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一人のクラシックオールドファン さんのレビュー一覧 

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     2013/08/02

    本盤はモーツァルトの色々な管楽器協奏曲をフランスの俊英名手メンバーを独奏者に招いて収録したもので趣旨としては理解出来、又 演奏も夫々意欲溢れる溌剌さが聴き処だと思います。2005年の録音という事で当時64歳と一番年長の指揮者ネルソン率いるパリCOが若干粗いバックを受け持っています。そして一番若いD.ゲリエ(当時21歳)がホルン協奏曲第4番K495(タイム@8’09A4’37B3’42)でホルンを吹き器用にもL.モーツァルトのトランペット協奏曲(同@6’41A5’27)でトランペットを吹くという両刀使いを見事に披露しております。後者曲はおっとり古式トランペットの鄙びた音色に心癒される第1楽章と祝典ムードの華やかな第2楽章との対比が面白いのですが敢えて注文するとしたら私はクラリネット協奏曲K622(同@11’31A6’42B7’44)のP.メイエ(当時40歳)やオーボエ協奏曲K271a(K314原曲?)(同@7’40A7’16B6’49)のF.ルルー(同34歳)達と同じレ・ヴァン・フランセのメンバーであるE.パユぐらいを引っ張り出してきてA.モーツァルトのフルート協奏曲の第1番K313か第2番K314かを収録して・・・父親作品のトランペット協奏曲と入れ替えて欲しい様な勝手な編集妄想を描いたりしていました・・・そこに何も若手の両刀使いに力点が私の様なオールドファンには達せず中途半端感が残った次第です・・・所属プロダクションの壁があったりするのでしょうが・・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/08/01

    本盤はロジェストヴェンスキーが1983〜1986年に収録完成したショスタコーヴィチ交響曲全集からの抜粋でオーケストラは彼の亡命対策?として腕利きを集めて設立されたソビエト国立文化省SO、時期的にはロジェストヴェンスキーが五十歳代前半の、まぁ楽団も与えられて張り切らざるを得ない頃です。彼の演奏は如何にもロシア臭に溢れた雰囲気を特にその強烈な管・打楽器にたくして鳴らしまわすやり方で時折不自然なセクション音のクローズアップとか音割れ等が録音上のテクニックなのか不明ですが現れております。彼の演奏はあまり崇高トレンドに走らず勿論ガチガチの深刻保守ぶりにも向かわず比較的分り易い・・・誰でもがある程度満足出来る仕上げを示す場合が多くそれは彼がロシア物に限らずレパートリーを拡げて行ける資質から来るものだと思われます。そして何度か発売元も変えての登場をしている様で先に触れた手を変え品を変えの収録テクニックも踏まえ彼の謹厳実直爆演ぶりはとにかく伝わってきます。私は別盤で本盤の収録演奏曲三曲を聴いております・・・その演奏年、タイムは次の通りであり→第5番1984年(@15’19A5’22B14’10C11’07)、第6番1983年(@17’12A6’39B7’21)、第9番1983年(@5’17A7’38B3’00C4’35D6’09)←第1番1983年(トータル31’24)のみ未聴であります。ただロジェストヴェンスキーの指揮演奏は他の交響曲を含め長調物がフィットしている思いは個人的にしておりまして彼の時折働く強い個性が上手い具合に長調物に作用して刺激を与えての仕上がりになるケースが多い様で重宝しております。例えば第9交響曲、元々第九というのに特別の意義をショスタコーヴィチ自身が抱いていたか否かは別としても新古典主義的形式で独特のユーモアを湛えての主題と敷衍する軽快なマーチを進めたり管弦ソロをやや虚無的に思惑ありげに流したり執拗な弦と対比させ作曲当初期待された「戦争三部作」の重々しいイメージとはかけ離れた作風となったみたいですがロジェストヴェンスキーのリード然らしむる処もあって素晴らしい演奏となりました。有名な第5番はやはりティンパニー等打楽器の扱いが特徴的であると共に壮絶な第3楽章に続く最終楽章の堂々たるスタートは中々分り易く第9番との対照性を引立たせています。まぁ、とにかくショスタコーヴィチ交響曲全曲がしんどい方には本盤は適度な選曲かと思われます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/31

    私は別盤でブラームスの協奏曲の方を聴いていますので書き込みさせていただきます。このブラームスの演奏は1978年スターン58歳の頃メータ(当時42歳)/NYPOのバックを得てのもの(タイム@22’59A9’27B7’49)でとにかくスターンらしく明るく美音が開放的に広がって行く感じで伴奏も肉厚なアメリカらしいスケールで展開します。この曲自体ブラームスの割りには余り内省的な程度が低いのもこの演奏を肯定的に捉えてしまいます。長大な第1楽章もスターンの悠然さはダレず彼の人生への「前向き」姿勢を表し伝えてくれます。中間楽章は少しゆったりとした管ソロ前奏が情緒的な面を強調しVがやがて主線に乗って来て鳴り切ります。最終楽章も中々元気のある演奏で熱っぽい雰囲気を〆に向って盛り上げてくれます。まぁエネルギーに満ち満ちた・・・と言うものの暑苦しさは感じさせない「陽」の演奏で励まされる感じであります。スターンのブラームス協奏曲は他に1957年K.ヴェス/NHKSOライブ(@22’38A10’26B7’32)や1959年オーマンディ/フィラデルフィアO(@22’17A10’12B7’50)があります。本盤併録のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(1980年小澤/ボストンSOタイム@13’03A8’28B6’48)は未聴でありますが多分彼の美音には満足出来るのではないでしょうか。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/30

    フルニエ/セルドによるDGヴォルザーク・チェロ協奏曲はLP時代にも聴いていて懐かしく思い出しました。本盤もLPということでデータ中心にコメントさせていただきます。1962年セル・・・当時65歳・・・はクリーブランドO指揮者だった彼がBPOを振ってフルニエ(56歳)と組んだチェロ協奏曲(タイム@14’37A11’25B12’20)はバックのオーケストラの重厚さと相俟って素晴らしい仕上がりとなっています。チェロの貴公子とも呼ばれたフルニエの方にスラブ〜ボヘミア方面のセンスをどれだけ期待するかは別にして正直第3楽章辺りでこの楽章の楽想に因る処も大きいのだけれどほんの少し違和感も感じたこともありますが繰り返し素晴らしい盤であることを確認する次第です、フルニエは結構マァ、チェロ協奏曲の代表曲だからか何種類もライブも含め演奏盤があり本盤演奏と同年1962年指揮者セル/オーケストラKRSOそしてシェルヘン/ルガーノSOとの共演の他1945年チェリビダッケ/LPO(タイム@14’39A10’46B11’39)、1948年クーベリック/PHO(同@14’47A11’20B12’09)、1954年クーベリック/VPO(同@14’30A11’16B11’59)、1956年イッセルシュテット/NWDRSO、1959年セバスチャン/チェコPO、1973年C.デイヴィス/BBCSO(同@14’56A10’45B12’06)等々ある様です。ちょっと「貴公子」にしては多すぎな感じで本盤演奏が無難でありましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/29

    このレビュー書き込みはJPN版カタログナンバーBVCC5147についてのものでOther Editionsとして表示されているUS版カタログナンバー09026605262へのものではありませんのでよろしくお願いします。周知の通りホロヴィッッの本格的演奏活動の舞台アメリカでのデビューはチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番で以降収録上そんなに多くない協奏曲の中でも特にマァ需要・供給関係からこの曲のウエイトというかとにかく彼としてはライブを含めて数多く記録が残されております。その中で本盤は1941年ホロヴィッツ38歳の頃、バックが義父トスカニーニ(当時74歳)が振る新設NBCSOによる演奏(タイム@17’32A5’48B6’07)でありこの共演によるこの曲の収録は他に同年のライブ分(同@17’38A5’23B6’39)、1943年(ライブ、@18’58A5’42B6’29)分等があって全て聴き比べたわけではありませんが完全主義者トスカニーニ指揮下でのこれらの中では本盤演奏が完成度が高い様に思えます。さて、その演奏は古いモノラル録音でノイズもある程度仕方ないとして逆にその音質から出て来る両者の「気迫」が充分うかがえこの演奏の歴史的存在価値も我ながら認識した次第です。タイムを見ても分る様に大変速いテンポで第1楽章から展開して行きます。ただ一直線に進むバックはやはりトスカニーニらしく、さりとて何処と無く婿に一歩譲っている風は面白いですね。若干さっさと片付ける傾向の演奏の趣きの中で超絶技巧によるPカデンツァの燦然さは聴き処でしょう。その超絶技巧には中間楽章でゾクッとしました。とにかくスピーディな最終楽章も後段轟く迫力によるクロージングにため息も・・・。なお、ホロヴィッツのチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番には上記のトスカニーニとの諸演奏の他に1934年バックがマルコ/デンマークRSO(ライブ、タイム未確認)、1940年ハバルビローリ/NYPO(タイム@19’21A5’48B6’27)、1948年ワルター/NYPO(ライブ、タイム@19’22A6’32B6’16)、1949年スタインバーグ/ハリウッド・ボールSO(タイム@20’04A6’32B6’23)、1953年セル/NYPO(ライブ、トータルタイム31’29)等があり第1楽章のタイムを見てもトスカニーニペースがやっぱり本盤で明白なのかも・・・。ホロヴィッツの「展覧会の絵」は彼の出身地と一時流布された「キエフの大門」で堂々たるクロージングがあるピアノ原典版で聴くか彼の編曲が噛んだ版を聴くかで大分印象が異なるらしいですね。本盤は1951年後者版によるライブ収録(トータルタイム29’17)で確かに聴いて行くと原曲イメージを留めていない曲タッチ・・・好みは別として・・・にハッとする面白さは味わえます。専門的な事は小生などには分りませんが例えばスタートの「プロムナード」から左手?オクターブが低く、「フィドロ」での中間部以降の和音構成がより複雑化しているし「キエフの大門」もより堂々たる効果を上げるべく工夫が聴かれます。いずれにしても各曲概ねタイム上はショートにまとめてのライブ緊迫感は今一の音質からも伝わっておりますがマァ果たしてこれでこの曲の代表的演奏とするわけには行かないと思います、マニアの方は必聴でしょう。ホロヴィツツの「展覧会の絵」収録は原典版演奏で1947年のもの(同29’43)或いは1948年のもの(同28’59)がある様ですが詳細は未確認であります。小品「水辺にて」(タイム4’09)は聴いておりませんが全般として素晴らしいランクに・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/28

    本盤はベームがBPOとVPOという二大オーケストラを指揮し彼にとって重要なレパートリーであるモーツァルトを弛緩しない彼のスタイル真価が味わえるCDであります。ベームのモーツァルトはDG盤で手を変え品を変えいろいろ出ておりセレナード関係では私は第10番K361「グラン・パルティータ」(1970年収録)と本盤の第13番K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(1974年収録、タイム@6’11A5’54B2’22C4’52)の入ったCDを聴いておりました・・・現在HMVカタログにはこの組合せCDは載っておりません。そうした事で超名曲K525セレナードについて見ますと本盤は1974年収録というからベーム80歳の頃のVPOを指揮しての演奏で高齢とは言えその素晴らしいテンポ感は見事に曲の流れに乗り厳格な中にも淡々とした姿勢は曲の本質を展開してくれています。まぁ、この曲で簡単に入手出来るこの演奏さえ聴いておれば「間違い無し」?とまで言えるのではないでしょうか。参考までに過去のベームのK525セレナードの録音歴をメモしておきましょう・・・正直若い頃の演奏の方が彼の「武骨さ」が味わえる感じはする面はあったりしますが・・・1943年VPO(同@4’23A5’41B2’07C3’09)、1952年VPO(同未確認)、1956年BPO(同@5’19A5’30B2’20C3’07)と言った具合で反復演奏の有無でのタイム差も見られます。併録の1970年BPO演奏第6番K239「セレナータ・ノットゥルナ」(タイム@4’17A3’56B4’17)そして第9番K320「ポスト・ホルン」(タイム@8’19A4’22B7’48C6’12D5’14E4’58F4’11)の方は未聴でありますので★一つ保留しておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/27

    ラフマニノフの自作等演奏をピアノ・ロール記録による復刻盤で聴く機会は私にとってそんなに多くはありませんが本RCA盤はそうした復刻の延長線上にあるものとしてアメリカで開発されたコンピューター・ソフトによりピアノのキータッチや音量の変化、ペダルの踏み込み加減までをオーディオ・データ化し読み込みラフマニノフ時代の古いピアノで自動演奏したものをハイテクノロジーで処理(1909年ニューヨークでのピアニストとしてのデビューから百年記念年にあたる2009年に実施)したものらしくいやはや時代の変化を痛感しているのが現状であります。まぁ、音色的には多少?人工的というか「癖」を感ずる時もありますが現在の一般の各種CDでもモノラル、ステレオ区分は勿論そのリリース会社や品質でも大なり小なり音質違いはあり私は出来るだけ割り切って演奏そのものに注目したく思っております。さて、本盤演奏自体はあの大スターピアニストの往時を偲ばせる大変スケールの大きなもので彼の大きな手(片手で1.5オクターブのキー)だけに素晴らしいテクニックの裏に何か余裕が感ぜられますし他の作曲家作品での自在な編曲ももうポピュラーになってしまったピアノ協奏曲の作曲を思えば肯ける処でしょうね。本盤収録分は1920年代原始録音分もありますが1940年代録音も含まれて歴史的感慨は少し軽減されるのですがラフマニノフ演奏記録の一つとしてチェックしておきましょう。各曲の録音年、参考タイムデータは次の通りであります→クライスラー「愛の悲しみ」(1921年4’21)、ラフマニノフ「前奏曲op3-2」(1928年3’44)、リムスキーコルサコフ「熊蜂は飛ぶ」(1929年1’10)、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢・・・スケルツォ」(1935年4’00)、ラフマニノフ「練習曲op33-2」(1940年2’14)、「練習曲op33-7」(1940年1’46)、「楽興の時op16-2」(1940年2’56)、「6つの歌・ひなぎくop38-3」(1940年2’11)、チャイコフスキー「6つのロマンス第1番子守唄」(1942年4’03)、バッハ「無伴奏パルティータ第3番BWV1006」(1942年、プレリュード3’11+ガボット2’47+ジーク1’05)、クライスラー「愛の喜び」(1942年5’05)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/26

    川久保賜紀さん(以下敬称略)がデビューして早や十年、一番活動的にはしんどい時期かも知れませんね。本盤はデビュー後安定期に入った頃の2009年彼女が丁度30歳の頃に開いた演奏会から紀尾井シンフォニエッタ東京(1995年紀尾井ホールの開館と同時に誕生した同ホールのレジデント室内オーケストラです)とのヴィバルディのヴァイオリン協奏曲集「四季」のライブ収録であります。この「四季」という曲は独奏者に若い女性を迎えた演奏が演奏風景からも「様」になる場合が多いようで本盤も彼女のルックス上もプラスに作用していると思うのは情緒的過ぎるのでしょうか。演奏タイムは春@3’31A3’03B4’33、夏@5’53A2’25B2’42、秋@5’25A2’43B3’37、冬@3’25A2’04B3’35とまぁそんなに急がない演奏でライブならではのフレーズ間の呼吸、テンポが変化する折のバックオーケストラとの呼吸とか中々リアルな息遣いが聴かれて数多ある同曲盤では異彩を放っている様に思えます。あくまでモダンオーケストラとの演奏なのでシンフォニックな響きに重点が置かれてややオーケストラメンバーの動きが団子になってはいますが川久保のソロのテクニックはちゃんと拾えており颯爽とした演奏展開の中に独奏・伴奏の当意即妙が親密に図られています。彼女の髪を振り乱しての熱演ぶりが伝わって来て難しい事言わなければ高品質の素晴らしい記録盤であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/25

    先ずピアノ四重奏曲第3番から触れたいと思います・・・「室内楽こそ音楽のエッセンスである」とその重要性を言及していた巨匠演奏家アイザック・スターンと仲間たちメンバーによるこの演奏は1986年にサントリーホールにおいてライブ録音されたものでスターンが66歳、ヨー・ヨー・マが31歳(ついでにラレードが45歳、アックスが37歳)という大御所スターンと若き日のマの二人の奏者を中心にラレードとアックスが上手くサポートする形となって各演奏家が個性を主張して行く或いはスターンが全員を巻き込むというよりアンサンブルとして音楽を作り上げて行くといったスタイル・・・従ってよく歌いシンフォニックになっており、演奏タイムは@10’54A4’11B9’09C10’56とやや速い印象を受けました。こうした名手たちが出会うことは、常設の団体の演奏とは又異なった音楽のやりとりがあり当然特にピアノが全体の要として機能している処が聴くポイントなのでしょう。全体として所謂ブラームスらしい晦渋さの色合いはうすくなっている様に思いました。本盤には更にピアノ四重奏曲第1番の一部が収録されており例えばその第4楽章(タイム8’04)は私などは仏映画「仕立て屋の恋」に導入されていた中間部を思い出すのですがスタートの活発なジプシー舞曲風の「きつさ」がこの全体ソフトな演奏の延長線上でのマイルドさに中和され中々良い仕上げになっています。そしてクロージングへの攻めテンポアップが見事! 続いて二重協奏曲なのですが同じく1986年の収録(同@16’31A7’20B8’35)でスターンのヴァイオリン、ヨーヨー・マのチェロそしてアバド(当時53歳)指揮するシカゴSOと国際色豊かなメンバーによるブラームスでありこれも聴き易い演奏となっております・・・この曲で時折感じる「灰汁」的なものが少ない様です。温もりはあるもののただドイツ風とは程遠く下手したら名手がブラームスを弾いて終わったという感慨しか残さない感じに陥るかも知れませんね。二重協奏曲についてはスターンにはローズとの共演で1954年演奏(バックはワルター/NYPO、タイム@16’13A7’17B8’29)や1964年演奏(オーマンディ/フィラデルフィアO、同@16’52A8’08B8’45)があるしヨーヨー・マにはパールマンとの1996年演奏(バレンボイム/シカゴSO、同@16’10A7’39B8’10)と夫々別演奏盤もある様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/24

    先ずピアノ四重奏曲第3番から触れたいと思います・・・「室内楽こそ音楽のエッセンスである」とその重要性を言及していた巨匠演奏家アイザック・スターンと仲間たちメンバーによるこの演奏は1986年にサントリーホールにおいてライブ録音されたものでスターンが66歳、ヨー・ヨー・マが31歳(ついでにラレードが45歳、アックスが37歳)という大御所スターンと若き日のマの二人の奏者を中心にラレードとアックスが上手くサポートする形となって各演奏家が個性を主張して行く或いはスターンが全員を巻き込むというよりアンサンブルとして音楽を作り上げて行くといったスタイル・・・従ってよく歌いシンフォニックになっており、演奏タイムは@10’54A4’11B9’09C10’56とやや速い印象を受けました。こうした名手たちが出会うことは、常設の団体の演奏とは又異なった音楽のやりとりがあり当然特にピアノが全体の要として機能している処が聴くポイントなのでしょう。全体として所謂ブラームスらしい晦渋さの色合いはうすくなっている様に思いました。続いて二重協奏曲なのですが同じく1986年の収録(同@16’31A7’20B8’35)でスターンのヴァイオリン、ヨーヨー・マのチェロそしてアバド(当時53歳)指揮するシカゴSOと国際色豊かなメンバーによるブラームスでありこれも聴き易い演奏となっております・・・この曲で時折感じる「灰汁」的なものが少ない様です。温もりはあるもののただドイツ風とは程遠く下手したら名手がブラームスを弾いて終わったという感慨しか残さない感じに陥るかも知れませんね。二重協奏曲についてはスターンにはローズとの共演で1954年演奏(バックはワルター/NYPO、タイム@16’13A7’17B8’29)や1964年演奏(オーマンディ/フィラデルフィアO、同@16’52A8’08B8’45)があるしヨーヨー・マにはパールマンとの1996年演奏(バレンボイム/シカゴSO、同@16’10A7’39B8’10)と夫々別演奏盤もある様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/23

    ドラティは他の評者の方も書かれているように地味で実務型の演奏家かつ名トレイナーであります。手兵フィルハーモニア・フンガリカを率いてのハイドン交響曲全集等は代表される実績でありますが彼はちょつとした曲例えばチャイコフスキーの管弦組曲全曲やこのレスピーギ古代舞曲・アリア全曲といった曲を自分なりに「遺す」という視点に立って一定のレベルを保って収録しました。そしてドラティ52歳の時の1958年に収録したこのレスピーギ「古代舞曲・アリア」CDも聴きとおすと決して単調ではなく最後までじっくり引きずり込まれるプロの味が堪能されます。演奏タイムは第1組曲16’32、第2組曲19’15、第3組曲18’46と落ち着いた運びがなされ所謂バロック・オーケストラでの情緒一点張りの演奏とは一線を画したいつまでも「残って」欲しい演奏として私は愛聴しております。本盤はドラティの指揮するレスピーギの管弦楽曲を集めたものですが残念ながら「古代舞曲・アリア」以外の他の曲は聴いておりません。いつもの様にデータメモだけさせていただきます。「鳥」LSO(1957年収録、タイム3’04+4’22+3’02+4’24+4’15)、「ブラジルの印象」LSO(1957年収録、タイム9’48+4’46+4’34)・・・以上ですがドラティの指揮するレスピーギ管弦楽曲にはミネアポリスSOとのローマ三部作演奏も別にあるようです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/22

    先ずピアノ四重奏曲第3番から触れたいと思います・・・「室内楽こそ音楽のエッセンスである」とその重要性を言及していた巨匠演奏家アイザック・スターンと仲間たちメンバーによるこの演奏は1986年にサントリーホールにおいてライブ録音されたものでスターンが66歳、ヨー・ヨー・マが31歳(ついでにラレードが45歳、アックスが37歳)という大御所スターンと若き日のマの二人の奏者を中心にラレードとアックスが上手くサポートする形となって各演奏家が個性を主張して行く或いはスターンが全員を巻き込むというよりアンサンブルとして音楽を作り上げて行くといったスタイル・・・従ってよく歌いシンフォニックになっており、演奏タイムは@10’54A4’11B9’09C10’56とやや速い印象を受けました。こうした名手たちが出会うことは、常設の団体の演奏とは又異なった音楽のやりとりがあり当然特にピアノが全体の要として機能している処が聴くポイントなのでしょう。全体として所謂ブラームスらしい晦渋さの色合いはうすくなっている様に思いました。続いて二重協奏曲なのですが同じく1986年の収録(同@16’31A7’20B8’35)でスターンのヴァイオリン、ヨーヨー・マのチェロそしてアバド(当時53歳)指揮するシカゴSOと国際色豊かなメンバーによるブラームスでありこれも聴き易い演奏となっております・・・この曲で時折感じる「灰汁」的なものが少ない様です。温もりはあるもののただドイツ風とは程遠く下手したら名手がブラームスを弾いて終わったという感慨しか残さない感じに陥るかも知れませんね。二重協奏曲についてはスターンにはローズとの共演で1954年演奏(バックはワルター/NYPO、タイム@16’13A7’17B8’29)や1964年演奏(オーマンディ/フィラデルフィアO、同@16’52A8’08B8’45)があるしヨーヨー・マにはパールマンとの1996年演奏(バレンボイム/シカゴSO、同@16’10A7’39B8’10)と夫々別演奏盤もある様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/21

    本盤収録曲がベートーヴェン交響曲、序曲集としてコンビィチュニーが60歳前の1959〜1961年にLGOを振って演奏したものかどうかは不明です。当該全集はLPリリースされた当時盤質にもよるのか音質が幾分浅く派手さは有してはいなかったけれど演奏は正統派そのもので、まぁ値段のこともありましたがLGOの記録としても貴重なものとなっておりました。頑固なまでの重厚さ・保守さが何か大切なような感じで私にとってはベートーベン全集物の原点としての位置付けになっております。各曲決して演出過多でないところ彼らしく、アル中コンビュチュニーと言われていたとしても質実剛健とその統率力は「やる時にはやる!」感じで仕上がっていました。演奏タイムをメモしておきます→第5番「運命」(タイム@8’05A10’29B〜C17’57)、第7番(同@14’01A8’33B9’41C8’24)。コンビィチュニーにはそんなに他のベートーヴェン交響曲は残っておらずコンビィチュニー自身はこれら収録の翌年1962年61歳で今日の感覚から申せば若くして亡くなってしまいます・・・年齢の割には演奏同様貫禄ある容貌でもありました。まぁ、コンヴィチュニーの指揮するベートーヴェン交響曲を冷やかして見ようという方には打ってつけの一枚かも知れません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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     2013/07/20

    多分この演奏にエンジェル盤LPで接した方が多い様に私も例外ではなく、いまだに聴いております。CDになってからもいろいろ仕様を変えてリリースされており比べるのも楽しみの一つですね。まぁ、正直平均より決して良い録音状態とは言えるものではないにも拘わらずこれほど聴き継がれるのは珍しくこのルーマニアのピアニストが貴公子然とした容貌と不治の病いで早逝している事も感傷的に手伝っているのでしょう・・・リパッティ「妄信」気味な要素も作用している時もあるのでは? しかし何と言っても演奏がリパッティの透明・凛冽な抒情で孤高なまでに洗練されたピアニズムは古い録音からでも窺えますし各協奏曲カデンツァが特に素晴らしいです・・・リパッティは作曲もしたので聴き処でもありましょう。データ的にメモ進めをさせていただきます。先ずグリークの協奏曲は1947年リパッティ30歳の頃の演奏でバックのガリエラ(当時37歳)/PHOが行け々ドンドン気味(タイム@12’34A6’24B10’04)である意味ホッとさせてくれます。新設オーケストラPHOの健闘大でもあります。翌1948年収録のショパン協奏曲第1番(同@17’25A9’47B9’27)はバックが同じルーマニア出身の指揮者アッカーマン(当時39歳)がチューリッヒ・トーンハレOを振ってのバックでテンポ速く曲運びも第1楽章のオーケストラによるテーマの提示部省略した(これがオリジナル?なのか当時の慣習なのか小生は不案内です)ものです。青年ショパンの瑞々しい感性、期待と不安といった様々な感情にマッチした演奏に仕上がっておりますし結構バックのアッカーマンが相応しいサポートぶりです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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     2013/07/19

    多分この演奏にエンジェル盤LPで接した方が多い様に私も例外ではなく、いまだに聴いております。CDになってからもいろいろ仕様を変えてリリースされており比べるのも楽しみの一つですね。まぁ、正直平均より決して良い録音状態とは言えるものではないにも拘わらずこれほど聴き継がれるのは珍しくこのルーマニアのピアニストが貴公子然とした容貌と不治の病いで早逝している事も感傷的に手伝っているのでしょう・・・リパッティ「妄信」気味な要素も作用している時もあるのでは? しかし何と言っても演奏がリパッティの透明・凛冽な抒情で孤高なまでに洗練されたピアニズムは古い録音からでも窺えますし各協奏曲カデンツァが特に素晴らしいです。データ的にメモ進めをさせていただきます。先ずグリークの協奏曲は1947年リパッティ30歳の頃の演奏でバックのガリエラ(当時37歳)/PHOが行け々ドンドン気味(タイム@12’34A6’24B10’04)である意味ホッとさせてくれます。翌1948年収録のシューマン・ピアノ協奏曲(同@14’28A5’25B9’54)ではカラヤン(当時丁度40歳)/PHOはスマートな運びをしております。シューマンの曲については1950年アンセルメ/SROとの共演ライブ盤(トータルタイム31’56)もあるそうですよ。これら二協奏曲どちらも新設PHO健闘大でもあります。1948年収録のショパン協奏曲第1番(同@17’25A9’47B9’27)はバックが同じルーマニア出身の指揮者アッカーマン(当時39歳)がチューリッヒ・トーンハレOを振ってのバックでテンポ速く曲運びも第1楽章のオーケストラによるテーマの提示部省略した(これがオリジナル?なのか当時の慣習なのか小生は不案内です)ものです。青年ショパンの瑞々しい感性、期待と不安といった様々な感情にマッチした演奏に仕上がっておりますし結構バックのアッカーマンが相応しいサポートぶりです。1950年収録モーツァルト協奏曲(同@15’22A7’15B6’29、カラヤン/ルツェルンFO)は残念ながら聴いておりませんがカデンツァは作曲もしたリパッティだけに自作らしく一度聴いてみたいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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