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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/11/17
50年以上前の録音なので高音の煌めきにほんの少し欠けるかもしれませんが、音質面での不満はせいぜいそれ位。むしろ録音エンジニアにはそれから何をしてきたのかと問いたくなります。 演奏は素晴らしいとしか言いようがありません。多分コンヴィチュニーはこれらを何回も演奏し、ベートーヴェンの九つの交響曲のありようが身についているのですね。何の細工もせずに普通に演奏すると、いかにもこれこそがベートーヴェンの伝えようとしたものだ、と説得されてしまう。曲ごとの性格の違いがすうっと入ってくる。ベートーヴェンの凄さがひしひしと伝わってくる。 この30年ほどの指揮者は変に理屈をこね回しているだけで、結果としての作り出す演奏には空虚なデジタル的なものが漂うだけと思えてしまう。こういう演奏に接すると、アバドやラトルは言うに及ばず、ヨッフムやヴァント、ムラヴィンスキーでさえ作為的に聞こえ、不満を覚えます。 そしてコンヴィチュニーの時代には彼が特別の存在でもなかったのでしょうね。フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルターなどの全盛期はきっともっと凄かった。こんな時代が再来するのでしょうか。 もう一つ、コンヴィチュニーのシューマンを高く評価する評論家は知っていますが、ベートーヴェンについては彼らは何を言ってきたのでしょう。
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