トップ > My ページ > 小宮山隆央 さんのレビュー一覧

小宮山隆央 さんのレビュー一覧 

検索結果:98件中16件から30件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    清水次郎長のシリーズです。

    次郎長の一の子分は、森の石松です。

    その森の石松が次郎長親分の代参で、刀を金毘羅様へ奉納に使いします、その口演です。

    その道中に石松が、旅の人とのユーモラスなやりとりが有名です。

    「寿司喰いねえ、江戸っ子だってねえ」と有名なやりとりを口演しています。


    この道中の帰り道に石松は都鳥一家に騙まし討ちにあって殺されてしまいます。

    石松の「えらいことをする人間」として、わかりやすく ためになるように口演しています。


    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    次郎長シリーズでは、石松さんが、
    「正直は人の宝」などと言ってるのが印象的ですが、こちらは有名な代官の征伐をしてしまう一幕です。


    大野の鶴吉が、次郎長親分と悪代官を懲らしめます。


    大野の鶴吉が、「俺のことを呼び捨てにできるのは親爺と次郎長親分だけだ」と牢内で口答えをしています。

    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    次郎長シリーズでは、石松さんが、
    「正直は人の宝」などと言ってるのが印象的ですが、こちらは勝五郎が、「人として生まれたからには、恩がある、義理がある」と受けた恩義について語っている口演です。


    森の石松が、勝五郎の長屋に連れてこられる場面のやりとりがユーモラスです。

    ご先祖さまのお仏壇も次郎長一行の食費に化けてしまいます。

    「人は普段が肝心だ」と勝五郎の貧乏していながらも、人の道について語るなど、

    社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    清水次郎長のシリーズです。

    次郎長の一の子分は、森の石松です。

    その森の石松が及六との経緯を語る口演です。

    「恥を知らない」ことの人としての足りなさ加減を語っています。

    人情ある人とはこうあるべき
    「えらいことをする人間」として、わかりやすく ためになるように口演しています。

    「恥を知る」とはどういうことなのか、知らないとどういうことになるのかなど、日本の恥の文化をわかりやすく教えてくれています。

    今の日本人に一番必要な「恥の文化」の演芸です。


    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    清水次郎長のシリーズです。

    次郎長の一の子分は、森の石松です。

    その森の石松が人の貫禄を量りに行く一件の口演です。

    見受山の鎌太郎が、評判がよく、石松が自分を量りにして鎌太郎の貫禄を計ります。

    人の機転や、「えらいことをする人間」として、わかりやすく ためになるように口演しています。

    人が、しっかりやって行くための勉強になることを知らず知らずと口演から憶えてゆけます、

    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    ご存知、広沢虎造です。

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    次郎長シリーズでは、石松さんが、
    「正直は人の宝」などと言ってるのが印象的ですが、こちらは石松が、「恥を知らない」やくざ者に騙まし討ちにあってしまう口演です。


    「恥を知らない」とは、浅はかな人間として正しい性根とはこうあるべきと教えてくれています。


    「恥を知らない」奴らに騙されてしまう、石松の甘さと真正直なところを教えてくれています。


    勝五郎の世話を断っしまう人の頑固さや、やせ我慢、人の忠告の大切さを教えてくれています。


    「人情」という 日本人の大切な心持ち、世界に誇れる日本人の徳性を教えてくれています。


    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/01

    車で出かける際にいつも聞いています、一緒に乗っていた愚妻が「やはり、おもしろい」と言っていました。

    清水次郎長のシリーズです。

    次郎長の一の子分は、森の石松です。

    その森の石松が騙し討ちで殺されてしまう一件の口演です。

    騙し討ちにあった石松が、一命を取り留めて匿われます。

    石松と幼馴染の七五郎のお話です。

    七五郎のご新造さんのお民が度胸をみせて都鳥一家を追い払います。

    人の機転や、空元気の石松、度胸の石松など人の様々な一面を

    「えらいことをする人間」として、わかりやすく ためになるように口演しています。

    「恥を知る」とはどういうことなのか、知らないとどういうことになるのかなど、日本の恥の文化をわかりやすく教えてくれています。

    今の日本人に一番必要な「恥の文化」の演芸です。


    人の繋がりと信頼を表していて、日本人として裏表のない潔癖さを勉強させてくれます。


    また、社会の不良であるやくざ者でも人の道があってお天道様に恥ずかしい行為をする者を蔑んでいます。

    是非 学生さんとかにも聞かせたい作品だと思います。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/29

    舞台よりすてきな生活(2004年 / アメリカ )
    HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR’S DOG
    製作総指揮: ロバート・レッドフォード ROBERT REDFORD
    監督: マイケル・カレスニコ Michael Kalesniko

    出演: ケネス・ブラナー    KENNETH BRANAGH
        ロビン・ライト・ペン   Robin Wright Penn
        リン・レッドグレーヴ   Lynn Redgrave

    アメリカで、ヒット作を飛ばしている英国人劇作家のピーターは、ここ10年ばかりヒット作がなくスランプである。
    生活にもそれが表れてイライラしている。
    今も、上演予定作が上手く書けずにいて、ナーバスな状態。
    タバコの喫煙本数が増えてゆくばかり・・・

    作品の執筆に集中したいが、妻は子供を欲しがって子供の話ばかりする。
    同居している義理の母親は痴呆状態が続いている。
    隣家では、犬を飼い始めて、昼夜を厭わず吠えている。
    近所には、ピーターの名を騙ったストーカーが、出現する始末。
    挙句の果て、深夜に寝付けず散歩していると、警察に呼び止められて、「名前を言え」と職務質問されてしまう。自分の名前を言えば、今度は騙りのストーカーとして警察に抑留されそうになる。

    子供嫌いのピーターが、仕方なく近所に引っ越してきた足の悪い少女エイミーと嫌々ながらもついついと話してしまう内に、仲良くなってくる・・・
    次第に少女エイミーの信頼も得て、ピーターにも大人に対しての子供のありがたみや存在感が芽生えてくる・・・

    エイミーは、両親の都合で、ピーター達の近所より立ち去ることになる。
    エイミーとの別れは、ピーターにとって「子供のありがたみや存在感」がますます募ることに?・・・

    観てから翌日に、納得した作品でした。
    当日は、観ていてあまりのテンポのゆっくりさ加減に辟易していた感もありました。
    しかし、翌日になって「大人に対しての子供のありがたみや存在感が芽生えてくる」ことの素晴らしさを思い帰した映画でした。
    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/29

    「96時間」
    原題:Taken
    監督:ピエール・モレルPierre Morel
    製作:リュック・ベッソンLuc Besson

    製作国:2008年フランス映画

    リーアム・ニーソンLiam Neeson
    マギー・グレイスMaggie Grace

    凄腕の秘密工作員だったブライアン(リーアム・ニーソン)は、引退してカリフォルニアで暮らしている。
    危険な職業により主人の帰りを待つことに耐えられなかった妻(ファムケ・ヤンセン)には、離婚されてしまう。

    妻は裕福な事業家と再婚しているが、最愛の娘キム(マギー・グレイス)とは僅かながらも連絡を取り合っている。

    そんなある日、娘のキムより、友人とふたりでフランス旅行へ行きたいので許可を欲しいと話を聞かされたブライアンは、17歳という彼女の年齢や外国の治安の悪さから反対したが、結局 妻と娘に押し切られてしまう。
    渡国先、到着後や日毎の連絡をすることで、ブライアンは妥協することなり、娘は喜び勇んでフランスまで旅立つが・・・

    ブライアンの悪い予感は的中し、娘のキムはパリの空港で誘拐犯に目星を付けられ、宿泊先に到着した途端に誘拐されてしまう。

    ブライアンは、娘を救出するために、単身パリへ向う・・

    パリでブライアンは、孤軍奮闘、誘拐された娘を、力尽くで取り戻すため、
    縦横無尽、阿鼻叫喚の様相を示すことになる・・・

    展開が速くスリル満点で観賞できます。

    次の展開が・・・と 次々展開してスリルがあります。

    考える間もなく展開しているので、「あっ」と、言う間にラストまで走ります。


    誘拐された娘を、力尽くで取り戻すだけのストーリーですが、手に汗握るといった感じがあります。


    リーアム・ニーソン Liam Neeson は、あんまり元工作員の雰囲気でないところが、錆びが効いています。

    疲れた中年がここまで頑張るの感があって、中年親爺の鑑といった感じです。

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/24

    「シベールの日曜日」
    Les Dimanches de Ville d’Avray (1962) 

    「シベールの日曜日」、1962年の白黒作品で、フランス映画です。
    原作はベルナール・エシャスリオーの「ビル・ダヴレイの日曜日」。

    監督 セルジュ・ブールギニョン Serge Bourguignon

    出演者 ハーディ・クリューガー Hardy Kruger
    パトリシア・ゴッジ Patricia Gozzi


    小宮山隆央軍のパイロットだったピエールは、戦傷による記憶喪失により毎日を無為に過しているばかりだった。
    恋人の看護婦と暮らしているが、ピエールの孤独な心を救えなかった。
    ある日ピエールは、やはり孤独な少女フランソワーズに出会う。

    父に捨てられ、孤独の身となったその少女フランソワーズとピエールは日曜日ごとにビル・ダヴレイを訪れる。
    湖畔で遊ぶふたりの孤独な心は、ビル・ダブレイの森や湖畔で触れ合うのだった。
    しかし、ふたりの幸福な週末は長くは続かず・・
    クリスマスの日に、ピエールはフランソワーズの望みを叶えようとするが・・
    人々の誤解は、シベールに再び孤独与えてしまう悲劇を生んでしまう・・・

    ピエールを失い、シベールは再び孤独な境遇の身となってしまいます。

    1962年の製作です。
    1945年で大戦が終了して15年程です。終戦時に 15歳の少年少女は、まだ 30歳前後です。
    当時の戦災孤児や、子供を亡くした親御さんもあったはずです。
    「孤独」な青年や孤児を身近な存在としている当時には、心の砂漠に水を得た想いで映画も作り、観客も同様に感じていたはずと思います。

    名作は、時代を超越して訴えるものを持っていると思います。
    平成生まれの皆さんはどのようにこの映画を鑑賞されますでしょうか・・・・



    小宮山隆央

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/21

    映画になっています。国家予算なんてことから入ります。                      by 小宮山隆央

    1923年11月25日にドイツでは、1ドルが4兆2千億ライヒスマルク換算のレートを記録しているそうです。

    『ヒトラーに抱きあげられて』ドイツの少女の回想録の出だしに記載されています。

    オランダの女性作家、テッサ・デ・ロー原作の、数奇な運命に翻弄される双子の姉妹の生涯を描いています。

    主演はドイツのナディヤ・ウールと、オランダのテクラ・ルーテン。
    2つの国にわかれて暮らす双子の姉妹が、ナチス・ドイツ側とドイツ占領下のオランダに生き、
    それぞれの立場でその時代を懸命に生きてゆく姉妹の生から死までを映像にしています。

    ヨーロッパで大ヒットを記録し、2004年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされている重厚感のある作品です。


    1926年、ドイツのケルン。
    両親を亡くした双子の姉妹、アンナとロッテは、ドイツの農家とオランダの裕福な家庭にそれぞれに引き取られます。

    『アンナとロッテ』は、双子の姉妹がドイツとオランダに別れて育つ境遇です。

    アンナは親衛隊将校の妻に、ロッテはユダヤ人の妻になり、戦争の時代の花嫁となります。
    (婚約者のユダヤ人男性が強制収容所に連行されて消息不明になり、婚約者の弟さんと結婚する)


    「ドイツを許せない」と
    「ドイツに一所懸命に生きただけ」「何故許されないかわからない」 姉妹の心が、引き裂かれてしまいます。


    親衛隊将校の妻になる女性であっても養父に障害があると出生記録に虚偽を記載されてお役所から不妊治療を強制されそうになります。

    不妊治療の強制の告知を『こちらの従業員で…ハンディキャップで・・・不妊治療・・・』と雇用主にお役人が一通り話したところが、当のご本人です。
     『調べもしないで』と怒鳴り飛ばしてお役人を退散させますが、ひとつ間違えれば不妊の身です。

    このお役人はどのような組織の所属でしょう、もし自分が人事異動で配置されたらどうでしょう、
    政策の徹底が末端にまで行き届くから組織で、お役所ですから役所勤めも心労が絶えません・・・・

    この当時にドイツから出国や出国希望者はどれだけあったのでしょうか、
    これが当時の日本だったらどうでしょう、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のフォン・トラップさん一家みたいに外国へ亡命と考えが働くでしょうか、

    その地で一所懸命に生きたこともどれだけの結果が得られるのでしょう、単に「国が悪い」だけでよいのでしょうか・・・・

    お互いに戦争の災厄の内に夫を亡くしています。

    妹の夫はユダヤ人であるがために、ナチス親衛隊に殺されたと、ホロコーストの主体である親衛隊を忌避する姉妹の愛憎があります。

    姉の夫は、親衛隊将校となります。

    親衛隊で募集があり、厚遇でもあり、応募し、合格し、訓練され、将校になり、国の政府の機関とも言える組織、親衛隊のエリートとなります。


    親衛隊将校でも、武装親衛隊で勤務していて、ホロコーストや収容所には直接関係がありません。

    国・党の諦観をなす戦闘部隊の将校の立場で戦死しますから、双子姉妹の夫らを殺戮したとの意識はありません。

    各々はそこに偶然居合わせた人生を懸命に生きています。
    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/20

    オペレーション・ワルキューレ (2004年 / ドイツ )STANFFENBERG          By 小宮山 隆央

    監督: ヨ・バイアー Jo Baier
    出演: セバスチャン・コッホ Sebastian Koch
    ウルリッヒ・トゥクール Ulrich Tukur

    Stauffenberg (2004) (TV)
    1944年7月20日のヒトラー暗殺及びナチス政権転覆事件を、ヒトラー暗殺の実行犯のクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐から描いています。
    第二次世界大戦中、ドイツ陸軍将校シュタウフェンベルクは東部戦線、北アフリカ戦線を転戦する。

    第一線勤務において、ヒトラー総統に対する不信感を募らせていた。

    北アフリカ戦線で前線を移動中に、英軍機の機銃掃射によって左眼失明、右手の五指と左手の薬指と小指を失った重傷を負う。

    傷の回復後には、前線勤務が不可能となったシュタウフェンベルク大佐は国内予備軍の参謀長として軍務に復帰する。

    陸軍内部の反ヒトラー組織(黒いオーケストラ)に参加し、ヒトラー暗殺と同時にドイツ国内での大規模な政権転覆作戦「ワルキューレ作戦」を発動し政治権力をナチスから奪取するクーデターを策動させる。

    1944年7月20日、東プロイセンにある総統大本営ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)の会議に出席するシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラーを爆殺しようと会議のテーブルに爆薬を含んだ書類鞄を仕かけて立ち去る、
    見事に爆薬を仕かけた書類鞄は、爆発を引き起こしたのだが・・・


    クラウス・フィリップ・マリア・シェンク・グラーフ・フォン・シュタウフェンベルク
    (Claus Philipp Maria Schenk Graf von Stauffenberg, 1907年11月15日 - 1944年7月21日)

    ドイツの陸軍軍人。最終階級は大佐(Oberst)。爵位は伯爵(Graf)。ヒトラー暗殺計画の実行者の一人。

    軍のトップが優柔不断なことは日本もドイツもあんまり変わらなかったことが見て取れます。


    ヒトラーの顔色をみながら執務している軍事に有能で、政治運用に無能な将軍がトップに据え置かれています。

    日本の陸軍でも、若手官僚将校の顔色をみながら執務している大臣や参謀総長でした。

    東條大将は、天皇陛下に対する忠誠心と、我の強い剃刀官僚の側面がありましたが、若手の言いなりではなかったと思います。

    戦後の後知恵からすると、大局観に欠けていたと言わざるを得ません。


    そんなことからすると、TVドラマですが歴史と人物をわかりやすく、当時の雰囲気も伝えているいい作品に仕上がっているように思います。

    セバスチャン・コッホのシュタウフェンベルク大佐も雰囲気がよく出ています。

    トム・クルーズに比較してどうでしょうか・・・・

    伯爵の大佐の演技はやはり貴族を有するお国柄の方が演じたほうが上手いのでは?
    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/20

    by 小宮山隆央

    映画にもなっています。

    大菩薩峠 (1960年 / 日本 )

    監督: 市川雷蔵 三隅研次
    出演: 市川雷蔵 本郷功次郎 中村玉緒 山本富士子

    『大菩薩峠』は、中里介山作の約30年にもわたり書かれている長編時代小説。

    1913年〜1941年に都新聞・毎日新聞・読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大長編。

    幕末を舞台に虚無の剣士 机竜之介の生き様を描いています。

    甲州大菩薩峠を生家とし、武道の試合で対戦者を撲殺することから始まる長編小説です。

    虚無にとりつかれ、殺人・辻斬りを重ね、血に餓える剣豪・机竜之助。
    戦に加わり、盲目となりながらも、血に餓え、辻斬りを重ねてゆきます。

    剣士が、刀の血の錆びに翻弄されてゆき、 旅の遍歴と周囲の人々など様々な生き様が描かれています。

    連載は約30年にもなる長編時代小説、作者の死とともに未完に終わっています。

    弁信、与八、宇治山田の米友、お銀様、お君、犬のムク、がんりきの百蔵、裏宿の七兵衛などなどとサブキャラクターが存在感があります。

    このサブキャラクターでも各1冊分の主人公です。

    弁信、与八だけでも読書して得られるものを持っています。                 小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/20

    by 小宮山隆央

    映画になっています。

    大菩薩峠 (1960年 / 日本 )

    監督: 市川雷蔵 三隅研次
    出演: 市川雷蔵 本郷功次郎 中村玉緒 山本富士子

    『大菩薩峠』は、中里介山作の約30年にもわたり書かれている長編時代小説。

    1913年〜1941年に都新聞・毎日新聞・読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大長編。

    幕末を舞台に虚無の剣士 机竜之介の生き様を描いています。

    甲州大菩薩峠を生家とし、武道の試合で対戦者を撲殺することから始まる長編小説です。

    虚無にとりつかれ、殺人・辻斬りを重ね、血に餓える剣豪・机竜之助。
    戦に加わり、盲目となりながらも、血に餓え、辻斬りを重ねてゆきます。

    剣士が、刀の血の錆びに翻弄されてゆき、 旅の遍歴と周囲の人々など様々な生き様が描かれています。

    連載は約30年にもなる長編時代小説、作者の死とともに未完に終わっています。

    弁信、与八、宇治山田の米友、お銀様、お君、犬のムク、がんりきの百蔵、裏宿の七兵衛などなどとサブキャラクターが存在感があります。

    このサブキャラクターでも各1冊分の主人公です。

    弁信、与八だけでも読書して得られるものを持っています。                 小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/18

                                    By 小宮山隆央
    死ぬまでにしたい10のこと MY LIFE WITHOUT ME (2003) 
      
    監督: イザベル・コイシェ Isabel Coixet
    出演: サラ・ポーリー Sarah Polley
    スコット・スピードマン Scott Speedman
    デボラ・ハリー Deborah Harry
    マーク・ラファロ Mark Ruffalo

    カナダのバンクーバーで暮すアンは、母親の家の裏庭にあるトレーラーハウスに失業中の夫と幼い2人の娘と暮らし幼い娘2人と生活している。

    ある日アンは、突然の腹痛に倒れ病院で検査を受けることに、
    その結果 アンは、癌を患っており、23歳にしてあと2ヶ月の命であることを知らされる。

    ホテルのキッチンで働く母は、人生を楽しむことをあきらめてしまっているし、父はもう10年も刑務所にいる。

    アンは、誰にも告げないことを決め「死ぬまでにしたい10のこと」をノートに書き、自分の今までの人生振り返りながら短い命のある間に新しい人生と果たしていない小さな夢を実行してゆく。

    Things to do before I die(死ぬまでにすること)

    ・1 Tell my daughters I love them several times a day.
        娘たちに毎日「愛してる」と言う。
    ・2 Find Don a new wife who the girls like.
        娘たちの気に入る新しいママを見つける。
    ・3 Record birthday messages for the girls for every year until they’re 18.
        娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する。
    ・4 Go to Whalebay Beach together and have a big picnic.
        家族でビーチに行く。
    ・5 Smoke and drink as much as I want.
        好きなだけお酒とタバコを楽しむ。
    ・6 Say what I’m thinking.
        思っていることを話す。
    ・7 Make love with other men to see what it is like.
        夫以外の人とつきあってみる。
    ・8 Make someone fall in love with me.
        誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する。
    ・9 Go and see Dad in jail.
        刑務所にいるパパに会いに行く。
    ・10 Get some false nails( and do something with my hair).
       爪とヘアスタイルを変える。


    この映画を観て、何を得られるのでしょうか・・・

    サラ・ポーリーが出演した動機が何だったんでしょうか・・・・

    幸せとは、どこにあるんでしょうか・・・

    「死ぬまでにすること」もリストにしてまでも これではちょっと・・・

    カセットに入れたバースディのメッセージテープか、切なく遣りきれないと思います・・

    母親になるには早すぎたのか・・・

    小宮山隆央

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:98件中16件から30件まで表示