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オペラかじり虫 さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/16

    これは素晴らしい録音ですね。特にベーレンスがお見事です。出のモノローグ、へイルに今一歩凄みがあれば、と思うのですが、「オランダ人」の録音ではこれは一押しの録音かも。オーケストラの厚み、滑らかさ、音場のたっぷりした広がり、さすがのDECCAサウンドです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/04

    このような公演が実際にあったとは、と見るたびにその思い出を噛み締めています。どんな舞台も、また録音も、これには太刀打ち出来ませんね。三役どころか、全役、合唱団、バレエ団までも、見事なステージングで統率され、原演出が優れていたことは無論でしょうが、それを復元させたスタッフの力に感服します。スコットが、METライブでのソプラノに比べて、何ひとつ力まずに悲劇を体現している歌唱に、深い感動を覚えます。男声ふたりももう何も言うこと無し。まさにファウストでありメフィストです。歌手たちを集めただけでも凄いのに、このプロダクションを持ち込んだショーヤット氏に脱帽です。理想的な公演の記録です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/24

    諸氏絶賛、何かこの発掘のお陰で、これまでの諸々RINGの存在価値が無くなったなんて、風評ですが、何の何の〜この録音の存在と発見、商品化の意義はもちろん絶大ですが、これが全てではありません。これひとつを取り上げれば、例えばヴィナイの重苦しく若さのまったくない歌唱や、ただ歌っているだけのフリッカなど、必ずしも手放しベタ褒め演奏ではありません。同曲異盤を聴き比べる選択肢が広がったことには大いに感謝。カメラに納められた舞台写真の面白さ。特に「ラインの黄金」に見られたカラー写真! もっと見られないものでしょうか?

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/20

    作曲家自身が自らカットした、第3幕のローエングリーンの「グラール語り」を全曲歌った初の録音として意義ある存在です。自分は誰か、という前半とどうしてエルザの危機を知ったか、という後半(これが通常では歌われない)を復活。演奏はさすがに3幕は力がこもり、ザイフェルトも気合を込めて歌っています。国内盤のバレンボイムの文章によれば、このオペラは「初演以来許しがたいほど粗略な扱いを受けてきた」そうで、そのため完全版を目指した、とあります。演奏云々はともかく、いかなバレンボイム嫌いでも聴くべき録音かと思われます。実は、私メも彼の全作品BOXを買うほどのファンではありません。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/19

    このオペラのベスト・ライブでしょう。映像で見ると、その実情が判然としますが、音だけでも大満足。名指揮と三役揃った「オテッロ」として、これに優るものは無さそう。映像共々に、そろそろ正規発売して欲しいものです。その際にはどうかORFEOのようにスカスカ音処理をせぬレーベルで出して下さい。5点どころか、10点上げたいくらいです。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/19

    これはすばらしいBOXの登場ですね。今年は閏年、ロッシーニ大先生の誕生日もめでたく祝える年ですし。中では極め付き「ランスへの旅」が入っているのが嬉しい限り。ベルリン録音も他社レーベル廉価盤になっていますし、達磨の両目が開くもの。序曲集までセットされているとは、なかなか気の利いた編集です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/18

    Mytoとは音源が違うのでしょうか? スカラ座でのワーグナーなどに比べて、聞き易いと思うのですが? カラヤンはこのオペラはお得意のようで、スタジオ録音もそうですが、この時は更にすばらしい。ノリノリで一気に聞かせてくれます。この年は「ラインの黄金」も聞けますが、こちらも面白い。EMIが全曲録り逃したのはことのほか残念です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/17

    マエストロのバイロイト/タンホイザーが、ヴォルフガンクの凡演出のために看過していたせいで、このCDも聞き逃していました。一聴して、巨匠然とした序曲から魅せられました。ワーグナー演奏に関する可能性は計り知れなかっただけに、その早世は残念でなりません。歌手たちはそれぞれ美しく歌っていますが、うるさ型ワグネリアンには何かと難癖をつけられましょう。確かにドミンゴのいささか借りて来た猫みたいな歌唱表現は、眼目の「ローマ語り」の爆発ぶりなど物足りませんが、これは実演経験の不足などもあり、贔屓の引き倒しで参りたい。期待はバルツァで、これはお見事。ドイツ物は不得手ならず、ただワーグナーは珍しいのですが、クンドリーやオルトルートも聴きたかったものです。蠱惑的なルートヴィヒには一歩譲るとしても、共にダリラがお得意だっただけのことはあります。当時行くところ可ならざるは無しだったステューダーも結構。カラヤンが果たさず、このオペラの同曲異盤を聴く贅沢が豊ではないので、これは逸することの出来ない録音です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/11

    11年の期待大の録音、待ちに待って聴きました。ざっと聴いて、1幕2幕の出来に満足、3幕もさぞかし、と思っていたところ、さしものヤング女史も失速か? と一瞬思いました。そこで気を取り直して再度聴き、改めて女史の見事なバトン捌きに感じ入った次第です。これは私メには手放せぬRINGとなりました。フランツの聴くからにテノール声そのもののジークフリート、トムリンソンのハーゲンにまず拍手。ラインの娘たちもすばらしい。ポラスキも幾分線は細いものの、決して金切り声にならず、大健闘。役役文句のつけるところはありません。最近のライブ録音の中では、レンジの広さ、音の厚みと巾、それにつややかさもあり、ホール感も感じられ、出色の録音と思われます。Wagnerはこうでなくっちゃ! クナッパーツブッシュが存命でこれを聴いたら――さすがに女は、子宮という宇宙を持っているわい――なんちゃって――ヤング女史のバイロイト登場を、切に祈りたいものですね。何しろ「女人天下」なのですから。

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     2012/02/07

    私が聴いている音源は、先年全米で再放送された際のエアチェックによるものです。これまでのCDよりは遥かに良い音質です。このCDも同じ音源ならば、もしかして音質はベルリン以上かも。再発売のナポリ・ライブは、所詮は元になる録音がプアー故に、どうしようもありませんから、要ご注意。このMETライブは、カラスの調子は良くなくて、第1幕のアリアは冴えません。公演がマチネだったので、声が目覚めていなかった? しかし、次第に調子を上げ、異様な盛り上がりを見せます。歌唱はベルリンに比ぶべくもありませんが、DIVAの貴重なドキュメントではあります。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/06

    聴いているCDはMELODRAM初期盤なので、とても良い音質とは申し上げかねますが〜特に1枚目〜演奏は最高の部類でしょう。まずテノールのルスティヒがすばらしい。バイロイトではローゲとかエリックくらいしか歌っておらず、この時既に50歳のはずですが、どうしてどうして、「ローマ語り」まで全く崩れ無し。それにリーザネクのステキなこと! 殿堂のアリアはこれほどパキッと歌われた例を知らぬほどの歌いぶり。役役揃って、2幕は最高の盛り上がりです。ヴォルフラムのコルデスなるバリトンも、バイロイトでは小さな役しか歌っていませんが、実に滑らかです。その上、ヴェーヌス/ニルソンのオマケつきですから、これがあのシュトゥットガルト・オペラのパリ公演の《パルジファル》並みの録音だったら――と思わせられます。序曲やアリアの後で拍手が入るイタリア式ですが、気合充分のベームのバトン捌きの下でオケも良く鳴っています。3幕の開始の迫力も最高。ベームとしては、この時は以前の独伊語ゴタマゼ公演のお色直し、出直しの気構えだったものでしょうか?

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/08

    LPで出た時には、大変お気に入りだったスタジオ名録音RINGです。歌手もよく揃っており、中ではルネ・コロの明るい若々しい声のジークフリートが、実際に聴けたステージの思い出と重なってお気に入りです。目下のところ、大流行の珍演出ではワーグナーを劇場で指揮しないマエストロですが、若いとは申せ、堂に入ったものです。オケの響きがこれまたすぱらしい。今回お買い得ボックス登場は大歓迎。これからRINGを、という心がけのリスナー、特に若いファンには最適の全曲ボックス。廉価盤の「神々の黄昏」しかCDは所持していないので、早速手に入れましょう。論評では弱いと書かれたアルトマイヤーも決して悪くはありませんよ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/18

    LDをDVD化したものを今は聴いています。手元にはNHKBSのエアチェックVTRもあります。映像付きのRING演奏としては、現在最も私が好むものです。シェロー/ブーレーズ/バイロイトも、実際に78年に見聞しましたので、愛着充分なのですが、歌手の面子ではミュンヘンが優ります。ベーレンスはMETより数段上と思われます。ルネ・コロもお見事。サヴァリッシュは実に堂に入ったもので、経験豊富、さすがの名指揮。このところ評価が低いのは残念です。演出は好悪の分かれるところですが、今日の低水準・悪趣味・パロディ偏重とは一線を画したものでしょう。本商品の画質や如何に?

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/16

    私などは、ショルティの録音を座右にして、バイロイトRINGベーム指揮がPHILIPSからレコード化される前は、ひたすら暮のNHKFM放送に耳を傾けていました。ステレオ化は66年。必死の思い?でエアチェックしたものです。メタボリック・ワーグナーと一線を引いたベームの筋肉質の音楽は、何も頼りなくも草食系でもありません。それは「神々の黄昏」を聴けばたちどころにお分かりになるはずです。これからワーグナーの世界に入ろうとされる向きは幸せですね。こんな録音が廉価盤で手に入るのですから。ニルソンもヴィントガッセンもとかく忘れ去られようとしている昨今ですが、タイミングのいい発売です。空気感がまだ残されているバイロイト祝祭ライブ―それもレーベルがDECCAで出る不思議。世の中変わったものです。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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