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はれ さんのレビュー一覧 

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     2021/04/14

    目から鱗のお話しばかりです。記憶力を鍛えて、情報を逃さず、暗記するのが最善だとばかり思っていた私には驚きでしたが、納得です。少し毒舌で楽しく読めました!「歴史は風化から生まれる」では、悪いことの方が風化が早いとのこと。人間の頭を理解することが、よりよい自分の生活と、よりよい社会に大切だと実感しました。

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     2021/04/14

    ときに痛くしんどかったり、めんどくさい人間関係や、人間の心の中の”澱”のようなものが、どっぷり描かれています。でも、さまざまなきっかけで、登場人物たちは自分の悩みを乗り越えたり、自分を受け入れていくことができます。一話一話つながって、連なっていく構造も見事で、楽しく読めました。平成から、令和、コロナ禍の2020年へと移り変わっていく様子も描かれています。自分もがんばろう!と思える本でした。

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     2021/04/14

    思いがけないストーリー展開に、引き込まれました。わずかな引っ掛かりや、わずかな人間の綻びは見逃されることがないんだな、と。5篇のミステリ、どれもが完成されていて、隙間のない感じがすごかったです。特に「忘却」の後味が何とも言えません。全編読んだあとにこの本のタイトルを改めて読むと納得するとともに、鳥肌がたちました。

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     2021/04/14

    30歳までは夢を追いかけよう、と決めていた主人公の宮路。その夢であるミュージシャンとしての自分を信じることもできず、暇をもてあましていた。家族とも不仲のまま、親の仕送りで生活している自分のことも嫌になっている。そんなある日、ボランティアで演奏に訪れた老人ホームで、運命的な出会いをする。介護士の渡部くんのサックスの音だ。そこの老人ホームの人々に対する宮路の対応は、優しさと思いやりに溢れていた。自分で考えて行動する立派な一人前に見えた。人のことは簡単に判断するものではもちろんないし、才能は誰にもあるんだと、宮路や、ホームの人たち、渡部くんを通して痛感した。それでもまだ、ぐずぐずしている宮路が動き出すよう、背中をおすホームのとあるおばあさんの言葉に心動かされた。じっくり、読んでほしい。

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     2021/04/13

    クラフト・エヴィング商會のつくった素敵な装幀が、まるで旅へ誘ってくれるようです。豪華寝台列車「ななつ星」の旅をめぐる物語が次々と繰り広げられます。井上荒野さん、恩田陸さん、川上弘美さん、桜木紫乃さん、三浦しをんさんの物語と、糸井重里さん、小山薫堂さんの随筆です。旅から、それぞれ登場人物の人生が見えてきます。「ななつ星」に乗って、旅したくなります。

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     2021/04/13

    同じ名前をもつ、5人の人物の短編集です。ところどころ、5人それぞれの世界が交差します。特に印象に残っているのが、イラストレーターの白野真澄が主人公の『両性花の咲くところ』。真澄の両親は、ある理由から真澄と名付けたのですが、その理由に驚くとともに、気付かなかった自分に少しショックを受けました。いろんな視点をもつことや、多様性について知ることの大切さを痛感しました。表紙の三好愛さんの絵もとても素敵です。魅力たっぷりの本です。

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     2021/04/13

    三浦しをんさんによる、小説の書きかたエッセイです。小説を書く予定がなくても、小説のできる過程を知ることができて楽しい本です。ときどき脱線するしをんさんのお話しも面白いです。

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     2021/04/13

    初めて読んだのは小学生のころです。何度読み返しても、面白く大好きな本です。冒頭の文章から引き込まれました。文章が美しく、不思議な読み心地がします。

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     2021/04/13

    ふくがひっかかって、ぬげない!さぁ、どうする?男の子はいろいろ想像し、思いもよらぬ未来のことまで考えます。くすっと笑えて、子どもの視点も思い出すような絵本です。絵や、色合いも素敵です。

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     2021/04/12

    シェイクスピアの名作を語りなおすというプロジェクトの第一弾。マーガレット・アトウッドが『テンペスト』を現代を舞台に書いたものです。あっという間に本の世界に引き込まれ、夢中になって読んでしまいました。刑務所での演劇が、こんなに魅力的で、素晴らしいものだとは!見事な復讐に目が離せません。鴻巣友季子さんの翻訳もすばらしく、ことばも楽しめます。

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     2021/04/11

    性格も仕事も対照的な姉妹の話です。小さな違和感を感じつつも読み進めていくと、思いもよらない転落が待ち受けています。正しさとは何か、というシンプルな問いが、わからなくなってくる怖さ。救いはぶれない両親や、友人の存在です。間違えを犯してもまた、立ち上がって進んでいく強さも描かれており、励まされる思いもします。冷静であるつもり、正しい選択をしたつもり、視野の狭くなることは誰にでもあることです。姉妹から学ぶことがたくさんありました。

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     2021/04/11

    「読書家ではない」と言う小林聡美さんが、月に2冊の本について書いた連載をまとめたエッセイです。小林さん自身の日常に即した本、今の自分が求めている本を自然にセレクトしていて、読んでいる私たち自身の生活にもストンっと、染み込みます。肩に力の入ってない自然体な雰囲気が文章からも伝わってきて、小林さんの魅力がつまっています。久しぶりに小林さんを自転車に向かわせたきっかけとなった本『フィンランドの幸せメソッド SISU』について、吉本隆明さんの亡くなった猫の本『フランシス子へ』など、読みたくなる本が目白押しでした。

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     2021/04/11

    物語の読み方、解釈の仕方は人それぞれ違って正解はないという前提のもと、書かれている梨木香歩さんの読みはとても面白いです。ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの素晴らしい描写力と想像力を語る文章は生き生きとしていて、楽しくなってきます。素直に好きといえない『不思議な国のアリス』にまつわる、北ウェールズでの旅の様子も読んでいて笑ってしまうのと同時になんともいえない怖さを感じ、これこそルイス・キャロルの世界観だな、と体感しました。2003年の鶴見俊輔さん、別役実さんとの対談も読みごたえがあります。「物語の中の気配」についてや、「なぜ物語を求めるのか」といった、興味深いおはなしがつまっています。

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     2021/04/10

    そんな着眼点があるのか!という驚きと、なんだか納得できてしまうおかしみと、恥ずかしさと。欲があるから生きられるけれど、なんでもほどほどが大事だなと思いました。気付かされることが多く、面白かったです。そしてなんだか心が軽くなりました。

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     2021/04/10

    家族に搾取されてきた主人公。そこから抜け出したと思ったら、大事な人がいなくなり、喪失感を抱えた女性が逃げるように引っ越したのは海が見える古い家。そこで出会った男の子に共鳴し、彼を救うことが自分を救うことになっていきます。
    つらく、ひどい世の中でも、救いを求めている人の声を聴き逃さないようにしたいと、この本を読んで強く思いました。心がひりひり痛いけれど、この本に出会えてよかったと、強く感じました。

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