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SegoviAHO さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/02/28

    今から40年ほど前、小倉に転勤し通勤に不便で自動車の免許を取得し、休日には九州の旅に出かけた時、車内のカセットから流れてきたのが「カーペンターズ」でした。おかげで3歳の娘は全て「カーペンターズ」を歌える様になっていました。その後娘はテキサスの大学に留学し、「ノラ・ジョーズ」と8人のコーラスグループで一緒に歌い、ジャズシンガーとして帰国しました。現在は二児の子供の育児で歌は休職していますが、「カーペンターズ」を聴くと当時を彷彿とさせられませられます。
    カセットよりはるかに高音質のサウンドに癒される毎日です。

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     2021/02/08

    まったくもって、痛快なCDである。ラフマニノフの狂詩曲は最も期待にたがわぬ作品で誰でもが一度は聴いたことのある作品だが、このほかにこんなに多様な作品があるとは、パガニーニさんも驚いているに違いない。それぞれの演奏も粒ぞろいで、単に企画倒れの域を超えている。パガニーニの原曲がジャケットの表紙にあるのも、気の利いた「嗜好」である。このCDをみつけたときにはこんな出来の良いものとは思ってもみなかった。

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     2021/01/17

    さて、皆さんの関心事は、ペトレンコがどの様にベルリンフィル と付き合ってゆくかではないでしょうか。2020年1月の録音であるから、ペトレンコのマーラー解釈がどれほどかベルリンフィル に伝わっているか、これを知りたくて、わざわざ全集を買うことになったという次第。他の指揮者はだいたい推測がつく演奏なので興味の外である。ラトル が音楽監督就任と退任の記念碑的な演奏があるので、ペトレンコといえどもベルリンフィル はそれほど変わらないのではないかという推察のもとに、6番を聴いてみた。結果は私の推測のとうりベルリンフィル はそれほど変わりはない。これにはいくつかの」理由がある。ペトレンコでさえもマーラー の様な作品の解釈には独自性を発揮するには難解な作品であるということ。ラトル の影響が長かったベルリンフィル が簡単に変わることはできないということ。などなどの理由がある。あと、10年もしたらどの様に変わっているか楽しみである。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/12/13

    このボックスには、ブルーレイディスクがついているので、1番から5番までディスクのチェンジ無しで楽しむことができる。全てを聞いてみると、この演奏はどれをとっても内田光子のピアノといい、ラトルの指揮と言い、ベルリンフィルの演奏と言い、どれをとっても、ベートーベン「らしくない演奏である」。一口に言えば「切れの悪い演奏」である。こんな演奏は聴いたことがない。原因の一つは、録音が悪い。スコアーを見ると、ベートーベンは至る所に工夫を凝らしていて、通常の協奏曲のように、ピアノとオーケストラの掛け合いが中心となっていない。そこでピアノとオーケストラの受け渡しがうまくいっていない。本当に、内田光子、ラトル指揮、ベルリンフィルかと思わせる演奏である。残念としか言いようがない。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/12/11

    もう12月、ベルリンではジルベスターコンサートの季節ですね。私はNHKの衛星生放送をするために毎年ベルリンで年越しをしていました。もう20年も前のことです。今回のボックスの発売は、以前発売されていたボックスに新たに2019年のペトレンコ指揮などが加えられて、ブルーレイディスク仕様で再発売されたものです。2019年はすでにリタイヤしていたので、とても懐かしく拝見しました。以前のボックスをお持ちの方は、2016(ラトル ),17(ラトル ),18(バレンボイム),19(ペトレンコ)が加わっただけですので、ペトレンコに興味がなければ以前と同様です。しかし、ペトレンコの指揮ぶりはとても新鮮で、病でベルリンに行けなくなった私には価値のあるボックスです。

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     2020/12/06

    ランランの演奏を個性的というのは、あまりにも音楽を知らなすぎる批評である。グールドとは対極にある演奏を個性的というのは「糞も味噌も」一緒にした単なる感想の域を出ていない。ランランの演奏は若さ余って「力任せに」演奏することが「バッハの演奏解釈」と誤解しているようである。バッハの作品が和声法に頼らず、対位法の局地を作品として残したものであることは、自明である。
    二段鍵盤のハープシコードの作品をピアノで演奏すること自体、無理がある。その点をどのように咀嚼して演奏するかは演奏者の力量となる。このCDの録音は、オンマイクでとても聞きにくい録音である。このような演奏と録音が21世紀の主流となることはないであろう。ゴールドベルク変奏曲は、グールドをはじめシフ、ケンプ、ヒューイット、ペライア、タローなど数多く出されている。したがって演奏批評も百花総論である。ランランの一番の欠点は装飾音符を実音と同様に演奏している事である。装飾音符はあくまで装飾音符であり実音ではない。この点を弾き分けられないとこのような力任せの演奏になってしまう。ライブの演奏を聞いたが、こちらの方が遥かに優れた演奏と録音である。ライブを星二つ、セッションは星一つとしたい。

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     2020/12/06

    ル・コンセール・デ・ナシオンの演奏に興味があって購入した。その期待は見事に裏切られた。何が「交響楽の遺言書」であろうか。古楽管弦楽団は18世紀オーケストラを始め数多くあるが、ル・コンセール・デ・ナシオンはとるに足らない演奏団体である。演奏は、一口で言えば、「雑」である。どこが、近代オーケストラと違っているのか。ジョルディ・サヴァールなる人物も、ノリントン、ブリュッヘンと比べて特徴がない。
    どうりで、我が国では評判に上がってこない。演奏の録音もさして特徴のあるものではない。モーツァルトの交響曲のテンポも近代オーケストラと変わりはない。日本語の解説もステロタイプの解説で魅力がない。ガッカリするCDである。

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     2020/12/03

    ブリュッヘン&18世紀オーケストラの実力とサウンドは、2011年録音のベートーベンの交響曲全集で実証済みである。今回は1849年製エラールのピアノを使用してピリス がベートーベンのピアノ協奏曲第3番を演奏するというイヤが上にも興味をそそるDVDである。1849年製エラールはチューニングがベストであり、オーケストラとの音色も調和してなるほどと感心させられる。
    古楽器による演奏に対する評論は、好きものの演奏と偏りがちであるが、このDVDはそのような感覚を払拭させる真にベートーベンのピアノ協奏曲の真髄を聞かせてくれる演奏として特筆される。これを聞かないで、ベートーベンの作品を語ることは出来ない。ドキュメンタリーについてはまだ見ていないので評価外である。

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     2020/11/28

    今、やっと手元に届きました。ドキュメンタリーを飛ばして、マーラーの交響曲第1番から視聴しています。ハイティンクは20世紀後半から21世紀前半に至る好きな指揮者の一人です。「外連味のない」、「燻銀の演奏解釈」はどの曲を聴いても納得させられます。ベルリンフィル との共演では両者がお互いに「音楽」にリスペクトして、マーラー らしさを存分に聴かせてくれます。ハイティンクのDVDは他にも出ていますが、このDVD は音声の録音もバランスが良く、映像なしでも十分に楽しめます。先般指揮活動を終えたハイティンクの遺産として後世に残るDVDです。

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     2020/11/23

    どの「新世界」の演奏より「新世界」の演奏である。1993年はニューヨークでの「新世界」の初演から100年。これを記念して、プラハの芸術家の家、ルドルフィヌムのドボルザーク・ホールでの記念演奏会のライブ録音・録画である。NHKとDENONとの共同制作で収録された。私はNHKサイドの代表として現地での演奏会に立ち会った。もう30年も前のことである。
    プラハはモーツァルトやベートーベンがウィーンの次に活躍した都市であるが、東洋の日本ではそのような認識は皆無である。
    プラハは長く共産圏にあったために、音楽は西洋諸国の商業主義に惑わされることなく昔の原型を留めており、ノイマン指揮の「新世界」も同様に、100年前の初演を彷彿とさせる演奏であった。
    今日、その演奏会の模様を楽しむことが出来るのは誠にもって嬉しい限りである。

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     2020/11/12

    チャイコフスキー:第6番『悲愴』に続くペトレンコの第2弾。『悲愴』のCDでも書いたが、ここに修められている「合唱」をベルリンの人々はどのように評価しているのであろうか。これはベートーヴェンではないという批評が聴こえてくるのではないか。
    ペトレンコの演奏は20世紀の演奏とは程遠い。このテンポはベートーヴェンが意図したテンポとは程遠い。
    21世紀の新しい演奏論とでもいうことが出来る。ベルリンフィル の楽員もペトレンコの指揮について行くのが精一杯である。あちこちで「アンサンブルに破綻」をきたしている。ペトレンコの意図する演奏論が完成するまでにはベルリンフィル といえども、かなりの時間がかかるのでは、と思う。
    ベルリンフィル の楽員は、このような状況になることを予感してペトレンコを常任に選んだであろう。カラヤン 、アバド、ラトル と同じ20世紀の演奏論ではなく21世紀の演奏論を求めているのではないだろうか。そのためにはベルリンフィル とペトレンコの間にある「溝」を埋めるための時間がかかる、と考えた方が正解のような気がする。

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     2020/09/08

    最近の音響技術は驚きである。解説によれば「ソリスト以外の合唱とオーケストラは別会場の演奏で合成して、会場のスピーカーで再現するそうである」そういえば、ベルリンのワルトヴューネの音響も優れている。また、ブレゲンツの湖上のセットは驚きである。コロナウイルスでホームステイを余儀なくされている昨今、ストレス解消にはもってこいのプログラムで大いに楽しめる。

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     2020/08/06

    演奏と楽曲解釈というのは「表裏一体のもの」である。従って「聴衆」にとっては、奇異な演奏でも「演奏者」にとっては「解釈の想定内」のことで、別に気を衒ったわけではない。20世紀の演奏が21世紀になってもスタンダード(標準)として生き残るというわけではない。このCDはコパチンスカヤとクルレンツィスの楽曲解釈が一致したところに存在する21世紀の演奏ということができる。20世紀の演奏に慣れ親しんだ聴衆には「いささか奇異」な演奏に聞こえるかもしれないが、私には想定内の演奏するであり、このような解釈は楽しめる。しかし、頭のかたい聴衆には「受け入れることの出来ない演奏」かもしれない。

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     2020/06/27

    ブルーレイオーディオの再生能力は、アナログLPに匹敵するのではないかと思わせるサウンドである。勿論私はこの作品のLPを遥か55年ほど前に手に入れていた。高校生でお小遣いを貯めて「有楽町のハンター」と言うレコードショップで購入した。金額は3500円であったと記憶している。とてもこの演奏に興奮して何度も聞き返した記憶がある。そのLPは未だ手元にある。ブルーレイオーディオではオーケストラサウンドが細部に至るまで再生される。ちなみにブルーレイの再生には、SONYのブルーレイプレイヤーからCOAXアウトをオーディオデザイン のDAコンバーターDCDAC-180へ入力しオーディオデザイン のプリアンプDCP-240、メインアンプ、DYNAUDHIO C2スピ^カーで再生している。この装置がベストと言えないがLP再生に匹敵する演奏で、55年前を彷彿とさせるブルーレイの登場に今後を期待している。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/04/15

    この指揮者は楽譜に忠実な演奏を目指しているそうだが、確かにどこにもない演奏である。1番はtempoの設定、2番は必要な楽器の強弱、つまり「和声の響き方」などなど、とても斬新な演奏である。きっとベートーベンはこのような演奏を期待して作曲したのではないかと思わせる。
    演奏は演奏者の解釈によるところであるから、どれが正解で、どれが誤りであるとは言い難い。しかし、この演奏を聴いているとベートーヴェンの作曲意図が如実に理解できる。
    オーケストラをこのように操るクルレンツィスの演奏から目が離せない。
    チャイコフスキーの交響曲第6番は録音も演奏もよくない。「演奏に緻密さ」がない。ストラヴィンスキーの「春の祭典」は「運命」よりも斬新な演奏とは言い難い。また、マーラーの交響曲第6番は解釈の余地が多様であるので、「運命」ほどの驚きは無い。私はラトル 、ベルリンフィル の演奏の方がマラー演奏としては「しっくり」とくる。これもまた演奏者に任された解釈の余地である。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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