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トップ > My ページ > ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/09/09
レナエルツの演奏は実に見事。 一音一音の粒の美しさと、その繋がりが真珠をイメージさせる。 名曲『アランフェス協奏曲』はやはり原曲のギターの印象があるのでハープだと軽やかでどこかエレガントになってしまい、ギターの音色の持つ哀しさは出せないものだと感じた。 ハープはトレモロは出来てもビブラートが出来ないからだろうか? 逆にハープがソロを弾いていると、オーケストラのパートがとても引き立つように聴こえた。 グリエールとジョンゲンの『ハープ協奏曲』はいずれも素晴らしかった。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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世界初録音になる2曲ともに演奏が素晴らしく、録音の音質もいい。 『セレナード』は明るく楽しい作品で、ロシアへの愛をこめてセレナードと名付けられたのだろうか。 これまで録音されていなかったのが不思議なくらいだ。 ヴァインベルクの職人的な作曲技術を味わうことも出来る。 『交響曲第13番』は母親の思い出に作曲された作品とのことだが、この音楽を聴く限り、ヴァインベルクは母親に対して複雑な思いを持っていたのかと勝手に想像してしまう。それとも母親が歩んできた大変な人生を描いているのだろうか?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/09/08
素晴らしい演奏者がこのロシア・ナショナル管弦楽団に揃っているということを改めて感じた。 管楽器の個々のソロのパートがとても綺麗だ。 弦楽のセクションも第2幕第14曲のコーダの部分を聴いていて思わず「おお!」と声を出してしまったが、素晴らしいアンサンブルを随所で聴かせてくれる。
ラフマニノフの交響曲第2番はこうあって欲しいと、個人的にとてもしっくりきた演奏。 若々しさを表現した部分と、しっとりとした深い美の世界の部分との両方がバランスよく表現されている演奏は少ないように思うが、この演奏はまさしくそれらのバランスが上手くとられているように感じた。
ステンハンマルのピアノ協奏曲第1番は演奏時間が50分近い大作だ。 オーケストラ・パートも充実していて、第3楽章はピアノ以上に聴かせ所があるように感じた。そして意外とピアノの部分がシンプルなような気がした。 壮大な第1楽章と違い、第3、4楽章でのひっそりとした部分がステンハンマルらしさなのかもしれない。ロマンチックだが大袈裟でないところがいい。 ピアニストがロジェストヴェンスキイの奥さんであるポストニコワでなく、マッツ・ヴィードルンドなのが珍しい。 スウェーデン生まれのヴィードルンドはステンハンマル以外に北欧の作曲家の作品の録音が多数あり、北欧の音楽に特に力を入れているようだ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/09/06
長らくボロディンの交響曲第3番はアンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団の録音が好きだったが、このロジェストヴェンスキイ指揮による録音が自分の中で一番多くのことを教えてくれる演奏になった。 第1楽章の静謐とも言える演奏からはロシアの大地や魂を感じる。 第2楽章はロシアの人々の営みを描いているのだろうか、楽しみから悲しみまで様々な感情や景色を観るようだ。
組曲第1、2番は音楽を愛する多くの人々のために作曲された作品なのだろう。 明るく楽しい曲が並び、時折、洒落たフレーズが現れる。 管弦楽作品集1とあるが、その後、作品集2以降が発売されていない。立ち消えてしまったのだろうか?
シュニトケの作品の中でもこの『合奏協奏曲第6番』と『交響曲第8番』は親しみやすく、それでいてシュニトケの音楽を深く味わえる作品だと思う。 特に『交響曲第8番』はシンプルだが多くの思いが込められている作品のようだ。 ロジェストヴェンスキイはシュニトケの交響曲第1〜4番と第8番の録音を残しており、ショスタコーヴィチ以降のソヴィエトの作曲家の中で特にシュニトケの音楽には思い入れがあったようだ。 ロジェストヴェンスキイの弟子のポリャンスキイが交響曲第6、7番の録音をCHANDOSレコードにしているが、ロジェストヴェンスキイが交響曲全集を残せなかったので、師弟で全集を完成させて欲しい。(残りは第0番と第5番=合奏協奏曲第4番と未完成で補筆されている第9番だけだ。) そう言えばポリャンスキイはCHANDOSに沢山のロシア・ソヴィエト音楽の録音があるが、それらをまとめたBOXが出ないかと待ちわびている。 待ちわびていると言えば、ロジェストヴェンスキイのCHANDOS録音全集やメロディアでの録音全集、そして読売日本交響楽団との公演記録やロジェストヴェンスキイとモスクワ放送交響楽団等の来日公演の録音がNHKに残っていたら商品化されないものか? スヴェトラーノフは亡くなってから次々に商品が世に出続けているが、スヴェトラーノフと同じかそれ以上に日本にゆかりのあるロジェストヴェンスキイが没後1年たっても追悼の企画商品が無いのがとても寂しい。 権利の問題等があるのだろうか?
室内交響曲第3番の第1楽章「レント」には興味深い静けさがある。 その静けさの中にあるのは瞑想か悲しみか、それとも祈りなのか? 聴き手を作品の中に引きずり込むような静けさだ。 ちなみに室内交響曲第4番も第1楽章は「レント」だ。 室内交響曲第4番はクラリネット協奏曲のような要素もあり(特に第2楽章)、クラリネットにヴァインベルクその人を重ねて聴いてしまうのは私だけだろうか? 第3番は1991年に第4番は1992年に作曲されている。ソヴィエト連邦崩壊から新生ロシアの時代をヴァインベルクはどう見、何を感じていたのだろうか?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/09/05
この第4集ではムラヴィンスキイと同時代を生きたショスタコーヴィチはもちろん、ハチャトゥリアン、ウストヴォリスカヤ、アルチュニアンなどの録音にとてもひかれる。 クリュズネルとババジャニアンの『ヴァイオリン協奏曲』は録音自体が珍しくとても貴重だ。 クリュズネルの『ヴァイオリン協奏曲』は新しさは無いかもしれないがとても魅力的な作品。 このムラヴィンスキイの録音はライブで音質があまり良くなく、粗い演奏に聴こえてしまう。細部まで味わう事が出来ないのが残念。 ババジャニアンの『ヴァイオリン協奏曲』は民族色の強い作品。 民族色ということでは、個人的にはハチャトゥリヤンの『ヴァイオリン協奏曲』よりも価値のある作品だと思う。 この作品も忘れ去られた作品だが、クリュズネルとババジャニアンのヴァイオリン協奏曲は現代のヴァイオリンニストのレパートリーとして復活して欲しい。 クリュズネルの作品で素晴らしいヴァイオリンを聴かせてくれるミハイル・ヴァイマンはボリス・アラポフ、アレクシス・マチャヴァリアニ、オレスト・イェヴラーホフなどソヴィエト時代に生まれたヴァイオリン協奏曲の録音があり、興味深いヴァイオリンニストだ。 ウストヴォリスカヤの『子供の組曲』は、まだ彼女独特の音楽ではないが、万人に受け入れられる美しい作品だ。 ムラヴィンスキイも子供の世界を描いたこの作品を丁寧に指揮している。
『ハープ協奏曲』がとにかく素晴らしい。この作品は現代のハープ協奏曲の代表作品として定着し、広く聴かれることになったらと思う。 このCDには映画『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』など、ニーノ・ロータの映画音楽をハープと管弦楽のために編曲した作品も収録しているが、『ハープ協奏曲』や『フルートとハープのためのソナタ』など、商業的(?)でない作品の方により強くひかれた。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/09/04
『12章の交響曲』、これは素晴らしい作品だ。 この作品で現代において音楽とは何かを改めて考えさせられた。グバイドゥーリナは静かな音楽の中にとても重要なメッセージを込めているように思う。 『音階』は最後にロジェストヴェンスキイの朗読(しかも多重録音)で終わる不思議な作品。
名盤です。 スケールが大きく、そして透明感のある演奏の『交響曲第5番』。 ロジェストヴェンスキイとハーグ・レジデンティ管弦楽団は、この作品に対する自分らのアイデアというものを消して、ただただスクリャービンの音楽を演奏しているように感じる。 そして、後期のこれぞスクリャービンという作風からはあまりにもかけ離れた、美しすぎる『ピアノ協奏曲』では、甘く美しいポストニコワのピアノをたっぷり味わうことができる。 ロジェストヴェンスキイ編曲による『幻想曲』(ピアノとオーケストラのための。)も素晴らしい。 『幻想曲』と『ピアノ協奏曲』では、『交響曲第5番』を演奏しているときのクールなロジェストヴェンスキイとは違い、美しい音楽をロマンチックに聴かせてくれる。 この録音を聴いて、ロジェストヴェンスキイには是非ともスクリャービンの交響曲全集を録音して欲しかったと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/08/27
アミーロフの『フルートとピアノのための6つの小品』をフルートとハープのためのに編曲した版で聴いてみると、音楽のエキゾチックな部分がより強く感じられた。 カラストヤノフは初めて聴いた作曲家だったが、しみじみとした素朴な作品でなかなか面白い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2019/08/18
ケクランとバルトークの作品は原曲はフルートとピアノのための作品ではないが、この編成にぴったりの編曲になっている。 トーン・フレットのフルートはとても表情豊かで、アミーロフやバルトークでの感情のこもった演奏が素晴らしい。
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