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C.G.A さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/31

     大変品の良い演奏である。アルルの女はクリュイタンス・パリ音楽院が偉大すぎて他の演奏がかすんでしまうという現状であったが、ここでの山田和樹は健闘していると思う。
     オケのラテン的な明るさをうまく生かし、日本人特有の細やかさで丁寧に描写している。もう少し豪快さも欲しいと思うが、きれいに和音をととのえて進めていく緻密な演奏には好感が持てる。アンセルメの手を離れてからどことなく冴えなかったスイスロマンド管弦楽団が、彼の指揮で息を吹き返すことを期待したい。SACDレイヤーでの試聴では、ダイナミックレンジは十分であるが、ペンタトーンにしては最高音の伸びがもう一つというところ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/29

     ヴァンガードのSBM盤を持っているが、そちらの方がバランスの良い音質だと思う。今回はハイ上がりのきつい音になり残念、クリップスのおおらかさが半減というところ。
     願わくば、エベレスト35ミリ磁気テープからDSDリマスターを行い、SACDでの発売を望む。それだけの価値のあるすばらしい演奏だと思う。
     演奏だけなら満点、特に第1番はすばらしい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/01

     菅野沖彦の素晴らしさは承知している。しかし、なぜこれをSACDで発売しないのか。SACDとCDでは情報量がまったく違う。
     今からでもぜひ企画して欲しい。克ってオーディオラボから発売されたモダンジャズのSACDは、今でも最高の録音として愛聴している。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/28

     序曲からオケの巧さに惹き付けられた。バレエの全曲は惰性で演奏する盤が多い中、一曲一曲ていねいに描き分けて行くプレトニョフの手腕に感心した。全体にスケールが大きくシンフォニックであり、小細工を排している。「雪のワルツ」の少年合唱も清楚な味を出していてとても良い。終曲にいたるまで緩まない解釈の良さにより、耳で聴くだけでもバレエの各場面を想いださせる。普段は埋もれがちなヴィオラパートも上手さが際立っているし、ピッコロは名人芸を披露しているので爽快である。惜しむらくはSACDではないこと。プレトニョフの「白鳥の湖」全曲と同様、DSD録音であると思われるので、SACDでの再発売を強く希望する。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/08

     さすが初演バレエ団のプライド、装置もコール・ド・バレエも素晴らしいが、ヒロイン、ジゼル役のプジョルが少し厳つい。パリオペラ座にはもっと華奢なジゼルのイメージに近い人がいないのか。ただしこのDVDの第1幕パ・ド・ドゥ・デ・ペイザンの2人は数あるジゼルの盤の中でもベストであると思う。これについては星5個に相当する。まことに素晴らしい。しかし音楽に関しては、パリオペラ座のオケは他の方も指摘しているように、昔から(シューリヒト指揮のモーツアルトも然り)いつも物足りない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/01

     素晴らしい名演である。ネルソンスもよいが、なんといってもコンセルトヘボウのシェラザードは貴重であり、出会えたことを嬉しく感じた。過去にコンドラシンの名演があったがいまだに同曲の演奏の中で最高であると思っている。またシャイー指揮での来日演奏も豊明市の会場で聴いたが、夢のように素晴らしいものであった。今回も各団員の名人芸が活かされ、コンサートマスターのソロも含め聴きごたえのあるものであった。
     映像はとても鮮明であるが、少しアップが多すぎると感じた。ハイヴィジョン映像では引き画面でも十分に細部が分かるので、それを考慮して欲しかった。100インチ画面ではアップ画面切り替えが少し煩わしく感じた。とはいえ演奏全体はとても楽しめるもので、聴衆の嬉しそうな表情も印象的であった。コンサート会場で直に聴いているような高揚感を感じることができた。ブラボー!!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/01

     DSDリマスターによる音質の向上に驚かされた。これまでは、あまり冴えない録音であるため、演奏の印象までぼかされていたと思う。今回ダイナミックレンジが拡張し、とても張りのある豪快な演奏に変身した。モノラルの名盤ドラティ・ミネアポリスの演奏を彷彿とさせる。オリジナルマスターテープにはここまでの情報が入っていたのだと感嘆した。思えばEMIには演奏は良くても録音が悪いという盤がほかにも沢山ある。
    願わくば今後も丁寧なDSDリマスターをおこなってSACDで発売して欲しいものである。ただし、装丁と価格については輸入版を見習ってほしい。今回は待ちきれずに国内盤を買ってしまったが、ここまで復活した音質をぜひ多くの人に聞いていただきたいという意味でも低価格化への努力をお願いしたい。「白鳥の湖」全曲のSACDは非常に少なく、他にはナクソスから発売されているヤブロンスキー指揮のものしかない。それも所有しているが、現時点ではこのプレヴィン盤が、格調高くオケのコントロールも良く、SACDとしてはベストであると思う。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/17

     演奏・リマスター・装丁・価格ともに素晴らしい。ケースが盤を傷つける心配については、市販の内袋(不織布製)を適当にカットして使えばなんの問題もない。ぜひお試し下さい。そのうえでこのシリーズを拡大して欲しい旨の声を上げましょう。
     私が過去50年間で感動した名演・名録音で、SACD(適当な価格で)になればすぐにでも買い直したいものが山のようにあります。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/13

     演奏は語り尽くされた立派なもの。私もアナログ盤、CD盤、Art復刻盤に続き買い直した。
    SACDになって混濁感がなくなり、ティンパニの音に芯が通ってきた。明らかな音質向上である。マスターテープに近づいたのであろう。また装丁の素晴らしさに感激(この値段なのに、ESOTERIC並の豪華さ)
    イギリスEMIにはぜひこの続編を発売していただきたい。『EMIは録音が悪い』『値段が高い』という世評を覆して欲しいものである。
     プレヴィンのチャイコフスキー・バレエもこの装丁、この価格で発売して欲しい。

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  • 44人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/13

     サンプラーで試聴。良い演奏と良いリマスターであったので予約注文をした。本盤は楽しみである。クレンペラーが行うヴァイオリン両翼配置の効果は、特にメンデルスゾーンで著しい。それにしても日本盤SACDに比べて格段の安さである。録音年代を考えれば妥当ともいえるが・・・・・・
     日本盤の価格設定が高すぎる。ESOTERICのようにジャケット装丁までこだわった訳でもなく、単に高くしても売れるだろうという『もうけごころ』であり、株式会社EMIミュージックジャパンの反省を促したい。オランダ・ペンタトーンレーベルの良心的な姿勢をぜひ見習って欲しい。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/04

     愛知県Qモリさんの言われる「高音がきつい」ということ、そんなことはありません。SACDレイヤーで、大型装置で聴いてみて下さい。(できれば38センチのウーファーを持つJBLのスピーカー)素晴らしく透明で自然な録音です。
    いささかも誇張したところがないので、物足りないかもしれないですが、まさに演奏会場の音です。ソロヴァイオリンの音量バランスが絶妙です。J・フィッシャーの演奏はもちろん素晴らしいく、特にドッペル・コンチェルトの終楽章はクライツベルク指揮のオケともども感動的ですよ。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/03

    「冬の日の幻想」のSACDは少ないので楽しみにしていた。たっぷりと起伏をとった良い演奏である。1楽章の開始からゆったりとしているので驚かされるが、主部に入り速度を増し、思いのこもった演奏を繰り広げる。2楽章も穏やかだがじわじわと盛り上がる。3楽章の中間部はヴィヴラートを控えて、かえって懐かしさやあこがれを表現できたと思う。4楽章のコーダもテンポをあおらず、堂々とした終わり方であり第1番としては、ちょっと珍しい集結である。全体として丁寧な解釈であり、グラモフォンに続く2度目の録音という意味でのゆとりが感じられる。(「冬の日の幻想」を2回録音する指揮者はそう多くないはずである。)余談だが、SKE48の秦佐和子は、自分の最も好きな曲として「冬の日の幻想」を挙げている。 スラブ行進曲も落ち着いた演奏であるが、最終部のロシア国家で金管を表に出し、タムタムを強打してメリハリをつけているのは良かった。しかし、最後の部分の繰り返しをカットしたのは残念であった。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/20

     ローレンス・フォスターの指揮がとても良い。特にラフマニノフの3楽章の有名なヴィオラのテーマでは、オーボエを抑えて絶妙なバランスを保っている。またそれに続くピアノも透明な音とよく考えられたフレージングでオケに絡み、終盤に向かって夢のような世界をくりひろげる。
     演奏は素晴らしいのだが、盤の制作に関して残念な一点あり。
    グリークの2楽章と3楽章の境目のバンド(チャプター)に誤りあり。
    3楽章はAllegro moderato e marcatoからなのに、バンド(チャプター)は
    Tempo primo animatoの部分になっている。
     クラシックを知り抜いたペンタトーンにはあるまじき間違いであり、早急な改善を望む。
    星5個は演奏面を評価

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/12

      SACDレイヤーで試聴。とても良いバランスである。特にソロが大きくなりすぎず実像に近い。控えめな表現のなかに、確実な技巧に裏付けられて、内に秘めた情熱が見え隠れする。特に第1楽章の後半は聴くたびに胸がどきどきする。50年近く昔の中学生時代、イヴリー・ギトリスのVOX廉価版を何度も何度も聴いて感激していた頃の気持ちを思い出させる。
     先日惜しくも他界したクライツベルクの指揮も素晴らしく、私にとっては、まさに時を越えた名演といえる。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/05

     演奏は二の次ではなく、立派なものである。オケのコントロールが素晴らしく特に最終楽章の盛り上がりと迫力は圧倒的。SACDによる録音はもちろん第一級である。ヤノフスキーは編成の大きな曲で真価を発揮する指揮者であると思う。すみずみまで気持ちの行き届いた素晴らしい演奏と言える。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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