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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/26

    NHKのBSで見たので、本来ならこんな演出は買わないのですが、ダビングに失敗したので、ティーレマンの音楽を聴きたくて買いました。 

    ゼーリヒのダーラント、これは良かったですねぇ。 タイトルロールをやらせればよかったのに??って思うくらいです。
    ゼンタ役のメルベート、この人の声でイゾルデやブリュンヒルデを聴いてみたいと思いました。 

    ただし、私にとっては、声といい見映えといい、残念なのが肝心のオランダ人。 誰かの代役ということでしたが、先年のローエングリンの伝令でも感じましたが、「ヨーロッパには他に歌手がいないの?」と、私は思いました。

    演出は好き好きでしょうし、ワーグナー協会に会費を払ってるわけでもないので、遠くドイツの一劇場で他人が勝手にやってるものをとやかく言っても仕方ないこととはおもいますが、
    小才の利いた小学生が、山っ気のある教師や教育ママに尻を叩かれながら書いた学芸会のお芝居、くらいにしか思いません。

    自分の知っている誰かに勧めたり、観てご覧と貸したりする気になるシロモノではないので★3つ。

    オペラに形而上的なものを求め、意味を見出せる聡明な方々にはいいのかもしれません。 

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/13

    はじめに、何が残念といって、この国宝級ともいえる仲道郁代のベートーベンシリーズの掉尾を飾る一枚の装丁の安っぽさ。ムダに大きい四枚用ケースに放り込まれた白黒表紙のライナーノートも。ソニーさん、少しは考えてみなかったの? 再販するなら、通俗的な解説も追加して庶民や子どもにも楽しめるようにしてほしいところ。 

    ピアノは3/5番と同じく古今東西をつうじてみても最高のベートーベンでしょう。 
    オケ、1/2番はこれがウイーンフィルだったらなと思いながら聴きましたが、3/5番ほどには違和感をもちませんでした。4番は、ピリオドなんだからそんなに無理して鳴らさなくていいんじゃないの?それならモダンでやればいいのに、小編成のBPOとかさ、と思いつつも・・「うーん、もうこれでいいよ。五曲全体として、仲道郁代とヤルヴィとカンマーフィルの芸術作品として納得したよ、ありがとう」って感じでしょうか。 
    「5番は聴いたことあるけど1/2番とかどんな曲なんだろう」って人なら二巻セットで揃えていいと思います。 

    なお、CD層も素晴らしい音質です。微妙なタッチやペダル使いを探究的に聴くならSACDの方がより鮮明ですが、CDの方が肌に馴染んだ感じがしました(3/5番のレビューで書き忘れましたが、CD層だとピアノとオケの音のバランスもいいし、私にとってのオケの違和感も緩和されたように思いました)。 

    音質と演奏だけなら★5個としたいところですが、とにかく装丁が残念すぎて★4個。
    ・・くどいようですが、これだけは、ホンっとに残念(涙)・・・・

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/13

    ピリオドの演奏は買わないことにしてるんですが、仲道郁代なので・・ 

    ピアノは本当に最高!!大好きなゼルキンも、身体に染みついてるコンラート・ハンゼンやアラウも、結構好きなブレンデルの全集も、ケンプもバックハウスも霞み、ミケランジェリの怪演もワイセンベルクの爆演も吹っ飛びます。美人ポイント差し引いても素晴らしい演奏だと思います。 

    でも、オーケストラは・・・・好みの問題でしょうけど、ピアノに浸って気分よくなってるところに水を差される印象で、レコード会社がこの組み合わせで「皇帝」をアレンジした意図が解らない(気に入ってる方には申し訳ありません。1/2/4番のセットも買いましたのでご勘弁を!)。 音質は極上ですが、編集がよくないと思います。楽章間や曲間の間が短すぎて、「え?もう次?」って感じです。

    仲道郁代なら、コンセルトヘボウとかDSK、ライプチヒで聴きたいところ。録音は多少犠牲にしてライブでもいいし、ウィーン交響楽団やBPOでも、ニューヨークでもシカゴでも。ヤルヴィとN響で取り直しなんてどうでしょうか・・でもそうしたら平凡なCDになってしまうのかな? 案外、このオケとの組み合わせだからこそ、ピアノの素晴らしさが引き立つのかなという気がしないでもないです。 
    買わなきゃ良かったとまでは思わなかったので★4個にしました。 

    ピアノが良すぎるので、しばらくハマってしまいそうな気はしていますが、クラシックの有名な曲を何枚か揃えてみようかと思いたった人が初めて買う一枚としてはお勧めしにくいものを感じます。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/13

    五番のレビューの前に三番の思い出を少し。三番の録音のナマを現地で聴いたのですが、前半はラフマニノフの三番。ピアノはモスクワの教授とかのおじさんでしたが、アルゲリチを彷彿させる爆演。休憩後のチャイコフスキー、なるほどおとなしめでした。ゆったりとオケとホールの音を味わうことができましたが、それでも、「熱かった」です。終楽章、「ああ、これいじょう熱くなったら、一生記憶から離れなくなってしまう」と思いながら聴いていました。もちろん、本場で聴く感激もあってのことですが、カレル橋を渡るあいだも耳の中で鳴っていました。

    後で、この人は全曲録音を意識してたんだな、と納得しました。もの足りないという感想も理解できますが、このオケをあのホールで鳴らして全集に仕上げるなら、あれ以上の味つけは却って不要とも思いました。余談ですが、ラフマニノフで咳込んだ人がいてなかなか止まず、マーツァル先生、たまりかねたか、ハンカチを出して「ちっとは抑えろよ」って感じで振ってました。ライブは目いっぱいハジケるお茶目な人のようでした。

    そんな経緯もあって三番は発売すぐに買いましたが、あれから七年、やはり他も聴いてみたいと思って五番も買いました。劇的効果ならスヴェトラーノフ、迫力ではカラヤンの壮年期、今のお気に入りはカラヤン晩年のものですが、三番と五番を聴いたまでの感想では「新しい録音で全曲そろえるならマーツァルがおすすめ」という気がします。何しろウノ先生が褒めてるから間違いないです(笑)。
    オーディオ的にはSACDがいいんでしょうがCDでも十分。むしろ耳に馴染んだチェコフィルって感じで迫力もあるように思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/11

    じつはシューベルトのピアノ曲は「いまいちピンとこない」という印象がありました。即興曲のいくつかとか、ロザムンデとか、大好きなのも少しあるんだけも、他の曲はどうも乗れなくて。
    内田光子やグルダでも面白くなかったし。ブレンデルで「聴きやすいかな」、ピリスで「あ、わりといいかも」という程度でした。
    それがこの田部京子のアルバムを聴くと、「ああ!そうか!そうだったのか!」驚きというか感動というか、新しい世界が開けてきたような気分で何度も繰り返し聴いております。
    彼女の演奏の素晴らしさだけでなく、自分が年をとって色んなことの感じ方が変わってきたこともあるのかもしれませんが。
    演奏の良さについてはすでに他の方々がじつに的確な感想を述べておられると思います。
    こうなってみると、内田光子やグルダ、ブレンデルもまた違った味わいがあるのかな、と思うほどでした。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/10

    かれこれ40年近く前のことですが、高校生の頃、この人のリサイタルを聴きにいって超絶的な感動をしました(といってもプログラム冒頭はショパンの前奏曲集で、およそショパンっぽくはなく、「こういう演奏もありなのか」と変な自信がついたくらいでしたが・笑)。その後、大学生になり、レコードでバーンスタインとの皇帝、セルとのブラームスの二曲、擦り切れるほど聴き、82年でしたか、小澤・新日本フィルと上野でこの「皇帝」を聴くことができました。指が回っていないという評もありますが、まったくそういうことを感じさせない、小澤のバックアップも絶妙だったと思います。ドイツ的だけどとても優しくて温かい演奏だったと思います。プログラムの一曲目はモーツアルトでしたが、何番だったか、どんな演奏だったかも覚えてないのですが、今、本当に惜しいことをしたと、それもゼルキンの思い出のひとつですけれども。モーツアルトのあとでアンコールを独奏する時、小澤が指揮台に座って聴き入っている姿もとても微笑ましかったです。
    そして全曲を弾き終え、多くのファンが舞台に駆け寄って握手を求めるのを、照れくさそうに応じている姿も、「皇帝」を当時望みうる最高のコンビの一つでナマで聴けた喜びとともに忘れられない思い出です。レビューにはほど遠い一ファンの思い出話ですが、このCD、このほど久しぶりにHMVでみかけてようやく贖うことができました。当時の記憶そのままの素晴らしいアンサンブルだと思います。オケが名門ボストンではありますが、当時の新日本フィルがいかに素晴らしいものだったかも、あらためて思い出させるものでした。古い録音ですが、かなり音がいいと思います。全集で買われても後悔しないと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/10

    かれこれ35年も前のベーム来日公演のDVDを買って以来、もう他のものは見る気がおこらなくなっていましたが、「まともな演出」というレビューを参考にさせてもらって買ってみました。これは佳いですね。オペラの場合、長いですから「飛ばし見」してしまうことが多いんですが、このフィガロは何回か全編通して見ています。演出はやはり伝統の中で遊ぶというのが私は好ましく思います。演奏は、そうですねぇ・・・・モーツアルトのオペラの中で、このフィガロとコジはやはりウィーンフィルが一番かと思います(魔笛やドン・ジョバンニならベルリンフィルでもイイ線いくと思うんです)が、オペラ全体を音楽で推進してる感じがあってすごくいいと思いました。グラインドボーンのコトルバスとキリ・テ・カナワのもイギリス的で良かったですが、こちらの方がヨーロッパ的でやはり好きかな。
    ところで、BD版が発売されたようですね。これから購入される方はBDの方がいいでしょうね。両方お持ちの方がいらしたら、買い換えてもいいくらい映像や音質に差があるかどうか伺ってみたいところです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/08/05

    最近すっかりお気に入りの田部京子、ちょっと時代が古いなあと思いながら買いましたが、このCD、音がとてもいいです。
    そして演奏、この人、この録音のころ、二十代の半ばだったんでしょうけど、よくまあこんな絶妙なニュアンスを表現できる人がいたもんだな、と当時この人を知らなかった不明を愧じました。
    もっとも、田部京子を知ったのは2000年録音のベートーベンの4/5番の協奏曲でしたが、その頃は、この人の演奏はまだ自分の好みではなく、日本人女流ではメリハリの利いた仲道郁代やパワー感のある小川典子、流麗のなかにヴィルトオーソを感じさせる小山実千恵を好んで聴いていたので、その人たちの演奏は今でも好きですが、こうして、いま田部京子の音楽にひたっていると、自分がなにか新たな境地に達したようなトクした気分になります。
    さて、どういうところがいいのか、少し述べないとなりますまい。
    まず、タッチが美しい。和音で音が濁らない。軽やかな部分は本当に軽やかに。
    長音の部分では、まるで、ビブラートをかけてるんじゃないかと思うように響かせます。
    仲道郁代でもそういうすごさを感じたのですが、こちらはベートーベンなど、「重い」曲を楽しんでいるので、少し異なる印象です。
    いずれにしろ、この世代にこんなピアニストがいたとは夢にも思いませんでした。
    たとえば、「春の歌」。まるで空中を浮遊しているような感覚になります。
    ちょっとだけ高級なオーディオだとさらにそれが楽しめるように思います。
    20年以上前の録音で、ジャケットもちょっとシロウトくさい感じですが、中身はなかなかもって、独墺人に聴かせても素直に感動するんじゃないでしょうか。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/09

    発売から四年近くなりますが、NHKで4・5・6番の放映を見て以来、待ちに待っていたティーレマンの全集ということで、本当はCDが欲しかったのですが先にBDが出たので即買いしました。
    結果、非常に気にいってしまい、二カ月くらいほとんど毎晩聴いているような状態でした。
    その後、CDが出たときにも、「やはり交響曲なのだからCDが正統だ」とこれも即買いしたのですが、どういうわけか感銘が得られず、BDで聴き飽きたのかなあくらいに思っておりましたが、最近、両方を聴き比べて、やはり、BDとCDでは感じが違うのだとわかりました。
    これ、やはり、ライブ感満載だからなのだと思います。
    映像をみながら聴いていると、ティーレマンのつくる即興的な部分にすごく共感できるのですが、CDで音だけ聴くと少し違和感があるということが分かりました。
    加えて、CDの方は少し音が重たい感じ、というかウィーンフィルの音がスポイルされているような気がしました。想像するに、ノイズを除去するために音も変わってしまったのじゃないかと思うのですが、まったく見当はずれかもしれません。
    せめてDGからCDを出してくれてたらもう少し贔屓目に聴けたのかなという気はしますが、CDの方は何かこうライブのお下がりを聴かされてるような気がするのですよね。
    もっとも、私の場合、子どもの頃からの「ベートーベンの交響曲全集」というものへの憧れからCDに対して過度な期待をしているのかもしれません。
    というわけで、CDの方はいまは入手不可になっているようですが、BDの方がだんぜん良いと思います。
    ちなみに、BD全巻の半分くらいを占めているナントカ氏との対談ですが、まあ、別になくてもいいかな、あるいは巻を分けて欲しかったなという気がします。
    一部に昔のウィーンフィルやベルリンフィル、バーンスタインやカラヤンの映像が出てきてそういう所はいいと思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/03/31

    若い頃はいわゆる通俗曲を有名人で聴くことを潔しとせず聴く機会がありませんでしたが、ここ数年、カラヤン全盛期の録音を聴かずに一生を終えるのはもったいないという気がしてきてこの版も買ってみました。やはり、「最高」と思いました。哀愁と情熱を完璧な技巧で表現しきった名演奏だったのだと思います。
    昔、FMで一度だけ、ドボコンで感動したことが合ったのですが、これだったのかもしれません。ロココを退屈と思わずに聴きとおせたのも初めての経験でした。
    カラヤンというとその名前だけでおよそ「ソリストに寄り添う」というようなイメージからほど遠いけれども、幾多の名演を残しているのはやはり素晴らしい表現者であったからかと思いますね。リヒテルやオイストラフがカラヤンとの録音でいい感情をもたなかったという話を最近FM番組で聞きましたけれども、その後も「独奏者」としてキャリアを貫いた彼らには「独裁者」カラヤンとは並びたてなかったのでしょう。
    ロスポは後にナショナル交響楽団の指揮者としてアルゲリッチと素晴らしい録音を残していますが、スタイルはカラヤンと違いこそすれ、オーケストラとソリストが一体になって「協奏曲」を奏でるということをこの頃から会得していたのかな(アルゲリチにもそういう変化があったからでもありましょうが)、と思いました。それゆえ、晩年になっても聴く人に感動を与える演奏をのこしていたのでしょうか。
    阪神大震災の後の来日公演でバッハの無伴奏ソナタ(だったか)を弾く時に、「拍手をしないでください」と言ったそうで、気障な人だと思いながら聴いていると、それまでほとんど関心のなかったバッハが本当に心に沁み入ってきたものでした。先日、NHKでロスポと小澤のドキュメンタリーを見て、そんなことを思い出しました。
    録音も極上だと思います。

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     2015/03/24

    このプログラムでの録音、いまどきなかなか作れないんじゃないかと思います。それだけこの田部京子という人、ブラームスの音楽への共感があるのでしょう。音楽への共感、というと何だか得体のしれない評論めいたものになってしまいますが、五線譜にしたがってピアノを弾いてみるとでてくるそのメロディから感じるままに、メロディーに寄り添った表現、強弱とかタッチとか、緩急とか、そういう物理的な動きのことですが、それをしてるんだなあって思いました。
    プロですからたしかに楽譜も読みこむでしょうし、色んな研究もするかもしれませんけど、弾き手が音楽に共感してるから聴き手も共感できるんだな、と今さらながらそういうことを思ったりしました。
    カルミナ四重奏団とのシューベルトやブラームスですっかり田部京子のファンになってしまっていたところへこのCDを見つけて一も二もなく買いましたが、やはりいいですね。田部京子のブラームス。
    ただ・・・録音はどうなんでしょう。私のメインのステレオではSACD層でも「最高」という感じではなくて、安価なサブのステレオの方が抜けが良くていい感じでした。それでも二三十年前の映画の中で聴くような音、という印象があって、イエルク・デムスを思わせるようなレトロな感じも悪くないのですが、それを狙って録ったのだとしたらもったいないなと思います。録音も考慮すると★4つ半かなと悩ましいところです。

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     2015/03/23

    「幻想交響曲ってこんなに面白い音楽だったのか!」と目からウロコの思いでした。
    これまでこの曲、ミンシュ・パリ管、小澤・ボストン響、アバド・シカゴ響の録音の他にも、FMでも何度も聴いたし、N響その他の演奏会でも接してきましたが、どうものめり込めないものがありました。その中では小澤征爾のものが、オーケストラの演奏技術を鑑賞する楽しみを少しばかり感じた程度でした。ここ数年でCDプレーヤーとアンプを更新したのを機に新しい録音を一枚買っておこうと思いたち、ラトルのものを買おうかと思いつつ、ベルリンフィルハーモニーのEMIでは何度か音の不味さで失敗したからな、と逡巡していたところ、このカラヤンの版をみかけて、カラヤンのは聴いたことがないような気がするし、音の悪い新しいものよりはいいかな、と買った次第でした。

    ところが!です。karajan fanさんが仰るように、「上手い!」の一言。これほどまでに音楽でストーリーを表現できるものとは思いませんでした。というより、この曲にはストーリーがあったんだ、と初めて気づかされました。
    どの楽章も「物語」が聞こえてくるような、演劇を観ているような印象です。聴き終わってから「これはいいわぁ!」と何度もひとりごとを呟いてしまいました(小澤のものを聴き直すとそれはそれで良さを感じることはできましたが)。
    かつて、カラヤンのおかげで第九が大好きになったことがありましたが、またカラヤンのおかげで大きな発見がありました。それにしても録音からすでに40年。もったいなかったなあという思いと、あまたの演奏を聴いてきて、いまこのときだからこれほど感銘が受けられたのかもしれないな、とビミョーな気分です。
    ちなみに、録音はイエス・キリスト教会の方ですね。懐かしい音です。SACDでなくても十分に良い音で聴けました。歪みも濁りもなく、アナログステレオ録音の爛熟期というにふさわしい録音だと思います。

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     2014/12/31

    歌手の顔ぶれが良いので一度聴いてみたい版でしたが、バーンスタインの芸風は、私の第九の好みに合わないような気がして手を出しておりませんでした。聴いてみて、ああやっぱり、いかにもバーンスタインらしい・・・・という印象でした。ライブ録音なのでしょうね。熱気が伝わってきました。ただ、バーンスタインは好きなんですが、第九はちょっと・・・という感じで、「ベートーベンの交響曲のひとつ」と考えたら、バーンスタイン芸術の珠玉の一枚ともいえる熱演だと思いますが、第九だけはちょっと違った、形式美というか宗教色というかそういうものを期待してしまって。そういう点では大好きなティーレマン版もまだ食い足りなくて、アバドも良かったですが、やはりベームかカラヤンかというところでしょうか。いちおう通して聴いてから、今年も結局、カラヤンで一年を締めくくりました。★を四つにとどめたのは演奏の良し悪しをいうつもりではなくて、国立歌劇場にしてはいい音の方なのだろうけど、もうちょっと欲しかったな、という印象です。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/07/27

    you tubeで全編を観ることができましたけど、『最高!(^◇^)』って思いました。早く発売されないかと心待ちにしていました。
    個人の好みを言わせてもらえば、私は最近のバイロイトの演出にはウンザリしてる派で、この作品の「ドイツ的」な意味とか、そういうこと考えるには不向きかも知れませんが、ワーグナーだからといって喜劇を楽しく見ちゃいけないってこともありますまい。ティーレマンのウィーン国立歌劇場版の日本語字幕がないのでバイロイトのシュタイン版しか持っていませんが、シュタイン版のえらく長々しく感じるのに比べガッティのテンポも巧いのか、心地よく楽しくワーグナーを聴きとおせる稀有な作品だったと思います。
    どちらが正しいかという議論をするつもりはありませんが、「最近のものはどうもニガテで・・・」という方にはとってもオススメだと思います。子供や孫へのプレゼントとしても好適じゃないでしょうか。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/21

    YouTubeでたまたま目にすることになったのですが、一目ぼれならぬ一耳惚れしてしまって、他の演目もいろいろ見てみましたけど、本当に凄いですね。ラフマニノフでは「アルゲリッチの再来」という以上のものを私も感じました(それでアルゲリッチのCDを買ってしまったのですが・・・笑)。プロモーションビデオでドゥダメルが「一回のコンサートでこの二曲を弾く天才」というようなことを言ってましたが、こんな若いうちからあれもこれも弾きまくってこれから先のキャリアは大丈夫かしらん、と余計な心配させられるほどです(笑)。このドゥダメルという指揮者も将来が期待できそうで楽しみが増えました。私は日本版の発売を待つつもりですが、ビジュアル的にも楽しめそうだし、映像ソフトも出してくれないかな?弾いてる表情がとてもいいんですよね・・・

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