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蓮華人 さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/06

    ちょうどCD化が進む千載一遇のチャンスに、こともあろうに腕を痛めてしまったベロフ。しかし、録音の水準、演奏ともども、再録の必要はなかったと思う。ピュアなフランス感覚がネイティヴな語法で語られるような演奏で最高。賑々しい時代にカタログを飾れなかったのは残念だろうが、再録したとしても、ここにある演奏を超るのは難しかったとえるほど、至玉のドビュッシーではございませんか。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/06

    バッハは息継ぎが大きくアウトだった。モーツァルトは表情が硬くいまいち。やっぱりオペラティックな輝かしい歌声がベスト。10枚のセレクションが、大英帝国的、教条主義的雰囲気で、エンタテイメント的な造りとは程遠く、まあ期待してはいけなかったのでしょう。最高をつけるのは無理かな。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/06

    なぜチャイコがないのか?は、ともあれ、日フィルでは、いかんせん鬼才であっても、それなりなのかなぁと。現在の日フィルレベルで迎えられれば、きっときっと素晴らしい演奏になっただろう。しかし未だ開発途上であった。もどかしさのような気分が先行して、ちょっと寂しい気分だった。最高を贈りたかったのだが。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/03

    どうってことのないブラームス。おかげでPコンで煩くなり過ぎるオケが、流麗麗しく同慶の至り。レクィエムも暖かい表情が全編に。そりゃピアノはうまいはず。元々ズージャ込みのピアニストで名を成したのですから。だけど唯々諾々と受けるほどお人よしでもなく、結構、拘った自己主張もあり、嫌う人の嫌悪感もなるほど。まあしかし、きれいな中身にきれいな箱、そしてきれいに包装紙で包まれたようなブラームスも、胃もたれなくいいかもしれませんよ。これってブラームスでは一番難しいことかもしれないし。シカゴ響のアンサンブル含め、ちょっと無謀な最高を。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/03

    『商品』としては不幸なベト全。いきなり4楽章欠けの第1で始まる。EMIからのライセンスとなっているが、丸Cは1〜6はタバコ会社のBATで、第9だけがEMI。LPのデザインが壮絶で、買うのを手控えていたがCD化も遅れ、その上STUDIOシリーズの廉価版で英雄と田園だけ。単売で英雄を買い込んだが、ありえないシンバルのような音が強奏時、とくに弦に纏わり付くため「嘘だろう」と感じ、その後聴くことなし。録りなれたアビースタジオで、なれないデジタル録音。細かい気が回らず、マイク間の干渉に機材の鳴りが重なってノイズが発生したのだろう。さすがにEMIでは発売時に気づいたのか、弦のパートを押さえて隠そうとした形跡がある。このため、木管の響きを強めに出させるザンデアリンの特性が裏目に出、漫画のようなバランスに。マスタリングがし直された様子もない。しかし元禄音に戻ったのか、明らかにシンバルでなくて、録音ノイズと判別でき、良かった良かった。ちゃんとEMIが録っていれば、ベト全の最右翼となっただろうに。価格対比でもなく、純然、演奏だけの評価で最高を。

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     2011/03/28

    不気味な写真だ。突然の笑いをゲットしたカメラマンが無理やり押し通したとは思えない。プロデュースにかかわった何者かの恣意が働いていたのだろうか? 線が細く神経質なクレーメルに、剛毅多彩なアルゲリッチを合せて、こともあろうにベートーヴェンという大胆不敵な企画だっただけに、現場はピリピリだっただろう。で「疲れたので写真ぐらいはちょっとお遊び」を許してもらおう…。いや、とてもそこに至ることはできないだろう。多分、この写真を選んだのはアルゲリッチだったと思う。そう思いながら聴くと不思議に、いい写真に見えてくるのは、肩の持ち過ぎだろうか。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/19

    ショパンに一番合ったピアニストのような気がするのに、録音はあまり多くない。夜想曲全集やワルツの全曲がなく、前奏曲までトラのまま放置しているも不思議。Pコンにエチュード、1番を除くソナタと「真髄」を入れてしまえば後は…ということはないだろうが。どれも、ある意味ベストで、とくにPコンはメータとの息も完璧で、研ぎ澄まされたオケの美音とともに最高。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/19

    研究家で教育者で校訂にも携わっているからクリティカルな演奏をするとは限らない。日ごろ謹厳実直な人生を送っている反動か、演奏は娑婆っ気たっぷりで、手練手管のやり手感もそこそこに。バンベルク響はかつてのような燻銀を失い、現代的なシャープな色合いになってしまった。性能は向上してはいるのだが、粗も目立つことにもなる。ベールマンは、さして音が多くもないモーツァルトなのに、完全にコントロールしきれていないようだ。「モーツァルトはよくわかっているんだ」という奢り過信が有るようにも覗える。で、だめかと言うと、まあそれなりに楽しめてしまうところが、モーツァルトの素晴らしさなのだろう。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/19

    スペインの期待の星だったが一酸化炭素中毒事故で早世したアルヘンタのリストが「期待」できそう。少年の頃、素晴らしい録音に吃驚した記憶が残っている。シフラの超絶は単売で所持しているが、改めて聴き直すと、のめり込まない即物的なドライな感覚が、すがすがしく新鮮。ホロヴィッツも新旧織り混ぜられ聴きもの。なかなか価値あるセットになっている。

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     2011/03/14

    腰の重いSNOの弦をシャープに切り上げ、管にも強奏を求めることで輝きを得るなど、老練なヤルヴィ面目躍如の好演。しかし作品が…。一回聞いて終わりだった。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/10

    痛ましいが、より存在を、みんな消し去ろうとしたかのように、すーっと忘れられたほうが悲しかった。やはりまだ差別意識が強く残っていたのだろうか。初発で数枚持っているが、その後、殆ど入手する機会がなかっただけに、ありがたい。伝説のカーネギーも欲しかった一枚で最高。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/09

    なぜ再発されないのか。売れないとみているのでしょうか。初発の国内盤が「お高く」、輸入盤が安価だったので「こりゃまずい」と止めたということはないでしょうが…。全ては聴けませんがソニーの60枚組ベートーヴェン「主要作品全集」に初期を中心に相当数、トラ刈状態で入っています。若き日の意欲作で、何よりピアノのコンディションが素晴らしい。調律も芸術的。したがってピアノの響きは抜群で、色彩感豊かに若さで突っ走る演奏は素晴らしいのだが、どこか明暗のようなものが描き出す音楽の奥行き感が、もうひと息あれば、とは贅沢でしょうか。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/28

    単調。驚き無し。ジャズを極めていれば、とんでもない不協和音だって、それなりに気持ちよく入れられる「音」も裸なものだから、ちょっと恥ずかしい。されどクラシック!ミニマムミュージックだ!。けちんぼな蘭人にぴったりの簡素きわまりないつづれ織り。11枚を完全に聴ききる事は、睡魔に抗せられない私としては、ほぼ不可能だが、まあ、ダッチアカウントで飲めるような機会がいずれ訪れると信じて、一人飲む酒のバックグランウドに流しておきましょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    まあ名演奏家セット、初心者入門編と言った雰囲気だが、とんでもなくマニアックな人選、選曲。それぞれ単売だったものを、まあ寄せ集めただけとしか思えないのだが…。でも何か、隠されたキーワードのようなものがありそうで…。考えに考えたが、倦ねてしまった。でも、音質も良好で、価格からすれば、買い。で、ちょっと隠れた一品になりそう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/27

    確かに倫敦新響もRCA響(グレンデル響)は、あまり上手くはありません。ダラス響も田舎オケのレベル。しかし、それなりに皆、聴いていたのです。まあ逆にシカゴ響やセル着任以降のクリ―ヴランド響の方が「異様」だったかもしれません。いずれにせよハイフェッツを聴くに何の支障も「無い」と断言します。それにしても、かつて聴いた一番いい音の記憶を、はるかに凌駕する再生音。もちろんリマスタリングだけではありません。LP時代のRIAAイコライジングや、最高だと思っていたカートリッジなどなど、実際の再現性からすれば、まやかしだったのかもしれません。実に自然な弦の響きが再現され、これ以上の喜びはありません。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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