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fuka さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/13

    まさに天使たちが奏でているかのような優美な音楽。ああなんて素晴らしいんでしょう、とため息をついてしまいます。ディヴェルティメントといってもこの17番は40分以上もかかる大曲ですし、80年代に入っても何度も演奏しているカラヤンの愛奏曲です。彼にとってこの作曲家の本質的なものが含まれていると感じていたのでしょう。誰にでも書けそうで絶対に書けない音楽、華やかな衣擦れを思わせる音の色に喜びを感じつつも、ふと訪れる静寂にわが身を振り返ります。そうした人間の心の機微を、さらりと私たちに表現してくれています。最高の贅沢品とは、こういったもののことをいうのだろうと改めて感じました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/04

    何度も聴いたこの名盤。また取り出して聴いてみました。現代ではいくらでもスペクタクルにできるこの曲。作曲家自身は、つぎはぎにしたり編曲されることを禁じたといわれています。科学がいくら進んだとはいえ、宇宙の闇や謎の全体からしてみるとここ何十年の進歩なんて蝸牛の歩みにしか過ぎません。星空を見上げて宇宙に思いをはせるとき、ホルストの時代、いや太古の昔と、我々は何ら変わっていないとも言えるでしょう。カラヤンのこの名盤を聴いてみると、音楽を越えた感覚があらためて呼び起されます。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/24

    ベートーヴェンのピアノ協奏曲を聴く醍醐味を十分に味わうことができます。この2曲の緩徐楽章の言葉を超えた美しさは、ベートーヴェン以外には求めることができないもののひとつです。臨場感も十分で、演奏会で実際に聴いているかのような素晴らしいライヴ録音です。私は当時大阪のフェスで両者の4番を聴いて感銘を受けましたが、30年余の時間を経て、こちらもいろいろな経験を踏み、当時とは違った(さらに深まった)感銘を受けました。それはとても瑞々しく、今更ながら素晴らしい音楽に触れることのできる幸せを感じさせてくれるものでもありました。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/21

    独墺系の指揮者としてのカラヤンの演奏歴の中において、ブルックナーの位置づけはきわめて重要なものであったと思います(それはフルトヴェングラーもそうだった)。特に後半の3曲は繰り返しコンサートで演奏し、録音もしていますので、大切な曲だったのでしょう。カラヤンが残してくれた壮年期のこの全集、白鳥の羽のジャケットのLPが出るたびに(中学生には高価でしたが)買ってました。それ以来数限りないブルックナーのCDや実演を聴いてきました。素晴らしいものもあり、がっかりしたものもあります。しかし録音媒体とはよく出来たもので、カラヤンのブルックナーが聴きたいときにはいつでもすぐ聴けます(podにも速攻入れましたし)。でも、もう30年以上経ってしまいました。私の好きなブルックナー演奏が、どんどん遠くなっていきます。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/20

    知らない曲、知らない作曲家があれば聴いてみようという気になりますが、やっぱり有名どころの曲というのはよく出来た名曲であって、そうでなければ、それなりの曲が多いですね。この交響曲集にしても、綺麗なメロディとか耳に心地よい箇所は散見されるものの、素晴らしいからぜひ聴いて、と友人に勧めるにはちょっとためらいます。音楽史のフロントに数えられる作曲家は、相当な才能の持ち主だったことを逆に思い知ることになります。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/16

    シルヴェストリという指揮者は以前セラフィムの廉価盤でいくつか親しみましたけど、いつのまにか爆演系と評価されていることもあるようです。あらためてこの新世界を聴き直してみますと、1959年の録音にもかかわらず現代でも十分に通用する演奏を当時していたのだなあと感銘を受けます。時折みせるオケへの煽りが彼の特徴と言えば特徴なのでしょうが、確かに第2楽章の寂寥感にも独特のものがあり、現代のコンサートではあまり期待できないような情緒的な名演です(カラヤンの初期の新世界は、こういった演奏に客観性を与え、精度を上げた方向にあると感じます)。この演奏を大時代的という言葉で片付けることは簡単かもしれませんが、では現代の演奏の特徴は何かと考えたときに言葉が詰まります。50年後に現代の演奏を聴いてみたときにどう思うでしょうか(その頃はもう生きていないからわからないけど)。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/17

    まさしくもともとギターのために書かれたかのような。それは編曲の巧さもありますが、バッハの器楽曲の持つ懐の深さによるものでしょう。録音も大変よく、素晴らしい1枚です。

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     2013/01/22

    やっとお手頃価格になりました。ロシア物って、まだまだ知らない曲が多いわけで、それをひとつひとつ聴いていくのは楽しい限り(面白くない曲もあるけどね)。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/12

    これは素晴らしいセットですね!記念年の目玉でしょう。有名曲から始まって、普段あまり聴かないような曲をひとつひとつ聴いていくのは本当に楽しいですねえ。またwbさんが仰っているように編曲もので自分が想像したオーケストレーションとの違いを感じることも大変面白いです。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/12

    オルガン付はこれまでどこがいいのかよくわからなかったのですが(恥ずかしながらコンサートで眠ってしまったことも・・・)、今回いわゆる目からウロコとはまさにこのことで、はじめて楽しめました。何度も聴き直しています。これまで苦手だったとりとめのなさが、細部の濃厚な表現によって払拭され、構造的な見通しが明確に伝わってくるような気がしました。このシリーズは、シューベルト、ドヴォルザークに続いて、楽しめますね。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/03

    同じBPOですが1952.12月盤よりも力強い演奏なのではないでしょうか。特に最終楽章の盛り上がりはすごいですね。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/26

    私も村井氏の仰ることはよくわかります(確かに、そういわれてみればという思い出も)。まあでも普通に聴くとやはり素晴らしい演奏です。この指揮者はかなりブルックナーに思い入れはあるようですが、たぶん”時間が止まったような”演奏をする人ではないので、その系統の名演とは比較になりませんが、出だしなんて思わず聴き入ってしまうぐらいですし(曲が素晴らしいからか・・・)、第1楽章の終わり方はうまくいってます。また第2楽章にあまり入れ込みすぎないので全体のバランスも良好です。このチクルスの他の曲もぜひ聴いてみたいですね。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/26

    びっくりしました。すごい演奏ですね。新世界好きの方にははずせないのではないでしょうか。こういった演奏はおそらくスヴェトラだからこそ、ということなのでしょうけど、実際の演奏会で聴きたいものです(コンサートカレンダーには数多くのコンサートが載ってはいますが・・・)。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/29

    ロシア音楽オムニバスとしては最高ですね。今年のラフォルネはプログラムがいまひとつ?なので、この3枚で十分かも。

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     2012/02/05

    あのG線上のアリア風の悲痛な音色を第2楽章に予想していましたが(確かCD帯にもそのような記載が)、実は全くそうではなく、全曲を通して流麗な演奏でした。金管の分離も良く見通しの良い音楽となっています。6番という曲はこれといった比較が思いつきませんが、リズムを強調しつつも重々しい歩みが印象的なクレンペラーや、4楽章を通した構築性を感じさせるヴァントなどとはかなり異なった解釈のように思います。むしろ明快な点ではナガノを思わせるところもあり、意外に現代性のある演奏だったのかもしれません。

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