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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/04/29
圧巻は情熱的で音質良好な第3楽章。 このCDの問題点は楽章によって音質に大きな隔たりがあることです。 第1・第3楽章の音質を10とすると、第2楽章は3、第4楽章は5といったところです。 第1・第3楽章では左右のスピーカーいっぱいに音が広がり、 ヒスノイズは感じられるもののレンジも広く、‘66の録音として十分に満足できるものです。 それに対して第2楽章は音場もレンジも狭く、モノラルであるかのように感じられます。 録音が急に10年20年古くなってしまったかのようです。 第4楽章は左右の広がりはあるものの、レンジは第2楽章と同じ程度です。 一方、演奏では第3楽章に感銘を受けました。 私は0番00番を含めて11曲のシンフォニーを満遍なく聴きますが、 この第8番の第3楽章はやや苦手意識がありました。 最弱音で息の長いフレーズが延々と続くので、集中力が散漫になってしまうのです。 ですがこの演奏では、もしろ強め太めの筆致で力強く情熱的に音楽が進んでいくので、 途中で飽きることなく音楽の世界観を堪能出来ました。 第3楽章は文句なく5つ星です。 音質にばらつきがあることで 楽章によって音楽から受ける感銘に差が出てしまうのがマイナスになりますが、 歴史的録音であることを考慮して減点は一つとしておきます。
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