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Verdi さんのレビュー一覧 

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     2021/07/06

    1969年のハンス・ホッターの録音。いわば「ディースカウ以前」の最後のドイツリート歌いがホッターだと思うのですが、冬の旅として、バス=バリトンとしては今のところホッター以上の人は出て来ていないのではないでしょうか。この録音は歌手としては最晩年に近いと思います。それもあって、必ずしも素晴らしいとは言い難いのですが、やはり他では得難い歌唱になっていると思います。

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     2021/07/06

    ヘフリガーの冬の旅は、デラーのフォルテピアノの伴奏での録音。フォルテピアノの伴奏の是非はあるかも知れませんが、ヘフリガーの歌唱は、テノールとしては当時は他に別して冬の旅に合うものだったので、評価も高かったと思います。勿論今聞いてもなかなか良いものだと思いますし。

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     2021/07/06

    昔は2枚組で出ていた録音です。今は1枚ものなのね。実はシュライヤーの冬の旅は正規録音はこれくらいしかなくて、聞きたければこれ一択となっていました。リヒテルの伴奏というのも耳目を引きますが、実はリヒテルはリートの伴奏は幾つか残っていて、ディースカウともやっているので、珍しくないといえば珍しくはありません。演奏としては、決して悪くはないのですけれども、シュライヤーの歌唱は必ずしも冬の旅にフィットしているかというと、ちょっと悩ましいような。敢えて択ぶところになるかというとちょっと悩ましいかなと。

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     2021/07/06

    1961年の録音。ヘルマン・プライの冬の旅の録音としては早い時期に当たります。率直に言うと、プライのものとしては決してベストのものではないと思うけれども、プライ独特の、暖かみのある、と言われた声はこの録音でも魅力を発揮しています。今入手しやすいものとして考えると聞いておいて損は無いと思います。

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     2021/07/06

    マティアス・ゲルネの冬の旅、ではあるのだけれど、ブレンデルの冬の旅の2度目の録音、と言いたくなる、というのは確かにゲルネに失礼ではあるけれど、ゲルネの歌唱は勿論素晴らしいのだけれど、やはりブレンデルの伴奏が聞き物でもある。ディースカウとの録音から約20年経ってのものですが、格別奇を衒うのではないけれど、あ、なるほど、ピアニストとしてはこう歌いたいのか、といった気付きを得られる演奏ではある。

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     2021/07/06

    ザルツブルク音楽祭での。フィッシャー=ディースカウとポリーニによる演奏のライブ録音。こう書くとそりゃ凄い、となる訳で、実際凄いのではあるけれど、才気走った演奏、ではあるのだけれど、なんというか。ピアニストとして腕の立つ人の場合、たまにあるのだけれど、歌として見た時にどうなんだろう、ということはあるのですが、このポリーニもそういう風が無いでもない。穿った見方をすると、ポリーニは歌として演奏しているつもりが希薄なんじゃないか、それを見越してディースカウがそういうことならばという感じで歌いに行っている、そんな風にも聞こえるのですね。これをザルツブルクでライブで聞いていれば面白かっただろうし、これはこれで今聞いていても面白いのだけれど、録音として優れているかと言われると、どうかなという気はします。

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     2021/07/06

    フィッシャー=ディースカウ1985年の録音。率直に言うと、声に衰えがないではなく、むしろやや枯れた感のある歌唱ではあるのですが、歌の骨格がしっかりしているので、決して悪くはありません。伴奏はブレンデルですが、これもまたある意味伴奏向きとは言い難い演奏だけれど、こちらも演奏の構造がしっかりしていることもあって、その分緊張感のある演奏になっています。バランス的にはなかなか難しいところですが、いわば「楷書の歌」として、ディースカウの録音の中で選ぶなら1、2を争うところではないかと思います。

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     2021/07/06

    当代きってのリート歌い、イアン・ボストリッジが盟友・レイフ・オヴェ・アンスネスと録音したもの。冬の旅に関する大著もものしているボストリッジだけに、よく考えられた歌唱です。アンスネスの伴奏も、ある意味主張の強いもので、聞いていて飽きさせません。テノールによる冬の旅の歌唱としては、一つの完成形に近いのかも知れません。

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     2021/07/06

    フィッシャー=ディースカウのグラモフォンへのスタジオ録音では3度目のもの。バレンボイムを相方に3つの歌曲集を録音した内のもの。1979年の録音ですが、確かにこの頃のディースカウは恐らくは一番脂の乗っていた時期なのかも知れません。バレンボイムの伴奏も達者。ただ、個人的には好みの分かれるところかとも思います。確かにいいのですが、ちょっと「歌い過ぎ」の感も無きにしも非ず、といったところでしょうか。

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     2021/07/06

    カメラータは名盤を色々持っていて、これはその大事な「遺産」の一つでしょう。(遺産と言っては失礼でしょうけれども)ウィーンSQの名盤の一つ、シューベルトの四重奏曲全曲集。シューベルトの全曲集というのは意外に多くはないのですが、その中でもこれは端正な演奏で、スタンダードとして持っていていい録音だと思います。

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     2021/07/06

    ウィーンSQがカメラータレーベルに入れたドヴォルザークの録音の一つ。「糸杉」は録音はそれほど多くはないので、得難い録音だと思います。この繊細な曲を丁寧に演奏しているいい録音ですが、このカップリングとしては、ドヴォルザーク最後の弦楽四重奏曲になる第14番が、この四重奏団には合っていて、なかなか良いなと思っています。

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     2021/07/06

    ウィーンSQのハイドン、ということで、いわば自家薬籠中のもの。録音はやや古いものですが、端正な演奏がよく合います。敢えて申すと、「セレナード」は今となってはJ.ハイドンの作品ではないと同定されているので、最近はあまり録音されることもないので、その意味では貴重と言えば貴重かも知れません。個人的には結構好きな曲なので、有難い録音です。

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     2021/07/06

    ウェルナー・ヒンク率いるウィーンSQが日本のインディーズの代表ともいうべきカメラータレーベルに入れた一連の録音の一つ。腕は確かなのだが、ドヴォルザークの「アメリカ」はやはり人気曲だけあって録音も多いのだけれど、やはりスメタナSQなどと比べるとどうしてもスクエアな感じはあって、そこがこの曲としてはやや食い足りないかなという気もします。腕は立つだけに、惜しいといえば惜しいなと。ウィーンSQのファンとしてはMustアイテムと言えるかも知れません。

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     2021/07/01

    ジャーナリストというか作家にして、自身がその当事者として渦中に身を置くことになった、1996年のエヴェレストでの大量遭難事故のドキュメント。紋切り型に言うことは出来るけれど、なんというか、読んでいると、なんとも不思議な気持ちにはなります。なんでまたこんなところまで行って、こんなことで死んでしまうのか、という一方で、そこまでする何があるのか、という。そう、この本は、特に後半は、死に満ちている。そして、エヴェレストで死は別段珍しいものでもないのだ、ということも思い知らされる。なんとも言いようのない本ではあるが、終わり近くに出てくるあるシェルパ族の言葉が圧倒的である。

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     2021/07/01

    村上春樹らしいといえばらしい小説でしょうか。成功した、けれど何かしら欠落感のようなものを抱えている都市生活者の個人的な「冒険」とその顛末、そして後日談、みたいな言い方をするのは冷酷というものかも知れませんが、まぁ、そういう小説だと思います。村上春樹が芥川賞を取れないのは、そりゃ当然だよな、直木賞の方の作家だよなぁ、これは純文学みたいな取り扱われ方をしてはいるけれども、基本的にはエンターテインメントだよなぁ、と思ったりもするのではあります。まぁ、小説って、そもそもそういうものだしね。

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