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独居人 さんのレビュー一覧 

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     2010/06/19

    ピアノ協奏曲はピアノの音が実にリリカルに響いてオケと調和している。
    フルトヴェングラーのサポートも力強くツボを押さえた演奏だ。

    運命は、フォルティシモ、ピアニッシモを生かしたフルトヴェングラーらしいダイナミクスの大きな演奏である。
    アッチェレランド、アゴーギク、デュナーミクなども絶好調でスケールの大きな展開だ。
    第2楽章の穏やかさは、大戦下ということを忘れさせるほどの安らぎを感じる。
    第3楽章の物憂げなトーンから第4楽章冒頭の開放感溢れる炸裂への展開が見事である。

    音質はピアノ協奏曲はノイズ、歪とも若干あるが、気になるほどではない。
    運命は録音状態は最高で各パートの明瞭度も高く、対旋律の動きも明確に聴き取れる。
    この時代の技術力の高さが窺える。

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     2010/06/15

    実に濃厚なエロイカ。のっけから弦の力強い合奏で幕を開ける。
    その切り口はザラッとしつつも豊潤で分厚いサウンド!
    それでいて微に入り細をうがった正統派の趣。
    そして最後まで途切れない集中力。
    やはり戦時下の演奏を聴くと、戦後は多少物足りなさを感じるのを禁じ得ない。

    録音はヒスノイズを抑えつつ豊かな響きを醸し出していて、時代を感じさせない迫力を感じる。
    むしろ感心するのは、ムジークフェラインザールのホールトーンの良さ。
    絶妙の長さでオーケストラを引き立てている。名演奏の陰には名ホールがあるのだろう。
    永遠の普遍性を持った名演。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/13

    ミニマルミュージックの大家、スティーブ・ライヒの作品集。
    短いフレーズを繰り返し重ねていきながら、少しづつ変化させているので、飽きの来ない絶妙なアレンジとなっている。
    重ねる音も、基本的には管弦楽なのだが、ときには、テープ音、ときには人声、エレクトリックギターなども使用して、バリエーションをもたらしている。

    聞いているうちに徐々に気持ち良くなってきて、正しくトランス状態。
    Disc 2の「Different Trains」(M1.2.3)は、列車の走る様子を時代毎に描いているのだが、象徴的音楽としても純音楽としても秀逸な印象を受ける。

    ドラム、ベースを付け加えれば、そのままテクノやエレクトリカの作品としても通用するだろう。
    事実その様な作品も発売されている。(Remix)

    PS.なおこのCDを購入するにあたり、一生に一度あるかないかの体験をいたしました。海外盤には時々ある(?)Nonesuchな出来事・・・・

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     2010/03/24

    呟く様なクリーンなギタートーン・・・冒頭から静かな出だしである。そして絡んでくるストリングスセクションは、JEFFのギターと違和感なく融合していく。
    そこへ、まるでジミヘンを思わせるようなワウのトーンが聞こえてきて途切れなく次曲へとなだれ込んで行く・・・。

    このように今までとは、異質のアプローチをしているのがこのアルバムで、シックで落ち着いたモノトーンに統一されている。
    プロデューサーのトレヴァー・ホーン色は一切なく、スティーブ・リプソンの仕事であろう。
    かといって単に大人しいだけではなく、しっかりと感動と興奮が生み出されている。
    特にM4「Over The Rainbow」の出来は驚異的で、まるでトニー・ハイマスを思わせる美しいストリングスをバックにクリーンに歌い上げるJEFFのギターは情感たっぷりで、胸と目頭が熱くなる。まさに至高の境地にまで誘ってくれている。

    対して女性ヴォーカル陣はJEFFの前では若干色あせて見える。ファンとしてはギターの音を聴きたいのだから当然であるが、華やかさを添えている事は確かである。
    JEFFは20世紀の音楽をジャンルを超えて融合させ、21世紀の今日において、昇華(Ascension)させようと試みているのかもしれない。
    国内盤ボートラも思いのほか出来が良く、買うならこっちだろう。

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     2010/02/27

    待望のニューアルバムは、カバー・アルバム。まあ、ピーター・ガブリエルの事だからただではすまないと思っていたが、その通り!!
    大まかに、2つの画期的な事を達成している。

    そのひとつとして、まずバッキング・トラックは、管弦楽と、ピアノ、声楽のみで構成されている。
    アレンジャー(John Metcalfe)の指向はスティーブ・ライヒ、アルヴォ・ペルト、ストラヴィンスキー等でガブリエルの指向とオーヴァーラップしている。(ライナー参照)
    ご存知のようにこれらの作曲家は、ミニマルミュージック、現代音楽の大家として知られているが、それらの特徴を取り入れたアレンジがなされている。具体的には、管弦楽による、電子音楽の模倣とでも呼べるアレンジとなっている。弦楽パートによる速いパッセージは、シンセのシーケンスフレーズと酷似している。私も最初はシンセ音だと思っていたが、そうではなさそうなので驚いた次第である。他にもホルン等もシンセ的なアレンジを取り入れている。
    アルバムのインプレはと言うと、総体的にピーター・ガブリエルのサウンドそのものである。カバーといっても知っているのはM1”Heroes”くらいであとは初めて聞く曲ばかりなのでそう感じたのかもしれない。
    もうひとつの点は、メディア配信についてである。
    このレビューは輸入版のCD2枚組(special edition)について書いているが、3月2日以降にピーターガブリエルのHPよりサウンド・ファイル(48khz 24bit)のダウンロードの権利が付属している。(国内版、他については不明)CDより優れたサウンドがPC、iPodを通して聴けるのである。これは、今後主流になると思われるダウンロード、ストリーミングによる音楽配信のさきがけとなるものである。HPには、他にもsample sound(全曲試聴可),making video等がアップされている。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/14

    ジュリーニの得意とするラベル、ドビュッシーの作品集。このディスクは1978年の録音とある。「マ・メール・ロワ」は個人的には1979年のロサンジェルス・フィルとの録音をベストとしてきたが、今後はこれがベスト・チョイスとなるだろう。なぜか、定評あるクリュイタンスやマルティノンよりも好きだ。
    特にラストの「妖精の園」では慈愛に満ちた優しさを感じ取ることが出来る。
    「左手〜」は端正な中に、美しい幻想的な造形美を醸し出している。「海」も丁寧に各旋律をゆったりとしたテンポで歌わせている。音質は、アナログ的な柔らかさに適度のホールトーンを含んであたかもコンサート会場に居るようである。特に弦楽パートの美しさは特筆すべきで、しぶきを上げる様なベルリンフィル特有なサウンドを堪能できる。

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     2010/01/03

    正しく完全リイシューといってよい出来映え。
    紙ジャケットの質感といい、色合いといい、ジャケ写といい、ライナーといい、LPレコードの完全な再現である。
    さらに、CDのレーベル面にLPのレーベルの完全な再現。33 1/3rpmの表記、これはうれしい!
    さらにさらに最新リマスタリングにより豊かで聞きやすさを増している。
    LP購入当時2曲目に音飛びがあり、(当時のLPにはよくあった・・・特にロック系)すごく悔しい思いをしたが、今回さらによい音で聴けたのでリベンジを果たしたといえよう。
    メロトロンを使用し変拍子なども多用しているが、プログレと言うよりハードロック系であったなと今となっては感じる。
    「追憶のファンタジー」は当時最高のロックだと思っていたが、後にCREAMの曲のイントロがクリソツだったのでガックリきた記憶がある。
    またギターの水谷ひさしは、当時確かエルクのSGを使用していたと記憶するが、素晴らしいサウンドである。

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     2009/10/17

    強烈なサンバのリズムと、美しい大自然と色彩、そして哀愁漂うボサノバのメロディー、これはまさにモーションピクチャーといえよう。
    全編を通して音楽に満ち溢れ、重要な役割を占めている。「男と女」にも似た感性を感じる。サンバのシーンでは老若男女を問わず、強烈なステップを披露してくれる。これでは日本のサッカーはかなう訳がないと実感した。
    内容は悲劇なのだが、ラストの子供たちのダンス・演奏が希望をもたらしてくれる。
    そして、貧困、差別といった事もあからさまではないが、注意してみれば窺い知る事が出来よう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/10/03

    ゆったりとしたインテンポで淡々と進んでいく演奏。とはいえ、要所では力強さが加わったクライマックスを形作る。DGのスタジオ盤と比べても、遅い。この時代のBPOはフルヴェン時代の音色をそのまま引き継いでおり、豊かな低音で、広がりのあるオケの自然なサウンドをそのまま生かしている。この路線を晩年まで維持してほしかった。音質的には時代相応なものであると思われる。

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     2009/09/27

    旧盤を持っていますが、マスタリング(ART)は変更されてないようですね。オペラ作品には定評あるカラヤンらしく、美しく丁寧にまとめてあります。かといって単に耳ざわりが良いだけでなく、歌との均衡(バランス)を保ちつつ、力強い低音も響かせています。緩急自在の指揮で一気に聞きとおす事が出来ます。
    ドビュッシーの持つ印象派的な幻想性も良く現れていて、ラストがいつの間にか終わるのも彼らしいです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/15

    冒頭から弦のトレモロによる美しい響きと透明感に溢れている。第一主題が霧の中から浮かび上がってくるいつものブルックナー開始であるが、ここでのベームはただ美しいだけでなくどっしりとした豊かで安定した響きを構築している。まさに奇をてらう事の無い正統的なブルックナー演奏で、終始安心して聴く事が出来る。そのせいか第二楽章の悲壮感が多少弱いのは残念だ。とはいえ、クライマックスでは情感溢れる力の入ったパフォーマンスを堪能できる。音質は最高ランクの部類に入ると思われる。

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  • 18人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/22

    この全集はRIAS(ラジオ局)によって放送用に録音されたコンサートのマスターテープを使用した驚愕のBOX SETである。マスターテープは78cm/sで録音されており、放送時に38cm/sにダビングされ、その過程で輝きを失い、ノイズの増加を招いている(ライナーノーツより)。つまり他のレーベルの同録音はエアチェック(死語?)による劣悪なもの(プライベート盤)であり、どうあがいてもマスターテープの音質にかなわないという事になる。さらに最新の技術を慎重、かつ集中的な処理に用いてノイズの減少、テープ劣化等の修正により、年を追う毎にクリアーさ、ダイナミクスレンジを増してモノラルとは信じ難い音質を実現している。これほどの情報量がモノラルマスターに記録されていた事実に驚かされる。生演奏に接した人のみが知る音色の柔らかさ、輝きが、今まさに目の前で巨匠の演奏と共に蘇る。これはもう奇跡と呼んでも良いと思う。生きててよかった、神様、仏様、フルベン様。さる6月18日、独フルトベングラー協会主催でとAuditeのプロデューサー、ベルリンフィルの関係者によるこの全集のパネルディスカッション(News From Furtwangler)が行われ、編集の技術、過程などについて指揮者、エンジニア両サイドから審美的意見が交わされた模様。もはや公認ともいえるこの全集、必携盤です。

    18人の方が、このレビューに「共感」しています。

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