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手ぶくろを買いに さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/06/17

    後期の交響曲(4番,5番,6番)は、名演奏と呼ばれるものはたくさんあると思うが、前期の交響曲に関してはなかなか良い演奏には出逢えないのが現実なのだが……。
    この全集では、後期の3曲はもちろん、前期の交響曲の演奏もまた素晴らしい。
    特に、若々しさばかりが目立って軽くなってしまいがちな2番を、実にダイナミックに演奏していたり、3番でのロマンティックなアプローチは他の演奏とはひと味違っておもしろい。
    また、ホールの残響もよく録られていて、まるで会場で聴いているかのような心地よさを感じる。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2014/05/21

    ショルティ&ロンドン響の歌劇「イーゴリ公」序曲が聴きたくて購入しました。
    この曲って、いつきいても涙が出そうになります。特に、ショルティの演奏は、ツボを心得ていると言うか、心の隙間に上手に入り込んで来ます。
    ベルリン・フィルとの演奏は、録音状態があまりにひどくてがっかりですが、こちらはなかなかいい感じに復刻されています。
    この1曲だけで☆5つですが、「ダッタン人の踊り」もなかなかエキサイティングです。

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     2014/05/10

    若々しいショルティの息吹がグイグイと伝わって来る快演。
    ボロディンの「イーゴリ公」序曲なんて、他では絶対に聴けないような歌い回しに酔いしれました。
    ただし、残念ながらmilhaudさんもおっしゃっているように録音状態はかなり悪いです。
    しかし、それも古き良き時代を懐かしむつもりで聴けば、また趣き深いのかもしれません。

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     2014/04/09

    ずいぶんと落ち着いたオッフェンバック。
    フランスのオペレッタなんだし、もっと洒脱で軽快な演奏でも良いと思うのだが……。
    「指揮者もオーケストラもあまりやる気がないんじゃないの?」と思ってしまう演奏。もちろん、カラヤンだし、ベルリンフィルだし、上手いんだけどね。「レコード会社に言われて渋々録音したんだろうか?」なんて勘ぐっちゃうよ。
    なんとなく、「思い」が伝わって来ないのが残念。

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     2014/04/06

    若い頃のショルティって、どうしてこんなにエネルギッシュなんだろう。
    ウィーン・フィルとのスッペほどではないにしても、これも爆音系に分類されてしまいそう。
    しかし、速めのテンポでぐいぐい進めて行く様は、「パリの喜び」らしく実に小気味良い。ただ、時々ドカンとくるパーカッションのアクセントは好き嫌いが分かれるかもしれない。
    1960年の録音とは思えないクリアなサウンドも良い。

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     2014/03/08

    リムスキー=コルサコフの作品が好きでいろいろ聴いているのだが……。

    まず、オケは上手い。アメリカのオケらしい都会的なサウンドで、それがコルサコフの音楽の(良い意味での)泥臭さを消してしまっている。
    曲へのアプローチも、全体的にはサラッとした感じ。クセもないがオモシロミもない演奏だといえる。

    しかし、なぜか最後の「金鶏」だけは一風変わった曲作りをしているのに驚いた。シュワルツもこの曲だけには思い入れでもあるのだろうか?ただし、個人的には好きな解釈ではないけれど……

    録音も良いし、先に書いたようにオケも上手いので、「シェヘラザード」以外のリムスキー=コルサコフの作品も聴いてみたいと思われる方にはオススメかもしれない。

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     2014/02/25

    久し振りに吹奏楽を聴く。

    飯森さんの指揮はアプローチが面白い。
    ふだん、一般的に聴く「民話」やホルストとはひと味違う。
    「火の鳥」もいい演奏だけど、やっぱりオケで聴きたいかなぁ〜。

    東京佼成WOは、セッション録音だとつまらない演奏が多いけど、これはライブのせいかなかなかいい演奏してる。

    そして、話題の佐村河内氏の「祈り」!
    彼の作品(?)を聴くのは初めてだけど、それなりにオモシロイ。
    ただし、「現代音楽の技法を嫌って云々」というプロフィールのくせに、その手の技法満載ですね。
    こんな事件にならなければ、吹奏楽の定番になったかもしれないのに……。
    音楽に罪はありません。なんとかならないものなのだろうか。

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     2014/02/24

    実に豪快なローマ三部作です。バッティストーニの若々しい息吹が聴き手にも伝わって来ます。
    ライブ録音ということですが、演奏の完成度はかなり高い。しかも、ライブならではの躍動感も生きていて、この曲の魅力をあますところなく出していると思います。
    それにしも、主顕祭は速い!
    ムーティよりも速い!!
    速すぎてトランペットはついて行っていません。
    ちょっと残念ですが、そんなことはご愛嬌。
    元気のない時にスカッとした気分になれるCDです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/15

    ヒンデミットって、こんなにカッコ良かったんだと改めて気付かされました。
    「ウェーバーの主題による変奏曲」は大好きな曲だったけど、「弦楽と金管のための協奏音楽」が素晴らしい。もちろん、五嶋みどりのヴァイオリンも秀逸。
    なるほど、グラミー賞受賞も納得です。

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     2014/02/02

    「サマーセット狂詩曲」が聴きたくて買った1枚。
    ホルストは「惑星」以外にも多くの優れた作品を書いているのに、現在ではなかなか演奏の機会に恵まれない。たまに演奏されたり、CDがリリースされても、演奏の出来が良くなくてガッカリということも多かったのだが、このCDはなかなか秀逸。さすがロンドン交響楽団。ヒコックスのアプローチも小気味良い。
    イギリスらしいのどかな民謡風な旋律が、20世紀の作曲家らしいハーモニーに彩られて、ホルストの違った一面を垣間みることができる。
    こういう作品を聴いた後に「惑星」を聴くと、また違った印象を得ることができるかもしれない。

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     2014/01/25

    速い速い速い!
    さすがアルゲリッチ。ライブでの疾走感はまさに爽快!!
    オケも指揮者もよく着いて行っています。
    少々のミスなんてご愛嬌。
    ぜひ、会場にいるつもりになって、テンション上げて聴いて下さい。

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     2014/01/25

    落ち着いたテンポで、美しい北欧の情景を思い描かせてくれます。
    ヤルヴィは「持って行き方」が上手いですね。ここぞという時の打楽器の使い方とか、クレシェンドやストリンジェンドのかけ方とか、他の指揮者にはない独特な曲作りがステキです。
    2番のラストなど、サラッと終わってしまいがちな部分なのに、ヤルヴィにかかると「もう一押し」があるのでおもしろい。
    エーテボリ交響楽団のサウンドも美しい。
    プロムシュテットの全集も持っていますが、個人的にはこちらの方が好きです。

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     2014/01/23

    かのWikipedia(JPN)にも載っていない作曲家エリック・コーツ。
    親しみやすい作風は、もっと聴かれても良いと思うのだが、「ナイツブリッジ行進曲」(このCDには入っていません。念のため!)がちょっと知られているくらいか……。
    日本のオーケストラにも、もっとコンサートで演奏して欲しい作曲家の一人だと思います。
    肩の力を抜いて気楽に聴くのにはちょうど良い曲ばかり。ロイヤル・リヴァプール・フィルの演奏も洒脱で良い。できれば、「ロンドン・アゲイン」は「ロンドン組曲」とセットで聴きたいかも。

    なお、English版のWikiにはちゃんと載っています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/01/13

    日本では無名に近い作曲家(失礼!)アッテルベリに光を当てる1枚。

    「ヴェルムランド狂詩曲」のノスタルジックな雰囲気、「組曲3番」での叙情性も良いが、「交響曲第6番」での華やかさ、明快さ、そしてロマンチシズムは、なぜこの曲が今まで、いや今でもあまり演奏される機会がないのか疑問を感じる(参考までに日本での初演は2009年)。
    また、「交響曲第4番」は「スウェーデン民謡の主題による小交響曲」という副題の通り、美しい旋律が全曲を包んでいる。

    どの曲も、ヤルヴィのアプローチが素晴らしい。またエーテボリ交響楽団もご当地作曲家(アッテルベリはエーテボリ生まれ)だけに思い入れも強いのだろうか。作品の魅力を十分以上に引き出した演奏をしている。
    これから全交響曲を録音していくのだろうか。発売が楽しみになって来た。

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     2014/01/11

    ちかごろ評判の良いソヒエフという名前に魅かれて購入したが……、久し振りに大当たりのCD。

    「展覧会の絵」は冒頭のプロムナードで実になめらかに軟らかく歌っている。こういう始め方は初めてだ。トランペットで吹いていても、まるで弦楽合奏のようなしなやかなアンサンブル。何かをやってくれるんじゃないか、という期待感を抱かせるオープニング。期待は最後まで裏切られることなく、各曲ともそれぞれの個性を大事にして丁寧な演奏をしている。

    チャイコフスキーの4番は、若々しい活力にあふれた演奏だが、けして乱暴にならずとても爽やか。2楽章など歌うべき所はしっとりと歌い上げ、フィナーレの盛り上げも十分。あおりすぎず、あくまで上品さを保ったエンディングは素晴らしい。
    難を言えば、金管のピッチが甘い所がいくつか見られたが、そんなことは忘れさせてくれる快演。
    ソヒエフが29歳のときの録音。これからどこまで進化するのか楽しみな指揮者だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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