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ニッパー君 さんのレビュー一覧 

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     2011/04/14

    上の子が小学校で『木星』と,下の子が幼稚園で『威風堂々第1番』と触れ合う機会があり,併録盤を探しました。最初に手にしたのはマリナー&コンセルトヘボウ盤でしたが,録音が今一つ。次に入手したのがこの盤です。マリナー盤,当盤とも1970年代終盤のアナログ完成期に収録されたものですが,音の鮮明さ,ダイナミックレンジ,音場などオーディオ・ファイルとしての完成度は当盤の方が遥かに高水準(この点はレヴァイン&CSO盤も素晴らしい。近くSHM-CD発売)。演奏自体も粘着質なところが皆無で非常に聴きやすく,殊に『金星』における弦の旋律はシルキー・スムーズそのもの。また,『火星』『木星』『威風堂々』ではショルティ指揮ならではのダイナミズム溢れるスケール感を体感できます。是非日本盤でSACD化していただきたいものです。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/16

    ここに一枚のCDがあります。初めて買ったクラシックCDです。何せ『ウルトラセブン』のシューマンと『ウォークマン2』のグリーグのカップリングですから,入門者の私には最適。深く瞑目するカラヤンとハンサムなツィマーマンの横顔に惚れ込んでしまい,記念すべきジャケ買い第1号ともなりました。収録された中ではグリーグの第2楽章が殊に印象的で,その哀愁を湛えた得も言われぬ美しい旋律に,思いもよらず涙が頬を伝ったことが昨日のことのように思い出されます。早いもので,その感動から二十数年の月日が喜怒哀楽とともに過ぎ去りました。そして,今。穏やかな日常が恐るべき非日常に豹変した3・11東日本大震災から六日目の夜を迎えました。この間,私なりに全力で震災に立ち向かい,被災者支援に取り組みました。そして,音楽に癒しを求める気持ちが甦った今,手に取ったのがこの一枚です。末筆となりましたが,このたびの震災において亡くなられた数多の尊い命に哀悼の誠を捧げますとともに,避難生活を余儀なくされている被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。私は信じています。日本がこの未曾有の難局を誇り高く乗り越え,復興の日が訪れることを。そして,すべての音楽が日本中の,いいえ,世界中の人と人とを結ぶ愛の力の結晶であることを。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/10

    いわゆるバブル絶頂期だったでしょうか,店頭に並ぶなり衝動的に得意のジャケ買いをした一枚です。当時はカーコンポにも少々気合を入れており,帰りがてらに取りあえず『火星』だけでも聞いてみっかと軽い気持ちでディスクをスロットインしたところ……「なんじゃあ,こりゃあ!!」とまるで『太陽にほえろ』のジーパン刑事よろしく叫んでしまい,そのあとは絶句,茫然。車内は正に音の洪水,凄まじい金管と打楽器の咆哮に身を委ねつつ聞き惚れてしまったことを昨日のことのように覚えています。近々SHM−CDがリイシューされると知るや早速予約を入れてしまった私でした。というわけで何のためらいもなく星五つです。ちなみにレヴァイン/CSOは『真夏の夜の夢』もジャケ買いでした。

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     2011/03/01

    『夜の音楽』とのタイトルですが,実に爽快な演奏で,個人的には清々しい早朝のそよ風を連想した程です。美麗なジャケットに誘われての衝動買いでしたが見事なまでの大当たり。止めの『音楽の冗談』のヘタウマさ加減は,私としてはアルゲリッチ/フレイレによる『動物の謝肉祭〜ピアニスト』以来。愛聴盤となりそうです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/19

    平林氏の仰るとおり,音の情報量,さらにその鮮度には驚かされました。半世紀以上を経た録音とはとても思えない鮮明さに感嘆するばかりです。ジャケットのデザインも大変味わい深いもので(正直ジャケ買い),演奏内容を反映しているかのようで,すっかり最近のヘヴィロテ・ディスクとなっています。ただ,一つ気になることがあるとすれば,テープ・ヒスが比較的耳につくことが挙げられましょう。この点に目を瞑ることが出来る方には太鼓判です。

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