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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2011/10/19

    1984年、フェネルが東京佼成ウインドオーケストラの指揮者として迎えられた時期に録音されたマーチ集。
    これは欧州編でヨーロッパの良く知られている行進曲を集めたCDです。
    結論からいえばあまりおすすめはしません。
    何故なら、一言で言えばあまり面白い演奏とはいえないからです。
    何曲かはフェネルによる校訂譜を使って演奏されています。
    打楽器の使い方は独特で興味深い物の、やや全面に出過ぎており、またテンポが時折大きく揺らす時があり、ポップスのような軽いサウンドに仕上がっていて、原曲の持ち味を壊してしまった演奏もあります。
    これでは、マーチの楽しさが伝わりません。
    何より辛いのは佼成のやる気のなさ。
    いかにもアルバイトしていますといった感じで覇気が感じられないのです。
    本気を出せば上手い楽団なのですが…
    フェネルは収録曲いずれも1960年代に、イーストマン・ウィンドアンサンブルと録音しております。
    聴くのならそちらをおすすめ致します。
    ただ、これは音質面で、当盤と劣る部分がありますので、音質を最重要視するならば、当盤を手にするのも1つの方法かもしれません。(今回リマスタリングされた事で、30年近く前の録音ながら音質面は良いと思います)

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     2011/10/18

    ワルトトイフェルの作品を紹介していく、このシリーズ、ついに10枚目になりました。
    このCDでは珍しいマーチから始まります。
    どうやら軍隊行進曲のようですが、流石フランスの作品とでも言いますか、品のある作品です。
    その他の作品もワルトトイフェルならではの、流暢で美しい作品ばかり、ワルツについてはフランスのワルツ王の異名を取ったワルトトイフェルだけあり、知られてない作品でもなかなかの水準の作品が多いです。
    いつも通り、A.ワルター指揮、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で安心して聴ける演奏です。
    録音・音質共に問題のないレベルです。

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     2011/10/17

    1990年にアンドレ・プレヴィン&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、カナワ、グルベローヴァ他で録音された、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』全曲盤。
    この国内盤は2009年、プレヴィンが80歳を迎えた事を記念して発売されたCD。
    このこうもりという作品は誰がやっても仕上がりは一定の水準以上になる珍しい作品で、本盤もそうだ。
    ただ、豪華なキャストのわりには、思った程の仕上がりではないのが残念。
    第三幕冒頭の笑わせどころもいまいち。
    解説書は詳しい楽曲解説、歌詞対訳がついていて、資料としても良。
    デッカの録音故、音質は綺麗だ。

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     2011/10/16

    アーサー・フットはスーザと同世代のアメリカの作曲家です。
    その作風はヨーロッパ的で、知らずに聴けば、アメリカの作曲家だとは思わないでしょう。
    弦を全面に出した、繊細で叙情的な美しい作品が揃っていて、なかなかの掘り出し物です。
    シュウォーツ指揮、シアトル交響楽団の演奏も良く、作品の真価を伝えてくれる名演奏です。
    音質良好。

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     2011/10/15

    ロジェストヴェンスキーがソヴィエト国立文化省交響楽団と録音したチャイコフスキー後期交響曲集の1枚です。
    いかにもロシア(ソヴィエト)と言った金管がバリバリ鳴った重厚な演奏で、この指揮者らしい演奏です。
    カンタータ『モスクワ』は珍しい作品であまり録音もないはずです。
    私も初めて聴いたのですが、チャイコフスキーらしい繊細な曲です。
    チェルカソフの指揮もなかなかの物です。
    音質は年代、ロシア録音と言う事を考えればまあまあと言った所です。

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     2011/10/14

    ヨハン・シュトラウス1世作品集の第12弾。
    このあたりになると作品の規模も、オーケストラの規模も現代的なウィンナ・ワルツになってます。
    演奏は、いつもと同じく、スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ、指揮者はメルツェンドルファー。
    メルツェンドルファーはマルコ・ポーロに、ヨハン2世やヨーゼフの作品集を作っており、またジリナとも何度かこのコンビでヨハン1世の作品集を録音しております。
    当盤でもなかなか良い演奏を聴かせてくれます。
    収録曲も珍しい物ばかりですし、資料的価値も抜群。
    勿論、録音も良いです。

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     2011/10/13

    このCDを購入したのは曲目が気に入ったからなのだが、なかなか良いCDだった。
    ケーゲルは名前は知ってるが、あまり聴いた事のない指揮者だったが、このCDを聴く限り引き締まった職人的な音楽を聴かせてくれるようだ。
    最初はちょっと面白みがないなと思ったが、聴いているうちにグイグイと彼の音楽に引き込まれてしまった。
    特にラヴェルのダフニスが良い!
    リストのハンガリー狂詩曲も面白い。
    録音年代のわりには音質は良いほうだと思う。

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     2011/10/12

    ミャスコフスキーの交響曲第24番、第25番を収録したCDです。
    いずれも晩年の作品で、第2次大戦中に書かれた作品です。
    あまり知られてない曲と思いますが、なかなかメロディアスな曲調で隠れた傑作です。
    指揮者のヤブロンスキーと言えば個人的にロシア・フィルのイメージが強いのですが、ここでは名門、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮しております。
    演奏も立派な演奏で、初めて聴くにも良いでしょう。
    2000年の録音、安心して聴けるレベルの音質だと思います。

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     2011/10/11

    マルコ・ポーロが活動初期に発売していた中国音楽シリーズの1枚です。
    杜鳴心の組曲『人魚』とク・ウィの『収穫の風景』という作品が収録されています。
    どちらも絵に書いたような中国と言った分かりやすい作風の曲です。
    演奏するのは、群馬交響楽団、指揮者はリム・ケクジャン。
    ケクジャンは他にもク・ウィの管弦楽曲集をマルコ・ポーロに録音しています。
    それと同じくこの演奏でも熱い、共感豊かな演奏を聴かせてくれます。
    1981年録音。
    音質は問題ないレベルです。

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     2011/10/10

    ゴジラ等で有名な伊福部昭氏の吹奏楽作品を集めた珍しいCDです。
    おそらく伊福部氏の吹奏楽のCDは「バンドのためのゴジラ」に続いてこのCDが二枚目になると思います。
    元から吹奏楽曲として作曲されたのは冒頭の『喜志舞』だけでその他は編曲作品です。
    演奏は、野中図洋和隊長指揮、陸上自衛隊中央音楽隊。
    喜志舞は現在4つの音源が市販されていて当盤は2番目に古い演奏なのですが、全体的にゆっくりしたテンポで威風堂々とした音楽に仕上がっていてこの曲の決定盤とも言える内容です。
    編曲作品ではSF交響ファンタジーが良いです。
    金管のパートが目立つので、吹奏楽の醍醐味が思う存分堪能できます。
    一方、シンフォニア・タプカーラの2楽章のようにゆっくりとした曲では吹奏楽ならではの弱点が見られます。
    とはいえ全体的に見れば最高!と言って良いレベル。
    音質・録音も良いです。

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     2011/10/09

    ガンヌと言えば一般的には行進曲作曲家(ロレーヌ行進曲や勝利の父等の)として有名ですが、劇場音楽やバレエ音楽等も作曲しています。
    この分野の作品はほとんどが忘れられてしまいましたが、その中でも今でも演奏されるのが、当盤に収録されている『サルタンバンク』です。
    威勢のよい序曲から幕を開けるこの作品、ワルツ調の曲が多いのが印象的です。
    このCDは1956年、ムジディスク・フランスが録音した物で、ピエール・デルヴォー指揮の管弦楽団&合唱団による演奏です。
    メリハリがはっきりした演奏で良い!
    歌手もなかなか楽しませてくれます。
    古さは感じさせる録音ですが、録音年のわりには良い音質だと思います。

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     2011/10/08

    ベルギー軍隊行進曲選集の三枚目。
    今回は砲兵部隊の行進曲を中心に、通信隊、輸送隊、海軍や空軍の行進曲を収録しております。
    1、2と同じく演奏は、ノイベール・ノジー隊長指揮、ベルギー王立近衛兵軍楽隊による物です。
    フランス流の明るく華やかな音色に柔らかいサウンドが特徴的。
    冒頭のベルギー国歌を初め、品格があり、かつ熱の入った名演奏ばかりです。
    録音も良い。
    行進曲ファンは勿論、吹奏楽が好きな人はぜひとも聴いて貰いたい。

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     2011/10/07

    ワルトトイフェルの作品集の五枚目。
    このCDでは、ワルトトイフェルの秘曲『愛と春のワルツ』が収録されています。
    哀しげな第1主題は絶品で、名作でありながら、あまり演奏・録音される事はないので貴重な1枚でしょう。
    その他の作品も何故あまり知られてないのだろう?と思う程良い作品が揃っています。
    アルフレッド・ヴァルター指揮、スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。
    オケの名前が第4巻までと少し違いますが、同じオケです。
    このCDでもヴァルターのタクトは流暢で、聴きやすい。
    安心して聴けるレベルです。
    録音・音質も問題ありません。

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     2011/10/05

    マルコ・ポーロが活動初期に積極的に録音・発売していた中国音楽シリーズの1枚で、朱践耳の管弦楽曲を集めたCDです。
    収録されているのは、交響的幻想曲『本当の受難者に』、交響組曲『貴州の山の風景』、交響曲第4番。
    交響的幻想曲や交響組曲は、現代音楽と中国の音階をミックスさせたようなまだ聴きやすい音楽です。
    一方、交響曲は第1番と同じく現代音楽的な難解で晦渋な作品で、部分的には良い所もありますが、イマイチです。
    演奏は、上海フィルハーモニー管弦楽団、指揮はチャウ・ペン。
    オケの技術は中の中か上と言った所ですが、情熱的な演奏で悪くないと思います。
    音質も問題ないでしょう。

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     2011/10/04

    ブレーンのアンサンブル・コレクションの1つで、クラリネットシリーズの4枚目にあたるCD。
    選曲はオペラやクラシックのアレンジ物と邦人の新作という物で、いずれも楽譜が出版されているという、簡単に言えば参考演奏集のようなCD。
    演奏は陸上自衛隊中央音楽隊クラリネットアンサンブル。
    基本的に、収録曲は調性のある作品がほとんど、ただし作品は出来不出来があるなと感じるが、演奏は素晴らしい。
    特に個々の技量が大変高く、表現力も豊かでクラリネットという楽器の多彩さを知る事が出来るCD。
    2010年6月の録音、音質は良い。

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