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ゆりぞう さんのレビュー一覧 

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/08

    「60年代のカラヤン」、「オリジナルジャケット」、「オリジナルの編集」・・・。これほどファンの心を巧みに捕らえるセットもめったにあるまい。特にLP時代からファンは、今更中身は聴かなくてもジャケットを繰り返し繰り返し眺めていたくなるのではないだろうか。私にとっても、EMIカラヤン全集やDGカラヤン・シンフォニーズを、はるかに凌駕する好企画である。欲を言えば全部SACDにしてもらえると「聴く」楽しみもあったのだが(できれば実売価格5万円くらいで)、これは後日の楽しみとしておこう。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/20

    この音源は(も)、CDでは絶対にアナログ・オリジナル(独DG・tulip)の味わいは望むべくもないと長い間あきらめていたが、ほぼその音質に匹敵するCDがあらわれた。オリジナルライクな、楽器間の「隙間」、音の「鮮度」、「湿り気」のある管楽器群、が大変気持ちよく、豊かな空間の広がりを感じさせる。先入観か装置の問題か、アナログレコードはもう少しごつごつ感があり、こちらの方がいささかスマートな印象。しかしこれは好みの問題。いずれにせよ、懐かしさに胸が熱くなる。古くからのクラシックファンにはたまらない1枚だろう。この調子で、ベームの田園や未完成、グレートなどもSACD化してもらえないだろうか。ブラームス1番が、今回エソテリックとだぶったりしたのがいささか残念でもある(エソテリックのSACDと本シリーズシングルレイヤーとのききくらべという新しい楽しみが提供されたとも言えるが)。  若い頃に戻ったかのように、「ベームのジュピター」を何度も繰り返し聴いている自分を、とてもうれしく思えた。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/07/08

    雪国の人、すでにお求めになりましたか?まだなら、食事代を削ってでも購われませ。20代ならそれほど身体に支障も出ますまい。若いうちにこころに栄養をあげなされ。XRCDの極上音質でしかもピアノフォルテ、その上パドゥラ=スコダのベト全であります。これは私にとっての価値順位です。つまり本品がXRCDでなければ購入していなかった。その私ですら、超高音質で聴く「パドゥラ=スコダの演奏」にめまいがしたのです。貴殿はパドゥラ=スコダがお好きなようですから、ゼッタイにあたる宝くじを買うようなものです。ヴェルレのクープランに負けず劣らずの家宝となりましょう。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/06/27

    素晴らしい音質である。EMIのフルトヴェングラーSACDシリーズがヒットしたおかげで新たにこのような幸福を得ることをますは喜びたい。本演奏はおそらくフルトヴェングラーが残した演奏の中でも白眉中の白眉。ただの音符の並びに過ぎないスコアにこれほどの生命力をもたらすことができることにただただ驚嘆せざるを得ない。テンポとディナーミクの絶妙な変化がいかに音符に生命を与えるか、その最高の見本である。音楽が深く呼吸している。しかもその呼吸は、50年前も現在も、聴き手のそれと見事にシンクロする。これこそが時代を超えた大演奏であることの絶対条件であろう。通常なら好む感想ではないが、「やはりシューマンの4番は本演奏があればそれでよい」とあらためて感じ入らされてしまうのである(もう1枚、おなじくSACDで聴くセルがあれば、それでもう十二分)。それにしても、DGオリジナルアナログ盤を超えたと思わせるほどの見事な音質でこの演奏があらためて聴けるとは・・・。CDの時代になってからウン十年、実はすでに完璧にあきらめていたことである。長く生きていて本当によかったと、人生にささやかな幸福を与えてくれる、その意味でも実に価値あるCDである。値段は安い。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/05

    EMIミュージックジャパンがフルトヴェングラーに続いてアルゲリッチをSACD化してくれるとは・・・ちょっと読めなかったが、うれしい大誤算である。これもたくさん売れてほしい。さてユニバーサルよ、どうする?

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/05

    この演奏の素晴らしさはもう言わない。問題は音質、と言うか、ソニーの姿勢の問題。我々はもうセルのSACDの驚愕の音質を知っているのである。それなのに、ブルースペックだかなんだか知らぬが、この程度の、しょせんCDに毛の生えた程度の、やはりこれまでのCDと同様鼻づまりの、長時間聴くと不快になる、こんな商品を売り出す会社の志の低さに悲しさを覚えるのである。小生「セルのSACD化を継続する気はないのか」と問うと、ソニー「まったくない」とにべもない。その昔、LPの時代のことだが、米Columbia盤はももとより、先に国内で販売権を持っていた日本コロムビアの国内盤よりも、はるかに劣る音質のレコードで我々を悲しませた御社の伝統は今日も見事に生きているようである。いや、言い過ぎは謝る・・・どうかどうか、もっとSACDを!(星5個は演奏に対してのみ)

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/03/04

    実に良い音でハスキルが聴ける。適切な音量で眼を閉じて聴けば、ハスキルが眼前で弾いてくれていると思えるほど。それほどに生々しい音質である。これほどの贅沢があろうか。長生きはするものである。しかし、今さらいうのも何だが、あいかわらず(SACDになってもやはり・・・当たり前か)マルケヴィチのバックはうるさいのである。身振りが大仰に過ぎる。若い頃、この音源で初めてマルケヴィチに接したのだが、以来、彼を評価しなくなった所以である。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/18

    今さらのレビューで恐縮。フルトヴェングラーの、オリジナルLPをすら凌駕しかねないSACDの高音質に驚き、もしやと思い本XRCD盤も手に入れた。昔からのトスカニーニ嫌いである私を変えてくれるのではないかという期待もあったからだが、とにかく驚愕。音に立体感・奥行きがある。色香がある。トスカニーニ・ファンからは「演奏の良し悪しは音質に左右されない、おぬしは今まで何を聴いていたのか」と笑われるかもしれないが、正直なところ、この音質であれば私はトスカニーニが好きになれそうである。このシリーズを、品切れになる前に全て揃えねばならない。おかげで太散財である。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/18

    近年ではCDが大廉売なのでバッハのオルガン曲全集なども容易に手に入れることができる。3セットも全集を持っている知人もいるくらいだ。しかし果たして、よほどの愛好者でない限り、それらを「聴く」機会があるのだろうか?そのような疑問を持ったとき、たった1枚のオルガン名曲集を求めるなら、本XRCD SHM-CDではないだろうか。驚異的な音質で、演奏も私たちがこれらの曲に描くイメージを見事に再現してくれていると思う。この音質でも文句のある人は、たとえばどこかのチャペルで、本物のパイプオルガンを聴くしかないだろう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/16

    本音源に愛着があり、良い音質のCDを入手したい人や、アナログから乗り換えを考えている人は、本盤ではなく、XRCD−SHM仕様をすすめます(どうしてもマルチに拘る人や併録のラフマニノフもほしい人は別にして)。XRCDに比べると本盤はまるでサロンミュージックのように軽く聴こえますので。

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     2011/02/16

    スバラシイの一言。これを聴くと、同じ音源のSACDがいかにも作り物っぽく感じられるてしまう。SACDではクライバーンのピアノが浮ついたサロン・ピアニストのようである。本盤は音が深い。オケともども実在感がある。本音源の好きな人は本盤が廃盤になる前にぜひとも購入されることを強くおすすめする(SACDはラフマニノフも付いていてお得などといったことはまったくポイントにならない。私はそれで先にSACDを購入したが、何となく気になって、少々勿体ない気もしたがこちらも購入した。けちくさいことを考えずに本当によかった)。・・・過去の音源のXRCD化はもう終りなのでしょうか?

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/13

    素晴らしい音質であり、オリジナルLPに匹敵するには驚いた。もうアナログ盤信仰は不要である。ただ本盤だけでなく、このXRCDシリーズではモーターの唸り音が混入していることがある(録音会場外で自動車が走っているような)。これはオリジナルアナログにはなかったので、XRCD化に際して何らかの事情があったのであろう。大変気になるほどのレベルではないものの、少し残念。なお6番悲愴はSACD化されているので、残るは5番(コレが一番の名演)。なんとか高音質化を望みたいものである。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/13

    この音源なりに素晴らしい音質になったが、あえて言うなら、所詮元の音質がたいしたことないので、やはりこのあたりで限度かなという感想を持ってしまった(今後たとえSACD化されても同じではないだろうか)。具体的に言うと、やはりエッジが甘い録音ということになる(特に金管楽器)。分離がいまいち。しかし厚みは出たので、何となく大きな銭湯で聴いているような感じになる。この点、さらに古い録音ではあるが米コロムビア盤の方がシャープでクリアな音質だった(ただしいかにも録音芸術で不自然な音作りではあったが。ぜひこちらのSACD化を求めたい)。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/13

    このXRCD化は大成功と言えるでしょう。オリジナルLP(チェコ・スプラフォン盤)の音質を彷彿・凌駕するものがあります。これだけの音質を、このような形で手軽に所持・再生できることを事を喜ばすにはおれません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/12

    XRCDかSACDかといった選択は、必ずしも両方揃える余裕のある人ばかりではないので関心の高い話題だろうと思うが、この運命に関してはSACDが優っていると思う。同じミュンシュでもサンサーンスやイベールは圧倒的にXRCDが優っていたが(ほとんど英盤オリジナルアナログと同等の音質である)、このXRCDは音の厚みは申し分ないものの、その分いささか全体に分離悪く感じられる。いわゆる団子状態。ただしこの音源は英米盤いずれにせよオリジナルLPを所持していないので、それとの比較はできない。その範囲で、私はSACDの方に軍配を上げたいと思う。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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