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くるとん さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    ちょいと音が古いんですが(しかもオケとピアノを後で卓でミックスしたような音)、それでもバックハウスの凛としたさみしげなピアノは最高で、この曲にはまったくもってベストフィットです。前述の音の問題で、少しお勧めしがたいのですが、次元の違う27をお求めでしたらぜひ。こんな風に解釈して弾くピアニストは他にはいませんね。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    バックハウスのモーツァルトはどれも素晴らしい。特にK332なんて完璧だ。ちょっとk330は弾き飛ばしな気がするけれど、どれもちょっとさみしげで、説得力満点である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    これ、録音がよければ、今でも第1に挙げられる名盤と言われていたでしょう。ベームも完璧に素晴らしい。この地味〜などろどろした情念を、バックハウスの輝くベーゼンドルファーは、父の手のひらように大きく掬いあげています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    この組み合わせがなかなか好きである。ソナチネの後に、混迷の22番(しかし今年、LIMが名曲に生まれ変わらせた!)そして、慈愛のテレーゼに、能天気な振りした、実はこれも慈愛の「かっこう」。様々なベートーヴェンを垣間見れるとともに、「テレーゼ」「かっこう」は、もうこれしかあり得ないというくらい、表現が詰めらています。名盤!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    28番は、この曲の女性らしさがあまり出ていないのが残念である。モノラルのハンマークラヴィーアは、今度は演奏はよいが録音が残念である。残念+残念で、相殺してとりあえずGOOD!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    これは、ハイドンらしくない、というのが印象である。モーツァルトは弾けるのになんでだろうなぁ。しかし、バックハウスのハイドンということで貴重なものである。ベートーヴェンの感覚で弾いているのかも。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/08

    バックハウス、最後の演奏会である。もともとミスタッチは多めの人だが、ライブということもあって、ここでも多い。シューベルトの楽興の時がとてもさみしい味が出ていていい。ワルトシュタインの甘さに逃げない強さもいい。そして、最後の3曲、特にシューベルトは落涙だ。ここにいる聴衆は、まさかこれが最後の舞台となるとは思わなかっただろう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/31

    シューリヒトの晩年のブルックナー演奏といえば、不朽の名盤とされているところは論をまたないところであり、かかる名演奏が先日我が国でSACD化されたのは大変歓迎したいといえるところである。今回のSACDはアビーロードでリマスタリングされた、最新のマスターを用いているところは論をまたないところであり、さらなる、1960年代のスタジオ録音とは信じられないような音質向上が期待できると考える。いずれにせよ、かかる歴史的名演奏を2種類のSACDというフォーマットで聴き比べが出来るということは大いに歓迎したいことと考える・・・・と、パロディはここまでにして、私はこの演奏が好きでしたが、本当にもこもこと冴えない音質が嫌いでした。最近は耳にしませんがHS2200?でしたっけ、あのマスタリングはひどかったですね。ポピュラー音楽に近いくらいにリミッターで音圧を上げてしまっていて(クラシックの評論で「音圧」という言葉を使う人をたまに見かけますが、少し私は違和感があります。「音圧を上げた音」というのは一時的なポップスの流行りのサウンドであって、最近では反省期に入ってきているからです。クラシックがなぜいまさらその言葉を使うのが少々理解できません。場当たり的な適当な言葉を使わないでほしいですね)。酷い、あれは酷い音質でした。ほんとはもっと細身の鋭い音質のような気がしました。そこでこの廉価SACDの登場です。これは試してみたいと思うようになりました。SACDプレイヤーも1万円台のものもあるみたいですし、試してみようかなと思いまずソフトを購入することにしました。日本盤を買った人は、2枚組でこの値段で「なんでなんで、こうなるの?姑息っ!」とか思うでしょうが・・・・・私が生まれたころはCDが出始めた頃でしたが、やはりメディアの低価格化がハードへの興味を生んでいたんだなと思いました。結構私たちはメディアの転換機に立ち会っているのかもしれません。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/18

    おどろくべき名演の登場だ。最近はとんと活動の話を聞かないチョン・ミュンフンであったが、ボックスが出て「はいおしまいよ」と音楽人生の総まとめをしたのかとおもったら、そうではなかった。いやいや、かかる深化を遂げていたとは…というのは我々の思い込みであって、実はチョン・ミュンフンのマーラーは実に定評があるらしいのだ。YouTubeでのチョンのマーラーの指揮姿を拝見したが、これが、どの指揮者とも似ていない、素晴らしい雰囲気、女性で言うところの、声も出ないほどのイケメンに出会った時のような感じで、「あ、この人すごいかも」と思った。ワタシモ、邦人も含め、東洋人がするクラシックに一種の偏見を抱いているが、いや、申し訳なかった。グラモフォンと契約しているだけはある。といっても、「マーラー=東洋=チョン」という図式で「売れ」の勝算がないと、グラモフォンも録音に及び腰になってしまうほどのCD不況なんだろうが、さすが、グラモフォンも重いお尻を上げただけのことはある。このチャンスをつかみ、再び「チョン=売れ」の図式を復活させることが出来れば、彼はまだまだ伸びるだろうし、どんどん素晴らしい録音を残して行ってくれるだろうと考える。ティーレマンやパッパーノみたいな「オペラハウス、叩き上げ、だから偉いでショ」みたいな指揮者は、結局制度と伝統というものに媚びて甘えてるだけだ。才能は叩き上げなかろうが才能なのだ。パッパーノなんて、セラフィンみたいにオペラ指揮者として生きればよかったのに。結局、オペラがいやになったんでしょ。ティーレマンだって、オペラを自分の才能を伸ばす場にすんな!と思う。オペラに失礼だ。そういう人に芸術の神髄なんてつかめるはずがない。チョン、期待している。頼むよ。彼の指揮姿、ぜひ見てみてください。あ、あと、これはパロディとして書き始めたが、ついつい熱を帯びてしまった。最後は真面目にやろう。このCDの国内盤はSHM−CD仕様であるところは論をまたないところであり、それが使用されている国内盤を購入することにいささかの躊躇もするものでもない。ついては、この極上、至高の演奏内容であるのは論をまたないところであり、これがさらに鮮明な音質で聴くことが出来るSACD化されるのを待つのである。いつの日か、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CDによる極上の高音質で味わうことができることを希望しておきたいと考えるのにいささかの躊躇もないことは論をまたないものである。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/13

    おどろくべき名演の登場だ。最近はとんと活動の話を聞かないチョン・ミュンフンであったが、ボックスが出て「はいおしまいよ」と音楽人生の総まとめをしたのかとおもったら、そうではなかった。いやいや、かかる深化を遂げていたとは…というのは我々の思い込みであって、実はチョン・ミュンフンのマーラーは実に定評があるらしいのだ。YouTubeでのチョンのマーラーの指揮姿を拝見したが、これが、どの指揮者とも似ていない、素晴らしい雰囲気、女性で言うところの、声も出ないほどのイケメンに出会った時のような感じで、「あ、この人すごいかも」と思った。ワタシモ、邦人も含め、東洋人がするクラシックに一種の偏見を抱いているが、いや、申し訳なかった。グラモフォンと契約しているだけはある。といっても、「マーラー=東洋=チョン」という図式で「売れ」の勝算がないと、グラモフォンも録音に及び腰になってしまうほどのCD不況なんだろうが、さすが、グラモフォンも重いお尻を上げただけのことはある。このチャンスをつかみ、再び「チョン=売れ」の図式を復活させることが出来れば、彼はまだまだ伸びるだろうし、どんどん素晴らしい録音を残して行ってくれるだろうと考える。ティーレマンやパッパーノみたいな「オペラハウス、叩き上げ、だから偉いでショ」みたいな指揮者は、結局制度と伝統というものに媚びて甘えてるだけだ。才能は叩き上げなかろうが才能なのだ。パッパーノなんて、セラフィンみたいにオペラ指揮者として生きればよかったのに。結局、オペラがいやになったんでしょ。ティーレマンだって、オペラを自分の才能を伸ばす場にすんな!と思う。オペラに失礼だ。そういう人に芸術の神髄なんてつかめるはずがない。チョン、期待している。頼むよ。彼の指揮姿、ぜひ見てみてください。あ、あと、これはパロディとして書き始めたが、ついつい熱を帯びてしまった。最後は真面目にやろう。このCDの国内盤はSHM−CD仕様であるところは論をまたないところであり、それが使用されている国内盤を購入することにいささかの躊躇もするものでもない。ついては、この極上、至高の演奏内容であるのは論をまたないところであり、これがさらに鮮明な音質で聴くことが出来るSACD化されるのを待つのである。いつの日か、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CDによる極上の高音質で味わうことができることを希望しておきたいと考えるのにいささかの躊躇もないことは論をまたないものである。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/17

    レナード・バーンスタインのマーラーといば、マーラー演奏の決定版であることは論をまたないところであり、そのソニーの全集がこのように廉価盤で手に入るというというのはうれしいことであり、発売日を首を長くして待つのである。その登場に我々数々の名盤を聴きとおしてきた耳の肥えたクラシックファンは喜びの念を持って迎え入れるところは論を待たないところであり、もっとたくさんの廉価盤が出る未来を私たちは待つのである。しかし、ここでメーカーに一つ苦言を呈しておきたいのだが、かかる名演・名録音であるのは論をまたないところであるが、そのSHM-CD化による高音質化を我々は待つのである。そしたら、また私はレビューをコピーして投稿することができる。そしてそのあとにシングルレイヤーSACD化でさらなる高音質で発売されたら、私はまたレビューを投稿できるからうれしいのは論をまたないのである。しかし、私はバーンスタインのシンフォニー・エディションを所有している。なんでLPサイズなんだろう。なんでなんで、こうなるの?その中にこの演奏は入っているから、あまり買う意味が見つからない。よって、今回はパスっ!姑息!

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/03

    まだこんな安値で!(マルチバイ=オフライン特価)初回入荷分がさばけてないんですね。支援しますわ。まずムラサキのジャケットが素敵ですね〜。「ヴォルフ=オサレー」なイメージが付くといいですね(ここは棒読み)。そして、一番の面白いところは、新旧のヴォルフ歌いの聞き比べといえるでしょう。

    フィッシャー=ディースカウやシュヴァルツコップフという往年の歌手の感性は、ヴォルフあたりがぴったりなんでしょう。有無も言わさぬ歌の世界への入り込み。今の人が聞くと「時代ががかってるなぁ」と思うのでしょうが、ヴォルフはむしろこれくらいやってくれないと面白くもなんともない。なぜなら言葉に過度に依存した音楽だからです。だからこそ、逆にシューベルトとかモーツァルトはこの二人の「技巧臭」が鼻につくことになります。

    逆に、ベーアやアップショー、ボストリッジ、オッターなどは、先祖がえりというか、逆に音楽を生かすようなおおらかな歌唱であり、これはこれでヴォルフの音楽美が生きると思いますが、逆に初心者にはだらだら同じような曲が続いて「?」となるのかも。

    こういう「あっさり」系の歌唱だと、対訳を見て聞いた方がいいと思いますね。大丈夫、PDFもついてますからね。多少の英語が出来れば、大体どういう歌なのかわかりますから。余談ですが、こういう「あっさり」は今のオペラに対しても言えますね。逆に言うと、往年の歌手は解り易かった。まずは「芝居」ありきだったからかもしれません。

    まずは、フィッシャー=ディースカウとシュヴァルツコップフのCDを聞いて見てください。それだけを揃えるだけでも、昔はこのボックス以上の値段が必要だったのですから。

    ヴォルフは今人気ないんだろうなぁ。多分、また人気が出ると思いますよ。だから、たたき売りされている今買っちゃいましょう。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/02

    これはブラ4の演奏史に新たな1ページを付け加えた素晴らしい演奏であり、同時に聞く人を選ぶ演奏でもあります(分からない人はご愁傷様)。聞き手と共に泣いてくれるブラームスを求める人はこの演奏を受け入れられないし、理解できないでしょう。計算されつくした狡猾さや弱さ、ナルシスティックなまでの自己愛に溢れた音楽を、結婚もしないで一人でしこしこと書き続ける作曲家の姿を、もう一つの上の地点から眺め、その老獪な存在を憐れむ演奏と言ったらいいでしょうか。私はブラームスと言う作曲家を全く評価していませんが、このクライバーの棒によって、初めて「ブラームスも孤独な芸術家であったのだ」と思うことが出来ました。特に秀逸なのは第一楽章。ここでのクライバーの棒は神がかっています。ウィーンpoとは思えないほどの細身で厳しく苦い響きを主体として、絶妙なテンポの揺らぎを利用し、ブラームスという人間の小ささを描ききります。この楽章に、ブラームスが生きた人生のすべてがあると言ってもいいのではないでしょうか。第3楽章を、ただのノー天気な音楽にしてしまう指揮者が多いのは、この第1楽章でしっかりとした伏線を張れていないのです。クライバーらしい、これでもかというほどの明るい躍動感に満ちた第3楽章は、この上なくシニカルに響いてきます。これは初めからとても出来が良く演奏されたどり着いた、チャイコフスキーの「悲愴」のスケルツォを聴いたときと同じ「苦味」であるといえます。この二つの交響曲は、かなり似た構造を持っていると言えるでしょう。第4楽章は個性的に演奏しずらい曲ではありますが、やはりコーダで何の効果も狙わず、何の希望も持たせないままさっと切り上げるところなど、ブラームスの積み上げてきた音符と同様、彼の人生も何の意味もなかったんだなと感じさせ、それは私達の生きる命題と直結し、心を揺さぶられます。とにかく、これほどまでに音楽が追及され、個性的に演奏されたブラ4と言うのは他に例がなく、いわゆる「ブラームス演奏」のアンチテーゼとして、きっといつまでも孤独であり孤高であり続けるのでしょう。そうか、やはりこの曲にクライバーは自分を見出していたに違いありません。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/05

    これは楽しめる箱です。マゼールと言う指揮者はこれまで、例の編曲版「リング」でしか聞いたことがなかったのですが、実に明晰で素晴らしい棒です。曖昧なところがまるでなく、どのこまかい音符も意味を持たせられ、奏でられています。たとえば、ベートーヴェンですが、録音が多少こじんまりとしていますが、おそらくマイクを何本も立てたのでしょう。細かい木管の動きや内声部をしっかりと打ち出しており、それでいて、自然な流れをしっかりと作り上げています。特に第1番が今まで聞いたどの演奏よりも素晴らしい。ベートーヴェンの書いた、特に意味のないパッセージまで華を持たせられて、とても幸福な響きがします。もちろん、このベートーヴェンに思索的な深さを求めるのは間違いで、マゼールの「私はこう思う」というところを「なるほどなるほど」と面白がるのが正しいのだと思います。外見はカラヤンやアバドのようにスマートで、一聴すると何の特徴もない演奏に聞こえるのですが、実際は全くそうではなく、隅々まで余裕を持ってスコアを支配しているのに気付くはずです。そのとてつもない「能力」は、カラヤンやアバドには及びもつかないところでしょう。暗譜で指揮する指揮者はたくさんいますが(カラヤン、トスカニーニ)、彼・の・暗・譜・は・ホ・ン・モ・ノ・で・す。その才能、カリスマ性に開眼すると、すべてのマゼールの演奏に興味を持ってしまうようになります。と言うわけで、ブルックナー全集も買ってしまいました…。そして、マーラー全集もおそらく近日買ってしまうでしょう。マゼール中毒になってしまいましたわ、私。何度も「完売→再入荷」を繰り返してますが、在庫のある今、買っちゃうべきです!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/11

    やったやった。前特価で出てていたの買い逃したから。40円値上がりしてますがね(多分)。もちろんシュトラウスからかける。素敵。カバリエの伸びやかで、美しい声はシュトラウスにぴったり。発音に難があると言われていたカバリエですが、だからこそ、シュトラウスの色彩感が生きるといいたいね。そして、筆舌に尽くしがたい素晴らしきピアニシモ…。歌詞の内容に囚われず、大きな視点で音楽を捉えています。心に浮かぶ心象風景は、なぜか自然の息吹に彩られています。こんなシュトラウスを聴かせられるのはカバリエしかいません。・・・正直まだシュトラウスしか聞いてないのですが、他にも未知の曲がたくさん。楽しみ。

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