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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2026/06/17

    アルフレッド・リード指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏で収録。
    佼成出版社がCDを発売していた時代に人気のあったゲスト・コンダクター・シリーズ。
    これは名前の通り客演の指揮者が佼成を振って録音したもので、リードはシリーズに何度も登場し、自作自演を残しています。
    本CDはタイトル曲から始まる、全5曲のコンサート作品を集めたアルバムです。
    エルサレム讃歌やエル・カミーノ・レアルと言った人気作品の他に、演奏が少ない作品を作曲家の解釈によるタクトで聴けます。
    演奏は他のリードの自作自演集と同じく癖の少ない演奏で、安心して聴けるもの。
    佼成ウインドもその高い実力を存分に発揮している。
    1番良いのはやはり、この楽団が初演したからか、サリューテイションズが当時最も新しい作品だったにもかかわらず1番力が入っており良い。
    録音も優秀なもの。
    最後に収録曲目は以下の通り。

    1.サリューテイションズ
    2.北国の伝説
    3.エル・カミーノ・レアル
    4~7.力と尊厳
    8.エルサレム讃歌

    録音
    1989年3月16日、17日、普門館ホール

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     2026/06/12

    アルフレッド・リード指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏によるアルバムで、リードの自作自演集である。
    リードは1981年の初共演以来、佼成ウインドと数々のCDを制作しましたが、本CDは初共演から10年を記念して制作されたアルバムで、リードの代表曲、アルメニアン・ダンスパート1、パート2を中心に選曲されたものです。
    演奏自体はいつもの佼成ウインドらしい高い技術をもち、余裕のあるプロらしい演奏です。
    良くも悪くも癖の少ない演奏なので、誰もが聴きやすい好演奏と言えるのではないでしょうか。
    ただ、メイン・プログラムのアルメニアン・ダンス・パート1は初共演時のライヴ盤の方が演奏の充実度はそちらの方が良く、作曲家のタクトによる演奏を聴きたければそちらがおすすめ。
    ただこちらはパート1、2が揃っているので、纏めて聴きたい人にはこちらの方が良いでしょう。
    録音は吹奏楽のCDでは中々良い水準です。
    収録曲目は以下の通り。

    1.アルメニアン・ダンス・パート1
    2.アルメニアン・ダンス・パート2
    3.目覚めよと呼ぶ声あり(バッハ作曲 リード編曲)
    4.ジュビラント序曲
    5.天使の糧(フランク作曲 リード編曲)
    6.気高きカスケード連峰の歌

    録音
    1991年3月14日、15日、16日、普門館ホール

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     2026/06/11

    アルフレッド・リード指揮、東京佼成ウインド・オーケストラの演奏によって収録されたCDで、リードの自作ばかりを集めた自作自演集です。
    指揮者としても活躍したリード、佼成出版社にはリード&佼成ウインドのアルバムは多数残しましたが、このCD音源が最初の共演となるものです。
    1981年3月に収録されたもので、1から5曲目までは3月25日、26日に普門館で録音されたもの、6から8曲目までは同月28日に新宿文化センターで行われたライヴ録音を収録したものです。
    リードの来日記念盤として最初LPで発売され、2度にわたりCDとなったヒットアルバム。
    選曲はリードの初期作品や当時比較的新しい作品であった第2組曲や、人気作品アルメニアン・ダンス等を収めたもの。
    初顔合わせながら演奏は悪くなく、第2組曲で陽気なラテン音楽を奏る所はまさにプロ、佼成と言った所でしょうか。
    普門館のセッションの演奏も悪くはないですが、1番の聴きどころはやはり新宿文化センターのライヴは良くも悪くも燃焼度の高い演奏で、音楽祭のプレリュード、アルメニアン・ダンスと言う2大人気曲の名演の一つ。
    録音はやはり古いので多少のノイズはあるが思っていた程よりかは聴きやすい。
    ただ、一つ言えば第2組曲が1つのトラックに纏められており、もうちょっと細かなトラック分けがされていればなと思いました。
    最後に収録曲は以下の通りです。

    1.吹奏楽のための第2組曲
    2.魔法の島
    3.演奏会用序曲『ミュージック・メーカーズ』
    4.ロシアのクリスマス音楽
    5.アルトサクスフォンとバンドのためのバラード
    6.音楽祭のプレリュード
    7.アルメニアン・ダンス・パート1
    8.主よ人の望みの喜びよ(バッハ作曲 リード編曲)

    録音
    1981年3月25、26日普門館ホール 1、2、3、4、5 セッション録音
    1981年3月28日、新宿文化センター 6、7、8 ライヴ録音

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     2026/06/10

    東芝EMIは大手レコード会社の中で吹奏楽のCDを数多く発売しており、本CDは1993年に発売されたアルバムで、ロシアとフランス作曲家の作品を集めた物。
    いずれもクラシックからの編曲であり、編曲者はウィンターボトムやハインズリー等、昔からある古い楽譜を使って演奏されています。
    演奏団体は全曲、大阪市音楽団が担当し、指揮者は『ルスランとリュドミュラ』『スペイン奇想曲』『中央アジアの草原にて』の3曲が林紀人、『エジプトの舞曲』『ザンパ』が金洪才、『絵の様な風景』が
    木村吉宏である。
    複数人指揮者がいる事から分かるように本CDの新規録音ではなく、編集されたものの様である。
    演奏は西の名門、大阪市音楽団だけにどの曲も安定した仕上がりとなっている。
    ライヴ録音程ではないが、どれも市音らしい熱い演奏で悪くはない。
    またエジプトの舞曲や絵の様な風景は吹奏楽であまり録音が多くなく、プロによる演奏は中々ないと思われるのでこれもこのCDの売りの一つだろう。
    1991年から1992年にかけて録音されたもので、音質は問題ないかと思います。

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     2026/06/02

    1999年にキングレコードが出したCDで、タイトルにある言葉のないものがたりと言う通りクラシック音楽の交響詩やストーリー性の強い管弦楽作品を集めたもの。
    選曲としては本当に有名なオーケストラ作品ばかり。
    ジャケットにはブルーナの絵が使われており、解説文を読む限り、子供向け又は保護者と子供向きのCDの様だが、演奏は聴きやすい様にカットした音源で誤魔化すのではなく本格派のフルオーケストラを使ったもの。
    演奏はヴァシル・カザンジェフ指揮、ソフィア交響楽団。
    指揮のカザンジェフはブルガリアを代表する指揮者で、キング以外のレーベルにも録音している同国を代表する指揮者、作曲家。
    ここではオーケストラが映える作品ばかりで、基本的にはスタンダードな音楽作りだが、モルダウのテンポはゆっくりとした運びで大河を表現したり、トゥオネラの白鳥の美しい管楽器群等聴きどころはたくさん。
    録音年代は不明だが、少なくともデジタル時代のもので、問題なく聴けます。

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     2026/06/01

    1990年4月1日から6日にかけてコシツェ芸術家の家で、ロベルト・スタンコフスキー指揮、チェコ・スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された音源で、チェコの作曲家、スメタナのオペラからの管弦楽作品、つまりは序曲や間奏曲、バレエ音楽などを集めたもの。
    指揮のスタンコフスキーは1964年生まれで、ナクソス&マルコポーロの活動初期に活躍したスロヴァキアの指揮者。
    2001年に36歳の若さで亡くなった事や、ナクソス系列ではマルコポーロ中心の録音だった事もあり、知名度は高いと言えないが、演奏自体は良い物が多い。
    本CDは25歳ぐらいの頃に録音されたもので、同じく当時看板だったコシツェの国立フィルを振ったもの。
    初期ナクソスはスラヴ系の作曲家の演奏は当たりが多いが本CDも、オケのちょっとローカル色な音色もあって中々に良い。
    冒頭のボヘミアのブランデンブルク人から重厚で練り上げられた演奏だが、1番良いなと思ったのはリブシェ序曲で、比較的録音のある作品だが、その中では隠れた名演ではないでしょうか。
    選曲面では有名な売られた花嫁以外の10作品を収録、他に録音はあるものの、これほど纏まって収録されたアルバムは珍しいかと思います。
    録音は当時のナクソスらしい自然な物です。

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     2026/05/20

    アメリカの作曲家、ジェームズ・スウェアリンジェンの作品集です。
    スウェアリンジェンは吹奏楽の作曲家と知られていて、初級、中級向きの作品を多数書いていて、それらは日本でも数多く演奏されており、吹奏楽に関わりのある人物ならその名前は知らないと言う人はまずいないでしょう。
    スウェアリンジェンの吹奏楽作品を集めたアルバムは幾つか出ておりその人気ぶりが伺えますが、このCDは1996年位に発売されたもので、スウェアリンジェンの作品の中でも良く知られた作品を中心に集めた選曲です。
    演奏はエドワード・ピーターセン指揮、ワシントン・ウィンズです。
    演奏団体は名前通り、ワシントン周辺で活躍するフリーのミュージシャンや、軍楽隊の現役、OBメンバー等で構成される録音用団体で、ピーターセンのタクトの下、ウォーキング・フロッグに大量に吹奏楽の音源を残しています。
    少し大味ながらも楽器を良く鳴らして、高い実力を遺憾無く発揮しており、味のある演奏です。
    録音はオメガ・スタジオというスタジオでの収録なので、ホール録音の様な残響はなく、各楽器の音がわかりやすい硬めのサウンドである。
    最後に収録曲目は以下の通り。

    1.センチュリア
    2.子供の子守唄
    3.歓喜の序曲
    4.レガシー
    5.狂詩曲『ノヴェナ』
    6.演奏会用行進曲『シルバークレスト』
    7.イクゾーディアム
    8.語られる栄光
    9.インヴェクタ序曲
    10.コヴィントン広場
    11.ロマネスク
    12.チェスフォードの肖像
    13.マジェスティア

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     2026/05/19

    本CDはアメリカの作曲家、エド・ハックビーの作品集です。
    ハックビーは1948年生まれで、主に吹奏楽作品の作曲家と知られています。
    日本では1990年代にスウェアリンジェン等と共に初級から中級向きの作品が良く演奏されていましたが、近年は一時程は演奏される機会は減った様に思います。
    その作品はアメリカの作曲家らしい明るい曲調の親しみやすいもの。
    本CDはハックビーが日本でも良く演奏されていた1994年に発売されたもので、エドワード・ピーターセン指揮、ワシントン・ウィンズの演奏で収録されたものです。
    演奏団体のワシントン・ウィンズはその名の通り、ワシントン近辺で活躍するトップミュージシャンや、ワシントンD.C.管区の軍楽隊の現役やOBメンバーによって結成された録音用の団体です。
    その録音の殆どをピーターセンと共に録音しています。
    特に本CDの発売元のウォーキング・フロッグ・レーベルに大量の録音があります。
    録音用とは言え個々の実力の高いメンバーが揃っているだけに、音色は美しくやや大味な演奏ながらも、参考用としては充分なもの。
    録音はオメガ・スタジオという所で行われており、残響の少ない硬めの録音です。

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     2026/05/03

    スタンリー・ブラック指揮、ロンドン交響楽団の演奏によるオーケストラの小品集。
    収録されているのはアンダーソンを初めとした3分前後のよく知られた作品で、セミ・クラシックと言われる聴きやすい作品です。
    近年はこの手の作品の録音は少なくなったので貴重な音源です。
    ブラックはジャズやムード音楽、映画音楽と行ったジャンルでの指揮や、作曲家として活躍したが、指揮者としてクラシックの音源も残しており、デッカに残したハチャトゥリアン等が知られています。
    このCDは1985年に収録された物で、全体的に英国紳士勢とした落ち着いた演奏です。
    派手な演奏ではないのですが、じっくり聴くと中々に良い演奏だと思います。
    またロンドン交響楽団が演奏している事もあり技術的な不足も感じません。
    本CDはBOX物の中の一枚のため、解説書は付いておりません。
    録音はデジタルなので、もう40年は前の音源ながら音は問題無く聴けると思います。

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     2026/05/02

    ジョン・ジョージアディス指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されたCD。
    オーケストラのよく知られた小品を集めたもの。
    表題にもなったペルシャの市場にてや、グリーンスリーヴスによる幻想曲等、5分前後の作品を中心に収録している。
    ジョージアディスはヴァイオリン奏者として音楽活動をスタートさせたのち、指揮者に転向した人物。
    ヨハン・シュトラウスの演奏で知られ、本CDではシュトラウスこそ無いが周辺の作曲家、レハール、イヴァノヴィッチ、ワルトトイフェルの代表曲を収録している。
    ジョージアディスはロンドン交響楽団でヴァイオリンを弾いていた事もあってか、オケとも相性が良く、スタンダードな解釈にもしっかりと味付けされた演奏で、小品ながら聴かせてくれます。
    ソニーが出したクラシックのBOX物の一枚らしく、CDには解説書も付いておらず、裏ジャケットに曲目が書いてあるだけの簡素な作り。
    録音は1985年頃の様で、音質自体は普通に良い。

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     2026/04/29

    ジークフリート・ソンマ指揮、チロル・オリジナルカイザー・イェーガー・ムジークの演奏で収録されたCDで、オーストリアの行進曲を集めたアルバム。
    オーストリアはドイツと並ぶ行進曲大国であり、その歴史から長調と短調を上手く取り入れたり、多彩で民族色豊かな華やかな曲調だったりと、重厚でシンフォニックなドイツ行進曲とはまた違った作品が多い。
    本CDは有名な曲からそれほど知られていない作品まで、全12曲を収録している。
    演奏のチロル・オリジナルカイザー・イェーガー・ムジークは、1972年に本CD指揮者のソンマによって設立され、以後現在まで同国を代表する吹奏楽団の1つとして知られています。
    ソンマ時代から録音も多く、このCDでもオーストリアらしい金管楽器の充実した響き、時に大胆にブレーキをかけた、メリハリの付いたテンポとキレの良いオーストリアならではの行進曲演奏を聴かせてくれます。
    CDには楽曲解説などもなく、発売年の記載もありませんが、調べると同内容のLPがありそちらは1984年発売であり、録音もその頃と思われます。
    ADD録音でちょっと古さを感じますが、聴けない音質という事はないでしょう。
    収録曲目は以下の通りです。

    1.皇帝フランツ・ヨーゼフ行進曲(ピヒラー arrホルノフ)
    2.ペルシャ行進曲(シュトラウス2世 arrリチャードソン)
    3.懐かしいシュターレンベルク(シュナイダー)
    4.航空兵行進曲(ドスタル arrマンネッケ)
    5.カスタロド行進曲(ノヴァーチェク arrザルバ)
    6.オーストリアからカルフォルニアへの挨拶(ソンマ)
    7.チロル万歳(マール arrハルトマン)
    8.連隊の父(ツィーラー arrソンマ)
    9.サイフェルティツ行進曲(アシュレイトナー)
    10.力を合わせて(シュトリッツル)
    11.デフレッガー行進曲(リンハルト)
    12.イン川の岸辺にて(フランク)

    ※12のみ、ヤーコブ・シュタイナー・コーラス・アブサムも演奏に参加

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     2026/04/22

    エイドリアン・リーパー指揮、ポーランド国立放送交響楽団の演奏によるチャイコフスキーの交響曲第2番と第4番を収録したアルバム。
    ナクソスが1990年代にポーランド国立放送交響楽団を起用して制作された最初のチャイコフスキー交響曲全集はマンフレッド交響曲を除く6曲の交響曲といくつかの管弦楽作品が選曲され、指揮者もポーランド国立放送交響楽団の当時の音楽監督、アントニ・ヴィッドと、エイドリアン・リーパーが担当した。
    リーパーは2枚振っており、これはそのうちの一枚。
    リーパーはロイヤル・フィルともナクソスにチャイコフスキーの管弦楽曲作品を録音し、ダイナミックに演奏で評判が良いが、この2番も中々の出来。
    やはりダイナミックなスケールの音楽と、オケの機能的なサウンドを見事に駆使して、情感豊かにそれでいて優しく柔らかな演奏を聴かせてくれます。
    廉価盤価格で2番は中々見かけないと思いますが、これはその中でおすすめです。
    4番は言われているほど悪い演奏には感じませんでした。
    オケのカラーか、パワーが必要な所ではやや力不足なのは否めないですが、こちらもダイナミックな中に優しさもありで、第2楽章の歌心は悪くなく、作品を知るには問題ない演奏だと思います。
    また両曲とも弦楽が全面に出てきており、リーパーならではの解釈となっています。
    録音は1991年3月23日から29日、ポーランド放送コンサート・ホールで収録されたもの。
    録音は豊かなホールトーンが感じられ、オケの響きが柔らかに聴こえます。

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     2026/03/13

    ジョン・ジョージアディス指揮、ロンドン交響楽団の演奏で収録されたCDで、ウィンナ・ライト・ミュージックを集めたものです。
    ジョージアディスは最初はヴァイオリン奏者として活躍、ロンドン交響楽団ではコンサートマスターとして活躍し、後に指揮をふる様になった人物です。
    シュトラウス親子を初めとしたウィンナ・ライト・ミュージックのイギリスでの重鎮の1人として知られており、録音も多いです。
    このCDは1988年に収録された音源で、ヨーゼフ・シュトラウスが1曲、ツィーラーが1曲、残り8曲はヨハン2世の作品が選曲されています。
    有名な作品から無名な作品までバランス良く選曲されたアルバムです。
    演奏はやや渋い響きで、地味な仕上がりですが悪くはないと思います。
    ロンドン交響楽団の実力の高さが存分に味わえる一枚。
    録音はデジタル初期特有の金属さは残っていますが、普通に聴けます。

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     2026/03/10

    2011年4月にウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式は当日のライヴ録音がロイヤル・ウェディングとしてリリースされた他、関連のアルバムが幾つか発売され、本CDもその一つである。
    スティーヴン・バーンウェル少佐指揮、イギリス王立近衛兵ウェルシュ・ガーズ軍楽隊の演奏で収録されたもの。
    アルバムはライフ・ガーズ軍楽隊の元隊長、ワルター・ジャクソン少佐が作曲したファンファーレ『ロイヤル』で華やかに幕を開けます。
    次にスーザの行進曲『忠誠』、ジョン・ハモンド軍曹のトランペットをフィーチャーしたクラークのトランペット・ヴォランタリーと続きます。
    その後もウェールズに関連した愛国歌や民謡等が選曲された内容で、最後は威風堂々第1番から、我が父の国、イギリス国歌で締めます。
    ウェルシュ・ガーズ軍楽隊は5つある近衛歩兵軍楽隊の一つで録音も多くあります。
    指揮者のバーンウェル少佐は、2008年にアイリッシュ・ガーズ軍楽隊からウェルシュ・ガーズ軍楽隊の音楽監督に転任した人物です。
    バーンウェル少佐の録音は多くないですが、本CDは軍楽隊が得意とする国歌や行進曲と言った作品が多数含まれている事もあり、演奏はどれも水準が高いです。
    また、曲によってはトレオルキー男声合唱団や、ウィン・エヴァンズ、グワー・エドワーズらが歌手としか参加しており、より豪華に輝かしくしています。
    録音は2011年エア・リンドハースト・ホールにて。
    ライノ・レコードと言う所から出ていますが、ここワーナー・ミュージックのグループのレーベルらしく、録音も良く音質は良好です。
    収録曲は以下の通り。

    1.ファンファーレ『ロイヤル』(ジャクソン)
    2.行進曲『忠誠』(スーザ)
    3.デンマーク王子の行進よりトランペット・ヴォランタリー(クラーク)
    4.神よウェールズ公に加護を与えたまえ(リチャード arrキンバリー)
    5.ハーレフの男(伝統曲)
    6.ウェールズ狂詩曲(グルドマン)
    7.ミルク入れの下に/1夜中(トーマス)
    8.ソーガン(伝統曲)
    9.ライフ・ミー・アップ(arrチェグイン・パトリック)
    10.軍隊行進曲メドレー(arrパトリック、コトル)
    11.ロイヤル・クラウン(arrパトリック、コトル)
    12.天なる喜び(ズンデル)
    13.プリンセスの愛のために(ホーナー)
    14.威風堂々第1番(エルガー)
    15.我が父の国(arrテイラー)
    16.ロイヤル・サリュート『英国国歌』(arrブラウン)

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     2026/03/09

    レーザーライト・レーベルが発売したCDで、ブラス音楽の祭典と題されたアルバム。
    オーストリアとスイスの楽団による演奏で収録されたもので、向こうでは知られている団体かもしれないが日本ではマイナーな団体ばかり。
    ブラスムジークとCDタイトルにあるが編成は木管も入った吹奏楽編成で、ただ日本のアメリカに影響を受けた柔らかなサウンドのウィンド・オーケストラ的と言うより、ヨーロッパの団体らしく金管の充実した華やかな響きと、ローカル色豊かなサウンドがどの演奏団体にも共通しており、技量は各団体でまちまちだが、基本的には悪くない。
    収録団体の殆どはアマチュアではないかと思われるが、ピンからキリが多い海外のアマチュア団体の中ではどれもレベルが高い方と言えるでしょう。
    選曲面はクラシックの名作を吹奏楽アレンジしたものが大半ですが、中には録音が少ないマイナーな作品もあり、イタリアの作曲家、コンラード・プレイトナーのアルプス組曲や、ドイツからスイスに移住して、行進曲『連隊の挨拶』で著名なハインリッヒ・シュタインベックの狂詩曲『ツィンガレスカ』等の知られざる作品が収録されているのが売りです。
    録音年は不明ですが、ADDとなっているためそれなりに古い録音と思われます。
    音質はまぁまぁと言った所でしょうか。
    レーザーライトのCDは解説がないものが多いですが、本CDもそうです。
    最後に収録曲と演奏者は以下の通りです。

    1.アルプス組曲(プレイトナー)
    2.ワルツ『女学生』(ワルトトイフェル)
    3.恋愛禁制(ワーグナー)
    4.狂詩曲『ツィンガレスカ』(シュタインベック)
    5.ワルツ『南国のばら』(シュトラウス2世)
    6.序曲『詩人と農夫』(スッペ)
    7.アンネン・ポルカ(シュトラウス2世)
    8.黒い森の伝説(シュプリンガー)
    9.剣の舞(ハチャトゥリアン)

    演奏
    コンラード・プレイトナー吹奏楽団 1
    南チロル州立吹奏楽団 2、3、4、7
    アドルフ・ニーダーライムバッハー指揮、キルヒビッヒル連邦吹奏楽団 5
    クローベンシュタイン音楽隊 6
    H・シュレーダー指揮、ヴァイトリング連邦吹奏楽団 8
    ウンターマイス市民吹奏楽団 9

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