トップ > My ページ > k.k さんのレビュー一覧

k.k さんのレビュー一覧 

検索結果:412件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/06/14

    購入して時を経過しましたが、改めて聴き直すとグラズノフがチャイコフスキーにも劣らないロシアの作曲家であり、稀有なメロディーメーカーであったことが証明されるBOXとなっています。演奏も、スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団とまさにお国もの。日本では、バレエ音楽「四季」、バイオリン協奏曲、一部の交響曲くらいしか演奏会のプログラムに掲載されませんが、もう少し取り上げられても良い作曲家だと思います。CD3に収録されている演奏会用円舞曲第1.2番は、チャーミングで愛らしい作品。アンコールピースとして最適だと思います。スヴェトラーノフでは、フィルハーモニア管との録音もあります。全般的に、晩年のスヴェトラーノフの特徴、ゆったりめのテンポで抒情感豊かに演奏されていますので、ヒーリングとしてもお勧めです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/17

    通常フランス物の管弦楽作品の収録作品には、ラベルやドビュッシーの作品が入っている事が多いが、レパートリー豊富なアンセルメ盤は、それらなしで選曲されている。また、選曲も素晴らしい。いずれも、余白に入りそうな小品ばかり、揃えようと思えば数枚CDを購入しないといけない作品。それらが1枚に収められているのが大変嬉しい。懐かしいと言えば、エロールのザンパ序曲。かなり昔になりますが、NHKFM朝の名曲のテーマ曲で、使用されていた演奏も確かアンセルメ盤だったと思います。巨匠ともなるとこのような小品集の録音は少ないのですが、アンセルメやカラヤン(特にフィルハーモニア時代)はレパートリーが豊富で録音も多数ありますし、勿論演奏も素晴らしいです。廉価盤で入手できるのも嬉しい限りです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/15

    ディーリアスと云えば、ビーチャムやバルビローリ、グローブスなど旧EMIの十八番のような作曲家です。他にも、マッケラスも録音していますが、このハンドリーもなかなかの演奏です。シャンドスレーベルはイギリスですので、当然と云えば当然ですが、アルスターオーケストラは知りませんでした。フロリダ組曲の何と表情のいきいきとした演奏、今までビーチャム盤をこよなく愛聴していましたが、このハンドリー盤もマイチョイスに加えたいと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/15

    落語の入門編に相応しい2つの演目です。初天神は、関西では笑福亭一門の落語家がよく演じていました。関東と関西では若干演じ方が異なる所があります。金坊を初天神につれていくのに、関東は買い物ねだりをしない約束で、関西は向かいの親父に夜の夫婦の営みをしゃべり始めたため、半ば脅迫気味に連れて行ってもらいます。この件があるため関西では、艶笑落語に分類されることがあります。
    小三治さんの初天神は、ほのぼのとした味わいで、特に子供に飴や団子を買わされる破目になり、慌てふためいている情景が目に浮かびます。後半、凧を買い凧上げでは主客逆転になる件もとても上手い。関西では、凧はイカと言ってました。仁鶴さんはイカで演じられてました。
    時そば、関西では時うどん。落語の中でも最もポピュラーな演目でしょう。サゲも落語を知らない方でもどこかで聞いたことがあるでしょう。米朝さんは、このような有名で軽い演目は、大師匠になると演じなくなることが多いとおっしゃってましたが、このような演目故に、大事に丁寧に演じなければならないと言われていました。小三治さんも、ごくオーソドックスに演じられてますが、ところどころ小三治流の工夫(くすぐり)もあり良かったです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/14

    パノラマシリーズは、2枚組1.500円。作曲家やジャンル毎に主要作品を収録し、収録時間も70分~80分とお買い得感があります。このメンデルスゾーンもほぼ予想できる作品。演奏者もグラモフォンの一流アーティストばかりなので安心して聞けます。解説書も詳しく書かれていますので、クラシック入門編としても最適なシリーズでしょう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/14

    私にとって佃祭は、権太楼さんを聞くきっかけとなった噺で、火焔太鼓は言わずと知れた古今亭志ん生、志ん朝親子の十八番演目。佃祭では、まくらで権太楼流の佃祭の演じ方を語っています。とても興味深かったです。情けは人の為ならずを絵に描いたような人情噺で、NHKに映像もあり、熱演です。関西では演じ手がいないのでとても新鮮な気持ちで聞けました。
    火焔太鼓は、古今亭お家芸の演目。志ん生さん、志ん朝さんの他では聞いたことがありませんでした。権太楼さんは、くすぐりは志ん朝さんのを使っているのもありますが、権太楼さん流の工夫を凝らして演じています。確か、一之輔さんがどこかの番組で、志ん朝さんは火焔太鼓は父の落語だから、断りなく演じるのを嫌がったと聞いたことがありました。こちらの収録は志ん朝さんが亡くなる1年前の録音です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/13

    私は、この死神では、圓生さんの口演が頭のてっぺんからつま先まで詰まってますので、なかなか他の落語家で聞くのを避けていましたが、小三治さんならどのような演じ方になるのだろうと興味深く購入しました。私は関西在住で、関西の落語家では死神は滅多に演じられません。
    主人公やおかみさんの演じ方は圓生さんとほぼ同じのように思えますが、死神では圓生さんはこの表現が的確かはわかりませんが、不気味な中にも厳格な死神で声のトーンも抑え気味でしたが、小三治さんは、2のせん、3のせんの中間で声のトーンもやや高めで明るい死神のようでした。小三治さんなりの工夫だと思いました。死神でよく話題になるのはサゲです。圓生さんは、ローソクが消えたと同時に高座で倒れる仕草オチでしたが、小三治さんは同じ仕草オチでも、一度寿命のローソクの火が繋がり生き延びた瞬間くしゃみでローソクの火が消えて倒れるサゲでした。TVドラマ死神でもこのサゲで終わっていました。どちらが良いかは個人の好き嫌いになりますが、前者はある程度結末が予想できるサゲであるのに対し、後者には意外性(どんでん)があり前者のサゲを踏まえた工夫が感じれるサゲだと思います。この死神はCDではなく、映像で見たい落語ですね。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/13

    ディーリアスと云えばビーチャム。しかも、STEREO録音が嬉しい。中でも、フロリダ組曲が収録されているのが貴重です。小品集が多いディーリアスとしては珍しい作品です。詳しい事は、イギリス作品と云えば三浦淳史さんのライナーノートでどうぞ。個人的には、私がイギリス音楽にハマるきっかけとなった作品と演奏で、LPで擦り切れるほど聞きました。今日では、CDになりリマスターもされ音質も改善され嬉しい限りです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/13

    カラヤン文庫の1枚で、チャイコフスキー定番の管弦楽作品です。同じカップリングでメータ盤でも所有しています。チャイコフスキーが好きなカラヤン。後期交響曲は何度も録音していますが、これらの管弦楽作品の録音は意外と少ないです。どの作品も交響曲の余白に収録されることが多く、このように1枚に収録されるのは嬉しい。このような比較的小品に近い作品でもフィルハーモニア時代からカラヤンの聞かせ上手な面が発揮され、堂々とした演奏です。1960年代~1970年代半ばのベルリン・イエスキリスト教会での録音はアナログではあるけれども、カラヤンが一番輝いていたと思うし、その頃の録音が私は一番好きである。カラヤン文庫は、その頃の録音が多く、廉価で入手出来ることを嬉しく思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/04/12

    極一席シリーズの1枚です。他のラインアップもその名に相応しい演目だと思います。私は、関西在住のためなかなか関東の落語家を生で高座を見れる機会がなく、どうしてもTVかCOになります。権太楼さんは小三治さん同様にマクラが面白く、仕草は枝雀さんに通じるものがあり、とても親近感が湧きます。TBSの落語研究会で拝見したのがきっかけです。演目は藪入りでしたか、圓生さんのものまねをしながら自分との比較を語るところがおかしく、そのなかでこのCDの演目にもある生年月日が出てきました。お客様も爆笑で、権太楼さんの演目として認知されているのだなあと感じました。前置きが長くなりましたが、この代書屋は、米朝さんの師匠である米團治さん作の落語です。面白い演目ですが、関西でも意外と演じ手は少なかったです。春団治さん、枝雀さんは生で聞いたことがあります。米朝さんは、この噺を春団治さんに譲ってようになっていたので滅多に演じませんでした。春団治さんは、原型のままに、枝雀さんは、時代背景に無理が生ずるところは工夫を凝らして演じられていました。権太楼さんは、その折衷でした。関東の落語家さんで代書屋を聞いたのは初めてでしたが、演じ方が枝雀さんに近いように思えて面白かったです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/02/13

    同じ内容の十八番のCDBOXがありますが、収録日がこの独演会の数年後になります。若干収録演目は重複していますがどちらにも地獄があります。世相を反映するくすぐり(ギャグ)も比較すると面白い。度々師匠が、前回の独演会で持病のため死ぬ思いをしたと言われていますが、痔の事で私もまだ落語を聞き始めた頃で朧げに覚えていました。また、興味深いのは、師匠の落語が終わり次の演者の出囃子が演奏されますが、その中に枝雀師匠(当時は小米)、ざこば師匠(当時は朝丸)がありました。後にこの2人もサンケイホールでの独演会を恒例化し、枝雀師匠も6日間連続独演会をやりました。チケットを6日間分苦労して入手した事を思い出しました。米朝師匠は、ホール落語の先駆けになり、サンケイホールが米朝一門のホームグランドでした。米朝師匠の独演会は正月と7月の2回ありました。枝雀師匠は10月に、ざこば師匠は忘れました。(すみません)私もほぼ毎年恒例行事として独演会に出掛けていましたがこのCDの独演会は確か大学受験の年で見送った覚えがありますので、その時の模様が入手出来て嬉しく思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/02/11

    チャイコフスキー、グラズノフのバレエ作品の代表作を収録していますが、お目当ては2つの演奏会用円舞曲です。メロディーメイカー グラズノフの面目躍如で、優雅でチャーミング、愛らしい作品になっています。確か、どちらかの作品がかなり前になりますが、NHKFMのクラシック番組のテーマ曲に使用されたと思います。演奏時間も9分位でとても聴きやすく、アンコールピースとしても最適です。ただ、意外なことに録音が少なく、アンセルメの他ビックネームでは、ヤルヴィ、スヴェトラーノフ盤くらいです。ナクソス盤にも録音はあります。個人的にはとても気に入ってますので、もう少し認知されてもよい作品だと思っています。アンセルメ盤は、スヴェトラーノフ盤と比べて演奏時間が短く、9分前後の曲で1分近くの差があります。最初にスヴェトラーノフ盤を聞いたので、アンセルメ盤はワルツ独特の優雅な余韻に欠ける印象です。堂々としたワルツでしょうか?ただこれは、演奏の優劣ではなく好みの問題です。シュトラウスや、チャイコフスキーのワルツと違い隠れた名曲っぽい作品になってますから是非一度聞いて欲しいです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/02/07

    カップリングが良い。フランクとその影響が濃くでているショーソンの交響曲。演奏もミュンシュと申し分ない組み合わせでしょう。フランクはカラヤン/パリ菅と並んで名盤。私の愛聴盤の1枚です。ショーソンもとても魅力的な作品ですが、フランク程演奏会で取り上げられる事は少なく、録音も少ないのが残念です。美しい旋律、劇的な盛り上がり、展開等聴き所は豊富。どこかで読みましたが、第3楽章は昔NHKのニュース番組に使用されていたとか。この交響曲2作品は、共に3楽章構成で演奏時間も40分に満たない長さですので、聴きやすいと思います。ただし、録音が古いのでデジタル録音でしたらデュトワ盤が良いと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/02/05

    ディーリアス=ビーチャム、解説はイギリス音楽に詳しい三浦淳史、レーベルは東芝EMIとまさに王道の組み合わせである。バルビローリも晩年ディーリアスの録音があり東芝EMIでした。イギリス音楽=東芝EMIでした。演奏に関しては今さら説明するまでもない。ディーリアスと親交のあったビーチャム、終生彼の作品の普及に努め、録音も多数あります。このCDには、晩年のしかも有り難いことにステレオで残されている作品が収録されています。2枚組のCDもありますが、ディーリアス入門編にはこちらが良いでしょう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2023/02/03

    他の方も書かれていますが、100%選曲やアーティストの満足出来るCDにはなかなか出会えないです。バカラックのCDで同じレーベルから輸入盤で発売されているものあるが、それと比較すると収録曲はこちらの方が多く、国内盤故にブックレットもあり大変良い。選曲では、定番とも言える曲目では、プロミセス、プロミセスくらいが漏れた曲目かな。スタンダードな曲目は、定番アーティストで収録されていて充実した内容です。以前、らららクラシックでバカラックの特集があった時、30回の取り直しを要求されたアルフィー(シラ・ブラック)も収録されていて興味深く聞かせてもらいました。ワーウィック盤とはまた違った趣です。やや、ブラックは絶叫型の歌い方なので、アルフィーには合わなかったのかもしれませんね。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:412件中1件から15件まで表示