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しょーぱん さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/12

    今、改めて聴き直してみると、率直に言って、荒々しくそして内省的な暗いリストだ。リストの曲はそういう面が多分にあるからこれはこれで正しい解釈と言えるしアリスのリストへのリスペクトはひしひしと伝わってくる。ただ、全曲をどれも同じように弾いていてそれぞれの曲の持つ性格が埋もれていて見えてこない。悪く言えば「金太郎飴」のような演奏である。だから正直途中で飽きてしまう。ボーナストラックのカンパネラは誰もが認める通り素晴らしい。今カンパネラを弾かせたらアリスは世界一である。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/09/01

    「1番」(「2番」ではない)を聴いて「美しくて癒される」と感じたのは初めてだ。

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     2013/09/08

    国内盤では手を変え品を変えいろいろ出ているがこの歴史的決定盤の「素の実力」が知りたくてわざわざこのフランス輸入盤を購入。噂に違わぬミュンシュの野性味溢れる「熱演」である。昔の録音ゆえ音質に満足できない方は
    ボストン響とのRCA盤のSHM-CDも共に聴いてみる価値があると断言します。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/08

    パリ管とのEMI盤と聴き比べても何ら遜色無く、むしろ音質が抜群に素晴らしいので自分はこちらの「幻想」を推しますが、だからといってEMI盤より上と言うのではなくミュンシュの「幻想」はパリ管、ボストン響の両方共マストアイテムで気分によって聴き分けるのがベストだと思います。第5楽章の鐘の音が生々しく響いてまるで実演を聴いているかのような気分になれますし大迫力の演奏で感動しました。

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     2013/08/01

    「これが日本のオーケストラの音なのか?」第一印象はそんな感じ。まるでカラヤン&ベルリン・フィルの演奏のように流麗で緻密な演奏。東響は実演を聴くことが多いのだが、この演奏がが秋山氏における楽団の全幅の信頼の証だと確信する。日本で巨匠と呼べる数少ない指揮者の一人が間違いなく秋山氏である。嘘だと思うならこのCDをぜひ一聴していただきたい。

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     2012/09/23

    カラヤン、ケルテス、マーク、そしてこのマリナーと交響曲全集は4つ目になるが、このマリナー盤は幻の7番、完全補筆の8番(故に未完成と呼べない)が断然面白い。もしこの8番を実演で聞くことが出来れば想像するだけで鳥肌が立ってくる。極貧生活のため友達の家に泊めてもらいながら作曲をしていたシューベルトはその沸きあふれ出る楽想がしばしば中断の憂き目に会った事は想像に難くない。ピアノなど無くてもあれだけ長大なソナタを書ける人である。交響曲は得意な分野ではなかったのかもしれないがそれでもやはり魅力的であり気が付けば全集をコツコツと集めてしまっている。天国のシューベルトはこの7番8番をどう思っているだろうか。この出来栄えならばマリナー卿に心から拍手を送っているに違いない、と信じる。

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     2012/08/12

    2007年没後25周年ジュビリー・エディションでの2枚分が一組になってのバジェット盤。比較的最近にグールドにハマッたので、もう少し待てば良かった、と思ったが、クラシックCD界ではこんなの日常茶飯事なので慣れた感があります。グールドのブラームスは自分が言うまでもなく「名盤」ですのでもしまだ聴いていない方がいましたら是非この機会にこの2枚組を
    ご鑑賞いただければと思います。

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     2012/07/14

    いいところはクラシックで本当に聴きたい部分がほぼ全部詰まっているところである。エルガーの「威風堂々」、「新世界より」の第4楽章、R・シュトラウスの「ツァラトゥストラ序奏」、「第9」の合唱部分など聴きたいところがすぐ聴ける。HQCDなので音質もいい。悪いところはやはり途中でのフェードアウト。「そこだけかよ!」ってツッコミ入れたくなる。値段の安さとピアノ独奏曲は全部聴けるからとても買いなんだけどファンからすれば物足りなくなりつい曲全体が聴きたくなってしまう。でも、これだけでクラシックは十分って言う人もたくさんいるでしょうね。

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     2012/07/10

    飯森氏&東響ならではの若さ漲る「新世界」はミューザ川崎での収録プラスSACDというフォーマットのため音質が素晴らしいことこの上ない。非常に上品に整ったアンサンブルは東響らしい柔らかくそれでいて重厚なストリングスに象徴されている。管楽器は各パートは冴えているが全体的にもう少し分厚い音が欲しいところ。飯森氏は実演でも気魄のこもった指揮振りだが奏でられる音はその性格を反映してか繊細で優しい。決して軟弱とは言わないが剛毅な音とは呼び難い。こんなに若くして完成してしまうと将来伸びるかちょっと心配だ。荒削りで未完成の方が必ずしもいいとは言えないがこぢんまりとまとまっているのもまた東響らしくない。東響はどちらかというとスロースターターで立ち上がりが遅いが一旦火がついて乗り出すとものすごい演奏をするところに自分は魅かれているのだ。CDからもノリノリの音が聴こえて来て欲しい。期待しています、飯森さん!

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     2012/05/13

    ラ・フォル・ジュルネの今や顔となったベレゾフスキー。輝かしいまでの音色で爽快にリストのソナタを弾ききった後に歓声と拍手の嵐。これはライブ録音だったのかとそこで初めて気付く。ベレはライブ録音が好きと見えて観客がいると燃えるタイプなのだろう。それが証拠に毎年GWに聴いたベレの演奏はいつまでも記憶に残る名演ばかりだ。ショパン、ブラームス、そして今年のラフマニノフ、全てが自分の心の中で輝いて消えない。

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     2012/05/04

    自分もご多分に漏れず本や雑誌で「グールドのブラームスは絶対に聴く価値あり」という意見を元に購入しました。没後30年にして今だCDショップの棚を多くのグールド作品が占めているという現実。生前のグールドなど知るわけも無くまるで偏見など持っていないにもかかわらず、これほどグールドが賞賛されている記事を読めば興味が湧かない方がどうかしている。なるほど、図らずもグールドのポリシーは現在のマルチメディア時代の行き先と同じ方向を向いていたのだなだと。何はともあれ、グールドの作品がいつでもどこでもいくらでも楽しめる時代に生まれて幸せである。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/14

    クレンペラーの演奏はただでさえハッキリクッキリな音なのに、SACDの音の解像度の高さと言ったらもう!特に管楽器のパートが音の分離と音抜けが素晴らしくどこで弾いてるか位置がはっきり判る。まるで実演を聴いているかのような錯覚を覚えるほど。クレンぺラーのモーツァルトがこんないい音で聴ける事に素直に感謝したい。

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  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/03

    ブラームスのこの2つの協奏曲は華麗なテクニシャンがスラスラと弾いたら全然面白くないのでは。と言うのはこのギレリスの演奏を聴いて初めてこの2曲の良さがわかったからだ。もちろんギレリスも技巧は完璧だが全体を通して伝わるのは作品への愛情、慈しむように一音一音心をこめて弾いているのがわかる。そしてベルリン・フィルとヨッフムというブラームスには最適とも言えるオケが本当に滋味溢れる味わい深いドイツの響きを奏でているのも素晴らしい。野に咲く一輪の白い花の美しさに似た心温まる演奏。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/10

    例えばギーゼキング、ミケランジェリが「冷たい音」だとすると小川さんは「暖かい音」だと思う。あえて華美な音は避けてほのかな明かり、まるで和室の障子越しに差し込む柔らかい明るさとでも言おうか。日本の水墨画を思わせる簡素な音で聴く側の思い通りの色に染めることができる。千変万化、無限の色合いを持つゆえに永遠の価値を有するドビュッシー・ピアノ曲全集の金字塔である。小川さんの長年の努力が見事結実したことに心から拍手を送りたい。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/26

    リストの曲は超絶技巧を誇示するための作品と言われることが多いが確かに技巧の冴えがなければ曲に何の説得力も生まれないところがある。アラウのリストは技巧の冴えはもちろんのこと持ち前のゆったりとした深い呼吸でリストの曲の「隠れた美しさ」を聴く者に気付かせてくれる。かく言う自分もリストの曲はただ単にスポーティーで華やかな曲か晦渋で難解な曲だと思ってた時期がある。リストの「深い精神性」を弾いてくれる人が少ないためであろう。アラウは巨匠の名にふさわしく見事なまでに美しいリストを弾いてくれた。生誕200年記念のこのセットはアラウ、リストのファンなら必携である。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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