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またたび度々 さんのレビュー一覧 

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     2021/04/11

    コンパクトなザイズだけど、この曲の編成ならばトッティー部分でもごちゃごちゃせず読み取りに十分である。楽曲解説や作曲の経緯などは細かいが、うまくまとめられていると思う。ただし情報は昭和時点のものなので多少古い部分もある。平成以降に行われるようになった古楽演奏や古楽的アプローチについての言及はない。また、ベーレンライター版に関する記述も当然ない。
    長大で複雑な構造を持つ本作品、聴いていて何か迷ったり疑問が生じた時はスコア部分や解説部分を見ることで解決することもあるので解説部分の充実は常に必然性を感じている。

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     2021/03/18

    ヨーヨーマ/マゼールのCDも遅めのテンポだが、こちらはそれに輪をかけた遅さが特徴。第1楽章の速度を上げない終結は、その極地かもしれない。第3楽章の終わりは逆に極端な煽りがあったりと通り一遍にはいかない演奏になっている。バーンスタイン/IPOと言うとチャイコフスキーの管弦楽集の乾燥的な録音を思い出す方もいると思いますが、こちらはその心配は不要です。

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     2021/03/18

    ショルティー/CSOのコンビの黄金時代の絶頂期に録音されたCD(当時はLP全盛時代でしたが)。この作品の特徴と本コンビの特性が合致し、録音の良さも相まって素晴らしい内容に至っています。第2楽章はバーンスタインに迫る14分台とかなり遅めテンポ設定。第1楽章の主題が再現する部分では劇的で特徴ある表現がなされている。第4楽章の最後の部分はのけ反ってしまうかも。

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     2021/03/17

    この演奏は全般的に遅めのテンポを採っている。本来はきびきびとしたテンポで演奏されるように指定されているのだが、ゆったりしたテンポで演奏しても魅力を放つのは作品の出来が良いからだと思う。コバケンは第2楽章で極端にテンポを落としている。ハンガリー放送交響楽団は野太い感じの響きだが、作品のと相性は悪くないと感じる。第3楽章の感情的表現は印象に残ったのだが、終わり方が少し大人しいのが惜しまれる。録音も演奏も良いと思います。

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     2021/03/17

    タンホザーは録音の良さも手伝って良いですね。愛用盤になりました。さて、3番ですが、あまり印象には残りませんでした。なんでしょう。あっさりしすぎている?あっという間に終わりました。ヴァント/北ドイツ放送響やハイティンク/VPO(2稿)の終楽章のコーダーの壮麗さの前には・・・・。タンホザーは4つ星、3番は2つ星。

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     2021/03/17

    この曲はブルックナーの野望を垣間見るハチャメチャな作品のように思いますが、ショルティーはハチャメチャさをのそまま、CSOの刺激的なサウンド要素を加味しながら描いていると感じます。流石にリンツ稿なのでCSOの刺激性は後期の作品ほど炸裂はしませんが、それでも第3楽章の猛突進する緊迫感ある音楽は凄まじいです。いつも程ではないけと第4楽章ではパワーが炸裂し、次から次へと音楽が音楽が展開し、最後にまるで夜が明けるようにハ長調に転じてして明るさを取り戻すと言った具合で、ベートーヴェンからの伝統が引き継がれて、ブラームスの1番との類似性もあったりと一筋縄ではいきません。第1楽章の美しい第2主題はモーツアルトやハイドンの時代から60年余りを経て、新たな風が交響曲に吹き込まれたと感じる瞬間です。

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     2021/03/17

    このシリーズではワーグナーの作品も併録しているのですが、録音の良さも相まってか、これがまた良い演奏。4番は「金管を抑えた演奏+ネルソンス独自解釈」といった感じ。第2楽章の遅めのテンポ設定や各場面でのテンポの伸び縮など印象に残る。第1楽章の展開部終盤のコラール風楽節なども同様で、稿が違っている?と一瞬、思ってしまったほど(実際には1稿では、こんなものではなく明らかな違いがあるのだけど)。第4楽章は一般的な1880版なのだけど、ここはもう少し金管の突き抜けが欲しかった感じ。これがネルソンスの独自解釈だとすればそうなのだけと、ヴァント/BPOなんかを聴いている方には不足感を持つかもしれません。

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     2021/03/17

    最近はブルックナーのピアノ曲のCDもいくつか選べるようになっている。かつては白神の演奏のCDくらいしかなかったことを考えると恵まれた環境になっている。先に投稿された方がおしゃっているように「ランシエ=カドリール」のリズミカルで明るく、軽い音楽は天国的と言うか、シューベルトの素朴で明るい面を、とっくに飛び越している。「思い出」のように交響曲作曲家として一定の成果をあげた後の作品も興味深く聴くことができる。このCDではピアノ小品をより多く収録している点も好感を持てる。

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     2021/03/17

    最近はネルソンズの全集に登場中のLGO。DECCAには、9番ではショルティー/CSOやシャイー/RCOなどの録音がある。CSOの驚異的な金管セクションを生かして刺激的とも思える演奏のショルティー。RCOの長いホールトーンを意識したのではと思える抑えた演奏のシャイー。ブロムシュテットはこの両者の中間的な立ち位置の演奏のように思える。ショルティーのように金管を刺激的に鳴らさないまでも、必要な部分ではそれなりに金管を鳴らしている。第3楽章の終盤のクライマックスでは、シャイーよりは劇的な表現を行っているが、それでも僅かに物足りなさが残ってしまう。とは言え、この演奏で9番に初めて触れた方は、これが基準になるのだが、そうした点から見ると、この演奏を基準として置くことに耐えうるものと思う。当然だが、ネルソンズの時とは全く異なる響きのLGOが聴ける。

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     2021/03/01

    このシリーズは好録音で評判なったCD。長いホールトーンをモヤモヤせずに見事にとらえているのは素晴らしいです。ショルティー/CSOを聴いていた私にとってはジンマンのアプローチ受け入れやすく安心して聴けています。ダイナミックが必要とされる部分(第3楽章のクライマックス)などは、ショルティー盤には及ばなかったりするところがありますが、楽しんで聴ける点ではショルティーに引けは取らないと感じます。

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     2021/03/01

    カラヤンはこの録音の少し前にマーラーの交響曲を全曲録音したばかりだったが、なぜか9番だけはすぐに再録音した。それが本CDである。音源のOIBP化、SHM-CDを経てHQCDが登場した。録音の甘さや曖昧さは、これまでの高機能化でうまく処理されていると思われる。とてもクリアで綺麗な響きが聴けるのだが、いかんせん低域の不足感は否めない。もう少しティンパニーがはっきりと聴こえると良いなあ。と思える箇所は存在するのだが、カラヤン/BPOの黄金コンビによる演奏は録音のハンディーを超えて、この曲の魅力を伝えているように思える。この曲の構造は大変に複雑だが、各楽章の主要部分毎にトラックが割り当てされているので、曲の理解には大いに役立つ点も好感が持てる。

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     2021/02/28

    NAXOSが設立間もない頃に発売されたCD。当時、パリ交響曲以前の作品でモダン演奏によるもので貴重なCDだった。44番はモーツアルトの25番以上に悲劇的でドラマティックな作品。第3楽章の反復は省略されているのが残念。88番は第2楽章になってようやくティンパニーとトランペットが登場する音響効果を狙った作品で、94番類似の特徴を持つ。オーケストラ編成は中規模程度と思われるが、作品によって弦の数を調整しているかは不明。古楽的アプローチは殆ど取り入れておらず。当時としても一昔前の演奏とイメージ。録音はNAXOSらしい若干のオフ気味のマイク設定で多少モヤモヤしている感じ。今となっては弦が少しキンキン聴こえるが、ご愛敬である。

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     2021/02/28

    NAXOSが設立間もない頃に発売されたCD。当時、パリ交響曲以前の作品でモダン演奏によるもので貴重なCDだった。44番はモーツアルトの25番以上に悲劇的でドラマティックな作品。第3楽章の反復は省略されているのが残念。88番は第2楽章になってようやくティンパニーとトランペットが登場する音響効果を狙った作品で、94番類似の特徴を持つ。オーケストラ編成は中規模程度と思われるが、作品によって弦の数を調整しているかは不明。古楽的アプローチは殆ど取り入れておらず。当時としても一昔前の演奏とイメージ。録音はNAXOSらしい若干のオフ気味のマイク設定で多少モヤモヤしている感じ。今となっては弦が少しキンキン聴こえるが、ご愛敬である。

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     2021/02/28

    このシリーズも第7集まで続き長丁場になっています。このCDでは3つの部分からなる序曲が多く収録されています。これらはイタリアシンフォニア形式(急−緩−急)によるもので、後に交響曲へと発展していったとされてます。そういう意味ではチマローザのこの種作品は時代遅れの感があるのですが、音楽自体は歌心に溢れた素晴らしいものです。中にはBGMに使えそうな曲もあったりします。尚、各部分には形式はなく自由に書かれています。NAXOSのこの種の発掘企画には頭が下がります。程よい距離感をもってとらえられた小編成オーケストラも心地よく響きます。

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     2021/02/28

    カラヤンのシベリウスは豪華絢爛と言うか、北欧の透明で素朴な響きとは一線を画していると思います。フィンランディアの後半の勝利の音楽でもテンポをそれほど速めず、淡々と進んでいきます。トゥオネラの白鳥のイングリッシュホルンの豊かな表情、悲しきワルツのドラマティックな表現など聴きどころは多々あります。「ペレアスとメリザンド」は珍しいレパートリーで、競争盤は他にはあまりありません。「ペレアスとメリザンド」は、元々「ペールギュント」とカップリングしていたものを移植したもので録音状態に若干の差があります。

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