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saitaman さんのレビュー一覧 

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     2023/10/07

    ウクライナ出身の作曲家によるポスト・モダンの作品集。美しく、静かで、シンプルで、閉じず、優しく、研ぎ澄まされた中に、揺らぎと、切なさと、希望と、救いが織り込まれ、波のように、移りゆく。

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     2023/10/01

    キーウ出身の現代作曲家シルヴェストロフの室内楽集。平明で柔らかく穏やかな曲が多い。一部瞑想的な雰囲気もある。シンプルでありながら個性的。2016年の録音で音質は良好。

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     2023/10/01

    リトアニアの作曲家Arvydas Malcysの室内オーケストラ作品集。一番古いものでも1995年の作。ネオ・クラシック的な要素も一部見られる現代音楽集である。Milky Way以外は初めて聴いたが、クラリネット、ビオラ、オーケストラのみ、フルートと叫び声?と、それぞれ個性的な作品が収められていて斬新さはある。録音は鮮明。

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     2023/09/30

    キーウ出身のシルヴェストロフのピアノ作品集。この作曲家はミニマリズム風の作品も作っているが、このアルバムに収められた作品はシューベルトやシューマンやグリーグのような趣きを取り入れながらシンプルで現代的で美しい独自の世界を形成している。また、女性ピアニストらしい細やかな表現力が後押ししている。録音も良好。

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     2023/09/30

    キーウ出身の現代音楽家シルヴェストロフのピアノ作品集。2022年6月の録音で、事前に演奏者のベルマンが作曲家と綿密に打ち合わせた上で行われている。特にオススメは2枚目の方。平明でありながら非常に繊細で美しい。しばらくハマりそうだ。

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     2023/08/20

    元々はバラバラに発売されたものを、ライセンスを受けて一つの企画としてまとめられたBOX。といってもオリジナルもそこまで古くはなく、全てデジタル録音が安定期に入ってからのものなので音質は全体的に悪くない。演奏家は録音によって異なっているが、カントロフのような有名な人も含まれている。一部三重奏作品などがある。こういう企画系のタイプのBOXの楽しみは掘り出し物探しで、実際、フォーレ、フランク、プーランク、サン=サーンス、ドビッシー、ラベルといった有名な作曲家だけでなく、ヴュータン、ルクー、レーヌ・バトン、ミヨー、ジョリヴェといった、それほど録音に恵まれていない作曲家の作品が多く含まれていてまとめて聴ける点が特徴になっている。個人的に、ちょっドンチャカ系の作家の印象があるミョーがこんなふくよかな作品を書いていたのか、といったような発見がいくつかあった。そんなに知られていない作品でなくとも、調性音楽の作曲技法やその教授法が深く浸透し現代音楽につながる新しい潮流も取り込まれはじめている時代に当時のフランス系の腕のある作曲家達が作った作品集群であり有名かどうかは作品の質とは必ずしも直接的な関係はなく、また、フランス的なちょっと繊細で饒舌的な雰囲気のものも確かにあるので十分楽しめた。

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     2023/08/19

    フィンランドの作曲家ラウタヴィーラの標題管弦楽作品を2つ収めたもの。”Before the Icon”はドイツのイコンの本に紹介されていたというビザンチンのイコンをテーマに1955から56年に作曲されたピアノ曲を2005年にオーケストラ版として完成させた作品。テーマごとに抽象性と写実性を目指したかのような音楽が祈りに向かう感じになっている。”A Tapestory of Life”も本からの着想によって2007年に作曲された作品で、同じく異なるテーマの組み合わせ構成されている。どちらも作曲家本人による解説がある。演奏は作曲家同じフィンランドの指揮者とオーケストラ。録音は2006年と2009年で特に音質の問題は無い。ラウタヴィーラに関心がある人には一聴の価値はあるかなという感じ。

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     2023/08/17

    元々持っているものも含めて時間をかけて全て聴いた。アシュケナージというピアニストの特徴は徹底的にそれぞれの作品の標準的な解釈を突き詰めて弾いている点にある。派手なパフォーマンスや演奏家の個性の発揮が第一といったような巨匠然とした演奏は避け、作品に真摯に向かい合い作曲家の意図を読み取り丁寧に再現することに誠心誠意尽くしている。テクニックだけなら技術が発達した現代の方がもっと指が動く人はいるけれど、標準演奏を求めるならこれほど安心して聴けるピアニストは今でもいない。一言で言えば、ハズレが無い。バッハやベートーヴェンはもちろん良い。ショパンはこんなにたくさん録音していたのかと驚いた。ドイツ・オーストリアものの中ではシューマンが特にオススメである。フランスものは少しだがラベルは非常に良い。また、ロシア音楽でのアシュケナージの優位性も再認識した。プロコフィエフは見事だし、スクリャービンは今でもこの演奏がベストだと思う。ショスタコーヴィチの24のプレリュードとフーガは作曲家直伝のニコライエワのものと並んで双璧である。カラヤン等と並んで録音芸術としてのクラシック音楽の全盛時代を作った貴重な音楽遺産である。

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     2023/08/15

    クリアな音質で細部を大切にして丁寧に積み重ねられたブルックナー。特に初期の作品群と第9番が良かった。第5番もなかなか力がこもっている。貫禄で押し切るタイプの演奏ではなく緻密に細かい部分を重視しているので曲によってはちょっと線が細いかな、もっと霧の中から浮かび上がる大伽藍のような雰囲気があればなと思うところはあるが、しっかりした特徴のある全集になっている。

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     2023/07/15

    ファウストもパリ管も上手い。ただ、エトヴェシュの曲は珍しい曲を聴けたけれど何度も聴きたいとは思わなかったし、「春の祭典」の演奏はもうひとつしっくりこなかった。 録音は良い。

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     2023/05/21

    ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集はプラハ四重奏団のものを持っているが、演奏も録音もこのシュターミッツ四重奏団の全集が上回っている。ドヴォルザークは屈指のメロディメーカーであり曲の完成度とかうるさいことを言わなければ、有名な「アメリカ」以外でも聴く価値のある曲ばかり。弦楽四重奏曲というあまり売れ線ではない分野なので録音に恵まれていないだけのことである。

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     2023/05/05

    チェロ、ヴァイオリン、ダブルバス、フルート、クラリネット、ハープ、オルガン、ピアノ、そして鳥!?。フィンランドの作曲家ラウタヴァーラが作曲した協奏曲を集めたアルバム。若い頃に12音技法もマスターした上でネオクラシカル路線を極めた作曲家なので、単なる新ロマン派路線とは違う多彩な面白さがある。交響曲作品の特徴とは異なり、ラウタヴァーラの協奏曲はソロパートが内なる声を表している感じが強くある。そして、それがオーケストラと組み合わさることで立体的に浮かび上がる。また、曲によって性格もソロの楽器も年代も違っているので飽きない。フルート協奏曲に至っては、C-flat、ピッコロ、アルトにバスと4つの楽章で4本の違うフルートを使っている。ソロが鳥のさえずりの協奏曲はソロ部分は別に録音されたようだ。3曲あるピアノ協奏曲は彼のために作られた3番も含めて全てアシュケナージが弾いているが特に第2番と第3番は名曲である。献呈者であるストルスマン自身が弾いているクラリネット協奏曲も名曲だ。少し古いアルバムなのでチェロ協奏曲の第2番は含まれていない。とても良かった。

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     2023/05/01

    バックスは自然や文学に着想を得た情感豊かな旋律を散りばめたロマン主義の作品を多く残している。交響曲全てといくつかの管絃楽作品が安定した録音と叙情豊かな演奏でまとまっている点でユニークなボックスになっている。作風そのものについてはイギリス風というのは確かに強く感じる。ハマる人はハマるかもしれない。個人的には、馴染みがない作曲家の作品をまとめて聴く良い機会にはなったものの、何度も繰り返して聴くことはないと思う。

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     2023/03/10

    スッキリした現代的な演奏のチャイコフスキー。キタエンコのチャイコフスキーはかなり以前に北欧のオーケストラの来日公演で第5番を聴いたことがあるが、こんな演奏だっけ?というくらい違う。録音技術の進歩と高い技術を持った演奏家の拡がりの恩恵を活かし、たくさんあるかつての名演とさり気なく差別化ができている。ただし、しっかり鳴らし切るところは鳴らしきっているし、細かいフレージングで表情をつけていて楽しめる。

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     2023/03/04

    すがすがしさのある軽快な演奏。ベートーヴェンのピアノトリオは「大公」「幽霊」が特に有名だが、交響曲やピアノソナタや弦楽四重奏曲やピアノ協奏曲に比べると、全集録音は意外に少ない。同じメンバーでそれほど期間を置かずまとめて録音されているので全集としての統一感もある。2012年の録音で音も悪くはない。お買い得。

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