トップ > My ページ > Edipo Re さんのレビュー一覧

Edipo Re さんのレビュー一覧 

検索結果:6件中1件から6件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/02/10

    思えばおよそ40年前、ヤマハ銀座店で航空便で入荷したての英デッカ盤を¥6,600(!)で購入したのだった。高校生としては正に「清水の舞台」の心境だったが、それまでに所持していたワルターとバーンスタイン-LSOが演奏はともかく録音で不満が少なくなかったので飛び付いた次第。一聴していかにもデッカのゾフィエンザール収録らしい鮮明かつブリリアントな音質に魅了された。VPOの素晴らしさは言うに及ばず合唱と独唱二人も最高水準と思われた。その後アバド-CSOやバーンスタインの新盤等を聴くにつけ、メータの良く言えば衒いの無い(悪く言えば能天気)な解釈に不満を覚えたりもしたが、それでも当盤の魅力は色褪せることがないだろう。しかも発売当時の¥6,600が¥990と言うんだから、遠い目でため息つくのみですわ…。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/07

    このチャイコフスキーを初出で聴いた時、それ以前に出ていたデュトワ指揮のDG盤との違いに少なからず驚いた。DG盤は珍しく女性的(!)な繊細さが際立っていて豪放さをやや欠いているように思えたのだが、最近YouTubeで73年のデュトワ&OSMとの映像に接して合点がいった。つまりデュトワとの共演はいずれも未だ蜜月だったころの心情が反映してか夫唱婦随になっていたのですね。その点コンドラシンとは正に丁々発止と渡り合いながら、なおかつ奔馬のごときピアノを指揮ががっちり受け止めるという協奏曲として理想的な仕上がりを見せていると感じる。後のアバド盤はフィナーレの最後の追い込みでいささか指揮者の腰が引けてる印象。録音もヘルクレスザールの響きを放送局らしく衒いなく録った好ましいもので思い切り音量を上げたくなってしまう。ラフマニノフに関しては昔映像で見た時の記憶の方が強いのだが。たしかVHDでは出たのにLDは原盤不良でお蔵入りしたような…。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/02

    40代で史上初めてブルックナーとマーラーの両交響曲全集を名門ACOと録音したにもかかわらずわが国では「ボン○ラ」の代名詞呼ばわりされていたハイティンクだったが、50過ぎのこの第9番再録あたりから風向きが変わったように思う。更にこの後VPOとブルックナー、BPOとマーラーの新録に臨んだのがフィリップス側の事情で途絶したのはかえすがえすも残念。80代の半ばを越して矍鑠たる最近の姿を見るにつけ、朝比奈隆御大と同じく「長生きも芸のうち」ということを実感させられますなあ…。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/25

    何か中途半端な出来。クラシック好きからするとピアノが原曲通り演奏してるところにサックスは余計な茶々を入れているようにしか聴けないし、おそらくジャズ好きにとっては手枷足枷を嵌められたインプロヴィゼーションに物足りなさを覚えるのだろう。小洒落たオーセンティック・バーのBGMには最適な一枚(最大限の褒め言葉のつもり)。それ以上でも以下でもありませぬ…。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/12

    既にお二方がコメントされているように、日本の名だたる歌手の皆さんよりもはるかに自然で真に音楽的なダムラウの歌唱が最大の魅力です。また編曲者の出身地ゆえか、あの「オーヴェルニュの歌」を思わせる牧歌的佇まいにも陶然とさせられます。発売直後にすぐ購入したのですが、子育て真っ最中の若い知人夫婦へのプレゼントとして再注文しました。この好企画の産みの親であるマエストロ夫人の児玉麻里女史にも感謝いたします…。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/03/12

    ヨッフムは言うまでもなくブルックナーの大家でありマーラーとは必ずしも好相性ではないと思われているが、このCDは秀逸である。歌手二人の好演にも負うところ大だがオケの上手さと録音の優秀さは特筆すべきだ。「告別」の前半などはより深い感情移入が求められるだろうが、数あるこの傑作の名盤の中で独自の地位を占める一枚との感は疑いない。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示