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　2014/11/29

ほぼ全ての盤がクリュイタンスの代表名盤と言える物をそろえた大変なお買い得盤といえます。
国内盤一枚の値段で15枚買えるのですから、どうなつているの?と思いたくなります。
その中身ですが、フォーレのレクイエム、ベルリオーズの幻想、ラベル、ドビッシー、と未だにトップの座にあるといっても良い名盤です。
そしてベートーベン全集、これが素晴らしい。
その中でも6番の「田園」、これが数ある名演と言われるものの中でも飛びぬけて素晴らしいものです。ゆったりと静かで格調高く、これ以上のものは無い、と言われているほどの演奏で多くのファンがいるようです。
録音もまったく古さを感じさせません。
このお買い得盤の良いところは録音年代こそ古い物ですが、全てセッション録音でライブ録音にありがちな当たりはずれが無く、今聴いても古さを感じさせないでしょう。
クリュイタンスの演奏に触れた事のない人にも是非この機会に。

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　2012/08/15

演奏の内容についての細かいことはわからないが、録音の素晴らしい事だけでも高く評価しても良いと思います、とにかく生々しい、これだけ生々しいフルートの録音はめったにありません。再生するシステムによってはそこで演奏しているような錯覚を覚えるかもしれません。オーディオマニアにもお奨めの一枚です。

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　2012/07/11

こんなに素敵な曲なのにＣＤの数が少ないのは残念です。
このラリューの演奏はテンポがかなり早めであまり牧歌的という印象は薄くややせわしない感じがします。それに比較してランパルの演奏はゆったりとしており、牧場の木陰で聴いている様な幸せな気分にしてくれます。
同じ曲なのにずいぶん違う印象を受けます。ランパル盤はアナログを持っていますが、数多いランパルの演奏の中でも、録音もトップクラスだと思います。それに比較してこのラリューの録音はデジタルの初期のせいか、あまり良いとは言えません。このラリュー盤よりもＮＡＸＯＳ盤のドラホスの演奏の方が、録音も良くお奨めです。この「忠実な羊飼い」という曲は夏の暑い時期にも涼を呼んでくれ、リラックスできる、そんな曲でもあります。
優れた演奏でもあり録音でもあるランパル盤の復活を期待します。
それも高品位盤での発売を期待します。

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　2012/06/30

ついに出てきたか、そんな思いがします。
国内版で出たアナログとＬｅｇｅｎｄｓシリーズのＣＤを持っています。これは私のこだわりの演奏でもあり録音なのです。とにかく堂々としているし、ウイーンフィルの弦のしなやかさももちろんですが、特に素晴らしいのが、最終楽章のホルン、これが絶品。もう５０年以上前の録音ですが、あのカルショーとジェイメスブラウン、ゴードンパリーと豪華なスタッフによる録音です。
これ以上のものはないかと、毎年出てくるＳＡＣＤ，ＣＤを何枚も買いました。でも全て期待はずれでした。いつかは高品位版のＳＡＣＤで出るだろうと待っていました。ＣＤもそれなりに良かったのですが、値段は高くてもこのＳＡＣＤは期待できそうですね。あの豪華で浸透するようなウイーンフィルのホルンの音、これを聴くとあれから録音技術は進歩しているのかな？なんて思うかもしれません。特に大型装置を持った音にうるさい方、是非聴いてみてください。

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　2010/09/24

ほぼ同じ録音条件のトスカの様な音がするかな、と思って買ったのだが、録音レベルが少し低いのと重低音が不足気味で違った印象を受けました。
オペラにはこれがないとあまり楽しめません。その点が少し不満かな。





訂正のお願い
先日書いたレビューでＮＡＸＯＳのドリーブのコッペリアの文章で録音年代が１９５５年となっていますが、１９９５年の間違いです。誤解されると思いますので訂正をお願いします。

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　2010/09/23

それほど最新の録音ではありませんが、芯のある良い録音だと思います。心地よい音がしますので聴き疲れも無く次々と聴きたくなります。
これは大切な要素でいくら名演奏でもギスギスした録音は聴く機会がすくなくなります。その点この盤は合格、大変良いＣＤです。
演奏はＫＵＲＯさんの言われているとうり、なかなかののものです。

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　2010/09/23

名の知れた巨匠の演奏ではないかもしれませんが、溌剌としてとても美しい演奏だと思います。録音は広がりよりも二つの楽器をあまり離さないワンポイント的な音がします。。それでいてピアノもチェロも分離良く収録されています。聴いていて心地よい録音です。
値段の安いことを抜きにしてもおすすめです。

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　2010/09/22

このＣＤのコメントが無いのが不思議です。録音が１９５５年ですから最新物というわけではないのですが、素晴らしい録音です。私の持っている数多くのＮＡＸＯＳの盤の中でもずばぬけています。決して細部を強調したような録音ではないのですが、豊かな低音とホールプレゼンスに優れ、細かな音もおろそかにしていません。豪華な装飾の施されたコンサートホールで聴いているような、そんな気分にさせてくれます。音量を上げてもうるさくならない優秀録音といっても過言ではないと思います。いろいろなＣＤを聴いて食傷気味になったときに聴いても、耳には優しい自然な音がします。
バレイ音楽が好きな方だけでなく、管弦楽が好きな方、そしてオーディオの好きな方におすすめです。

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　2010/04/03

面白い企画だと思います。他のオペラもこのような形で演奏した場合、又違った発見があるのかなと思いました。ただ少し残念なのは録音した場所がやや広くて響きが豊かな為かギターの乾いた生々しい音ではないことです。
決して悪い音ではないのですが。

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　2010/04/03

あまりなじみの無い曲が多いかもしれないが、気軽に聞き流しても楽しめると思います。又録音が素晴らしい。それほど派手な音を出しているわけでもないが、豊かな低音部、そしてしなやかな弦楽合奏、トランペットの音もいくぶん渋めで全体に心地よい響きで素晴らしいと思う。優秀録音です。

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　2010/02/09

全集としても素晴らしいと思うが、やはり皆さんが高い評価を与えている「田園」の演奏は素晴らしい。何百とあるＣＤの中でもこれほど格調が高い演奏は無いのではないか、と思う。カールベーム、やブルーノワルターの演奏も確かにすばらしい。しかしゆったりとしてゆるぎの無いクリュイタンスの演奏はそれよりも上をゆく。最終楽章はミレーの晩鐘を思わせ、いつ聴いても胸が熱くなる。これ以上の演奏が出ることが今後あるだろうか、そんな思いがする。
録音もこの頃のＥＭＩにしては抜群に良い。
ただし残念に思うことは、ジャケットのデザインがいつも悪いこと。
今まで出ている国内盤を含めても、扱いが不満だ。
綺麗な内容にふさわしいデザインで出してもらいたい。

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　2010/02/09

このＣＤの一番の利点、それは録音が大変優秀であることです。
ピアノの音に芯があるばかりでなく、高い音も大変美しいので、音量を上げてもうるさくないので、特に大型の装置で聞いている方にお勧めです。
そこにピアノがあるようにも聴こえます。