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saitaman さんのレビュー一覧 

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     2019/08/24

    1枚目のベヒシュタイン、3枚目のブリュートナーの音色が特徴的な全集。それがいいかは聴き手の好みにはなるが、やはりはっきりとした違いはあるので、聴いてみる価値は十分にある。演奏は派手な技巧的なものではなく、尖がってもおらず、しかし過度に抒情性を盛ったものでもない。どことなく品位のようなものはあって、フランス的である。

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     2019/08/15

    カンブルランは読響の常任指揮者時代に何度かコンサートに足を運んだ。非常に幅広いレパートリーを持っており、特にフランスの近現代音楽では現役指揮者としては第一人者である。この全集は長年コンビを組んでいた南西ドイツ放送交響楽団との協同で、得意のメシアンの主要な管弦楽作品を録音したものである。たぶんオーケストラの特性で少々重いと感じるところはあるが、どれも21世紀に入ってから録音されたもので音質が良く、演奏の精度が高く、明瞭な解釈で、良質な演奏がそろっている。特に、「峡谷から星たちへ」は、この演奏が一番いいと思う。

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     2019/07/15

    お買い得の5枚セット。パユは東京オペラシティで無伴奏ソロのリサイタルに足を運んでその高い技量と©集中力に感銘を受けて以来、好きなフルート奏者なので買った。一番古いものでも1996年の録音なのでどれも音質がとても良い。あまりにも有名なMozartのフルートとハープの協奏曲はベルリンフィル&アバドと組んでいる。パユ自身もベルリンフィルの首席奏者だったので、オーケストラとのコンビネーションはどれも自然でよい。有名な作品が多く収録されているので、特にパユに関心が無かったとしても、お安く買えて音も良いフルート協奏曲名曲集と割り切っても十分元が取れる内容である。

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     2019/07/14

    ハンス・オッテの「響きの書」の素晴らしい演奏を聴いて、ラルフ・ファン・ラートに関心を持ち、ペルトに続いてこちらのセットも買ってみた。音質はどれも文句なしに良い。作曲家はCDごとに異なっていて個性も違うので、作品や作曲家に対する好悪は人によってあるかもしれない。個人的にはジョン・アダムスのピアノ曲全集の1枚が気に入った。5枚目はラートのインタビューと演奏が半分といった感じ。インタビューの部分では武満徹の名前も挙がっている。

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     2019/05/26

    ようやくこの1980年代の全集もすべて聴いた。この1980年代のカラヤン全集は一筋縄ではいかない。第1に、「アルプス交響曲」「ショスタコービッチ交響曲第10番」のような1970年台の鉄壁さに勝るとも劣らない超絶演がある。第2には、マーラーの交響曲第9番のようなカラヤンの老境の抒情性がしみだしているような名演がある。第3に、ムターやツィメルマンのようなカラヤンの新たなお気に入りのソリストたちが生きのよい素晴らしい音色を響かせているものがある。アンナ・トモワ・シントウの情感豊かなソプラノも聴ける。第4に、チャイコフスキーの交響曲のように、重厚・完璧なベルリン・フィルではなくウィーン・フィルとの抒情性を際立たせたような演奏がある。その一方で、「惑星」やワーグナー名曲集のように、単にデジタル録音盤も作ったという以上の意味があまり感じられないものもある。さらに、1970年台の録音に比べると、細部のち密さとか全体的な緊張感が多少減退したかのような印象の演奏も少なくない。つまり、全体的に同じ曲が多くても、この1980年代の録音は1970年代や1960年代と比べると特徴のばらつきが大きい。ただ、1960年代と1970年代を持っていたとしても、こちらはこちらで聴く価値も持っている価値は十分ある。リマスタリングは良好で、デジタル録音の最初の時期に発売されたものに比べて音質にふくよかさがある。いずれにせよ、クラシック音楽史に残る貴重な遺産である。

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     2019/05/04

    エストニア出身の作曲家ペルトのピアノ作品集。とてもよく考えられた構成になっている。最初の2曲は1958〜1959年の初期のもの。次の2曲はミニマリズム的な書法を確立した1976〜1977年のもの。最後の2曲は21世紀に入ってからの作品である。つまり、1枚のCDにペルトの3つの時代から選んだ作品を組み合わせた形をとっている。また、最後の曲はオーケストラとの共演で35分の長さがある。よくできたコンサートプログラムのようである。演奏は細かいところで表情があり、録音も優秀。

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     2019/05/04

    ペルトがエストニアを離れる前の1978年に書いたTintinnabuliと呼ばれるスタイルの名曲である。ミニマリズムの一種ともとらえられる。単純で透明な旋律が、空気に溶けてしんしんと鳴り続ける。静かな夜に一人で聴くと心が黙る。

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     2019/05/03

    豊かな残響のムジークフェラインに澄み渡るウィーンフィルの高貴で美しい演奏がアバドの叙情性と掛け合わさって生み出された至高の名演である。重厚なベルリンフィルとのライブも素晴らしいが、まさにウィーンフィルというべき美しさと優雅さと確かな力量が発揮されたこの演奏は、マーラーの第3番にぴったりである。ジェシーノーマンと合唱も素晴らしい。リマスタリングによって音質は丸く透明感を増した感じがある。

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     2019/04/28

    個性的なドビッシーである。繊細でありながら粒立ちがあり歯切れがよく、明快でありながら陰影のようなものもある。今まで聴いたどの演奏ともちょっと違う。録音はとても良い。

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     2019/04/20

    ベートーベンのソナタの録音は、それこそ星の数ほどある。しかし、このルビンシュタインの演奏ほど、格調の高さが光るものはなかなかない。孤高さと高貴さが漂うスタイルは、聴き手によっては冷たく感じるかもしれない、と思うくらいである。古い録音だが、リマスタリング技術の進歩のおかげで音質は悪くない。

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     2019/04/07

    緻密、正確、繊細。徹底的に研ぎ澄まされ、完璧に仕上げられた音の芸術。スタジオ録音はもちろん、ライブですらそうだ。五島みどりの演奏に耳が慣れてくると、他のすべてのバイオリニストの演奏は、どこかちょっと粗く聴こえてしまう。これだけの水準の演奏は才能だけではできない。おそらく他の奏者ならこれで十分だろうと思うような完成度までいっても、彼女はけっして妥協しない。これだけできれば十分だというレベルからさらに少しでも精度を高めるために、裏でいったいどれだけの努力を重ねてきたことだろう。それを、低価格のボックスでこれだけまとめて聴くことができる。音質も良好。できれば10枚といわずもっとまとめて欲しかったが。

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     2019/03/31

    このボックスはチャイコフスキーのピアノ作品ばかりを集めたもの。有名な作品もそうでない作品もあるが、卓越したメロディメーカでもあったチャイコフスキーの能力はそれほど有名ではない小品においてもよく発揮されているのがよくわかる。それを本場のピアニストがこれだけまとめて取り組んで録音したものが廉価に手に入るとなるとそれだけで価値がある。ポストニコワはかつて指揮者である夫のロジェストヴィンスキーと読売日本交響楽団の公演で時々共演していて、ライブでも直接聴いているが、旧ソ連の音楽英才教育が充実した時代にピアニストとして研鑽を積んで活躍しただけあって安定した技量と表現力で聴かせている。

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     2019/03/31

    ペンデレツキのチェロとオーケストラのための作品3つを収めている。ネオロマンチシズムの系譜につながる時に陰鬱で重厚で緻密な曲が続く。演奏・録音とも極めて優秀。

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     2019/03/30

    ペンデレツキはルトスワフスキと並んで20世紀を代表するクラシック音楽の大家である。指揮者のヴィットは東京都交響楽団に客演したときに見に行ったが、ポーランドの音楽に関する大家である。このCDはペンデレツキの2曲のバイオリン協奏曲を収めたもの。いずれも単一楽章。位置づけ的にはどちらも後期ロマン派の延長にある。第1番は沈鬱でショスタコービッチの作品に近い雰囲気である。第2番はより表情が多彩。どちらも中身は非常に濃い。ソロ・オーケストラ共に迫力あふれる見事な演奏で、ぐいぐい引き込む。録音も優秀。

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     2019/03/24

    ロストロポーヴィチは読売日本交響楽団でも客演していたので生でも聴いたことがある。このBOXはDGやPhilipsなどの音源をまとめたもの。チェリスト、指揮者、そして最後の2枚は声楽のピアノ伴奏(これが意外に良い)としての録音となっている。力強く、抒情にあふれ、表情豊かな演奏が多い。特にお国ものであるロシアの作品は、いずれも線の太い重厚な表現力が前面に出ている。どちらも黄金時代の旧ソ連を代表する演奏家であるリヒテルと組んだベートーヴェンのチェロソナタも見事である。掘り出し物は4枚を占めている盟友の一人のブリテンとのコンビもしくはブリテンの作品の演奏で、とりわけ無伴奏チェロ組曲はそれほど録音が多いとは言えない作品でもあり印象に残った。チャイコフスキーのバレー曲はベルリンフィルを指揮しており、カラヤンのスマートな演奏とはある意味で対象的な演奏。歌劇『スペードの女王』は劇的でとてもいい。最後の2枚のヴィシネフスカヤのソプラノも線が太くて表現力がある。音質はいずれも良好。オリジナルジェケット仕様。

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