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Theta さんのレビュー一覧 

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     2020/02/13

    演奏五つ星。録音三ツ星。CDマスタリング星なし測定不能。ジュースと脂身をすべて抜かれた干物のような、オトマル・アイヒンガー氏の仕事が例によって音楽をほぼ殺し切っています。こんな音でも演奏の本来の素晴らしさを感じ取れる方には敬服しますが、普通にきけば何がいいのかさっぱりわからんでしょう。シューリヒトの演奏を相当聴き込み、聴き慣れている方なら脳内補正してどんな演奏なのかを「想像」できるでしょうが。
    リリース時に話題になったきり、熱心なシューリヒト・ファンの間でさえすっかりこの演奏が忘れ去られ、言及される機会もほぼ皆無なのは、演奏のせいではありません。ひとえにアイヒンガー氏、クラウス氏の破壊的な仕事のなせる業でしょう。
    あと、ドイツ語の原文を日本語訳したライナーノーツは誤訳だらけ。「シューリヒトはフルトヴェングラーよりも6歳若い…」とか、呆れるような大ミスがそのまんま掲載されています。訳者は素人だからしょうがないとしても、校正の段階で気付いて下さいよ、アルトゥスのプロデューサーさん。
    お願いですから、ウィーン・フィルのアーカイブから未加工のテープを入手して、日本でリマスタリングして出し直して下さい。宝物のような貴重な記録が、こんな不幸な音でリリースされ、真価を知られないまま忘れ去られてしまうのはあまりにひどい話です。

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     2019/12/15

    素晴らしいリリース内容。でも、既発のものも含まれるし全部欲しいわけではないです。トリオ・ド・フランスの2曲とフランチェスカッティ、フェラスの初出音源だけ分売してくれないかなあ。単体では売れないからセットにするんでしょうけど。正直なところ、9枚組は重いです。

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     2019/02/13

    もう二十年以上前のことですが、何の気なしにぷらっと入った日フィルの演奏会できいたベートーヴェンのトリプルコンチェルト。ヴァイオリンのソロが入った瞬間、天井から神々しい光が降りてきた……と思いました。あんな音色でヴァイオリンが鳴るのをきいたことは後にも先にもありません。それが漆原さんとの出会いでした。すぐに買い求めたのがこの盤。フォーレはティボーに勝る演奏なし、と決め込んでいた偏狭な小生の耳に、この清新なリリシズム溢れる演奏が流れ込んできたときの快い喜びは忘れられません。その後ブラームス、シューマン、シューベルト、最近ではエルガーやルクーでも名録音を残し、心あるヴァイオリン好きの間では漆原さんの芸格の高さは既に周知のものでしょうが、若き?日のこの記録も得難い佳演です。先述のティボー、あるいはドゥニーズ・ソリアーノ、最近発掘されたアンドラードなどの名演を愛聴されている方ならきっと気に入るでしょう。なお、この盤は録音も素晴らしい。後年のフォンテック録音よりも漆原さんの響きの妙なるニュアンス、美感を適切に捉えています。

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     2013/05/31

    前回のシリーズでは奇妙な音作りに困惑しましたが、新シリーズのライナーノーツに記された制作者中山氏の解説を読んで納得。以前のレーザープレーヤーは強力なノイズフィルターが内蔵されていたとのこと。そのフィルターを取り外した新しいプレーヤーで採取された本盤。確かに良くも悪くもLPそのまんま、素の音、という感じで遥かに好感が持てます。ただ、おかげで復刻に使用した盤があまり質の良いものではないことも露になってしまった感があります。また、2チャンネル再生も疑問です。モノラルのLPをステレオカートリッジで鳴らした時と同じように、左右から同じノイズが発生し、絡み合って実に不快な効果を生じます。いくつか苦言を呈しましたが、状態の良い盤でほかの音源もこの新しいプレーヤーを使用して復刻されるとすれば、今後はこのエルプ再生シリーズ、大いに期待できそうです。

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     2012/03/30

    きき始めは、これがウラニアのエロイカかと思うほど鮮やかでエネルギッシュな響きにちょっとびっくりさせられるが、水増しハリボテ音。各パートのキャラクターが失せてモノトーンになっており、陰影も色彩感も乏しい。力押しなだけでこの名演のイメージを誤解させる。高域のイコライジングもわざとらしく耳障り。周辺音はそぎ落とされており響きに味がない。ドンシャリ音がお好きな向きにはお勧め。しかしこれならVOXターナバウト系とそんなにきいた感じは変わらないし、ウラニアLPから起こした意味はあまり感じられない。これならターナバウトのLPを買ってきてモノラルのカートリッジで再生した方がLPならではの音で楽しめるだろうし、CDなら同じターナバウト系音源のBayerの方が情報量の多さで優れている。もっともウラニア盤起こしはほとんどろくなものがないので当盤はまだしも楽しめるほうかも。

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     2012/01/14

    朝比奈のブルックナーでこれほどの名演が今になって出てくるとは…驚きです。録音の優秀さ、ホールの素晴らしさも相まって、演奏そのものはザンクト・フローリアン盤よりも優れているように思います。(フロリアン盤のオリジナル・テープによる新盤が出てくればまた評価が変わるかもしれませんが…)朝比奈の数あるブルックナー演奏の中でもまさに白眉。朝比奈のブルックナーのディスクなんてもうこれ以上増やしたくない、という方には、その半分を売ってでもこれをお聴きになることをお勧めします。

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     2011/11/10

    文句なしの大名演。やはりルービンシュタインはライブです。若きコリン・デイヴィスも大健闘で、ブラームスをきく醍醐味満点でした。

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     2011/07/27

    かつてメロドラム?から劣悪な音で出ていたものをきいて、身の引き締まるような厳しさと灼熱の輝き、鮮烈さに驚かされた演奏です。その時とは比較にならないほど良い音できけるようにしてくれた制作者には感謝あるのみです。演奏はシューリヒトの同曲演奏の中でも出色の出来で、指揮者の気迫とオーケストラの緊張感が終始高いレベルで保たれていることに驚嘆させられます。終焉後の喝采がものすごく、やがてロックコンサートのような手拍子に変わり、また(シューリヒトが舞台に戻ってきたのでしょう)ブラボーの嵐に変わる模様が収録されています。演奏自体とは関係ないという向きもあるでしょうが、この名演に直接接した人々の感動が伝わってきて、こちらも胸が熱くなります。制作者の「粋な」計らいに拍手を送りたいです。音質面でいうと、ステレオはやや定位が不安定で、そんなにいいとは個人的には思いません。焦点の合ったモノラルでむしろききたかったです。冷え気味・痩せ気味のリマスタリングの傾向も相変わらずで、これはあまり感心しませんでした。

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     2011/07/27

    以前からシューリヒトの、あるいは「ドイツ・レクイエム」のすべてのレコード中で最も感動的な演奏、と思っていたのですが、「録音が悪い」のひと言で片付けられ残念に思っていたものです。今回はオリジナルテープからのCD化で、既発盤を遥かに上回る音質です。今回発売された一連のORTFとの録音の中でも、加工感がほとんどない「素」に近い音であるという点で、一番好ましく感じました。シューリヒトが声楽を扱うと本当に感動的な演奏を生み出すのですが、このドイツ・レクイエムはその頂点ともいえる記録で、シューリヒト・ファンのみならずこの曲が好きな方にはぜひお勧めしたい名演・名盤かと思います。

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     2011/07/24

    貴重な音源をこのように世に出してくれただけで、シューリヒト・ファンとしては☆5つです。演奏はようやくシューリヒトらしいシューリヒトのブラームス1番をきけたというところで大満足。ことに4楽章は誰にも真似のできないシューリヒトの独壇場です。ただしリマスタリングには不満があります。冷たく痩せた「ドンシャリ」音。これはソースの問題ではなくリマスタリング担当者のセンスの問題です。このコンビ本来の「熱さ」、シューリヒトの響きの骨太さが損なわれ、演奏の良さがかなりスポイルされています。まあ、このような貴重な記録を発掘して世に出してくれる努力に対して、そんな文句をつけるのは罰当たりというものでしょうが…ファンとしてはひとこと言いたいですね。

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     2011/06/28

    これは傑作。ピリオド楽器が苦手な方でも、これほど見事な演奏なら満足できることは請け合いです。本物の音楽家なら楽器の種類が何であれ、心に伝わる演奏をするという証明でしょうか。

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     2011/06/11

    演奏、録音、すべての面で万人にお奨めできる本物の名全集です。この値段でこれほど質の高い全集が入手できるというのは驚きです。

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     2011/01/13

    変なノイズフィルターを異常なほどに強くかけた、亡霊のような気持ち悪い音。オリジナルの響きなどどこにもない。ひどいの一言。シューリヒトへの冒涜です。

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     2010/11/16

    希少な50年の4番、しかも幻のLP盤のテストプレスまで紹介するという企画は本当に素晴しい。ただ復刻の音はどれも低域を異常に強調し高域をカットした暗く硬く重苦しい響きで分離も悪く、フルトヴェングラーとウィーン・フィルの音を味わうことは難しいと感じます。企画には5つ星ですが復刻の出来には星1つか2つ。せっかくの貴重な音源なのに、もったいないですね。

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     2010/11/16

    ライブ一発録りですから細部に乱れはありますが、各パートの音楽性の高さ、アンサンブルの反応の良さは(シカゴ響を除けば)他のオケとの演奏とは比較にならない見事さ。全体として非常に立派な演奏。かといって他のベートーヴェン演奏と比べてこれが特に傑出した出来とはならないのが演奏芸術の面白いところですが。ただし7番の2楽章は他の朝比奈の演奏では聴かれないほど見事なもの。概して朝比奈の棒ではこの楽章は単調になり間が持てない感があったのですが、本演奏は凛然とした厳しさと感情の微妙な推移の妙が一瞬の緩みもなく最後まで持続しているように感じました。録音はかなりデッドで硬く、聴きやすいものではありませんが、もともと販売や放送を前提とした録音ではないのでやむを得ないでしょう。ともあれ、朝比奈芸術のクライマックスのひとつと言える、倉敷のチクルスがディスク化されるのは価値あることです。

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