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oto さんのレビュー一覧 

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/07

    初めて聴いて感動した演奏というものは、なかなか忘れられなく、まして思春期の多感な時代だとすると、すっかり刷り込まれ、容易に消しがたい。この演奏も、私にとって永遠で、当時FM東京でキングレコード(デッカ)のクラシック番組があって、そこで、聴いた4楽章に衝撃を受けた。当時のキャッチフレーズは「恐ろしい幻想だ」と記憶している。他の演奏、ミンシュ、カラヤン、マルティノン、クリュイタンスなんかも聴いたが、このショルティには、到底及ばないと思った。多分に劇画チックで、演奏効果と録音効果を稠密に練り上げた、実演では絶対聴けないバランス、録音芸術の極致だと思う。テュンパニの連打のかっこよさとか、浮き上がっているチューバとか、オーデュオ的興味が先行しているようだが、この精緻なシカゴ響のアンサンブルはもの凄いと思う。私には、名盤の誉れ高いミンシュには全く興奮できない。このショルティの名盤が好きな人は、多分、同時代、同じ体験をしたリスナーと思う。今の若い方に聴いて頂いて、ぜひ感想をお聞きしてみたいものである。

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     2009/11/15

    当時、高校生の時、ディスコものだと思ってたまたま買ったレコード。聴いてびっくり、ものすごいレディソウルだった。以来、レコード盤で愛聴、もうCD化はないものと、半ばあきらめていました。完全に消えているソウルシンガーの1人です。、好みは勿論分かれますが、どすの利いた歌い方は、本当に感動的です。感情をコントロールしつつ、テクニックは凄いのに、ひけらかせていない。1曲目は完全に当時のダンスフロアーのヒットを目指してますが、シリアスすぎて、売れなかった模様です。ある意味、当時のディスコブームに乗れず、運の悪い人でした。アレサなんかとも比べて欲しい!ものすごいレディソウルです。アルバム内容も完璧。捨て曲なしのソウルの名盤です。発売当時も知る人ぞ知る幻のシンガーなんて呼ばれ、今は、完全に消え去ってしまった!CD化本当に嬉しい!涙が出ます。UK盤ということで、イギリス人にはまだファンがいるのかな?バックはアメリカ南部系かと言われたりしますが、ウルトラファンクもアルマーダオーケストラというのも、ブリティシュ系のディスコもののスタジオミュージシャンです。同じコンテンポレコードのウルトラファンクは、カンフーマンで有名ですが、このアルバムも是非、CD化してほしいものです。

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