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ワレンペラー さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/03

    鬼才シルヴェストリが全盛期VPOを自在にドライヴしきって他の誰よりもドラマティックに歌い上げた超濃厚熱演。ドロドロ不気味な1楽章冒頭からただならぬ気配、ここぞという時はVPO金管群が音を割って咆えまくり凄絶!全編凄いが、特にスケルツォはこの頃のVPOならではの素朴かつ野趣に富んだサウンドが炸裂し狂乱の音絵巻が展開する!これに続く終章もまたコテコテのハイカロリー熱演でラストは爆死寸前。録音は古いがON気味で明瞭、特にふてぶてしい金管咆哮の迫力は存分に味わえる。新リマスタとのことだが良好、O氏の名も見当たらない。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/23

    今では見向きもされなくなった全集だが、聴き返してみると他にはない暖かみと豊かな歌のある演奏で面白い。昔はベートーヴェンのスタンダードとして高い評価を得ていたが、ABQやエマーソンのような鋭く快活な演奏が主流の今ではかなり個性的。響きは厚く古くさい(このCDはアナログ盤より痩せている)、歌いすぎて柔らかい、ピッチやアンサンブルは大雑把など、技術的にも他盤に劣るものの、何故かこの野暮ったくて懐かしい響きに魅了されてしまう。後期作品はさすがに甘くちと異質だが、古きよき時代の名カルテットの偉大な遺産として今後も愛聴したい。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/09

    エンデリオンはベートーヴェンの弦四を数曲聴いたことがあるのみだが、このチャイコ弦四集ではすっきりとまとまりながら歌も十分な名演に仕上げている。まずフィレンツェ…愛聴ボロディンSQ(65年、オールドスタイルで味わい深く絶品)に比べエンデリオンは現代風に洗練された美演でアンサンブルも精密。ボロディンに比べりゃアッサリで薄味だが総合して高水準。第1番は名盤が多くエンデリオンは隠れ気味だがまとまり良く旋律の歌わせ方も巧い。第2&3はイマイチ人気無い曲だが、魅力的要素を引き出しつつバランス良く仕上げ、ボロディンやケラーに並ぶ名演。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/05

    宣伝文句通りの凄い演奏、2曲ともサヴァリッシュ絶好調。まずモーツァルト…基本的に端正な表情だが時折且を入れる金管の瞬発的強奏、低弦のマッシヴなアクセントで男性的かつ格調高い名演に。ブル9…同オケ・同会場のカラヤン'76年も凄演だが、サヴァリッシュはより劇的でフルヴェン的魔演。冒頭からただらぬ気迫、ここぞと言う時の鳴りは凄絶で緩徐部の歌も十分。高速ながら上滑りしないスケルツォ(打ち込み強烈)も凄い。3楽章は僅かながらカラヤンに劣るが、総括して燃えた時のサヴァ御大の凄さを実感できる超名演で大推薦したい。音は会場ゆえデッドだが唸る重低音から輝かしい高音まで拾っており優秀。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/18

    両曲ともそれぞれ五指に入る名演。まずザンデルリングの第7。往年の名盤マタチッチ/チェコやシューリヒト/ハーグよりもきめ細か&オケの音色も深み豊かで、全奏は全体の響きが溶け合った見事なオルガントーン!特に2楽章は25分かけて歌い上げており絶品(打楽器無しだが高揚感が凄い)。ジュリーニの第9はCSOやVPOも名盤だが、SRSO盤はじっくり歌いながらも全奏に向け畳み掛る気迫も十分で文句無し。当オケにはブル9の名演が多いがジュリーニは特にコンディション良好で鳴りもよくお薦め(前日映像より集中力高い)。若干低音不足だが両曲とも録音良好。

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     2011/12/03

    軍艦行進曲の名演珍演がたっぷり収録された傑作。今じゃパチンコ屋等良くないイメージを連想する人が多くなってしまったが、本来は日本が誇る名行進曲!当盤中、僕はまず三島由紀夫/読響を推す。管弦楽編曲版だが原曲に忠実で、快活なテンポと思い切り吹き鳴らされる金管が痛快。管弦楽版としてアイロス・メリハル/BPOの古い録音も入っているが、やや西欧風の編曲で、最後で海行かばの部分がコラール風に盛大に戻ってくるのが面白い。他はピアノ連弾や民謡風など様々だが聴き比べるとこの曲がいかに懐が大きな名曲かが分かる。

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     2011/11/22

    ベートーヴェンの弦四全集は定盤ズスケ、ジュリアード旧、ABQ等を愛聴しているが、ジュリアードの新盤はすこぶるアグレッシブ!合奏の精度は旧盤の方が上だが、これぞベートーヴェン的気迫と熱情、そこにライヴならではの即興性と覇気溢れる推進力が加わり傑作揃いの弦四群を克明に描き上げた!全曲高水準の名演揃いだが、僕はラズモ第3番の熱狂と興奮、ハープの気品と色艶に魅了された。録音はややデッドだが各楽器とも鮮明で力感抜群の強奏もしっかり録れており不満無し。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/20

    イタリアQならではの歌が美しい演奏で初出時からの愛聴盤。ほかの方も書かれているが、これぞシューベルトの弦四を聴く悦び!純潔の音色、憂い含んだ表情、どれをとっても不満なし。全曲高水準だが僕は死と乙女の気高い悲哀を第一に推す。明朗なアンサンブルで冒頭鋭い切り込みから聴き手を虜にし、スケルツォや終楽章も抜群の推進力を発揮、緩徐楽章での豊かなカンタービレもさすが。一方曲の悲劇的性格の描写も不満なく、美しい歌の中にも陰影濃く哀しみを描き出す。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/07

    僕の愛聴盤中ではベルマン63年ステレオ盤が断トツ最高位だが、それ以外ではシフラがベルマン/ミラノLと双璧の凄演。ベルマンは技巧的かつ豪快で男性的迫力に満ちてるが、シフラは力強くも綿密で、歌い回しも濃厚優美、薫り立つロマンティシズム。マゼッパにおける重厚剛毅な迫力、力強く炸裂する強打鍵!回想の情熱!得意の10番もここでは豪快さはやや引き、その代わり華麗で色艶乗っており巧い。音質は通常盤もHQ-CDも大差なく、モノラルで分離悪く上質ではないが、凄みあり迫力満点。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/06

    Vn協はバーンスタインと組んだライヴ盤もあるが僕はカラヤンのが好き。クレーメルの細身でキレのある技巧的なソロは後年よりも艶がありロマンティック。カラヤン/BPOのバックは例によって重厚壮麗だが、この曲ではハマっており、風格ある名演に仕上がっている。悲劇的序曲はLP時代から愛聴していたが、同時期EMIの教会録音(ブルックナーやチャイコ)と同様、壮麗な残響の中オケを極限まで鳴らし切った凄まじい豪演!特に唸り上げる第二主題と、落雷の如きティンパニを核にした終結部の劇的高揚感&緊迫感は凄絶!ハイドン変奏曲も数種ある録音のうち最高。音質はやや派手だが良好。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/10

    交響曲は後年BPOとの諸録音には無い、黄金期VPOの輝かしく芳醇な音色が絶品!特に2&3楽章の濃厚妖艶なレガートと輝く弦楽の魅惑!まだ素朴さを残した管も味があって最高。終楽章も明るく華麗に締め、BPO諸録音(特に'88音ロンドンL)に聴かれる音響大洪水とはかけ離れているが流麗華美でこれも魅力的。余白の悲劇的は70年EMI盤と双璧で同曲最高位の超名演!遅いテンポで濃厚ロマンティシズムが薫り立ち、ティンパニ激打&瞬発的金管強奏により曲の持つ緊迫感とドラマを克明に打ち出した!録音は元々ステレオ初期Deccaの優秀録音だがSHMは透明度&切れ味向上。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2011/10/06

    グリュミオーのソロの渋い輝き&軽快な戯れに対し、オケがちとバラけ気味だが粗野な迫力に溢れて面白く、特にサン=サーンス3番が秀逸。アッサリした味付けで魅惑的ヴィブラート&柔らかく優美なカンタービレ、細身で抜群の切れ味はグリュミオーの独壇場!終楽章は洒落っ気たっぷりでエレガント、女性的流麗な品格あり軽やかに戯れる。オケは荒削りだがカラッと乾いたラテン的音色で、金管中心にパリパリしてるがこの曲の場合悪くない。ヴュータンも特に5番などアダージョの美しさはもちろん、後半は抜群の切れ味発揮されておりこれも名演。

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     2011/10/05

    アシュケナージは厳格さが足らず指揮者としてはイマイチだがモーツァルト弾きは巧い。P協全集はじめ、当盤ソナタ集など柔和で温厚な芸風が曲想とマッチ、K448など純潔の透明度と躍動感で頗る爽快!冒頭から若々しさに満ちて奔流の如き勢いあり、タッチは基本軽やかだが肉付きもよく、リズムが抜群に冴えており文句なしの同曲決定盤!8&17番はロシアンな骨太さもあり恰幅良く勢い満ちたアプローチで特有の疾走感はもちろん、陰影に富んだ表現力も見事。録音も良好で各曲最高位の優秀盤!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/03

    カラヤンのワグナー管弦楽というと73年来日公演のタンホイザー&トリスタンの凄演(両曲とも史上最高!)を思い出すが当盤はやや老いを感じさせ、全体に濃厚妖艶かつ緊張感に満ちたEMI'74年(日本公演に一番近い)に劣る。しかし録音はこっちのが良く、壮麗絢爛BPOサウンドもまだ健在で官能的なトリスタンなど悪くはない。他の方も書かれてるが、74年盤共々タンホイザーがドレスデン版じゃなくバッカナール付きパリ版なのが残念…

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/02

    EMI/BPOのブル4は後年ムーティやテンシュテット等あるがカラヤン70年は他の誰よりも壮麗・華麗でオケのフルエナジー炸裂の豪演。ポルタメントたっぷりの第1楽章冒頭(例のVnオクターヴ上げ)から美意識全開!総奏は長い残響で肥大気味だが、重みある正統派ドイツ的ティンパニが引き締める(テーリヒェンの神業!)。印象的なのは同楽章コーダの地の底から噴き上がるような威圧的総奏の凄み(DG盤も同様だがスマート過ぎ)!録音は残響多めながら同時期チャイコより良く、作為的音量差もart化で自然になったが金管バランスが大きいのがチト気になる。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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