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検索結果:22件中1件から15件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/27
なんだか奇妙な単語の取り合わせだが、要するに古き良き映画を成り立たせていた価値観についての論考だと思う。戦うためには守るべきものが必要である。守らねばならないのは友達とか恋人ではなく「家族」である。理由や報酬を超えた絆だからこそ、どんな犠牲を払っても戦えるのだ。みんなが対等で自立した「パートナー」になってしまった現代では活劇映画はもはや成立しないのかもしれない。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/07/08
ガンダムって初代の第一話の冒頭でいきなり地球人の半分死んじゃって、それから何十年も延々大戦争やってて宇宙経済はメチャメチャのはずなのに、ピカピカの新型メカが次から次へと出てくるのはおかしいなあとずっと思っていたのだ。この疑問にはじめて答えてくれた作品である。 もうコロニーも直せなくて壊れてく一方だし、中古のMSを継ぎはぎして使って、それでも争いをやめられないダメな人類だけど、それでもあきらめずみんなを救おうとがんばる人たちもいる。この時代を乗り越えて∀やGレコの世界に辿り着いたんだなあ。 F91の外伝からはじまって、ここまで堂々の大河ロマンを築き上げた長谷川裕一先生えらい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/05/10
アルバム自体は数えきれないほど聞いたいまさら言うこともない物ですが、特典ディスクの、ロード・トゥ・ナイアガラ(ラジオ番組か何か?)がとても興味深かった。不遇時代の下請けで作ったCMソングやら声優ソングやらを寄せ集め、ソニーで1年かけて磨き直したらこうなった。自作PCのごとくジャンクパーツを組み上げて芸術を生んだのかと改めて感動しました
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/03
光秀の再評価が明治から始まっていたのかと驚くが、解説を読むとちょっと事情が分かる。これは一般向け歴史本の嚆矢となった「偉人史叢」というシリーズの一冊で、他のラインナップも負け組・悪役・不遇に死んだ人が半分を占めているのだ。なぜかといえば版元の社長が賊軍仙台藩から上京してきた方だから。本命だったはずの地元ヒーロー伊達政宗を刊行する前に終わってしまったのは無念だったろう。
横田順彌さんはユーモアSFの名手であると同時に古典SFと明治文化の研究者でもあった。現代最先端のSFで起きるような事件が明治時代に起こって、それを明治の人がどう理解していかに対処するのか。当時の人間になりきって書ける唯一無二の作家でありました。 この文庫は単行本未収録の2篇を追加した完全版で、ほんとに古本屋から掘り出してきたみたいな装丁も素晴らしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/28
アメリカの人種差別問題がいちばん激烈だった時代に、地方の高校生が平和を願って企画したコンサートに、あんな偉いピアニストが意気に感じて来てくれた、というそれこそアメリカ映画のような話。モンクというと世俗を超越した孤高の仙人てイメージだったけど、ああいう時代にはこんなこともしたんだなあと感動した。今のジャズ業界はどうなのか、ニュース映像にはジャズマンの姿が一人も見えない。単なる黒人伝統芸能として博物館に引きこもってしまった感じだが。 高校の用務員さんがバイトでやってくれたという録音が予想外な高音質で、普通にモンク入門編名曲集としても最高だ。
なんとなくロシアっぽい軍隊の兵站担当の人々のお話。日本で「兵站」というととにかく食べ物や武器弾薬を持ってけばいいみたいに思われているが、この漫画ではもっと大きく、兵隊の人間性そのものを守る使命を託されている。メルヘンな絵柄で描かれたキャラがリアルに痛めつけられ死んでいく、手塚治虫直系の戦争マンガの傑作だと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/05/08
まさに埋もれた名作。分厚い全3巻のすべてのページに、アイデアと名台詞と男の美学が詰め込まれている。解説コーナーもすごく充実していて、望月先生を心から尊敬している人が編集したんだなあとわかる。
NHKでドラマ化されたあたりを切り取った特別版で、もちろんここが一番面白いところなのだが、前後の話との関係で意味を持つ要素もあるのでオリジナル版を全部読んでほしい。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/08/27
話・絵ともにゼロ年代の高橋作品ではもっとも気合が入っており、おすすめの一冊。カバーがモノクロのほうが書き下ろし付きの新版です。
「三界万霊塔」以外は全て旧全集未収録のレア作、ファンにはお買い得。戦前のユーモア物から戦争末期の殺気漂う国策小説へと時代の流れを感じさせるが、ストイックな文体は一貫して揺るぎがない。
歴史物の中に混じって珍しい女性物が2編ある。男の幻想でなく現実を生活している女性が描かれていて、作者の人生経験と観察力と優しさがうかがえる。
戦前戦後・フィクションノンフィクションを問わずフランス関係の話ばかりである。作者にとって留学経験がいかに大きかったか分かる。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/08/26
書名がまぎらわしいけれど、再発じゃなくてシリーズ8冊目。面白さは変わらないが、ページ数が減っているのは少し物足りない。
「ガールズ&パンツァー」の原典のひとつ。昨日の敵は今日の友でスッキリ終わってよろしい。
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