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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/07/16

    ティーレマンとツェッペンフェルトが楽しみで、演出はハナから諦めて音楽だけでも堪能しよう、と楽しみにしていたんですが、ヘルリティウスにはやはり、私の好きなイゾルデではありませんでした。数年前のテオリンもそうでしたが、一緒に愛の二重唱を歌いたいとは思えなかったです。フリッカなら合うと思うんですが・・・・ 
    ツェッペンフェルトNHKホールで聴いたルネ・パぺと同じくらい忘れられないマルケ王となりそうです。グールドはちょっと歳をとった感もありますが、健闘というところでしょうか。 さて、演出は、私は「一幕まではなんとか許せるレベル」。 音楽への感動を帳消しにしてくれるほどのシロモノでした。せっかくのお刺身をウスターソースで食べさせられる気分。
    管弦楽は極上といってよかったと思います。ティーレマン先生にはW・マイヤーかシュヴァネヴィルムスで録ってもらいたいなあ。。。商売の邪魔するわけではないですが、オーソドックスなトリスタンには「飽きてうんざり」な方にしかお勧めできないなあと思います。 

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     2016/05/18

    このランス・ライアンってひと、音痴にしか聴こえないんですが・・・ 
    一昨年のバイロイト、キャスト知らずに聴いていて、「あ!あいつだ!」と思ったくらいで・・・・(好きな人には申し訳ないですが) 
    ミーメのブロンターは巧いと思いましたが、ステンスボルトのさすらい人が疲れた感じで惜しい。 下のカズニンさん期待のシュテンメ、私はもともと大好きではないのですが、それにしても「老けたな」という印象でした(すみません)。 
    もっとも、近年のヨーロッパの指環にしては演出がわりと落ち着いてますから、その点では良いと思います。
    音質はスカラ座のものらしく、まあまあといったところでしょうか。ウィーン国立歌劇場とどっこいどっこい。 
    ただ、のちにメトのものを観てからは、そっちばかり聴いてます。 
    ★3個では厳しすぎるかなというところで4個。

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     2016/05/16

    かれこれ20年、愛聴しております。
    アルゲリッチ、ホロヴィッツ、ワイセンベルグetc・・・・強烈なテクニックと超個性的な演奏に慣れていた耳には、案外新鮮だったという印象でした。
    ★5個つけてあげたいけど、まあ、オトナの対応ということで4個。 ところで、このジルベルシテイン嬢、これっきり名前を目にしたことがありません。どうしているのかな。 やはり、強烈な個性がなければ生き残れないということなのでしょうか?

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/20

    「現役指揮者の新版のベートーベン交響曲全集」。 
    ティーレマンに期待したもののCDの音もイマイチな感じがあり、かといって残りの人生、何十年も前のカラヤンやベームの録音にしがみついてるのも寂しいし。 
    で、ニューイヤーコンサートで好感をもったヤンソンスを見つけたので買ってみました。 

    結果、大満足、です。 

    とりわけ、7番では83年N響のマタチッチの呪縛からやっと解放されたような気がしました。 
    とはいえ、ライブにありがちなオケの乱れとか、極端な強弱や不自然な緩急も感じられず、録音もセッションと勘違いしそうなくらい良好だと思います。 
    音もすばらしく美しく、ティーレマンのよりもVPOっぽい感じすらしました。 

    来日公演のCDも発売されるようなので、オトナ買いして聴き比べてみたいですね。

    ティーレマンやラトルがSKD、BPOで全集を出すかどうか分かりませんが、これがあれば安心して他の色んな演奏を聴けそうな気がします。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/14

    この曲、よほどヘタクソなオケでなければ、誰の演奏でも聴ける名曲だと思うのですよね。 
    にもかかわらず、一頭地を抜いて、「あ、やっぱりこれがいいや」と思わせるのがこのノイマンともう一人はカラヤン(私の好きなのは85年のウィーン・フィル)でしょうか。 

    ノイマンのチェコ・フィルには身体にしみついたドボルザークがあるんじゃないかと思います。 まさにゆったり、じっくり、ですね。 とりわけ、四楽章で、バイオリンが強奏しているのに、むせび泣くような響きを感じるあたりは、狙ってそうなってるのか、書いたドボルザーク自身には分かっていたのか知りませんが、絶品だと思います。 

    一方のカラヤンは、「カラヤンサウンド」に尽きるでしょう。 土臭さもなく、遠いアメリカから望郷の思いで涙する作曲家の姿も浮かんできません。
    只々、ゴージャスな音の奔流に身をゆだねて心地よいひとときに浸っていられます。

    「で、どちらがいいか」と問われたら悩ましいところですが、このDENON盤は残響が多いので、ちょっと鳴りにくいスピーカーや小型のシステムだったらこちらがいいでしょう。 良く鳴るステレオだと(私には)ちょっと諄いような気がします。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/14

    幾多の名演を聴いてきた人の耳にはもの足りないのが解かる気はします。 女流の西本智美でも凄まじい演奏を聴かせますしね。 

    私自身は、ミュンシュのLPに浸り、カラヤン、スベトラーノフときて、ここ数年はカラヤン87年のウィーン盤を好んで聴いてますが、それらを凌ぐベストの一枚!とは言い難いような気がします。 

    ただ、特筆すべきは、素晴らしく均整のとれた「悲愴」だと思います。 
    それだけに一楽章はあっさり過ぎの印象がぬぐえず、二楽章は普通に「いい音だな」と聴けて、三楽章。オーケストラの一糸乱れぬ名人芸は、それを聴くだけでもCDの価値があると思います。 
    これだけ小綺麗にまとめられると、四楽章どうかなというところですが、ゆったりと美しい、悲愴の終楽章に相応しいものだと思いました。 

    「悲愴」買うならこれ一枚で決まり!とは言いませんが、濃厚な味の料理に飽きた頃に出会った薄味の料理、の様な良さはありますね。 

    音質は良好と思います。残響過多でもデッドでもなく、距離感がありながら楽器の位置も鮮明、という感じ。 

    クラリネットの音色が好みでないので愛聴盤にはなりそうにないですが、オマケして★5個というところかな。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/13

    ラトルとBPOのCDは音が不味くてもう買うまいと思ってましたが、自主レーベルでSACDというのでポチってみました。 
    音はかなり良いです。CD層も私の持ってるEMIとは比べものになりません(といっても、DGでもガッカリしたものが何枚かあります)。 

    録音の狙いを変えたのか、1/4番はピリオド奏法のような感じ、2/3番はベルリンフィルサウンドにより近いように思います。
    昔なら、重厚な2/3番タイプの方が好きだったんですが、1/4番もとても良いですね。 
    2/3番を録ってみて、もう少しこうしたいね、ということだったのかなと思いますが、どっちがというより、全集だから統一感がある方がよかったなあと思います。

    いままで、「ラトルの音楽」ってどんなものかまったくわからなかったのですが、これくらい録音がいいと解からなくもない気がします。 正直、この演奏はまだ肌に合いませんが、カラヤンで聴き直してみたら、案外こちらの方が心地よかったりもしています。

    でも10年前なら「これがBPOぅ?!」だったかも。 

    装丁が綺麗なのと、解説が自分好み(昔のレコードのような、素人に読みやすいお話しです)だったのでオマケして★5個。 

    あ、でも、前の方も書かれてますが、オケの上手さは絶句モノでした。 しかもライブで!

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     2015/11/06

    廃番ですか・・・・残念ですね。協奏曲のときも驚きましたが、まだ19歳の少女がこんな円熟したブラームスを弾いてたのか、とちょっと信じられません。 渋いくせに艶があってとても伸びやかに演奏してるんですよね。 そして意外なのがワイセンベルクのピアノ。あの鋼鉄のテクニックでガンガンくるのかと思いきや、ムターに寄り添うように美しいブラームスを二人で奏でています。 カラヤンに見出された二人の天才の後世に残るコラボだと思います。 年齢的にも叔父さんと姪っこくらいでイイ感じだったんでしょうね。 

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     2015/10/30

    この演目、結局、このCDがいちばんいいかな、と思ってついこれに手が出ます。

    90年代では珍しいセッション録音だけあって音もいいし、歌手陣が素晴らしいです。 
    パペ、トレケル、シュトルックマン、まさに豪華な顔ぶれ。
    ポラスキーはW・マイヤーとならんで好きなワーグナー歌手だったのですが、ディスクが少なく、これも個人的には嬉しいところです。 

    ザイフェルトはポップの旦那さんだった人、というくらいしか知りませんがいい声ですね。 
    エミリー・マギーも、バイロイトのダッシュみたいに初々しい感じが良いです。 

    ベルリン国立歌劇場、音が綺麗ですね。 この曲、迫力あるところであまりうるさく鳴らされると興ざめするところ、いい具合のバランスで盛り上げてくれると思います。 
    そして、それを引き出してるのが、バレンボイムの棒なのでしょうね。 来日公演のトリスタンも素晴らしかったです。 

    こういうディスクはなかなかないんじゃないかな、と聴いていていつも思います。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/20

    最近まで馴染みのなかったメデューエワを、一気に聴くようになったきっかけが、この「前奏曲集」でした。  「前奏曲集」として初めて買ったのはポリーニでしたが、さほど感銘を受けず、アルゲリッチも良いとも思えず、という印象だったので、「ダメもとで味きき」くらいの気分でした。 

    が! 思いもよらず、このメデューエワでは、一曲々々、一音々々を味わい尽くしたくなるような響きを感じて何度も繰り返して聴くことになってしまいました。 
    とりわけ、8番、11番、16番などでは「感銘」「感動」を通り過ぎて、考え尽された表現なのか、それとも、異次元の才能なのか、と思わずCDプレーヤーを見つめてしまいます。 

    芸風が違いますが、「音を磨き上げて唯一無二の音楽を紡ぎだしている」という点では、ホロヴィッツのあの一度聴いたら忘れられない音の響きと相通じるものがあるような気がしました。 

    スケルツオ集などよりも年代が下ったぶん、まろやかさが加わっているのかなと思いますが、破格の演奏であることは論をまたないでしょう。 
    とはいえ、「ショパンらしくない演奏」という意味ではなく、どなたにもお勧めできると思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/18

    まず、第一曲に2番をもってきている発想がすごいと思いました。 
    ここに、彼女の「私はこう弾くわよ」という思いが込められているのかと思います。

    それにしてもなんと「厳しい」ショパンでしょうか。 
    先にも「何か実生活の上でも(中略)とすら思ってしまう」とレビューされていますが、まったく同感です。 
    俗っぽい言い方をすると、「まるで失恋したときみたい」な感情のほとばしりを感じるのだけれども、感情の爆発だけではこういう演奏にはなり得ず、雑味はまったくなく、一音一音の強弱や長さ、わずかなテンポの揺れ、など、深い思索の結果なのだと思います。 
    「あまりに厳めしすぎて真剣すぎて(中略)ちょっと聴くのが辛いです。息がつまる」と書かれてる方もありますが、本当にそうですね。 

    いずれにしても、それをそのままCDに吹き込んでいるところが、この若林工房とメデューエワの録音のシリーズの素晴らしいところでもありましょうか。

    この一枚を聴いてしまうと、他の人の演奏はどれも「凡庸」に聞こえてしまうようになるかもしれませんが、 
    その代わり、いつか誰か他の人の思いっきりゆったりと甘く演奏されたショパンを聴いて、「ああ、癒されるなあ」というひと時を味わえるかもしれません。 

    誰にでもお勧めできるとは思いませんが、「すばらしい」のは間違いないです。
    個人的には★10個。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/18

    「ショパンのバラード」って、一種の「お約束」みたいなものがあって、とりわけ1番は、「情感豊かに歌い上げる」人が多いと思いますけど、このバラードはいったいどう形容したらいいのか、うまく表現できない「凄み」のようなものを感じました。 
    BGM的に流したい人が「比較的あたらしい女流のショパン」と思って買うと期待はずれに思われるかもしれませんが、中途半端に「ショパン的」な演奏よりよほどいいと思います。 

    といっても、何かキワモノ的な演奏だというわけでは全くありません。 

    ふと思い出したのは、ドイツの白ワイン、それも、フランケンの高級な、超辛口のワインです。 
    甘口に慣れた舌には初めは驚くけれども、ほどなく、口いっぱいに葡萄の香りが広がって、頭の中まで甘いワインで酔ったような気分になるような、そんな印象でしょうか。
    肴はソーセージや生ハムではなくて、ほどよく脂ののった天然鯛の腹身を細くそいで、ツンとくるようなワサビとともに薄口の醤油をほんの少しつけて食べるような。

    私はルビンシュタインのものが一番好きですけれども、あちらは濃厚なキャビアや塩辛い生ハムを肴に「これでもか」というくら甘い香りを楽しむトカイワインかなと思います。

    そして、共通していえるのは、空き瓶になってからも、いつまでも感じる、官能的ともいえる甘い葡萄の香り、かなと思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/15

    読み替えや時代の置き換えは好きではないのですが、これは面白いと思いました。 
    演出の意味が解らないところがありましたが、或る方のブログを読んでナルホド、と納得。 
    なにしろ女声陣が美形ぞろいなのが嬉しいですが、歌唱も十分。
    男声陣もドン・ジョバンニもさることながら、レポレッロが良いですね。

    指揮のエッシェンバッハは代役だったわけですが、では、これがメストだったらどれくらい素晴らしかったのか?と考えても、ひどく残念ではないように思います。 
    「20世紀の音楽家」だからか、テンポや間のとり方もまったく違和感なく聴けて、
    メストやガッティ、パッパーノよりもむしろ良かったのじゃないかな、などと思いながら聴きました。 

    音も映像もよく、歌も演奏もよく、筋も面白いので繰り返しみてますけど、この演出は、大人向けですね。 
    舞台も、場面転換がないから、ストーリーを知ってる人でないと、訳わかんないような気も。 

    それより日本語字幕がないのが残念で、BD商品としてのお勧め度はビミョーな気がします。 

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2015/09/27

    「吉田秀和さん、ありましたよ」そんな一枚です。  

    吉田秀和氏をして「これ以上なにを望みますか?」と言わしめたポリー二は、まさに「金字塔」と呼ぶにふさわしいものだ、とは思います。 

    90年代ころから、日本人にも、素晴らしいテクニックをもった若手がどんどん頭角を現らわし、ポリーニに引けをとらない技量を披露する演奏を、生やテレビ、FMやCDでだいぶ聴いてきました。 そして、たしかに「あれ以上は望めないのだな」と思って聞いてきました。


    吉田翁が存命中に、このメデューエワを聴いたことがあったのかどうか。 わかりませんけれども、私には、「これ以上」のそれがあったのだ!と感激を抑えきれませんでした。

    テクニックで見劣りということもまったくないと思います。 


    ほとんど「聴き飽きた」といってもいいような「革命」ですら、聴いていて鳥肌がたちました。  

    このCDを初めて聴く方、久しぶりに聴く方。 作品10を「革命」で聴き終えた後、CDを止めて30分ほどお休みをとったらいいです。 
    コンサートの休憩のように。 コーヒーでもワインでも、ウィスキーでもいいです。気分を変えて、そして作品25を聴いてみたらいかがでしょうか?
    エオリアンハープが天上の音楽のように聞こえてきませんか? 

    メデューエアはこの二つの作品を見事に弾き分けていると思います。

    ごく最近までまったく注目をしたことがなかったこの女流ピアニストにハマってしまってます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/27

    「フルトヴェングラーのような」という言い方は正しくないのかもしれません。しかし、フルベンの第九やブラームスの三番で衝撃的な感動を受けて、35年!今も忘れられず、何度聞いても、録音の古さはものともせず感動しまくっている身としては、このメデューエワのショパンの三番を聴いた感想の第一声が、そのようなものになるのを分かっていただける方もいるのではないかと思います。 

    ショパンの三番そのものは、私は、「ディーナ・ヨッフェ」を以って、過去最高としておりました。アルゲリッチも悪くはないですが、「ディーナちゃん最高!」みたいな気分でした。 

    このメデューエワ、ロシアというか、ソ連のピアニズムの継承者とみてよいのでしょう。

    情緒的という言い方は当たらないでしょう。しかし、では、「情緒的でない」部分はまったくありません。 

    音譜を正確に、それは当たり前でしょう(ルビンシュタインみたいに、「落ちた音譜を拾う籠」もあってもいいと思いますが)。 

    とにもかくにも、恐るべきテクニックの持ち主だと思いました。

    速いパっセージで打鍵が一音一音、明瞭というのはどなたも感じると思います。しかし、一音一音が明瞭な腕達者は、日本の若手にも掃いて捨てるほどいますが、これほどの感銘は受けません。 
    なぜなのだろう?・・・何度も何度も聴きながら、探ってみました。 

    この人の音には「タメ」があるのだと思いました。 ゆっくりとした部分で「タメ」を作ることは私にでもできます。だけど、ショパンのような難曲の速いパっセージで一音一音にタメを作るのは神業としか思えず、それをしていたのが、今にして思えば、ギレリスであり、リヒテルであり、そして、ヨッフェだったのかな、と思います。

    幻想曲もすさまじい。これがこんな曲だとは誰か想像していた人がありますか? 
    これがこんな曲だと知っていたら、もっと弾き込んでみたかったと、もはや「エリーゼのために」も弾けなくなった数十年の怠慢を後悔しながら聴いています。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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