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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2023/12/19

    アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団による、ラヴェルの作品集です。
    ラ・メール・ロワと高貴で感傷的なワルツの2作品が収録されています。
    これらの曲は録音がたくさんありますが、このクリュイタンスの演奏は定評があるもの。
    フランス・オケらしい繊細な音色とその演奏は今日ではなかなか聴けない演奏です。
    特にラ・メール・ロワは好演奏と言えます。
    録音は1962年とかなり古いです。
    しかしながらこの度、新たにリマスターされたらしく、音質は年代を考えればそう悪くはないと思います。

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     2023/12/18

    トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団によるモーツァルトの作品を集めたアルバムです。
    『交響曲第40番』『交響曲第41番』『フィガロの結婚』『魔笛』から序曲を集めた内容となっています。
    戦後はロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との録音が多いビーチャムですが、戦前はロンドン・フィルとの録音も多く、本CD音源もそのうちの一つ。
    ビーチャムはモーツァルトを得意としていただけに本CDの演奏も生き生きとした好演奏です。
    ただ、やはり録音が古いので、演奏自体は悪くないのですが、ちょっとマニア向きな一枚と言えるのではないでしょうか。

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     2023/12/17

    アドルフ・アダンのバレエ音楽『海賊』の全曲盤で、リチャード・ボニング指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏で収録されたアルバムです。
    劇中のナイラ・ワルツはわりと有名ながら、全曲録音は少なく、貴重な音源と言えそうです。
    バレエ音楽の名手としてデッカに様々なバレエ音楽を録音したボニング、この作品でも、真摯に丁寧に演奏し、演奏者よりも作品に語らせる様な演奏となっています。
    ボニングのバレエ録音はアナログが多いのですが、これは1990年と比較的新しい事もありデジタルで、音は聴きやすいでしょう。

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     2023/12/16

    フランス近代の作曲家、ルーセルの交響曲第3番と交響曲第4番を収録したアルバムである。
    演奏はアンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団である。
    クリュイタンスはベートーヴェンやワーグナーと言ったドイツ物でも優れた録音を残しているがなんと言ってもフランス物が得意で、名盤も多いのだが、このルーセルの交響曲もまさにそんな一枚。
    繊細で色彩豊かな演奏は今もって同曲の名演と言えるでしょう。
    クリュイタンス晩年の1965年録音で、年代の割に音は良いです。

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     2023/12/15

    このCDは、アンドリュー・デイヴィス指揮、BBC交響楽団によるヴォーン=ウィリアムズの交響曲全集より、交響曲第4番と交響曲第5番を収録したCDです。
    デイヴィスはBBC交響楽団の首席指揮者を1989~2000年まで務めましたが、その前半時代に、テルデックにイギリス音楽を録音しておりこれはその一枚となります。
    演奏は良い様にいうならば丁寧に演奏された演奏なのですが、良くも悪くも優しくノーブルな音楽で、あまり楽しいとは言えません。
    録音は、大変綺麗なのですが。
    ヴォーン=ウィリアムズもエルガーと同じく誰の演奏で聴いたかで、その後の好き嫌いが分かれるタイプの作曲家だと思うので、この盤は積極的にはおすすめしません。

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     2023/12/14

    リチャード・ボニング指揮、イギリス室内管弦楽団によるミンスクのバレエ音楽『ラ・バヤデール』を収録したCDです。
    19世紀の知られざるバレエ音楽の紹介に力を注いだボニングらしい選曲です。
    作品は全体的に聴きやすいメロディが溢れていて、知られざる作品ではありますが、悪くない。
    演奏も作品を知るには全く問題ない水準で、現在でもほぼ唯一といって良いぐらい録音のない作品なので資料としても貴重です。
    録音は1992年とボニングがデッカに入れた録音では新しく、特に不満なく聴けます。

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     2023/12/13

    佐渡裕指揮、トーンキュストラー管弦楽団によって録音されたこのCDは、千住明の『Glorious Museum』を収録したシングルです。
    この曲はウィーン美術史美術館とTBSテレビの10年に及ぶパートナーシップのテーマ曲として書かれた作品です。
    曲は平たく言うとワルツですが、千住サウンドが全開で、オーストリアのワルツといえばシュトラウスですが、それとは全く毛色が異なり映画で使えそうな作品となっています。
    演奏も丁寧に演奏されており不満なく聴けます。
    録音も良好。
    1曲だけの収録で7分程の収録時間、3つ折りの紙ジャケ仕様です。

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     2023/12/12

    イギリスのレーベル、トッカータが発売したCDで、カタルーニャの伝統音楽を取り入れた二人の作曲家の幻想曲と小協奏曲という変わった企画です。
    登場する作曲家は、マルク・ミゴとフアン・マネンの2名です。
    ミゴは1993年生まれの今売り出し中の若手作曲家。
    このCDでも3曲も入っているので、トッカータも推しているのでしょう。
    基本的に調性の枠内で動く作風なので、聴きやすい作風。
    カタルーニャらしさを強く感じるのは冒頭の『大衆の幻想曲』ぐらいですが、どの作品も丁寧に書かれており作曲賞受賞者は伊達ではありません。
    対するマネンは1883年生まれとミゴより100年違います。
    ここでは2曲のみですが、ロマンティックでひたすら美しいメロディが出てくる『ヴァイオリン小協奏曲』、シリアスな出だしながらカタルーニャ要素も入った『カタルーニャ狂詩曲』、さすがに100年違うとマネンの作品はロマン派的。
    演奏はヴォロディミール・シレンコ指揮、ウクライナ国立交響楽団。
    ソリストはカリーナ・マクタ、セルジ・パチェコ、ダニエル・ブランチ。
    シレンコ&ウクライナ国立交響楽団の演奏は意外とこじんまりとしている。
    一方でソリストと共演している曲はソリストのサポートに徹しているので、良い。
    2018年10月7日から11日、ウクライナ放送コンサート・ホールで録音された物で、音質は良い。

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     2023/12/11

    スイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの歌劇『破戒の聖僧ヴィターリス』を収録したCDです。
    ポール・マン指揮、ニュルンベルク交響楽団の演奏で収録されています。
    この作品は初演後は本録音まで演奏されなかったと言う作品です。
    作品はフルーリーらしく後期ロマン派ベースの充実したオーケストレーションをしていますが、一部の曲を別にすればこれと言って引き込まれる曲もなく、忘れられていったのも分かる気がします。
    マンはトッカータにフルーリーの作品を録音して、この作曲家の作品の紹介に務めていますが、このCDではニュルンベルク交響楽団の重心の低いドイツ的サウンドを生かした、演奏を聴かせてくれます。
    またシュティアー他の歌手も不足なし。
    またすごいのはセリフ集に加えて、作曲家の息子が作品の解説をしている他、本録音時の写真や初演の指揮者や歌手、それらと一緒に映ったフルーリーらの写真が乗った貴重なブックレットが付いており、これだけでも価値はあるでしょう。
    録音も良好。

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     2023/12/10

    イギリスのレーベル、ポリフォニックの人気シリーズ、グレート・ブリティッシュ・フォー・ミュージック・ウィンド・バンドシリーズの8枚目になります。
    演奏はジェームズ・ガーレイ指揮、王立ノーザン音楽大学ウィンド・オーケストラ。
    現在このシリーズは、王立ノーザン音楽大学が演奏を担当しているが本格的にシリーズに登場するのはこの8枚目から。
    ヴィルフレッド・ジョセフスと、ナイジェル・クラークが1曲ずつ、マーティン・エレビーが3曲収録されています。
    ジョセフスはマイナーな作曲家ですが、クラーク、エレビーは吹奏楽をやっている人にはよく知られています。
    めちゃくちゃ強い個性のある演奏ではありませんが、ドリームスケープス冒頭の柔らかなサウンドや端正な解釈は聴くに充分と言えるでしょう。
    またユーフォニアム協奏曲ではスティーブン・ミードが参加しており、卓越した技術のユーフォニアムを聴かせてくれます。
    2002年9月、王立ノーザン音楽大学にて録音。
    音質は良好です。

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     2023/12/09

    このCDは、レナード・スラトキンが、ナッシュヴィル交響楽団を振った2007年6月のライヴ録音である。
    ムソルグスキーの展覧会の絵をメインにしたプログラムである。
    まず冒頭のリストの『ピアノ協奏曲第1番』は、中国出身のピアニスト、ペン・ペンをソリストに迎えたもの。
    ペンは録音時14歳でアメリカに留学していたそうで、現在は作曲家としても活躍しているようだ。
    録音時の年齢を考えると非常にしっかりとタッチと若者らしい颯爽としたピアノが特徴的な演奏で、この曲の名演とまでは行かなくともなかなか良い演奏なのではと思う。
    メインの展覧会の絵はラヴェル版を含む15人の編曲家によるアレンジをスラトキンが纏めた、いわばスラトキン版とも言える独自の版。
    コンサート・ホール・ソサエティへの録音で有名なワルター・ゲールや、BBCプロムスの指揮者を永く務めたヘンリー・ウッドらラヴェル版に先立って編曲された楽譜から、アシュケナージやボイドら現代の作曲家または指揮者による楽譜まで様々、最後はギャムレイ版によって壮大に閉じる。
    試みとしては面白いが、やはり編曲には良いのも悪いのもあり寄せ集め感は拭えない。
    最後の国歌『星条旗』はマテスによる編曲で最初は静かに始まり徐々に盛り上がっていくという、アレンジである。
    スラトキンとナッシュヴィル響の演奏は特に問題もなく、安心して聴けるだろう。
    先に書いた様にライヴ録音ではあるが音質などは特に問題ないと思う。

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     2023/12/08

    アメリカの作曲家、ハワード・ハンソンが自作を振ったCDです。
    オーケストラは、モルモン・ユース交響楽団&合唱団、及びワールド・ユース交響楽団の2団体を振っています。
    収録曲は、『ベオウルフのための哀歌』交響詩『牧羊神と牧師』『2つの古き讃歌による変奏曲』『交響曲第7番』『交響曲第2番よりアダプテーション』です。
    ハンソンは指揮者としても活躍し、自作自演も多いのですが、本CD音源は1972年ユタ州ソルトレイク・シティで行われたハワード・ハンソン・フェスティバルのライヴと、1977年ミシガン州で録音された晩年の音源です。
    シタデル・レーベルにはハンソンの自作自演が既に一枚あり、これはそれに続くもの。
    どちらもユース・オーケストラを振っているのですが、オーケストラの技量は充分プロに匹敵しており、どの曲も充実した演奏を聴かせてくれています。
    これは合唱団でも同じです。
    録音は前記の通り古いですが、クラヴィア・レコードによりリマスタされており、思った以上に聴きやすくなっています。

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     2023/12/07

    サー・エドワード・ダウンズ指揮、BBCフィルハーモニックの演奏で収録された、レインゴリト・グリエールの交響曲第3番『イリヤー・ムーロメツ』を収録したCD。
    グリエールの作品では代表曲の1つであり、その華麗なるオーケストレーションも手伝い、現在でもグリエールの交響曲で録音される機会の多い作品です。
    このダウンズの演奏は数少ないグリエール交響曲全集の1つで、BBCフィルの優秀なアンサンブルを駆使した、演奏で派手さはないが堅実で手堅い仕上がりの演奏と言えます。
    録音はシャンドスの標準的なもので、不満なく聴けるでしょう。
    グリエールの3番はこれといった決定的名演がなく、どれから聴くか迷いますが、この演奏ならとりあえず作品を知るには十分であり、おすすめできます。

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     2023/12/06

    ニコス・スカルコッタスの管弦楽作品集です。
    バレエ組曲『乙女と死』『ピアノ協奏曲第1番』『協奏曲序曲』を収録している。
    全て世界初録音との事。
    スカルコッタスはギリシャの民族主義的な作品を書いた一方で、ベルリンでユオンや、ヴァイル、更にシェーンベルクなどに教わったこともあり、無調や十二音技法等を駆使した当時の現代的な作品もあります。
    このCDでは乙女と死が前者のスタイルで、たまに伊福部昭を思わせるような力強いオーケストレーションとオリエンタルなメロディが特徴。
    ピアノ協奏曲と協奏曲序曲は後者のスタイルで、作曲当時はそれなりにエッジの効いた作品だったのではと思われるが、現代の耳では既に十分古典と言えるだろう。
    演奏は、ニコス・クリストドゥールー指揮、アイスランド交響楽団。
    ピアノは、ジョフリー・ダグラス・マッジである。
    指揮者はスカルコッタスの録音に力を入れている人物らしく、本CDでも共感豊かな演奏で、作品を知る分には充分。
    録音は1998年で、デジタル録音なので音質は良好である。
    初発売時は恐らくプレス盤であっただろうが、届いた盤はオフィシャルのR盤で、プレス盤が良い人は中古も含めて探した方が良いだろう。

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     2023/12/05

    アメリカの作曲家、ハワード・ハンソンが1972年3月11日に、ユタ州ソルトレイク・シティで開催されたハワード・ハンソン・フェスティバルで自作を振ったライヴ録音です。
    演奏は、ハワード・ハンソン指揮、モルモン・ユース交響楽団&合唱団です。
    『民主主義の歌』『メリー・マウント組曲』『交響曲第2番』が収録されています。
    ハンソンは作曲家の他に指揮者としても活躍しており、マーキュリーにイーストマン=ロチェスター管弦楽団を振ってアメリカの管弦楽作品を録音した事で知られていますが、その中には自作もあり本CD収録曲全てを録音しています。
    この録音は2回目の録音となりますが、全体的にはこちらの方が良いかと思われます。
    イーストマン=ロチェスター管弦楽団はオケの弱さが気になります。
    このCDで演奏しているモルモン・ユース交響楽団も決して最上級とは言えませんが、テンポ設定や音楽の運びは旧盤より良く、自作自演で聴きたいというなら個人的にはこちらがおすすめです。
    クラヴィア・レコードのブルース・レークによるリマスタで音は年代の割に良いです。
    尚、ボーナストラックでハンソンによるコンサート後のスピーチも収録されています。

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