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うるさい高校生 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/19

    うーん。評価が難しい。エルガーらしいか、と言われれば私は絶対に否と答える。しかし・・・。これはこれで実に感動的。2番など、なかなか泣かせる。英国以外の指揮者がほとんど振ってこなかったエルガーの交響曲(特別志願英国人的なプレヴィンと英国人?なショルティという特殊例があるが)。それをあえてシノーポリが取り上げたからには、彼なりの気概があるはずだ。勿論、英国のフィルハーモニア管を振っているからという背景もあるのだろうが、しかしこの曲を録音すると言って喜ばなそうなDGに、しっかりと録音を残している。演奏は、彼がやりたかったことが良く伝わってくる演奏。英国指揮者がこのテンポで演奏することはまずなかった。普遍的ではないが、とても味わい深い。シノーポリのマーラーを聴いている人は、だいたいイメージできるはず。

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     2013/05/19

    交響曲の方について。悪くはないが・・・。この曲の録音の中でとりわけ名盤とは言い難い。ちょっとテンポが安定しなすぎるところがある。作曲者本人の自演録音を聴けば分かるが、この曲はそんなにアゴーギクを多用せずに、サラリと進行していった方がエルガーらしい音楽になる。この曲が持つ格調高さがやや色褪せている。逆に終楽章などはもっと結ったりでも良いが・・・。全体として、一貫性のない緩い演奏。廉価もっと良い演奏が手に入る。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    2楽章など間髪入れずに前進していく感じが、最初は受け付けなかったが、はまるとなかなか面白い。SKDの独特の暗い音色が、マーラーにも活きている。あまり録音は多くないと思うが、このオケはマーラーに適性がある気がする。一方指揮者のスウィトナーは、マーラー指揮者と言うのは躊躇われるが、この人にしかできない演奏を繰り広げている。熱すぎるマーラーに食傷気味だが、あっさり系も物足りない、という方におすすめ

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    なかなかに面白い演奏。現在こういう演奏をする指揮者はいないだろう。テンポにやや一貫性が感じられないところがあるが、要所要所の盛り上げ方が上手く、決して飽きさせない。それと、SKDの重心低めの音色がブルックナーにマッチしており、それだけとっても魅力的な演奏。

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     2013/01/13

    昔1200円で買った。これは衝撃的だった。実は、これがウェルザー=メスト初体験で、2回目の体験はVPOのニューイヤー・コンサート。到底同一人物とは思えない。剛胆で、意欲的な快(怪)演。この演奏の4楽章のすごさは、一聴して圧倒されるが、本当に素晴らしいのは2楽章。本当に美しい演奏だ。この時期のロンドン・フィルの弦は、結構美演を残している。ボールトのブラームスとか、テンシュテットのワーグナーとか。気迫を感じさせる、独特の何か訴えかけるものがある。

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     2013/01/13

    今まで聴いたこの曲の中で、一番良いと思う。4楽章への持って行き方が感動的。2楽章の美しさはピカイチ。中庸の美という印象を受けるが、決して没個性的と言うことではない。この曲への愛情がひしひしと伝わってくる名演。初期ナクソスには最近と違って微妙な演奏が多いが、これは格別。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/13

    5番が素晴らしい。チャイコフスキーの後期交響曲は、慣らすところではしっかり近刊の咆哮が聞こえないと物足りないが、憂愁感を醸し出すような独特の滋味ある音色でなければ全体を通して聴くことが出来ない。と考えると、案外聴ける録音というのは多くない。その点、これはなかなか素晴らしい。この独特の温かみある雰囲気はどこから出てくるのか。ロシアの土臭さが随所に感じられて、洗練されてはいないが美しい。6番悲愴も同じ傾向。一方、4番は一寸頂けない。1楽章が、変なアゴーギグの多用と、強弱の未計算な起伏で、何をしたいのかよく分からない。

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     2013/01/13

    安いなあ。チェリビダッケはMPO時代、映像無しの録音をほとんど認めなかったはず。しかし、映像見てみると、あまりに動きのない指揮にがっかりしてしまう。ファンには怒られるかも知れないが、正直、CDで充分だと思う。
    演奏は、3・4・5・8番が特に良い。8番は有名なあのライブ盤があり、完成度や聴きやすさはそちらに譲るだろうが、これはホームでゆったり構えた感じ。テンポは本当に遅い。しかし、決して弛緩しないところが凄い。このテンポで聴くと、特に8番の4楽章が味わい深い。また、MPOのザードロのティンパニの強烈さだけでも、オケの意欲を充分に感じられる。一方、比較的正常なテンポなのが、5番。これは同曲屈指の名盤だと思う。全体に、チェリビダッケのブルックナーは計算しつくされた感じがする。そのためやや冷たい印象を受けることもあるが、聴後感は爽快。6番なども当初気に入っていたが、よく聴いてみると、この人にしては迷いが感じられるか。9番は、私は受け付けなかった。テンポ設定のため、全体のバランス、見通しが悪い。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/02

    安すぎ!!残念ながら録音が冴えないが、EMI原盤から大きく後退したわけではないから、しょうがない。意外なところでボッティチェリが素晴らしい。ムーティのローマは、色彩感豊かで、これらの曲の定番だと思う。祭りの終曲で妙にアッチェレランドをかけるが、この盛り上げ方もなかなかのもの。リュートのための古風な舞曲も決定盤でしょう。演奏内容の細かい感想は他の方に譲ることにして、満点。

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     2013/01/02

    私の耳が悪いのかも知れませんが、そんなに良いんでしょうか、この演奏・・・。N響の常任と聞いて仰天、大喜びして、じゃあ記念に一つ、安売りに乗じて買ってみたこの盤。N響はドイツものではまあまあな演奏をするので、常任にはブルックナーが振れない人にはならないはず、という期待があった。ちなみにこの人のドイツものは恥ずかしながらこの盤で初体験。結論から言うと、悪い方に期待を裏切られました。テンポ設定は早くても遅くてもそれぞれ楽しめる人間なんですが、この演奏は私はダメみたい。ゆるみが随所に感じられて、所々はっとする瞬間はあるけれど、全体としてはどうもしっくり来ない。ビックリしたのは、何故か、聴いていて夕焼けの海を思い浮かべたこと。これまでならもう少し抽象的な、何か分からない天国的なものを思い浮かべるのに。1楽章中心に、透明感のある音が、そうさせたのだろうか。この点だけとると、確かに面白くて、ダメなどと言いつつ何度かCDデッキから取り出してしまう。

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     2013/01/02

    マーラーは相当な枚数持っているのに、なぜかかぶり率が低かったので購入。演奏については、うん、どれも素晴らしい。クーベリックの1番はクーベリックにしては冴えない気がする。2番メータはやり過ぎな所がありあまり好きではないが、やっぱり筆頭名盤としての地位を他に譲ることはまずなさそう。3・7アバドはオケの機能美が活きた、要所を押さえた佳演で、飽きない。4番カラヤンはもう文句の付け所がない。この曲をここまで凄みを持って聴かせるのだから、カラヤンの実力を(残念ながら)認めざるを得ない。5・6のバーンスタインは、バンスタ特有の捻りがVPOと結びつき、唯一無二の魅力を放つ。8番ショルティはただただお見事。大好き。ありがとう。9番ジュリーニは、晩年の何の曲をしても遅いテンポで緩みがちだった時代と異なり、少々遅めとは言えよく聴かせる。告別にふさわしい演奏。10番シャイーは、この曲の真価を伝えようとする意欲的な演奏。さて、録音については、あまり良いリマスタリングではないみたい。星大きく減点。全般に、DG特有のデジタル臭が強い堅い音。DECCA盤までそういう音になってしまったのは残念。とはいえ、マーラー入門には価格内容ともに最適。

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     2013/01/02

    皆さんご指摘の通り、ケースが・・・。とはいえ、中身と値段設定は大変素晴らしい。当方、SACDプレーヤーを所持していないため、そちらの方は分からないが、CDプレーヤーで聴いても違いは分かる。すごみばかりが伝わってきた旧来盤に比べて、ウィーン・フィルが持っているはずの独特のしなやかさが伝わってくる。特に、オーボエやフルートなど木管楽器の音色のふくよかさは新盤でしか分からない。演奏のすばらしさは、長年国内盤で言われ続けてきたことで、今更どうこう言うべきではないかも知れないが、少しだけ。8番は、引き締まった名演だと思うが、やはり4楽章のカットが残念。この点、私はほぼ完全なハース版で演奏されたバイエルン放響とのライブの方が好き。だが、オケのすごさや、独特の凄みのあるこの盤はやはりオンリーワンだと思う。9番は、新時代の演奏をたくさん聴いた世代の耳を持ってすると、正直、いささか集中力と一貫性に欠けるのではないかと思っている(こう言うとお叱りを受けるだろうが・・・)。とはいえ、1楽章の幽玄の世界は見事。2楽章のきびきびとした進行はこれがベスト。文句を言うなら、1楽章と3楽章は大体タイムが対称になるのが一番バランスが良いと思う(3楽章の交響曲として演奏するのであれば)が・・・。

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     2013/01/02

    これは凄い。超熱血派の異色盤。レーグナーのブルックナーは変わり種として有名(ブルックナーだけではないが)で、特に5番など、速いテンポ設定の上に、アゴーギクを駆使した珍演。この演奏もレーグナー演奏の特徴である速いテンポとアゴーギクは変わらないが、5番や8番などと違い、とても自然体でしまりの良い、透明感あふれる演奏となっている。特に第1楽章後半、再現部で突然スビト・ピアノにした後に一気呵成にクレッシェンドして突撃していくのは大迫力。第2楽章も引き締まったテンポ設定で、「アダージョ」としては違和感を覚えなくないが、弛緩しがちのこの楽章を決して飽きさせず、よく聴かせてくれる。後半楽章も、つまらない曲だとよく言われるが、この演奏はまず飽きることはない。

    こういう演奏を聴くと、他の演奏がどれも緩んで聞こえていけない。
    ブルックナーは6番がつまらなくて・・・、という方は必聴。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/05

    ビシュコフのショスタコーヴィチは、力強い、鮮烈なサウンドを聴かせてくれます。11番「1905年」は私の大好きな曲です。ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルとネーメ・ヤルヴィ/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管が2大ベスト盤だと思っていましたが、これは上記の2つに匹敵する名演です。第2楽章は虐殺の部分ばかりが強調されがちですが、この盤は2楽章冒頭から激しい。弦楽器の音の堅さは充分です。虐殺の部分を強調するのではなく、そこへたどり着くまでが綿密に計算されています。虐殺の後の静寂に包まれた宮廷前広場に鳴り響くチェレスタの音を生かす指揮。また、第3楽章も素晴らしい。この楽章の美しさと激しさを見事に描ききっています。第4楽章へと少しずつ、確実に導いていきます。この楽章がこんなに感動的だと思ったのは初めてです。そして第4楽章。テンポ設定が絶妙。このオケは金管のダイナミクスが広く、ボリュームある演奏になっています。そして何よりラストが良かった。ビシュコフはやはり激しい曲をやらせたら一番の指揮者の一人だと思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2010/07/25

    この演奏に、強烈な個性はありません。非常にオーソドックスな名演です。まだ全曲を聴いたことがない方にもお勧めです。小澤のオーケストラ・コントロールがBSOのサウンドを豪華に引き出しています。

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