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ほんず内閣総理大臣 さんのレビュー一覧 

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     2014/01/15

    この曲のインバルさんとしては3回目の録音。最初のフランクフルトとの録音が実に鮮烈で、いまだに愛聴しております。そこでの劇性をはらみながらも基本的には恐るべきクールさを保った姿勢は衝撃的でもありました。今回の録音は、その後のインバルさんの到達した境地を実によく表しています。クールであるよりかは曲に共感・同化している感じだし、しかしながらちょっと突き放して、ライブ的な「気分(感興)」でひねってみたりもしていて、なかなかに不思議な出来栄えとなりました。正直、演奏の完成度ということではフランクフルトとの録音が上のように思います。しかし、今回は今現在のインバルさんの到達度を示すものとしての興味では大変に面白いものではあります。つまり、インバルさん主体の聴き方をするならば大変意義深いディスクでありましょう。ショスタコーヴィチの交響曲第5番の名盤としては、いささか微妙なポジションとなるでしょう。オケはいつもながら見事なもの。録音は超優秀。なお、ライナーノートの一柳富美子さんの文章は、この曲及びショスタコーヴィチの理解に関して大変有益な文章で、教えられることの多いものなのですが、インバルの3度目の録音のライナーノートとしてはこれで(これだけで)いいのかな、とはちょっと思いました。たとえば都響のこのシーズンのインバルの取り上げた曲目(=シリーズのコンセプト)、そしてこの録音の日の曲目(=この日のプログラムの位置づけ)、それらを紹介してくれた方が、今のインバルさんの「考え」の理解には役立つんじゃないかなあ。ライブ録音についてはそういうところも注意してほしいかな。

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     2014/01/13

    プッチーニのずいぶん後の作ながら、上演機会もディスクも極めて少ない不幸な作品。『ボエーム』と同じくパリが舞台ですが、『ボエーム』がド貧乏物語なのに対し、こちらはお金持ちの気の迷いのような享楽的恋愛をセンチメンタルに描いたものです。もともとはオペレッタとして書かれ始めたそうですが、そうしたストーリーや設定が、『こうもり』だの『メリー・ウィドウ』なんかに近い気はしますな。さて、開始早々、もう例のプッチーニの叙情あふれる世界が展開されます。美しいメロディーや響きはまさしくプッチーニの得意とするところで、そこは実に魅力的。ただですねぇ、総じて変化に乏しくて、全曲どこも同じような雰囲気になってしまって、流れと劇性に欠けるのですな。そこを初めから了解したうえで聴きますと、なかなかに滋味掬すべき作品ではありますけれどねぇ。そういう性質のこのオペラを演奏者たちはみなよく理解して精妙にやっています。特にパッパーノさん指揮のオケは実に美しい響きで魅了します。主役二人の歌は結構ですが、たまにヴェリズモ風のところも出てしまうのは、作品の性質上、ちょっといかんかな(不満ではありません)。フィルアップの曲もみなどれもステキであります。プッチーニの魅力をたっぷり味わえる大変結構なアルバムにて、大いに満足しました。

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     2014/01/13

    LGOとのブルックナーで続々と名演をリリースしているブロムシュテットさんの2005年のライブです。いい曲目が並んだ魅力的なディスクであります。さあ、できばえは、といふところですが、これが何とも言い難い。「ハフナー」は大きめのオーケストラによるたっぷりとした演奏で、やや重くかつ濁りもあり、爽快さや軽やかさには欠けるかな。こういうスタイルそのものは以前は普通だったのでそれは悪くはありませんが、客演のせいなのか、あるいはライブ故なのか、完成度は今一つ。メインのドヴォルザークは方向性がもっと不明。抒情も迫力も不足だなあ。このオケの特徴である弦のつややかな魅力も聞こえず、管にはやや乱れもあり、さらに楽器のバランスも果たして指揮者の意図通りであるのか疑わしい感じもあります。残念ながら感動感心いずれもなかったなあ。録音もやや精彩を欠く。メータ指揮のディスクもそうでしたが、このイスラエルフィルのライブシリーズは、新しいわりに音の鮮度が無く、迫力もやや不足。期待したのに遺憾であります。但し一言しておくと、水準が低い演奏ではないですよ。個性と魅力において不足だな、といふことです。

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     2014/01/12

    個別に聴いた時には多少の不満を感じましたが、全集として集中的に聴いてみると出来栄えのアベレージの高さに感服いたしました。しっかり手綱を引き締めてゆくジンマンさんの指揮、確かな腕前でそれに応えるオーケストラ。ミクロからマクロまで細心の注意できちんと再現されてゆく、基本はスリム&クールの姿勢です。但し、知・情・意の「情」がやはりもう少し欲しいというのが個人的な希望であります。曲想が表わす気分、それがうまく出ないと「感動」には結びつかないのだなあ。文句なしの名演は第1番・第4番・第8番。秀演は第2番・第6番。問題ありは第3番・第7番。第10番はカーペンター版の使用という大失策により、問題外。カーペンター版は聴こえる音がマーラーの響きではない。ジンマンさんはどうしてこの版を選んだのでしょうか?理解に苦しみます。さて、この全集の特徴は最優秀の録音。左右への拡がりと前後の奥行きが見事に再現され、楽器の音色やバランスも完璧に聴き取れる究極の録音であります。といふことで、「最高」の域には達していないかもしれませんが、メリットの多い、優れた全集でしょう。

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     2014/01/06

    これまでお二方による大変に高い評価がなされています。演奏そのものについては、残念ながら私は同じ評価を共有できません。たとえばメインであろうマーラー。正直、N響に問題があろうかと思います。山田先生の音楽に完全に服して(納得して)いない、あるいはこの曲に指揮者ほどの思い入れを抱いていない、というように聞こえるのであります。映像があることでそれがはっきりします。山田先生がその身振りによってはっきりと音楽にニュアンスを込めようとしているのに、オケから出てくる音にそれが反映されないのです。全体の音色もやや汚れ、美しくない。全体にややゆったり目のじっくり構えたものですが、それを支え切れなかったのでしょうか。もう一枚の方は、当方に発言権なし。黛の曲は初めて聴いたので、何とも言いようがない。モーツァルトは、実は誰の演奏で聴いても曲の良さに聴き惚れて満足してしまうので、この演奏の特徴がわからない。但し、以前よくあった大きなオーケストラによるスタイルで、たっぷりとした演奏。「ジュピター」はまさに大交響曲になっていて、よろしいかと存じます。なお、ドキュメンタリーはなかなかに面白い。料亭(?)でのインタビューでは仲居さんが皿を片づける脇で山田先生が話し続けるなど、妙な場面もあり、編集のコンセプトはよくわかんないけどね。画質は時代相当。音はまあまあ良好。ということで、演奏には問題点を感じつつも、今は亡き、そして日本音楽界に多くの功績を残した山田先生の映像記録として大変に貴重なものでありますので、評価の星は満点であります。山田先生のディスクは最近続々とリリースされておりますが、その偉さをあらためてうかがうよすがとなりましょう。

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     2014/01/05

    ヴェリズモ・オペラの名舞台。映像化発売はまことに喜ばしい。ま、なんと言ってもこの演奏はドミンゴの独り舞台といってよいでしょう。歌も演技も実にすばらしい。革命詩人という文武両道のヒーローを、まさに陶酔的な歌と演技で最高に表現いたしました。美声と豊かな演技力でまさに他の追随を許しません。脇役陣も水準以上なのですけれど、ドミンゴに比べると格下としか言いようがありません。トモワ=シントウは表現力はともかく、「歌」としてはいささか安定さを欠くしなあ。ザンカナーロもアンビヴァレントな役柄を十分に歌ったとは言えないなあ。トータルの水準は高いけど、主役たちの「ぶつかり合い」としては不足はあるね。ルーデルの指揮は手慣れたもので、かつ煽るような情熱にも不足しない、いかにもいい感じの統率。この魅力あるオペラの魅力的なステージの映像化、見ごたえ聴きごたえのあるよいソフトです。画質は年代相当でいささか不鮮明だし、古めかしい感じあり。録音は良好で、こちらは今でも大丈夫。

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     2014/01/05

    ま、一言で言えば「威勢のいい演奏」。唸るような弦、吼える金管、バンバン叩くティンパニ、と遠慮のない、アグレッシブなベートーヴェンです。シューマンの全集も全く同様の姿勢でしたが、これが当今のバレンボイム&SKBのありようなんでござんしょう。特にベートーヴェンにこだわりを持っていない当方としては、こうした姿勢にひょいひょいと乗せられて、けっこう楽しみつつ聴かせていただきました。なにしろこの世にごまんとあるベートーヴェンの交響曲全集。リリースされる度にその存在意義はどこにあるかと厳しい目で見られますが(レコ芸の批評が典型だな)、そういう曲主体の見方ではなくて、演奏家の側に立って「現在のこの人たちの到達した境地はこういうところです」というような姿勢で受容するってのはどうでしょうかな。「すばらしいね」「もう一歩だね」「もっとがんばりましょう」とか、そんな感じで演奏家の皆さんを励ますようにしたいですな。こういうスタイルのバレンボイムさんに対しては「中身がない」とはよく言われますが、そもそもベートーヴェンの曲だってどれもこれもが感動的な充実作ばかりではないよ(第8番なんかヒドイと思いません?)。「楽しめました」という一言にて、私はこのセットを表現いたします。褒めていないように見えるかもしれませんが、そこには確かに微妙な想いはあります。

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     2014/01/03

    ブルーレイの威力絶大で画面も音も極上であります。おかげで、いかにニュアンス豊かに演奏しているかがとてもよくわかります。そしてまたアバドさん独自のバランス処理も実によく伝わってきます。この時のルツェルンのオケは大変に優秀で、特に弦楽器の見事さはすばらしいの一語に尽きます。もちろん、音色と技の巧みな木管、パワーを蓄えた金管も優秀。ヴァント先生の剛毅なブルックナーが「剛」の魅力であるなら、アバドさんのしなやかなブルックナーは「柔」の魅力で大いに聴かせます。但しこの「柔」は決して「弱々しさ」と同じではなく、なめし皮のような強靭さを持った「柔」であります。プロ中のプロのお仕事、さすがと申せましょう。

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     2014/01/03

    ゼッフィレッリによる、例の豪華絢爛演出。ブルーレイの威力絶大で映像はとってもきれい。但し、総じて舞台がやや暗いのかなあ、特に第1幕はいささか細部が見づらいかもしれません(うちのテレビがボロいからかな)。映像作品としては、もちろん前のレヴァイン指揮・マルトン&ドミンゴによるものと比べてしまいます。演奏の「柄」といいますか、スケールでは明らかに前回が大きいですねぇ。オケとコーラスをガンガン鳴らしたレヴァインの指揮、姫と王子を見事に演じ切った二人の主役はやはり大したものでした。エキゾチック&ドラマティック・オペラとしての『トゥーランドット』を大いに堪能させてくれました。今回は一回り小さい「柄」で、方向性としてはややリリカルな方に傾いたかなと思います。個人的にはちょっと不満。このオペラ、実演で聴いても大迫力で圧倒されるのですが、この録音ではオケやコーラスがやや引っ込み気味ではないでしょうか。特にオケは中〜低音域がやや薄い音のようです(うちの装置ではそう聞こえました)。歌手陣はだいたい好演。ジョルダーニは高音もしっかりしていてなかなかに聴かせます。レイミー(ラメイ)とポプラフスカヤも好調。ピン・ポン・パンのトリオもいいですね。タイトルロールのグレギーナは不調かなあ。旋律線が定まらないし歌詞もちっともわからない。現場では声の威力で圧倒できますけど、録音になっちゃうとやっぱり「表現」が問題になりますやね。そこは不満。総じていかにもメトらしい大舞台の公演が楽しめますが、前回に比べると、やや小ぶりになったかなという感想です。

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     2014/01/02

    このコンビの前回録音はすばらしい名演でした。今回も見事な出来栄えかと存じます。但し、前回よりも今回はいっそう「自由」というか、曲を完全に手の内に入れて思うがままにドライヴしているという感じを強く受けました。オケとの呼吸もぴったりで、ライヴなのに、なんと見事に演奏されていることでしょう。強弱や楽器のバランスへのこだわりもしっかりと表わされ、テンポの緩急もきっちりしたもの。録音がまた最高に優秀で、バランスと音色感は完璧でしょう。実に立派な成果。感服の至りです。しかしながら、この曲が持つ宗教性とかドラマとかがもたらしてくれる「感動」がほんの少しですが薄くなってしまったかなあ。ま、個人的な感懐です。なお、ソリストはちょっとビブラート過剰であまりよくない。

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     2014/01/02

    年末年始で『リング』聴きとおし。2011年の録音といいながら音に鮮度が無く、またレンジの狭い音であります。とはいえ、オケもソロもきちんととらえられており、バランスも悪くないので鑑賞には何の問題もないと思いますね。先の方々がお書きのように、ウィーン国立歌劇場における『リング』公演の(とりあえずの)記録ということで受け取るのがいいのでしょう。パーフェクトを狙った《レコード芸術》としてのアルバムではないようです。演奏は激しさや鋭さのない、どちらかと言えば「円満」な印象ではないでしょうか。ライヴならではの白熱を感じもしないし、じっくりしっかり、という方向かなあ。そのため、音楽の持つ「力(推進力)」が強いと充実してきますが、そうでないところはやや弱い感じもします。『ワルキューレ』がその意味では大いに聴きごたえがありました。感動的な、みごとな出来栄えです。『ラインの黄金』がやや物足りない。『ジークフリート』や『神々の黄昏』ももう少し劇性があってよかったな。ちょっと軟らかめの『リング』といふところかな。

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     2013/12/30

    小林さん、チェコフィルとのディスクでは例のよっての「唸り」が実に耳触りでがっかりな出来。このディスク、「マンフレッド」好きとしては仕方なく購入し期待もせずに聴きました。第1楽章では木管に傷も目立ち、不安いっぱいの出発でしたが、曲が進むにつれてどんどん好調になり、ダイナミックかつ抒情味を活かした大変に聴きごたえのある名演となりました。オケはやや美感を欠き、さらに彫琢の余地はありましょう。また、いつもより目立ちませんけれども毎度の唸りも聴こえ、全体の完成度としてはもっと上を望む余地はあります。でも、総じてこの曲の魅力をよく伝える優れた出来となりました。録音も優秀。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/30

    大植&ミネソタのコンビは本当にハズレがありません。このアルバムも実によい出来。オケは絶妙にうまいし、大植さんの表現は上品で曲の持つ美しさを十分に引き出しています。「エキゾチック」というコンセプトからは、えてして煽情的な表情づけに陥りがちですが、大植さんはそんなことにはなりません。選曲も曲順も十分に考えられ、かつ曲間のインターバルが無いも同然の編集で(これは前の『夢』のアルバムと同じ)、全体を通して一つのピースになっているかのようなアルバム。それもまた、よし。但し、選曲的にはもう2〜3曲入ってもいいかなあ。マスネやヴェルディのオペラからなんか採ってきてもいいよね。でもそれは望蜀ってやつ。録音は優秀。傑作アルバム、すばらしいお仕事です。ところでジャケット裏面のお写真を拝見し、大植さん、誰かに似ていると思ったら、トニー・レオン(香港の俳優さん)に似ているのですね。男についても「才色兼備」って言うのかな?まことにステキであります。(^_^)

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/29

    演奏そのものには以前から親しんでいますし、定評あるところなので縷言の必要はないでしょう。当方もこの演奏がSACDになったというまさにそこのところに期待してこのアルバムを購入した次第です。で、問題の音質ですが、正直なところ期待したほどの改善や成果はなかったな、というところです。やはりもともとの録音に問題があるのでしょう。教会の中で大オーケストラが爆演を展開したせいで音響が飽和してしまって、かえって迫力を殺いでしまったような音です。混濁もあって細部もやや聴きとりにくいですな。また、セッションでのカラヤンによくあるスタイルですが、打楽器をやや抑えさせており(実演だと“やり過ぎ”なのに)、ティンパニもやや引っ込みがちだし、シンバルの鳴りも悪い。演奏自体は毎度のカラヤンのチャイコフスキーで、豪快でかつ強靭な抒情が特徴の立派なもので、もちろん充分に堪能できるものであります。但し、SACDとしての成果は期待したほどではないというのが感想であります。テンシュテットのマーラー交響曲第6番のような面目一新の快挙とはなりませんでした。甚だ残念。下の点もその反映であります。

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     2013/12/29

    ライヴということですが、それを感じさせるのは最後の弦楽セレナードだけで(ノイズと拍手あり)、他の曲は至って静かなもの。さて、このディスク、まずは選曲の妙に大いに感服。初めのショスタコーヴィチは軽快かつカラフルで、親しみやすい曲想もあって、大変に楽しめます。つかみは完璧。続く「ロココ」も軽やかさを引き継ぎながら、しかし抒情へと傾いてゆく。そして最後の弦楽セレナードでしっとりした情感あふれる世界を表現します。いい構成ですな。但し、演奏の出来は逆に前が良くて後が今一つかな。弦楽セレナードではやや呼吸が合わない個所があり、合奏の精度に(ほんのちょっとですけれど)問題あり。また、編成の小ささが情感の表出に今一つの弱さとして働いているようにも思えました。ま、でも、総じて楽しめた一枚ではあります。録音は優秀。

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