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広島のパヴァンヌ さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/03

    このSACDシングルレイヤーは大変いいです。クレンペラーの「復活」がお気に入りの方は是非このSACD盤を耳にされる事をお薦めします。音のバランスがよく、実演を目の前にしているかのようです。この音ならば、演奏者の個性が影を潜め、マーラーの「復活」にのめり込むことが可能です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/25

    評価の☆5つは少し甘いかもしれませんが、感銘の深さは比類がありません。チェコpo等の演奏に馴染んだ耳にはドラティの解釈は大変ユニークであり、多少の違和感があるかもしれません。たとえばテンポ設定では、「高い城」は演奏時間13’32”と快速に飛ばして行きますが、「モルダウ」は13’04”「ブラニーク」は15’23”とゆるやかに演奏しています。それでも
    各フレーズに対する意味づけは大変明確で、演奏者の強烈な表現意欲に聴く者は引きつけられずにはいられません。また、コンセルトヘボウo.が魅力的な音色を出し(特に木管)、チェコpoのものとはまた違った「我が祖国」の美点を表現しています。
    これは、チェコの民族色とは異なる、万人の郷土愛を熱く歌い上げた名演です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/25

    かつてNHKBSで放送された演奏。私はカセットにダビングし、車の中で耳にたこができるまで聴きました。小林いわく「私たちのベストを尽くした演奏をお聴きいただけることを大変幸せに思います。」その言葉のとおり、熱くエネルギッシュで、どこを切っても血の吹き出る演奏です。勢い余って前後の整合性に破綻のあるところもありますが、「だからいい」と思わせるのはさすがコバケン。ターボル、ブラニークさえも濃密に表現し、私はこの2曲の意味をこの演奏で初めて理解できました。勿論、終演後はブラボーと大歓声の嵐。演奏とは、ただ音楽を奏でるだけではなく、感動を分かち合う行為であることがわかります。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/13

    素晴らしい。ウィーン・フィルもバルビローリも、そしてブラームスも素晴らしい。聴き始めは、その音色の自然さ、美しさに聴き入り、魅了される。「自分は音色を聴いているのか」と思うが、しばらくすると、バルビローリ/ウィーンpo.の奏でるブラームスにゆったりと浸っていることに気づく。CDでは何割かのピースが欠けたジグソーパズルのような物足りない音に、常にストレスを感じながら聴いてきたが、このSACDには、全ての音が入っている。安心して、止めどなく流れる艶やかな音たちに身をゆだねることが出来る幸せを感じる......。これは買い!と言いたいところだが、このベラボーな値段、何とかなりませんかね。ケースの内側の宣伝も、値段に反比例してセンスがない。ここまでしなくても.....。もしかして、EMIジャパンは倒産寸前なのか?

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/09

    評価は演奏が5。音質は4or3と言うことで、演奏評価を記しました。日本盤がかなり以前にCDセットで発売された時はレコ芸で準推薦だったと記憶しますが、このたび初めて聴いて、全曲破綻なくこなしていくオーケストラのレベルの高さに感心しました。「クレンペラーはもたれる」とよく言われていましたが、今の耳で聞いて「なるほど」とうならせるほどその解釈の必然性が感じられる、立派な演奏だと思います。ずっしりとしたその存在感は、他に類のないものだと思います。また、クレンペラー独特の解釈もあり、他の演奏に親しんでおられる方にも一聴の価値があるでしょう。しかもこの値段ですからね。録音については、ばらつきがあります。一番古い7番はなぜか250Hzより低い周波数成分がバッサリと切り落とされ、4番は4kHz以上の周波数成分が過剰でキンキンしがちの音です。一番新しい8番は全体的になめらかな音ですが、音が丸まっており、4kHz以上の周波数成分を補正する必要があります。どの曲もvnの音がややとげとげしく、これはCDの音質の限界でしょうか。拙宅ではイコライザーを使用して楽しんでいます。音質補正すれば、演奏の真価がより伝わりやすくなります。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/03

    他の方のレビューを読んで、聞き直しました。他の方の評価があまり良くないのは、マスタリングのためのようです。はっきりと言えるのは、2番も4番も大変な力演で、十分なニュアンスを含んでいます。やっぱりミュンシュですからね。もし演奏を生で聴いたら大きな感銘を受けることは間違いないでしょう。問題は、音質です。私の所持する盤(国内盤)では2番は高音がよく出て低音がかなり不足しています(4Dbほど)。第1楽章のCbのピツィカートあまり聞こえなかったり、Trpの音が不自然なのはそのためです。4番は低音がしっかり出ていますが、高音があまりに弱い。そのためVmの音に不自然な太さが感じられ、クライマックスになっても気持ちが入り込めません。しかし、音質を調整すれば間違いなく聴き応えのある演奏なので、それを含んで購入するかどうか判断するのがよいと思います。でも、理想は、適切なリマスタリングで再発売されることだと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/29

    このレビューにSACD発売以前もの物がたくさん載っていますが、担当の方、CDの方へ移動してもらえませんか。なぜならCDとSACDでは評価が変わりますから。4番の音質について他の方が触れておられますが、これはマスターテープによるもののようです。1970年代後半にLP2枚組で発売されたことがありますが、4番の音質の影響で発売日に間に合わず、発売が遅れたとの話があります。また、DiskyからCDとして発売されたときも4番のみ外されていました。しかし、SACDを聴いたときは多少の歪みはあっても問題には思われなかったなあ。それはともかく、このSACDは凄い!!!! あたかもうちのリビングにベルリンフィルが現れて、目の前で演奏してくれているように感じます。しかも、演奏の豪快さはもとより、微妙なところまで再現し尽くし、カラヤン/ベルリンフィルが表現していることをつぶさに分からせてくれるのです。「こんな所にポルタメントをかけていたのか」とか「このようにアクセントをつけているんだ」という風にです。しかもそれらのすさましい数の演出は、微に入り細に入り行われており、他の指揮者、楽団による演奏ではとうてい為し得ないであろうと考えられます。カラヤンによるリハーサル風景が思い起こされます。これらはこれまでLPやCDと言うメディアの中では埋もれてしまっていたのでしょう。今回、それらが明らかになり、あらためてベルリンフィルの実力のすごさと、カラヤンの曲づくりの大胆さをきめ細かさを思い知らされました。驚嘆し、大きな感動するひとときをもたらすこのSACDに、☆5つじゃ足りません。え〜い、10個でも20個でも、好きなだけ持ってけ......て感じですね。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/28

    この全集を絶賛しておられる方が本当に多いので、聞き直してみました。そしたら、とってもいい。これまでベートーヴェンのクリュイタンス盤と言えば録音に次の問題があると思っていました。・最低音が出てこない。・MAXになると高音が弱くなる。・全体的に残響に埋もれている。……ところが2010年発売のものは大きく改善されています。かつての日本盤とは全くの別物で、余分な残響感を大幅に取り払っています。私はLP、CDと何度か購入し直してきましたが、この2010年発売のものがダントツにいいですね。リマスタリングしたエンジニアに拍手。だから購入するならこの2010年発売盤ですよ。おっさんも購入し直してみてはいかがですか。かつてない良好な音質で聴くと演奏の印象もがらりと変わります。これまで、どちらかというと柔和なイメージでしたが、やはりクリュイタンス/ベルリンフィルはやってくれてますね。激しいスフォルツァンドや気合いの入ったビブラート。「サラッと」なんてものじゃない、過激気味のベートーヴェンです。だからこれまであまり評価されてこなかった3番も聴き物に変身しています。もちろん「田園」もとてもいい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/28

    SACDではなくCDを持っています。この1976年盤は合唱とオケが別取りされているため、その弊害があるようです。合唱の音程がオケの音程よりやや低く(半音ほどではない)響きも合唱の方がややデッドです。勿論カラヤンの繊細で豪快な音楽作りの価値を損なうものではなく、特に大音量で聴く時には問題にならないかもしれませんが、一度気になると、そのまま終曲まで行ってしまうので、鑑賞後、割り切れない気持ちが残ってしまいます。従って私はSACDを購入していません。もし購入するならもう一つ前の全集がよいのではないでしょうか。この1976年盤は、カラヤンが細心の注意を払ってレコード作りをした中での、ちょっとした問題のあるめずらしい一例と言ってよいでしょう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/27

    評価5は少し甘いかもしれませんが、重厚なグレートではなく、豊かな歌の息づく愛らしいシューベルトのシンフォニーという意味ではピカ一の存在です。「グレートが愛らしいなんて」と思われる人も多いでしょうが、演奏を聴かれれば分かります。弦も木管も、どんな小さな部分も歌い抜き、その積み重ねで全曲を構築していると言えます。注目すべきは、クリップスと共にVsoも大変健闘しているということです。特に木管の音色は大変魅力的で、気持ちの込め方も普通ではありません。これはクリップスのスタジオ録音にはない魅力です。このCDは、もっと多くの人に知られて多くの人に聴かれるべきだと思います。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/27

    とてもいい演奏なので知人(フルート奏者)にも紹介すると、「ゆっくりした演奏ですね」との返事。それでも気に入ったようすでした。録音がきれいで弦がつややか、木管が美しく、ホールトーンも豊かに録れています。ベーム、マリナー、マッケラスと聴いてきて、いつまでもしばしば聴きたいと思ったのはこれです。クリップスがなくなる前年までに収録されたものですが、まだ長生きしていれば全集になったかもしれない。クリップスに白羽の矢を立てたプロデューサーに拍手。これ、全部廉価でSACD化されませんかね。いつまでもカタログに残って欲しい名盤です。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/27

    ケースに「高解像度リマスタリング」と書いてあったので期待したのですが、思ったほどではありませんでした。悪い音ではありません。NYP時代のワルターの録音は、その音の特徴から、演奏の魅力を聞き手に十分に伝えていないものが多く、残念ながらこのベートーヴェンもその範疇に入るようです。例えばフィラデルフィアoとの「田園」は、ウィーン盤コロンビア響盤の間にあって、あまりに低い評価しか受けていませんでした。私自身もLP、日本盤のCDと聴いてきて、その魅力を見いだすことの困難さを感じてきました。ところが最近、思い切り音質を調整して聴いてみると、かのウィーン盤と同様のスタイルが感じ取れるのです。「ああ、やっぱりワルターだ。この人は変わっていなかったんだ」と。ワルター自身が、宇野功芳との文通の中で演奏によって表現を変える意識を持っていないとの内容を語っているので、録音の問題だと思われます。「田園」の他にも2番、7番なども歌に満ちあふれた大変魅力的な演奏で、3番の終楽章もついつい聞き入ってしまいます。このセットの発売によって、これらの録音が再び日の目を見たことは大変喜ばしいことですが、これらの演奏にふさわしい「高解像度」ではなく「音楽的な」リマスタリングがなされて再発売される日が来ることを、心から心から願っているところです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/27

    私は日本盤を持っています。このCD集は多分それと同等の音質だと思うので、コメントします。まず「英雄の生涯」。とかくウィーン盤がほめられ、当盤は見過ごされがちですが、実はウィーン盤に勝るとも劣らない大変充実した名演です。録音当時の機材の特性のため超高音が伸びず中低音が団子状に響くために印象が悪くなりがちですが、イコライザーで調整すると、ウィーン盤と見まごうほどの素晴らしい演奏なのです。またさらに、当時のベームの引き締まった音楽作りによって、曲にウィーン盤以上の緊張感があたえられ、圧倒的な感銘を受けます。同様に、音がモゴモゴしがちの「アルプス交響曲」も、音質調整すると、豪快であるとともに美しさも兼ね備えた完成度の高い名演であることが分かります。残念なのは、音質が録音年代相応のものであると言うことです。演奏の真価が分かるリマスタリングによる再発売を期待しているところです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/25

    うわっ...凄っ...うぉっ........ あっっ........ぐぁっ.... そうか...おぉっ...... もう...これがあったら...これがあったらなんにも...なんにも...なんにもいらない。...いらない。いらない。ブラ4は......。クライバーがどうしたってんだよ。バーンスタインがなんだってんだよ。え?フルヴェン?それがなんだってんだよ。......
    また冷静になったときに書き込みます。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/10/25

    これ、だいぶ昔に出た徳間盤についての感想です。これは間接音が多過ぎるので、うちでは大幅に音質調整をして聴いています。このような残響音の多さは、実際の演奏会場ではあり得ない状態であり、音質の調整は欠かせないと思います。「爽やか」とか「草書体」「上品」との印象を与えるのは、実は録音に問題があるからであり、スイトナー&シュターツカペレは、ある程度踏み込んだ曲の解釈や演奏を行っているようです。それを伝え得ない録音のため、減点2としました。もしかすると、減点3が妥当かも?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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