。推測ですが商品が完成した後このディスクの録音分の見落としが発見されて、急遽追加したのではないでしょうか。因みに曲はラフマニノフのパガニーニバリエーションとドホナーニの童謡の主題によるバリエーションの1959年録音、共演はボールト指揮ロンドンフィルです。(ディスク29に同じ共演者による54年録音があります)
    演奏はデッカにしては録音のクォリティーが低く、ピアノの響きの美しさを十分聞き取れないので星5つは厳しいです。
    それにしても15年弱の間にCD36枚分の録音をしたのだから、当時の看板演奏家と言っていいはずなのにプロデュサーはバラバラ、録音は今一ときては本人にとって十分な録音キャリアだったのかな?

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/13

    演奏の評価については何を今さら言えるのかというくらいの、22世紀になっても愛されているであろう名盤が、この値段で買えるなんていい時代です。只、一つ懸念があるなら、デル・モナコ/デッカ録音全集やシミオナート/デッカ録音全集、バステアニーニ/デッカ録音全集がでたとき同じ演奏を4つも持たなくてはいけなくのでしょうか?
    何卒いい解決策を宜しくお願いします。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/25

    話は横道にそれますが、先日ライナーの全集を購入して、この全集とライナーの全集の解説書を比較していたら、トスカニーニの最後の録音日(ボイドのメフィストフェレス プロローグ 1954年3月14日)よりもライナーの最初の録音日(R.シュトラウス サロメの7枚のヴェールの踊り 1954年3月6日 勿論初期の良質のステレオ録音)の方が先とわかってビックリしました。歴史にifは有りませんけれど、もしトスカニーニとNBC響がシカゴに出向いて最後の録音をしていたなら、今では誰も知るよしもない豊潤なトスカニーニサウンドが歴史に残されたことになり、トスカニーニの評価も一変していたかもしれません。そのことを想像すると残念至極です。只、全集のデータを丁寧に追っていくとこのような歴史のifに出会うことができ、様々な思いを巡らすことができます。これも全集の楽しみ方の一つと思います。演奏は既に語りつくされているものですが、上記のifで☆4つです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/22

    この演奏ではありませんが、90年代後半にミュンヘンPOと来日してサントリーホールでこの曲を指揮した公演を聴いています。結論から言うと傑出した演奏でした。チェリビダッケに捧げるというサブタイトルがついた公演でしたので、オケも指揮者も気迫十分、またミュンヘンPOのアンサンブルが凄くて、全ての楽器の色が統一されていて、無駄がないのに豊かな響きがホール全体に満ちていました。終演後の1分近く続いた静寂に終止符を打つかのように、指揮者がタクトを譜面台に静かに置いた後に始まった拍手は一生の大切な思い出です。
    同じ演奏ということはありませんが十分期待できる演奏です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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