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クレッシェンド さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/28

    正直、前作ACTIONは何曲かズバ抜けた良曲こそあったものの、アルバムとしての完成度だけでなく、ここの曲も例年ならボツ曲になりそうなものばかりであった。それゆえ、あまり期待はしてなかったのだが、これが驚くほどの名盤である。アルバムとしてのまとまりの良さ、完成度、どれを取ってもシングルカットできるほどの一曲一曲のクォリティの高さ、ここ数年で最高の出来と言っても過言ではなかろう。シングルもイチブトゼンブ/DIVEがダブルA面なのを含めても3曲なので、シングル曲の詰め込み感もなく、また、最近のアルバム曲としては珍しくなったPRAYのような王道メジャーバラードも入っており、緩急のつけかたもうまい。何より特筆すべきはTAKのギターであろう。B'zの曲はすべてそうだが、基本的には稲葉の歌をTAKのギターが支える、主役は稲葉であるのだが、このアルバムではTAKがこれでもか!と言うくらい暴れており、完全に主役の座を奪い取っている(笑)ライブでどうさらに暴れてくれるのか、非常に楽しみである。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/12/27

    1987年という年は、HR、HMが衰退期にあり、これからNIRVANAを中心としたグランジ、オルタナの時代へと移らんとしようとしてる真っ只中、HR、HMの底力と言うべきか、ロウソクが消える前のように大きく燃え上がったのである。Guns N' RosesのAPPETITE FOR DESTRUCTION、AerosmithのPERMANENT VACATION、そして本作、WHITESNAKEの通称サーペンス・アルバム、WHITESNAKEである。天才ジョン・サイクスを迎えた上に、ノドの手術を受けさらなるパワーアップをしたボーカル、デイヴィッド・カヴァデールの最強コンビによる歴史的名盤である。初めて通して聞いた瞬間に涙が溢れそうになるのを堪えざるを得なかったのを覚えているほどに、アルバムを通して激しい中にも、切なさの溢れるメロディ、演奏、そしてボーカルが流れている。代表曲のセルフ・カバーであるHERE I GO AGAINを始め、CRYING IN THE RAINで衝撃的な幕が開け、IS THIS LOVEなどのバラードでしっとりと聞かせ、そしてDON'T TURN AWAYまで見事な流れで進み、余韻を残してアルバムは終る。その中で、私は珍しくシンセをフューチャーしているSTRAIGHT FOR THE HEARTがお気に入りである。一度聞けば病みつきになる、まるでドラッグやアルコールのようなアルバムである。余談だが、このアルバムのタイトルには白蛇の紋章〜サーペンス・アルバム〜などと邦題がついているものの、曲名には余計な邦題がついていないのが非常に嬉しい(笑)

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/23

    一番スキなMotley Crueのアルバムは?と問われたら、迷う間もなくDR.FEELGOODを挙げるし、事実、最も完成度の高い作品であろう。タイトルチューン、DR.FEELGOODを始めとするKICKSTART MY HEARTなどの「動」のロックナンバー、WITHOUT YOU、TIME FOR CHANGEなどの「静」のバラードナンバーとのバランスが絶妙で、素晴らしい構成である。
    アルバムの幕開けである一曲目のT.n.T.のラストのクラッシュ音を聞くと、ヴィンスとハノイのドラマー・ラズルの事故についつい思いをはせてしまう。。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/23

    どこかの評論家だったか、このサイトを含めたレビューサイトだったか定かではないが、アクセル・ローズを七色の声を持つ男であると形容しているのを見かけた。非常に的確で、的を射ている表現であると思ったものだ。彼の声は低音から高音まで自由自在、そしてそれは非常に幅広いものである。天国への扉のカバーを初めて聞いたとき、サビはアクセル以外の別人のコーラスか?と思ったほど、彼は一人で何役も兼ねているようである。
    さらに彼を支えるイジーと、スラッシュ。イジーの書く曲のリフは一曲一曲のキャラクターが確立されており、どの曲も印象的で耳に残る強烈さである。また、スラッシュのギターもそれを聞いた瞬間、誰が弾いてるのかわかってしまうほど鮮烈だ。
    この3人の天才が素晴らしく絡み合っていたこのアルバムはまさしく歴史的名盤であり、文句のつけようがない。
    ハードロックのバイブル=原点であり、ハードロックの終着駅でもある。

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