トップ > My ページ > doghkikuo さんのレビュー一覧

doghkikuo さんのレビュー一覧 

検索結果:17件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/06/04

    発売を三ヶ月待った甲斐があった。来日時の演奏が「荘厳」と評されたが、この2015年の本拠での演奏も落ち着いた歓びに満ちていて好ましい。これでシャイーのBDシリーズ完備。たぶん10番はないから。コンセルトヘボウとのCDもそろえていたが今ひとつピンと来なかった。この企画で2番が出て以来、マーラーの交響曲の面白さがようやくわかる想いだった。アバドのルツェルンのと並んで永く宝になる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/07/16

    今後この曲でどれか一枚というときはこの盤になるだろう。指揮者、ソリストだけでなく、オーケストラメンバーがみな尊敬を込めつつ自分も心から楽しんでいる。しんと聴き入る聴衆、そして終演後総立ちのオベーション。三重協奏曲は最良のソリスト陣だろう(ファウストの髪が長いので安堵)。五番はトーマス教会で収録された端正な旧盤に比べて流麗闊達で誰にも聴きやすい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/06

    にごりのないきれいな音色で丁寧にひくピアノ。心穏やかな良い時間が流れる。「はこやなぎ」をこんな風に広々とした空間に表現したのは初めてかもしれない。「トロイメライ」も聴き終わるのが惜しい。狭いスタジオだったのだろうか、低音の強奏の抜けが悪くて奏者が損をしている。響きの優れたチャペルででも録音してほしかった。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/08/16

    作曲者も演奏者もすべてスェーデン語系のフィンランド人。そういう、滑らかに流れる音楽が奏でられている。フレーズ末に重みのくる独特の輪郭がなくて、フィンランド音楽入門には向かない。気合を入れて聴くのでなければ充分心地よい。録音も西フィンランドらしい重心の低い仕上げ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/08/16

    フルート・ダモーレがどんな音の出る楽器なのか興味をもって購入。なるほど。高音のきらきらしたところがなくてちょっとくすんだ音色に癒される。選曲もよく、くつろいで聴くには最適。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/05/11

    発売時にジャケットを見てアイドル系かと思って購入しなかったのが悔やまれる。音を慈しむように響かせてから次の音符に移るのが何とも心地よい。フランス系と全く異なる陰影の深い「月の光」と自ら編曲した伝承曲がとくに聴きもの。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/04/10

    思いがけないお買い物。へえ、ヴォルフ=フェラーリにヴァイオリン協奏曲があるのか、という気持ちで購入したが、聴いて感心。こんなにも美しく心にしみる名曲がこのときイタリア国内初演だったとは信じ難い。4楽章編成でカデンツァが終わりに来る構成が個性的。演奏も良い。コンサートライブで録音状態がいま一つなので4点。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/01/29

    雑誌の紹介記事に作曲者ゆかりの会場で現地のオーケストラが演奏したライヴとあるのを見て購入した。指揮者はフランス人だがチェリビダッケの弟子。ブルックナーの曲に聴き入るのを「音の海におぼれる」とたとえることがあるが、まさに演奏者と聴衆が一体でおぼれている。100分を越えるので時間に余裕のあるときでないと通しで聴けない。じっくり至福のときにひたるか、それとも一楽章ずつちびちびと楽しむか?

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/12/09

    生誕150年の素敵なお買い物!シベリウスはローカルな作曲家ではないのでいろいろな演奏の仕方、聴き方があって良いが、これは最もフィンランド語の演奏。NHKEテレの来日公演の2番がその印象だったが、どの曲も、この曲は交響曲としてこうだという解釈で、爽やかで力強く美しい。昔、フィンランド国内で演奏する2番は盛り上がらないで淡々とおわるという都市伝説があったが、こんな風なのを聴いて、いわゆる北欧情緒だの愛国心の発露だのを期待して外れた人がそう言ったのだろうか。画質も音質も極上。曲毎に、その性格を一口で紹介するintroと、聴き方を指揮者リントゥと作曲家ライハラが演奏の実況付きで説明するSymphonic themesが付いていて、至れり尽くせり。おまけに、recording videoと、少々行き過ぎたところはあるがシベリウスの人物像を専門家が分析したSort of Sibeliusまで付いている。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/13

    超お買い得。評判のBlazikovaがうたう歌劇のCDとして検出したが、購入してみたらPluhar率いる古楽アンサンブルL’ARPEGGIATAのアルバムだった。Rial、Blazikova両ソプラノの歌唱も器楽もさわやかで堪能。演劇性は薄い。bonusDVDはメーキングビデオになる見込みと案内にあるが、実際はL’ARPEGGIATAの15年にわたる活動を記録した二時間近いライヴビデオ(メーキングを見たければyoutubeに一曲アップされている)。このDVD単独でも価値が高い。音も映像も良く、古楽アンサンブルが楽しまれ、古い曲を現代にリメイクして提供している様子がよくわかる。CD収録の歌劇は曲を復元したとあり、そんなことがどうしてできる?と思っていたが、DVDを見て腑に落ちた。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/21

    居宅アイノラのピアノで演奏したもの。初期から晩年までの作品を並べて作風の進化がよくわかる。珍しい曲も収録されているし、何よりも後期の諸傑作がこの鍵盤の上で生まれたのかと思うと感慨深い。グラスベクの演奏はもちろん安心して聴ける。専用のホールでなくアイノラ現地で録音されたとあるが、どのような技術を使ったのか、良い音でとれている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/19

    アンチェルやノイマンらが築き上げたチェコフィルの良き伝統にビエロフラーベク特有の柔らかさが加わった名演。第9番第二楽章のイングリッシュホルンはあくまでオーケストラの一員としてもの静かに語る。エンディングも優しく爽やか。第8番の第三楽章も決して耽溺しない。情におぼれて聴きたい人には物足りないかも知れないが。HmCD仕様で音もふくらみと透明感があって心地よい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/15

    発注後「入手困難」の回答が続いて何ヶ月も待たされたのでハレ管弦楽団のオフィスに直注したら安価で送ってくれた。この交響曲の鎮魂曲としての性格を明瞭に打ち出した名演。終楽章の歌詞の無いソプラノボイスは通常かすかに遠くから聞こえてくる趣きで歌われるが、このサラの歌唱は夕暮れの空いっぱいに悼みと祈りを響かせて胸をうたれる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/08

    雑誌の紹介記事にひかれて購入したが大当たり。四人の妙なる合奏にHanaのクリスタルボイスが心地よく響いて実に楽しい。HanaがStillknoxでベースを弾いているのをいぶかしむ向きもあるが、変わったのは道具立てで、四、五人のアンサンブルを楽しむヨーロッパの伝統がよくわかる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/30

    生誕150周年の好企画。シベリウスのスクリデは、決してにごらない音色で、音符と音符の間を離さない、しなやかな歌いぶり。それが、ライナーノートにもあるように、オーケストラが伴奏に控えず自己主張するのとマッチしている。蒼空を駆ける鷲の姿にたとえられることのあるこの曲だが若い雌鳥か。少し残念なのはこのレーベルの個性で音が硬めなこと。ネルセンはマッチョになりかねないところのある曲だがこの演奏は中庸を得て美しい。こちらは録音もふくらみがある。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:17件中1件から15件まで表示