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madman さんのレビュー一覧 

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     2012/05/26

    。09年発表。'09年春に復活した彼らの2年3ヵ月ぶりとなったオリジナル作。初期衝動を爆発させた3分間のロックンロールが爆音で鳴る5曲入り。ロックの喜びをスパークさせた@、異国情緒漂うガレージ・チューンBなど、リミッターを振りきり続けるバンドのテンションを思いきり感じさせてくれる。なお、セイジの股関節のボルト除去手術のため'10年1月から再び半年間のライブ休止が決定した。

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     2012/05/26

    '03年発表。テクノ・ポップのシンボルともいうべき彼らが、なんと17年ぶりに放った新作。エフェクトをかましたボーカルや、プログラミングを駆使した無機的なイメージは見事に一貫している。ただしハウス以降の手法を盛り込んだ音作りは、一段と洗練されており、様々な場に対応できる機能性の高い仕上がりとなった。

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     2012/05/26

    '86年発表。83年に企画されたアルバム『テクノ・ポップ』を、先行シングル「ツールド・フランス」をリリースしながらオクラ入りさせて、デジタル・サンプリングを大幅に導入して作り直したアルバム。80年代中盤までのパソコンの進化は凄まじく、何をやっても半年後には時代遅れになってしまっていたから、この沈黙は正しかったと思う。「ミュージック・ノン・ストップ」「テレフォン・コール」がシングル・カットされ、アメリカのダンス・チャートで何週間かトップだった。ちなみに「ハウスフォーン」はこれでしか聞けないリミックス。ジャケのCGがそのまま動くプロモ・ビデオとそのデータ採集のための内ジャケの生首がカッコイイ。

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     2012/05/26

    '81年発表。時代の思わぬ追い風に、知らん顔して3年を過ごした彼ら。このアルバム制作にあたって彼らは自己のスタジオの大改造をしており、その成果による作品といえる。つまりは機材のオール・パソコン化&ラック化で、初めてワールド・ツアーを可能にした。彼らはプレイヤーではなく、スタジオで音響を作るアーティストなのでライブの際にはスタジオをステージに持って来る必要があったワケだ。このツアーはシベリア鉄道経由で日本にも及び、あのマネキンも来日した。コンサートはアンコール3回、最後の曲では各パートを順にオートに切り替えてメンバーが去って行き、誰もいなくなったステージで機械だけが曲を繰り返していた。ヒット・シングル「電卓」入り。

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     2012/05/26

    '74年発表。このアルバムのタイトル・チューンをエディットしたシングルが大ヒットとなり、一躍トップ・バンドとしての地位を確立したのだが、音楽じたいの方法論としては前作とそんなに変化はない。車の走行をシミュレイトしている構成にも関わらず、各音は見事なまでに抽象的。そのほかの曲は例によってタイトルをそのまま電子化したもので、ラストの「朝の散歩」は小川のせせらぎと小鳥のさえずりのシミュレーション。「コメット・メロディ」はパート2がのちにシングル・カットされた。エレクロ・パーカッション2人を加え、スタイルも完成した。アルバムの発売当時、頭の悪い日本の音楽雑誌はこの音楽が何であるかわからず、“効果音のレコード”“瞑想音楽”と評論。

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     2012/05/26

    '12年発表。キャリア7作目になる新作は何と!マーク・ロンソンとタッグを組んだ彼の作品の中でも1、2を競うポップ・アルバムに。最近はオペラを中心とした壮大な作風が多く、個人的にはポップサイドに帰って来て欲しかったので、とても親しみ易く楽しめました。エイミーにしても彼にしてもコントロール不可能な天才だと思うのですが、マークの手に掛かると狂気とポップが手をとりあって、素晴らしい作品になるのがすごい。本当に深くアーティストの個性を理解し、伝えるからアーティストも嬉しいのだろうな。ルーファス曰く「僕はマークにぞっこんだったんだ。マークは奥さんもいるけど、共に仕事し始めた途端、ロマンチックな何かが生まれたんだ」。その熱が素晴らしいインスピレーションになって咲き誇った傑作です。

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     2012/05/12

    '12年発表。セクシー、だ。ナッシュヴィルの自前スタジオで録られた音のひとつひとつにはビンテージ感もあるのに、どこか色っぽく、そして何よりもフレッシュなパワーに満ちている。待望の初ソロ作は、この大いなる才能の新たな船出にふさわしい出来となった。
    今回ジャックは男性だけ、もしくは女性だけのメンバーで構成した2タイプのバックバンドを作っており(いずれも黒人プレイヤーを擁する)、そのどちらのドラマーもダイナミックなビートを叩き出すのにニヤリとした。そんなところにストライプスの影をつい見てしまうが、本作での彼はハードなロック・ナンバーのみならず、ブルース、カントリー、スウィングといったルーツ音楽にまで奔放に手を伸ばしている。そうした伝統にしっかりと根を下ろしながら、しかしこの音は紛れもなく現代に鋭く響くハイ・クオリティのロックだ。後半に配された肩の力を抜いたような曲群には可能性を広げていく姿がことさらうかがえる。ライブではストライプスもラカンターズもD・ウェザーズの曲もやるのだそう。観たいな、フジロック。

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     2012/05/03

    '12年発表。いつも思うのですけれど、スクエアプッシャーの域までいくと、音楽と言うよりもはや格闘技を観る時のような興奮を覚える自分がいます。テクニックも到達しようとしていることも、あまりにもハイレベルで、それでいてテクニックにのみ溺れるような内容には決してならない、彼なりのエンタテインメントの部分にも敬意を表したくなる。とてもメロディックで、それでいて攻撃的な純粋なエレクトロミュージック。最初から最後まで魂籠りまくりでアッと言う間に聞き終える傑作であります。

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     2012/05/03

    '85年発表。つくば万博NECパビリオンの、大型ビデオプロジェクターで上映された映像のための音楽。メンバーは安西史孝のみで、『TPO1』のシンフォニックな要素を純粋培養したような、ハリウッド映画ばりの重厚な編成に。宇宙旅行のストーリーの途中、いくつかの分岐点で多数決で進行していくインタラクティブのはしり的試みだが、収録曲はマテリアルを再構成したもの。機材はフェアライトCMIシリーズU、イミュレーターU、LM-2などを使用。つくば万博では、ほか天野正道も鉄鋼館の音楽を担当。
    @は、'84年発表されたキャンペーン曲。デビュー後、空中分解の途上にあったTPOだが、安西史孝の主導で作られた。阿久悠が書いた宇宙語によるテーマソングで、安西史孝はこの宇宙語(ロボット・ボイス)をアップルUと音声合成カードECHO-Uでリアライズ。ほか、オケヒットやチョッパー・ベース、犬や猫、象の鳴き声などのサンプリング音を総動員させて、フェアライトCMIの大デモンストレーション曲に仕上げている。拍子が激しく変わるプログレ的展開が安西史孝らしい。

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     2012/05/03

    '12年発表。全編カバー曲。それもKilling Joke、Echo & The Bunnymen、The Smith、Suicide、The Pale Fountains、Depeche Modeなど、オルタナ、ネオアコ、ポストパンク、ニューウェーブと、ジャンル的には微妙に違うものの、筋が通っているアーティストのセレクト。彼らはさすが、そのあたりのセンスが抜群。よくわかってる。バンドとして新しいフェイズへ進む前に、このように企画色の強いアルバムをリリースしたのだろうか。中でも彼らにとって初日本語詞となったヒカシュー「Pike」のカバーと、Britney Spearsの大ヒットナンバー「Toxic」を解体し、オルタナビートで再構築したのが面白い。こうやって自分たちのルーツ的なものに接近し、一度破壊、そしてもう一度創り上げることで、自分たちがこれから進んでいく道を、再度確認しているようにも思える。もしかするとこのアルバムが、新たなステージへ向かう上でのヒントになるのかも知れない。

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     2012/04/30

    '12年発表。うわー(感動の雄叫び)!久し振りに本気で心揺さぶられる本物のR&Rに出会った!何と高揚感のある愛と光に溢れた魂のロック、そしてブルースなんでしょう!ここ最近のジェイソンの作品はどこか大仰で宗教の匂いを感じてしまい、少し遠ざかっていたのだけれど、闇や痛み、人生のダークな部分からの救済のために、少しばかりそうした祈りが必要だったのかもしれないし、そこを通過したからこそのこの心底光に満ちた奇跡の、そして愛のアルバムが生まれたのかもしれない。何せデビューから今年で27年。ドラッグを信仰し、生死を彷徨う状態から生還して来たタフで運のいい本物の輝きを持った人なのだから、このような高みに辿り着くのは当然のことなのかも。身を以て愛や人生を歌う人。声、サウンド、すべてに意味(深み)と存在意義を感じる傑作です。

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     2012/04/28

    '12年発表。ガレージ・パンク、エレクトロ、ポスト・パンクをフィードバックしたDIY精神溢れるサウンドの上で吐き出されるのは、刹那的で享楽的な日常のひとコマやこんがらった感情。ブラーのギタリスト、3年ぶりのソロには心温まるラブソングもハッピーな曲もないが、理屈じゃなく感情の赴くまま作ったつき抜け感が半端なく、聴き終えた後は清々しいっ!

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     2012/04/28

    '09年発表。当初、ジョン・フェイヒーをはじめ、新世代のフィンガー・ピッキング・ギタリストとして評価を得てきたマット・ウォードだけれど、作品を重ねるごとにそのスタイルは様々な要素を加え、本作においては更に様々なスタイルを溶けあわせている。ソングライティングについては、バディ・ホリーやロイ・オービンスンの哀愁、明暗のバランスがとれたソングライティングに惹かれると語り、またギタリストとしては、たとえば、サント&ジョニーやサンディ・バル、それにリンク・レイのサウンドなども背景に浮かびあがってくる。そして、フィル・スペクターとジャック・ニッチェが生んだウォール・オブ・サウンドをマット流に再構築したような面白みもある。彼の嗅覚によって取捨された様々なパーツ。なによりもそれらを自分自身に相応しい形に組み立てることが面白くてたまらないのではと、思われたりするのだ。

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     2012/04/28

    '12年発表。アルバム・タイトルをMDMAと引っかけているのは、Bの詞のドラッグに触れる流れでその名を口にしていることからも確信犯的なものだろう。男に向けてbitchと連発するA、前夫への恨み節を叫ぶGはかなり攻撃的。さらにFには15歳になる娘がコーラスで参加と、彼女のプライベートなところがよぎる場面が多い。エンタメ界の人だなあ、と実感。で、そっちが気になるのは、全体にユーロ寄りの音に新機軸がさほど感じられないせいもある。とはいえ作り自体はさすがで、チアリーディング風の掛け声を入れたマーティン・ソルヴェグの発想や、繊細な音色を響かせるウィリアム・オービットの再起用はいいフックになっている。ここまでの大ベテランとなると、アルバム中にいわゆる捨て曲が多くなってもムリはないのに、本人とソングライター陣によって書かれた曲は、どれにも聴かせどころがしっかりとある。あと今回、マドンナって素敵な声してるなぁと、素直に思った。そこも許してしまえる点。

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     2012/04/28

    '12年発表。この空気感、けっこう心地いいな。ブラーの再々結成で話題のデーモンの新バンドで、メンツはレッチリのフリーと、フェラ・クティの元で叩いてた超ベテランのトニー・アレンというから恐れ入る。ただ、顔ぶれに反して薄味のファンク・グルーヴはラウンジーなユルさが匂うほどで、デーモンも1曲しか唄ってない。アイディアの素描?でもこのファジィさ、悪くない。ここからの発展が期待できそう。

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