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クレッシェンド さんのレビュー一覧 

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     2015/10/18

    商品としてではなく、セットリストや演出等のライブそのもののレビューである。
    25周年というアニバーサリーイヤーを迎えたB’zのライブではあるが、正直なところ物足りない部分が多々見受けられた。
    まず、セットリスト。2003年、2008年のライブを顧みて、逆算した予想通りであり、期待を良い意味で裏切った選曲は「あいかわらずなボクら」くらいであった。ついにベストアルバムへの収録を解禁した初期の3枚のシングル曲からのチョイスであったり、2nd beatを中心とした選曲にしてみるなど、ありそうでなかったセットリストやマニアックなライブにしてもよかったのではないか?もう定番の盛り上げパターンはお腹いっぱいである。
    演出についても25年という割にはかなりあっさりしており、これといって記憶に残っているものもない。当日ほぼ最前列で見ているにも関わらずだ。
    MC等でも特にこれといって触れているワケでもなく、B’zの二人はいつものライブジムのようなテンションであった。25年も通過点に過ぎず、特に意識をしていないということなのだろうか。最近はインタビューなど読んでいないので、どこかで言及していたならば私の勉強不足だが。
    また、一つ前のアルバム、ツアーでは見られなかった稲葉氏の老化を感じてしまう歌唱であった。
    これはベストアルバムに収録されていた新曲でも感じていたことだが、声にいつものハリやキレといったものが感じられず、一つ一つの言葉も聞き取りにくくなったと感じた。
    日本人のシンガーが50歳前後でこれだけの歌唱力は誇れることなのだが、やはりファンとしては受け入れ難い事実であった。
    (しかし、最新シングルREDでは衰えを感じさせない歌唱力を再び披露しているので、この年の調子が悪かっただけなのだろうか)
    30周年のライブでは2008年のライブを越えるものを披露してくれることを期待している。

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     2015/03/08

    アナログ盤も発売されているように、レコードのA面、B面を意識したと思われるアルバム前半、後半で雰囲気が変わる構成はおもしろい。収録曲数も10曲、シングルも「有頂天」のみで適正曲数かと思う。しかし4年も待たされて、こんなものかというのが正直な感想である。繰り返す、悪いアルバムではない。各々のソロを挟んだとはいえ、4年もあればもっと大胆で、それでいて緻密なアルバムができたのでは?と思ってしまう。例えば、MONSTERのような好き放題にやりたい曲を詰め込んだアルバムだったり、MAGICのように完璧に計算され尽くしたアルバムだったり、何かもっと別の方向性があったのではないかと思う。完成度の高さを目指したのか実験しようと思ったのか、若干どっちつかずである。次作、ぶっとんだアルバムになることを期待。文字数が足りない。

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     2014/06/18

    初代キーボード大島が脱退し、木村が加入した2期WANDSの発表した最後のアルバムーPIECE OF MY SOULーこのアルバムを聞けば当時のバンドがいかに崩壊寸前であったのかが一目瞭然である。
    B’zのブレイクに伴い、同じような路線の二番煎じとしてデビューすることとなったWANDS。
    いかにもロックスター然としたファッション、今で言うイケメンに分類されるボーカル上杉昇のビジュアル、ロックでありながらもキャッチーなメロディーも併せ持ち、80年代末から始まり、90年代初頭まで流行したデジタルとロックの融合、CMやドラマ、アニメなどの多数のタイアップ、WANDSの音楽が売れないワケがなかった。
    しかし、彼らのルーツ的音楽、特にボーカルの上杉のオルタナ、グランジという嗜好、世間及び所属事務所の求める大衆音楽というものは正反対のものであり、やりたい音楽ができないというストレスは作品を重ねる度に募っていったことは想像するに容易い。
    そんな彼らが自分たちのやりたい音楽に最も近づいた作品がこのアルバムである。
    それまで上杉の歌詞の主流であったラブソングは世界が終るまでは…でしか垣間見ることができず、生きていく上での苦悩、自己否定、自己肯定、つまりは自分の音楽のあり方を暗喩しているものばかりである。
    歌い方、サウンドもハードなものとなり、今までのファンにとっては踏み絵のようなアルバムともなっている。
    どの曲もクオリティが高く、アルバム曲はすべてメンバーの自作でありそ本来の方向性が出ているため、シングル曲が浮いてしまった印象は否めない。
    ただし、secret nightは雰囲気にあっているとは思うが。
    中でも唯一木村が2期に作曲した、ラストを飾るMILLION MILES AWAYの最後の20数秒にも及ぶロングトーンは鳥肌ものであり、上杉の魂の叫びだろう。
    このアルバムののち、彼らはSAME SIDE、WORST CRIMEとシングルを発表し、上杉、柴崎の両名は脱退へといたり、al.ni.coを結成する。
    またこのアルバムには未収録ではあるものの、同時期に製作したと思われる太陽のため息、白く染まれも同じく、みなが求める音楽には答えることができないという内容であり、いかに苦悩していたのかを実感する。
    そんな彼らが残した最後のオリジナルアルバム、ぜひ一度ご賞味あれ。

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     2012/03/12

    狂気じみている、彼女の音楽を初めて耳にしたときに感じた率直な感想である。同時に月光がオリコンチャートなんかで上位に入ってるのを見て世の中を憂いたものだ。音楽性を否定しているのではない、彼女の音楽は本来流行なんかとは一番程遠いものだからだ。こういう楽曲が流行るほど世の中は病んでいるのだと。彼女の楽曲はポップスなんてカテゴリーにおさまるようなものではない。鬼束ちひろの音楽は鬼束ちひろという分類なのだ。それにしてもすごい迫力、ピアノだけあればいいのではない、ピアノだけが彼女を一番引き立てるのだ。月光の入りは鳥肌ものである。この頃流行った裸足の歌姫という数人の女性歌手の中でも彼女は群を抜いていた存在であり、同時に異質な存在であった。歌詞を読めば読むほど彼女の恋愛、ひいては人生観なども大丈夫なのか?と思ってしまうほどのものであるが、その音楽は間違いなく一流である。(まぁその数年後に事務所やら交際男性とのトラブルが取り沙汰されるのだが…)

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     2011/11/19

    B'zがソロ活動で得たものを見事にフィードバックし、そしてシェーン・ガラースという名ドラマーを手にしたことによってリリースできた名盤である。全編通してB'z二人のギター、ボーカルだけでなくシェーンのドラミングが非常に冴え渡る。一曲一曲の感触としては若干小粒な印象こそ受けるものの、アルバムとして一枚通して聞いたときのまとまりのよさがズバ抜けており、まるで1枚のアルバムで1曲のようだ。この点において、同様に統一感を受けるが、どれでもシングルカットできそうなMAGICとの大きな差違となっている。2000年以降のB'z入門編としてオススメ、かつここに落ち着く。ただし、シングル愛のバクダンは流れから浮いてしまっている。反動からか、次作MONSTERはバラエティ豊かな仕上がりである。

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     2011/09/10

    はっきり言ってこのアルバムに収録された新曲たちはメロディライン、つまりはり歌メロという点においては小室哲哉の産み出してきた数々の楽曲の中でも最低のランクに属する。かつての楽曲と比べ、ほんとに同一人物が紡いだメロディなのかと猜疑心を抱いたほどだ。しかし、それ以上に驚きなのは、アレンジである。非常に細部に至るまで音が練り込まれており、一言で言ってしまえば、こりゃやべぇである(笑)2000年頃からglobeで傾倒していたトランスをTMで体現したワケだが、過去の楽曲も流れの中で聞くとどれもいい働きをしている。一曲一曲で聞くとどれも微妙だが、一枚のアルバムとしての完成度は非常にハイレベル、歌メロがかつてのクオリティなら最強のアルバムだっただけにザンネンである。

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     2011/06/21

    このDVDを見てるとほんとにhydeは一夜限りのライブとかだとほんとに調子が神がかるなーと思う。ツアーのDVDだと千秋楽が収録されてるパターンが多いが、その手のものだとどうしても声が潰れてしまってるが、この作品はそんな心配は不要。むしろ、hydeの底力、自力を思い知る。そして、ラルクのライブでは珍しくKenがはしゃぎまわり、TETSUがおとなしい。まぁその結果、アレだが…。セトリに関しても、有名シングルを固めベスト的な内容でありつつも、要所要所でアルバムの核を成してる曲を持ってきており、ニヤリとしてしまう。また、ラルクの曲がいかに日本国内にとどまらず、海外のファンを意識した曲であるのか、海外での人気を着々と集めているのか、それらも改めて認識できる。それにMY DEAR、星空とシングルオンパレードを聞けるのはこのDVDくらい。MY HEARTの大合唱がまだないのが唯一ザンネンなポイントであるが、断然オススメだ。

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     2011/06/17

    このアルバムがラルクの始まりであり、終りであり、またすべてであると言えよう。DUNEの時点で他のバンドとは一線を画してたラルクのメジャー1stアルバムである。この時点で既に今、さらにはこれから先のラルクの音が確立されており、In the Airの浮遊感、幻想感、blurry eyesで見せたキャッチーさ、白い羽根の神秘さ、壮大さは今のラルクの原型であると同時に、今発表されたとしても違和感を感じないまでの色褪せないメロディライン、アレンジの秀逸さ、hydeの叙情的な歌詞を備えている。ラルクは進化しつつも変わらないという、他のバンドではなかなか相容れることのできない二つの性質を併せ持つ類いまれなバンドで、変幻自在に虹の七色を使い分けることができる、それこそ神に選ばれた4人なのかもしれない。

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     2011/06/17

    ライブのクオリティとしては、やはり二日間でほとんどの曲が被らないため、どうしてもツアーライブで収録されたものと比べ、若干ではあるが落ちてしまうものの、バンドとしての自力が試され、底力を見せてくれるライブである。この評価なのは、私が述べるのも今さらなのだが、やはり編集に対してである。YOU CAN DANCEとGET WILDに関してはオトナの事情だから仕方ないとしても、KISS YOU、COME ON EVERYBODYの有名なトチリなんかはご愛嬌な部分であると同時に、修正していく先生とサポメンのすごさを思い知る貴重な資料だと思うのだが、未だに完全版が出ないのが非常にザンネンでならない。まぁ、編集ってすごいんだなって思えるところでもあるがね(笑)

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     2011/06/08

    Mr.Childrenは私は正直、嫌いなバンドに分類される。だが、しかし、このアルバムだけは違う。このアルバムは邦楽史に残すべきほどの名盤である。ミスチル現象の真っ只中にあって、あえてリリーナされた今作、ヒットシングルを詰め込まず、世間の期待を裏切るアンチテーゼのような作品であり、それまでに急増したにわかファンたちに対する踏み絵的立場にある。生々しく、痛々しいまでの感情表現、悲しみ、憎しみ、苦しみ、これらを包み隠すことなく吐露し、桜井和寿という人間の偶像化を拒否し、彼もまた我々と同じことで悩み、苦しみ、そして救いを求むる一人の人間なのだと認識せざるを得ないまでの内面に迫った内容である。コンセプトアルバムになっており、全体で一曲として捉え、最初から最後まで一気に聞くべき。

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     2010/06/25

    数あるWANDSのベストアルバムで一番ベストアルバムらしいのはこのアルバムである。ほとんどのシングル曲を網羅するのは当然として、そこに最強のセルフカバー3曲、このまま君だけを奪い去りたい、声にならないほどに愛しい、君がほしくてたまらないが入っているからだ。当時のBEING戦法としてはやはり、提供した楽曲を作詞/作曲をした作家の所属しているグループによるセルフカバーが売りだったのだから、やはりそれらが光るベストはこの一枚しかない。欲を言えば、赤いベストに入ってる太陽のため息、シングルコレクションに入ってる白く染まれ、その他、KEEP ON DREAMなどのc/w、3期の名曲であるBRAND-NEW LOVE、そしてまだまだあるであろう未発表曲も入れてほしかったが、それはこの次のベスト企画にでも期待するとしよう(笑)

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     2010/03/16

    他のレビューでは、いろいろとグダグダと、長々と書いているが、このDVDは一言。RING一曲のためだけに買っても損はしない。

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     2010/03/15

    B'zの暗黒時代と呼ばれる94年にリリースされたのが今作、THE 7TH BLUES(ザ・セブンス・ブルーズ)である。タイトルにブルース(読み方はブルーズであるが)と冠しているだけあり、ブルース色の強い、暗く、重たい内容の曲が散りばめられている。ディスク1はRUNとLOOSEの間に挟まれた作品らしく、比較的ポップな曲やロックな曲が多いため、まだ聞きやすい構成となっているが、他の作品に比べれば当然キャッチーさは薄く、華に欠けた地味な内容である。ディスク2はこのアルバムの真髄、ブルースを基調としたアメリカンロックのような内容に仕上がっている。特にJAP〜のカッコよさは異常、もはやこのアルバムは洋楽っぽい邦楽ではなく、邦楽っぽい洋楽の域に達している。HMVのレビューのLADY〜の英詞バラードバージョンに騙されないように。イチブト〜のようなメジャーなバラードではないぞ。この年にリリースされたDON'T〜、今作、そしてMOTELは今でもB'zの歴史の中で異色な輝きを発しながらも、一番心をえぐるような、最高の楽曲たちである。

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     2010/02/17

    これは良くも悪くもラルクらしいアルバムである。前作、AWAKEはコンセプトアルバムのため統一感があり、まとまっていたが、裏を返せば地味でこじんまりとしている印象を与えかねないアルバムだった。しかし、今作は真逆で、まとまりに欠け、メンバー4人が好き放題やらかしたようなアルバムである。流れや統一感など完全に無視、とにかく今自分がやりたいこと、挑戦したいことを優先したのであろう、チャレンジ的な曲に溢れている。特にSEVENTH〜で幕を開け、HURRY〜で幕を閉じる構成はその象徴とも言えよう。だが、まとまりにこそ欠けるものの、一曲一曲が秀逸であり、聞いていても疲れはしないから不思議である。更に感じたことは、この頃からメンバーがいい意味で他のメンバーの影響を激しく受けていると感じた。例えばPretty〜はTETSUっぽい曲をKenが書いているし、逆に砂時計はKenのような曲をTETSUが書いているなど、最近はどのメンバーの曲なのか判別が困難なほどにうまく融合を果たしている。#3、MY HEART〜は虹と並ぶ、ラルク、いや邦楽史に残すべき名曲。

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     2010/02/13

    天才、一聴しただけでそう確信した。hyde、この男の感性は間違いなく次元が違っている。AWAKEが発売されたのが2005年、つまり覚醒から5年が経過したことになるが、あのアルバムが覚醒と名付けられたのは偶然か、それとも自分たちの覚醒を自覚していたのか、それは本人たちしか知る由はないが、彼らはあの頃から間違いなく覚醒した。この曲は荘厳で、壮大、そして崇高な響きを帯びている。また、これはhydeのKen化とも言えるだろう。それまでは全く別個のものとして確立されていたココの個性-アイデンティティ-が再活動以降、うまく混ざりあい、奇跡の融合を果たしている。さらに、同時に活動しているVAMPSとの差別化も図っており、完全なるL'Arc?en?Cielの新曲であり、VAMPSの延長線上にあるようなものではない。虹色のバンドは今まさに、8番目の色を纏おうとしている。

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