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トップ > My ページ > 桑畑真珠郎 さんのレビュー一覧
検索結果:6件中1件から6件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/30
’69年にイギリスBBC放送でスタートした“Monty Python’s Flying Circus”(『空飛ぶモンティパイソン』)は世界各国で人気を博した知る人ぞ知るコメディ番組。そのメンバー達が’80年ハリウッドボウルで行った伝説のライブステージの映像がこれなんです。ドリフに例えれば『8時だョ!全員集合』みたいなもんだ。これがまた(…たぶん)。 元々決してお上品とは言い難い番組だったが、ライブともなるとさらにハメを外したくなるのか、いきなりケツ丸出しですか。他にも体を張った数々のギャグや、予定外のハプニングまで笑いに変えてしまうバイタリティに、パイソンズの笑いに懸けるひたむきさが伝わってくる。 今やハリウッドの大監督になってしまったテリー・ギリアムが、もう二度と見られないようなえげつないギャグ(やっぱり体張ってます)を見せてくれます。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/22
’77年の映画『エクソシスト2』のサントラ盤である。映画の方は賛否両論あるようだが、音楽だけに関して言わせてもらえば、オリジナルスコアの本作より既製曲を流用した前作の方が遙かに有名なのは不公平だと思う。(まあそれがなければ、M.オールドフィールドというアーティストを知る事は無かったかもしれないので複雑なところだが) 2001年になってようやくCD化されたというあたりにもその差が表れているようだが、イタリアの誇る映画音楽職人エンニオ・モリコーネ御大は流石にいい仕事をしている。どこか「チューブラー・ベルズ」を彷彿とさせるギターの音色が印象的な(1)、トライバルなリズムに人声コーラスが不吉なムードを醸し出す(2)、マカロニウエスタンで鳴らした御大のルーツを感じさせる(5)、新日本プロレスの悪名高き「海賊男」ガスパーズの入場テーマに使われた(7)など、映画を盛り上げるという本来の目的に効果を上げただけでなく、映像を伴わなくとも楽しめる優れたアルバムである。真夜中に一人で聴いていると結構不気味なので、夏場の納涼BGMにピッタリです。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/19
『本陣殺人事件』、『獄門島』、『八つ墓村』といった横溝正史の代表的な長編推理小説をモチーフに、三人の音楽家 高田弘、成田由多可、羽田健太郎らが作り上げたイメージアルバム。戦後、出版界において「横溝ブーム」は度々起きているが、角川映画『犬神家の一族』が端緒となって巻き起こった一大ブームは未だ記憶に新しい。このアルバムはまさにそんな昭和52年に発売された。横溝小説のおどろおどろしいムードは意外にも稀薄で、映像作品に付随しない分、作曲家が自由にイマジネーションを駆使して愉しみながら作ったような印象だ。当時主流のサウンドはいかにも昭和50〜60年代の映画・TVドラマ風。ちょっとミステリアスな夜を演出するイージーリスニングにはもってこいかも。実はここからが重要で、CD化に際してボーナストラックとして、大野雄二氏のおなじみのメロディに金子由香利さんの唄が乗る(11)(12)、映画『女王蜂』のイメージソング(13)(14)、金田一耕助役の古谷一行氏が歌う(18)(19)等レアな音源を追加。特にTV「横溝正史シリーズ」のエンディングで流れていた茶木みやこさんの(15)(16)、挿入歌(17)を聴けるのがうれしい。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/19
Aimee Mann(Vo.,B.)率いる’til tuesdayの1st.(邦題『愛のVOICES』)。’80年代ポップスの中でも、その独自のサウンド・音楽性は異彩を放っていたと思う。大ヒットしたデビューシングル(5)をはじめ、一度耳にしたら忘れられない(1)や(7)、切ないメロディが胸を打つ(10)など充実した楽曲が並ぶが、常に前面にフィーチャーされたAimee姐さんのベースサウンドに、彼女のミュージシャンとしての芯の太さを感じる。 またMTVのビデオアワードで最優秀新人賞を獲得したという『VOICES CARRY』のビデオクリップは、多少Aimee姐さんの演技に硬さが見られるものの、短い時間の中に女性の繊細な心理を描いたドラマが凝縮された傑作なので、機会があれば是非一度ご覧になるといいでしょう。(今なら動画サイト等で簡単に見られると思います)
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/17
’58年のイギリス映画。SFよりも怪奇映画といった方がピッタリくる作品。翌年日本でも公開されたが、残酷すぎるという理由で一部が削除された短縮版だった。今見ると「どこが?」という感じである。人間の潜在意識が生み出したモンスター…といえば’56年の『禁断の惑星』における「イドの怪物」が有名だが、ここに登場するモンスターも初めは先輩同様透明で姿が見えないのだが、軍事施設にある原子炉が出力を上げたことにより、その姿を顕わにする。触角がついたむき出しの脳髄からしっぽみたいな脊髄を生やしたモンスターは主にストップモーション・アニメによる特撮。どこかコミカルで可愛い。しかも、透明なうちは無敵の強さで殺人を繰り返していたのに、姿を晒した途端急に弱くなって、ぶちゅぶちゅ退治されてしまう。 クライマックス、周囲一帯をモンスターに包囲された主人公達が一軒家に立て籠もる展開は、後のジョージ・A・ロメロ監督『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』にも影響を与えた…に違いない。たぶん。モンスターを根絶するために主人公がとる行動があまりにも乱暴で、もう科学的考証など眼中にないという感じだが、長く「幻の映画」となっていた本作をDVDで見れるようになったことは、B級怪奇SFファンにとっては嬉しい限りですね。 監督は『黒死館の恐怖』などで知られる撮影監督出身のアーサー・クラブトゥリー。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/08/13
このアルバムの素晴しさについては他の方がレビューで書かれている通りなので、私は入手するまでの苦労を書かせていただきます。 アナログ時代に買いそびれてずっと後悔していたのですが、最近になって輸入盤でCD化されていると知り、取り寄せてもらうことにしました。注文してから何度も入荷遅延のメールを受け取りましたが、ひたすらじっと待ち続けておりました。そうこうするうち、US盤の方は廃盤になったりして、もしかしたらEUR盤も駄目かも…と半ば諦めかけていましたが、待つこと約二ヶ月、ついに入荷の知らせが届いた時の喜びは忘れられません。いやー、待ってて良かった。お手数をかけて下さったHMVスタッフの皆様ありがとうございました。二十五年分聴きまくりたいと思います。 という訳で「良いアルバムは早めに買え!」という教訓でした。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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