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tomorrowsky さんのレビュー一覧 

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     2016/07/10

    ラン・シュイ&シンガポールsoといえば、ヤルブレップの「リサイクルゴミのためのガラクタ協奏曲」のCD。こんなお顔でしたのね。純粋に演奏でいえば、テンポの切り替え(シフトチェンジ)など、うまく処理している印象はある。ただ、なにせカーペンター版。金管楽器が乱入する当たりなどマーラーっぽいと思わせる場面もあるが、聞こえてほしいパートが埋もれてしまったり、楽器の選択の意図が不明だたっりと、少々難あり。イメージ的には若干若いころのオーケストレーションだろうか?音楽の方向性とかみ合わず、はしゃいだ分が空回り。スカスカのクック版とどっちを選ぶだろうか?もうちょっと何かできたような気がして、そのあたりが非常に残念。とはいえ、現在のところ、10番の復元版では貴重な映像。「熱烈な」「筋金入りの」マーラーファンであれば、見ておいてもいいのでは?

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     2012/10/14

    セルという音学家、鉄壁のアンサンブルを作り出す事から見れば近代的というのが大方と思うが、楽譜を自由に改変する事から見れば前時代的。その微妙なバランスが面白いのだが、わが生涯よりでは本格的な改変。室内楽をほとんど聴かない私でも好きな曲なので期待したが感想は「?」。第一印象はハリウッド?アメリカに長くいたから?ロンドンSOがハリウッド御用達だから?あわててオリジナルを聴くと、やっぱりいい。なぜだろう?細かく聴き比べてゆくうち、この編曲に徐々に合点が行く。そうそう、これはポルカだよな。ここはこの厚みが欲しいよな。おかげであらためて原曲を聴きなおせました。売られた花嫁はゆるい。沸き立つようなエネルギー、際立つリズム感・・・のたぐいは無い。表現の方向性がチョイボケ。もしかするとわが生涯よりも演奏者によっては何とかなるのだろうか?

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     2012/09/23

    晩年のレコーディングに際し、録画も行ってくれたので、たくさんの演奏を映像付きで楽しめる事はありがたいのだが、一方、なぜこの演奏を録画してくれなかったのかというものも多い。あぁ、レニーのハルサイはリハーサルで見るしかないのかとあきらめかけた頃の登場。白黒・モノラル・演奏上の傷・カメラアングルがなれていないなどあるものの、若いバーンスタインが踊る姿。いいねぇ。ある種の新興宗教のようなもので、私のような人間にとって、そのお姿を拝める事が至福の時という事も否定しない。けど、間のとり方、フレーズの作り方、晩年には無い猛突進など、こんなに古い映像でも引き込まれてしまう。今年はハルサイだけで数枚のDVDを買った。音質・画質ともにこれよりいいけど、繰り返しは見なかった。理由は別にしても、ひたすら人の心をひきつけるものがカリスマ性。個人的にはすでにメロメロですが、万人向けではないかもしれないので、星4つです〜っ!!!!

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     2012/07/08

    火の鳥が4点、ハルサイが2点の平均3点。録音・録画の点の減点は会場の咳払いがうるさいこととホルンが弱いこと。マイクのセッティングの問題と思われる。カメラがどこを取りたいのか、よくわからないことは準備不足か腕の問題か。振り付け・演出の面から見ると火の鳥はオーソドックスなため安心して見れた(カスチェイがいいね)。別にウィーン・フィルとの演奏とセットで見ると、又別な興味も。ハルサイは舞台上のドタバタ感が気になった。一番の問題が、オケのアクセントポイントと舞踏のステップポイントがずれること。弱拍で踏み込む音が入るため、音楽のみで楽しむ時とは違うポリリズムが楽しめる(笑)。息を呑むようなゲネラルパウゼの間、ドタバタという足音。あまり音楽に合わせるという意識がないようで、全体がバラバラ。全体での振り付けがずれるのも気になる。演出なのか、お国柄なのか、ある意味では興味深い。ゲルちゃんの演奏で、最後のゲネラルパウゼがかなり長いことが、具体的に舞台上で確認できる点は◎。CDでも不満だった、本気で全力のゲルちゃんのハルサイが聴いてみたい。

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     2012/05/13

    ウィーンとのディヴェルティメント。昔のバイエルンとの演奏を思い出した。ドイツ、オーストリアのオケはこんな音作りなんだと改めて実感。それでも映像が残っていることは幸運。セレナードもいいし、不安の時代もイスラエルの映像よりメリハリが利いている。ロンドン響はどんな曲も合わせてくる。いいです。
    自作自演には他にイスラエルとの映像にはSym.No.1と2があるが、3番は残してくれなかったか・・・いや!あるじゃないか。ヨーロッパユースとの広島公演がNHKでやってましたね。それにイスラエルとのシンフォニックダンスあたりとカップリングで85年来日公演とでも題して販売してくれないものか?このところ昔の映像、録音がチョコチョコ出てきているから、チョット期待。

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     2012/02/18

    なぜシューベルトをアムステルダムで録音したのだろう?疑問をもちながら長らくCDはほこりをかぶっていた。
    あ!こんな映像が残っていたんですね。80年代、なぜかバイエルンでの録音が増えるが、このDVDを見て納得。晩年の遅いテンポで唄いこむスーパロマティズムではなく、フィナーレに向けてグイグイ押してゆく。バーンスタインの表情もいいが、気の良さそうなチェロのトップ、若き日のシガニー・ウィーバー似のフルーティストなど、音楽を作り出している空間を確認できる。音楽を作る、楽しむその雰囲気はいいですね。演奏後のコミカルなやり取りも必見です。このところ毎日見てます。
    そこまでで感動していると、おまけのようについているマンフレッド。さすがVPO。最初の一音からバイエルンとは違う気迫。こっちがメインかなと思うほど。
    バーンスタインの二つの面が見れる一枚です。レニキチなら絶対に買いです!

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