トップ > My ページ > ブルノのおっさん さんのレビュー一覧

ブルノのおっさん さんのレビュー一覧 

検索結果:111件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/08/22

    ウィーン・フィルが映画音楽を!何だか面白そうという好奇心(失敬!)に近い感覚で、思い切って映像付きデラックス盤(国内盤)を購入。これが実に素晴らしい。いや、敢えて別の表現をするとすれば、実に「自然」な演奏といえるかもしれません。冒頭に述べたような「あのウィーン・フィルが!」みたいな下手な物珍しさは微塵も感じさせず、ウィリアムズの音楽があたかも当然のように馴染んでいます。ある意味で、このような「自然」さこそがウィーン・フィルの最高峰たる所以なのかなとも考えます。また、ムターを独奏に迎えたことで、いくつかのナンバーがまるでクラシカルなコンチェルトのような格調高さを備えることに成功しており、この点でも、いわゆるポップスコンサートのような軽妙なもの(私はポップスコンサートも好きです)とは一線を画していることは明らかといえるでしょう。なお、CDあるいはBluray-Audioでは曲ごとの拍手が除かれており、曲の鑑賞に集中することができて良かったです。色々と述べてきましたが、とにかく一聴下さればと思います。プログラム順に通して聴くのも良いでしょうし、お気に入りのナンバーから聴き始めるのも何だかワクワクしますね。ブックレットも読みごたえがありましたので、是非ともデータのみでなく、パッケージ版(金箔押のDGロゴが美麗!)を店頭やネットで購入されることをオススメします。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/04/06

    心から曲を愉しんでいる類まれな名演!テンポ設定や弦の歌わせ方など、ビエロフラーヴェクにしか成し得ないような要素に満ちています。印象深いのが、1集の6番。3拍子の1拍目が少し重く、独特の浮遊感が感じられます。デッカ録音ならではの、音量や響きのバランスの良さも申し分ありません。ご一聴下さい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/02/19

    チェコ期待の若手による協奏曲アルバム!ドヴォルザークの協奏曲に加え、マルチヌーの呪文を収録するとは、スプラフォンならではの意欲的な内容です。カハーネクのピアノはどこまでも活気に満ちていて、実に清々しくスッキリとしています。やや冗長と思われるドヴォルザークの協奏曲も、楽しんで聴くことができました。そして最も楽しみにしていた呪文は、やはり期待どおりの素晴らしい演奏。バンベルク響は過去に父ヤルヴィと組んでマルチヌーの交響曲全集に取り組んでいる功績があるからか、きわめて自然な演奏で好印象です。バランスの良い響きは、録音の技術もさることながら、フルシャの冴えた指揮によるところも大きいと思われます。企画上全集というのは難しいかもしれませんが、同コンビによる2番や3番の演奏も聴いてみたい、そんな期待をも抱かせるような1枚でした。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/11/01

    素晴らしい!の一言に尽きます。チェコ音楽の愛好家として、近年で最も嬉しい新譜です。『花束』はマルチヌーの声楽作品における代表作といえますが、意外に録音が少なく、今回それを新録音で聴けることに、まず感謝したいですね。演奏・録音ともに優れており、『花束』の代表的なディスクと呼んで差し支えないでしょう。とくに児童合唱が響く箇所は純粋な美しさに満ちており、聴きどころの一つです。そして、もう一つ面白いのがヤン・ノヴァーク(『スロヴァツカ組曲』等で有名なノヴァークとは別人です)の作品が収められていること。マルチヌーの弟子にあたる人物ですが、本盤の『フィルハーモニック・ダンス』に関しては師からの影響が多分に反映されており、時折マルチヌーか?と聴き間違えてしまうほど。この作品をカップリングしたという点で、アルバムとしての企画の面白さも際立つ1枚だと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/07/15

    マルチヌー初期作シリーズのなかでも、とくに知られざる作品といえるバレエ音楽「影」。声楽つきですが、とくに言葉に比重がおかれたものではなく、全体的に標題音楽というより抽象的なテーマを題材にした音楽劇というような雰囲気があります。マルチヌーらしく、管弦楽にピアノを配した色彩感のある響きですが、初期作ならではの軽妙なメロディ等も魅力的です。演奏は例によってホブソン&ヴァルソヴィアですが、相変わらず良いです。このように珍しい作品をリリースしていただけるだけでも十分ですが、演奏、録音ともに充実しており、トッカータレーベルの意欲的な仕事には、感服するほかありません。第1集、第3集も併せてお聴きになってみてはいかがでしょうか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/06/07

    長唄交響曲とは面白いですね。さすが、日本音楽と西洋音楽、各々の価値をよく理解していた山田耕筰ならではの作品です。基本的には演目「鶴亀」に西洋的に和声づけを行っているものですが、原曲の渋みを損なわずに、華麗な対旋律を添えることにも成功しています。次の明治頌歌も、篳篥の絶妙な音高を巧みに利用し、雅楽を思わせる弦、金管の荘重な響きも印象的な作品です。日本作曲家選集でお馴染みの湯浅卓雄の指揮も冴えていて、とても質の高い1枚かと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/06/07

    これ以上のグローリアは望めないかもしれません!?とにかく、音の1つ1つが洗練さをきわめ、始まりから終わりまで、大きな筋の通ったような明快な演奏です。実は個人的に声楽作品はそれほど好きではないのですが、プーランクの宗教作品は別です。まさにこの演奏を聴いて、今までの考え方が変わりました。宗教曲なのに、どこまでも楽しい、けれども、ときに美しく儚い、素晴らしい作品ですね。悲歌であるスターバトマーテルでさえも、どこか明朗で、絶望ではないのです。プーランクが途中でレクイエムでは重すぎると考えて題名変更したのもうなずけます。そういう点で、オルガン協奏曲は対照的に終始厳めしい雰囲気を持っていて、同じ作曲家が書いたとは思えないと感じる箇所もあります。しかし、これがまさにプーランクの魅力、面白さといえそうです。声楽作品はあまり聴かないという人も、まるで明快な器楽作品を聴くかのように楽しめる作品かと思いますので、ぜひお試しください。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/06/07

    旧EMI音源なども含めて、続々とフランスものを再リリースしているエラート。このフランス音楽のエスプリシリーズは、古くから他のレーベルでは見られないようなフランス近現代ものが充実した企画で、1枚1枚キレイなジャケットを施していて、個人的にとても愛着を感じています。とくに、それほどプーランクが知られていなかった時代から積極的に彼の作品を紹介してきたことは、エスプリシリーズの大きな功績ではないでしょうか。本盤はまさに彼の傑作コンチェルトである2台ピアノと田園のコンセールを収録し、前者に至ってはプーランクご本人が参加!たしかに近時の整った演奏に比べると、何となく技巧的に危ういと感じさせる(それほどプーランクを演奏するのは骨の折れることなのでしょう…)ところも否めませんが、かえってプーランクがこれほど燃焼感をもって演奏されていた時代もあったのかと、感慨深い演奏にも感じられます。田園のコンセールも、クラヴサンの音が少々重たく、決して軽やかとはいえませんが、第2楽章の沈鬱なシチリアーノの集中力や第3楽章のすごみすら感じさせる活気は、この時代ならでは(あるいはプレートルならでは?笑)といえるでしょう。こういった点から、必ずしも入門にはオススメできない(初めて聴くなら、断然デュトワ盤を勧めたいですね)のですが、これら2作品を聴いてみてピンと来なかった人には、むしろ本盤を是非とも聴いてみて頂きたいと思います。こんなプーランクもありなのか!と、見方が変わって、作品を好きになるきっかけになるかもしれません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/30

    小澤&サイトウの弦チェレとオケコンばかり聴いてきた中で、CDショップでふと思い立って購入したのがこのブーレーズ旧盤でした。実は最初はピンと来なかったものの、何回か聴くうち、オケコンや舞踏組曲などは今やブーレーズばかり聴いています。カチッとしたクリアな音感が、意外にもバルトークのバーバリズムや民俗性に調和するのですね。録音年は少々古いですが、音質面でそれほどマイナス点はないと感じています。ショルティやフィッシャーなどのハンガリー勢しか聴いたことがないという人にこそ、むしろバルトークの曲の魅力がより一層強く感じられる名盤かと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/28

    発売から随分と経ちますが、これほど何回聴いても飽きないディスクは珍しいですね。とくに最初のマルチェッロはやはり素晴らしい。バロック録音史黎明期から、様々なオーボエ奏者(ミカラ・ペトリのリコーダー版も懐かしい!)に愛されてきた名作ですが、本盤のシェレンベルガーは終始クセのない、すっきりとして美しい音色を聴かせてくれます。これを聴いた後となると、ホリガーの演奏が装飾過多に感じられるかもしれません笑(ホリガーも無論良いのですが)。また、本盤で初めて知ったサンマルティーニの協奏曲の優美な旋律にうっとり…。緩徐楽章から始まる面白いオーボエ協奏曲で、どこか懐かしい感じのする雰囲気が魅力的です。オリジナル楽器演奏が主流の今日においても、なお輝きを失わない、むしろ繰り返し聴くほどに味わいの深くなる名盤だと思います。是非、今後も廃盤とならずに末永く残っていってほしいものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/26

    いろいろなラヴェル管弦楽曲集があるなかで、本盤はとりわけ美しい仕上がりを見せているものではないでしょうか。ラヴェル作品のもつダイナミックな響きが、混濁することなく精細に表現されています。ダフニスの夜明けの場面など、およそ人が演奏しているとは思えないほど、作為を感じさせない自然な音づくりが感じられます。ボレロやクープランの墓では、ロンドン響メンバーの見事なテクニックに終始感服。最近ではブランギエ&チューリヒ管などの新しいものも出始めていますが、本盤は時代を経てもなお色褪せない、それどころかラヴェル作品の解釈の一つの大きな理想形として、今後も永く聴かれ続けるべきものだと思います…!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/10

    マルチヌー初期作品集!なんと素晴らしい企画。最初のスケルツォ形式の前奏曲は原曲のピアノ版で多少聴いたことのあるものですが、それ以外はまるで出会ったことのない作品ばかり。中期や後期の作品にみられる複雑な要素はほとんどなく(それゆえ単純に過ぎる感も否めませんが)、親しみやすく美しい旋律を楽しむことができました。単に断章と書かれたトラック3の曲では、チェレスタの醸し出す夢想的な雰囲気に終始ウットリ…笑。また、小さな舞踏組曲も、マルチヌーが若き日に祖国チェコの要素と近代的書法とを融合させることを試みたと思われる微笑ましい作品であり、やや冗長ながらも聴きごたえがあります(長いですが、題名は「小さな」舞踏組曲!!)。そして、何より嬉しいのが、これらの貴重な作品をシンフォニア・ヴァルソヴィアの優れた演奏で聴くことが出来ることです。一般には知られていない作品でも、丹念に、むしろ世に知らしめるかのごとく、聴き手を感動させてくれます。今後もこのシリーズが続いていくことを楽しみにしています!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/05/06

    マルチヌー初期作シリーズという、ファンにとってはあまりに素晴らしい企画。全体的に印象主義の影響が強く、やや冗長に感じられる所もありますが、後期の作品にはほとんど聞かれない純粋な美しさを湛えており、じっくり味わって聴きたい作品集です。とくに、消えゆく真夜中の第2曲、青い時は単独で演奏されても良さそうな秀作だと思います。今後このシリーズが続くのかは分かりませんが、大変興味深いものなので、より多くの知られざる作品が発掘されていくことを期待しています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/03/06

    様々なローマ三部作の録音を聴いてきましたが、やはりムーティ盤ほど聴きやすく、美しく仕上がったものは他に見当たりません。レスピーギに特徴的なカオス的な音の饗宴、これが非常に明快に伝わってくるのが分かります。怒涛の迫力は欲しいけれど、汚いのはいただけない・・・、そんな贅沢な要求に、ムーティ盤は見事に応えてくれるものです!三部作を聴く上で、外せない名盤の1つに違いありません。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/02/14

    佐渡さんがトゥーランガリラを!と少々驚きながら購入。まことに素晴らしい演奏。ソリストのお二人はもちろん、トーンキュンストラー管の分厚い響きに魅了されました。ライヴ収録ならではの独特の緊張感も良い点ですね。さて、本盤の大きな特徴は、全体的に響きが明瞭であることです。音が複雑に絡み合う箇所でも、それぞれが何をやっているかがはっきりと分かりました。これは非常に重要な点で、トゥーランガリラのように大規模な曲はしばしば音が混濁するのですが、本盤はあちらこちらで鳴っている音が見事に調和して聞こえてきます。録音が優れているからともいえますが、佐渡さんのアンサンブルをまとめあげる手腕によるところも大きいと思われます。また、パーカッションの鳴りが明瞭で聴きやすく、オンド・マルトノもオケに隠れることなくきれいに響いていて、メシアン作品特有のリズムの妙技を思いきり楽しむことができます。他盤(よく聴いていたのはミョンフン&バスティーユ)も良いのですが、しばらくは本盤を聴き続けることになるかもしれません。トゥーランガリラ、リスナーとしても一筋縄ではいかない曲ですが、佐渡さんのファンをはじめ、オケ・ファンの方々に広くおススメしたい1枚です!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:111件中1件から15件まで表示