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Kitaraマニア さんのレビュー一覧 

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/10/20

    感涙です。
    放送用マイクが2本あり、ステレオ合成が出来たということは、今は絶版となっているが、H.タウブマン著、渡邉暁雄訳で「トスカンーニ〜生涯と芸術」という名著に記載が合った筈です。長年長年、待ちわびていましたが、とうとうこの日が来た事に感謝です。最晩年の悲愴、ワーグナープログラムがステレオ録音が残っていますが、やはり力の衰えは感じられており、どちらも指揮のミスもありました。
    今回の演奏はモノラルでも素晴らしいものですが、やはり音の広がりがある本盤の素晴らしいです。一部、RCAの録音との際が指摘されていますが、通常、Toscaniniの正規録音(RCA盤)も本番のみならずリハーサル部分も使用されているとされていますので、一部の違いは編集の違いと思われます。
    歌手に関しては当時のイタリアの歌手陣の素晴らしい歌声に、トスカニーニの秘蔵っ子ネルリも大健闘しています。オケ、合唱もステレオの広がりの中で聞くと荘厳さを増します。
    今年の最大の収穫の一つです。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/07/16

    当日の定期に行けなくて、Kitaraでの先行発売とともに購入しました。やはり当日メインのブラームスがすばらしい。演奏家、オーケストラ名を伏して聞いた方は、これが日本のオーケストラであることに驚愕するのではないでしょうか。一連のドボルザークシリーズは、チェコの指揮者としての共感に満ちあふれた清らかな演奏でしたが、ここではマエストロ・エリシュカの堂々たる解釈が重厚なブラームスを生んでいます。低音に重心をおいた安定感のある響きです。第1楽章で丁寧な作りで、やや控えめに聞こえますが、これは2楽章以降への布石を考えれば、必然性さえ感じます。第2楽章での弦楽器の美しい奏でるメロディー、第3楽章の木管群の心地よい響き、そして最終楽章はフィナーレに向かっての高揚感は決して前のめりになること無く、揺るぎない自信を持って進んでいます。
    私は、古いながらもToscaniniの第2(1952年POとのライブ)を愛聴してきましたが、この演奏は新たな愛聴盤として手元に並びそうです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/12/14

    前回の新世界交響曲と同様に、既成のイメージを大きく変える、正に天上の音楽です。雄弁さ、柔軟さ、優しさが、これほどまでに演奏に込められている演奏は、過去に類を見ない。札響のいつもながら美しい弦楽器群に加えて、管楽器の何と美しいこと。一つ一つの音が、Kitaraの理想的な残響の中で奇跡的なまでに調和しています。実演は正に感涙ものでしたが、CDでも非常に良く演奏を捉えています(交響曲演奏直後のブラボーはライブなので理解は出来るが、CDとして聞く上では編集でカットして欲しかった)。
    2013年10月の定期演奏会ではドヴォルザークのチェロコンチェルトとブラームスに交響曲第3番もCD収録しているようで、発売がいまから楽しみです。来年にはブラームスの2番の予定とのこと。次はブラームスの交響曲全集を完成させて欲しいものです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/31

    皆さんのレヴューを拝見していると、評価はともかく、どれも的を得ているので感心しました。私は、魔笛はMozartの最高芸術の一つだと思っているのですが、その理由は、@後宮、フィガロ、コジ、ドン・ジョヴァンニは人間の煩悩がテーマになってましたが、本作はメルヘンの題材にし人間愛を歌っておりMozartの到達した精神性を表していること。Aストーリー展開はやや困難な部分があるものの、音楽には冗長さがなく、まるでクリスタルのような純粋なMozartのエッセンスが凝集されていること。そこにはMozart特有のアイロニーもちりばめられていること。B当時の貴族社会でフィガロのような反骨的な部分から、恐らくMozartが目指した一般大衆への彼のメッセージが台本も含めて込められていること。例えは適切ではないかもしれませんが、Beethovenの第9のような位置づけの作品だと思います。そのために、色々な解釈が可能であり、また歌手、オケ、演出に、他の作品よりも一段と高いレベルが要求されるのだと思いますし、どの演奏でも評価が分かれる所以だと思います。
    さて、LD時代から愛聴するこの演奏は私はこの演奏は大好きで、聞いた中では最高の評価です。もちろん、アライサよりシュライヤーやヴンダーリッヒのほうが良いという人はいるでしょう。グルベローバは当代最高の夜の女王だと思いまし、ポップのパミーナも非常に可愛らしい。モルのザラストロもすばらしいです。パパゲーノ、パパゲーナも演出にぴったりです。本作のように、脇役も非常に重要な役割をもつ場合のオペラは、特に実演では全てにベストを揃えるのは現実には困難と思います(聞き手の好みもありますし)。マエストロ・サヴァリッシュの演奏も非常に手堅く決して煽るような演奏ではなく(聞き手によっては逆に退屈かも)、本作品の本質を捕らえて、演出歌手の特性を上手く引き出した演奏だと思います。
    私の好みでは、この演奏を超える演奏は未だに経験していません。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/23

    日本に大変ゆかりの深い名指揮者Sawallischの追悼記念BOXである。Mozart, Schubert以外は、なかなか一般受けしない演目だが、Sawallischの得意とした声楽付きの曲こそ、正に巨匠の真骨頂と言える演奏となっている。色々な意見はあると思うが、カール・ベームの後継者として高く評価されていたことが良く解る。現在は、このような腰の据わった演奏をする指揮者も減ってきたように思う。演奏はバイエルン放送響から盤石な響きを引き出し、美しい音楽に身を任せられる。日本ではなかなか実演に接することの無い曲だが、BOXとなって価格も手頃になっており、是非、一聴をお勧めする。
    余談であるが、Youtubeではウィーン・フィルとの演奏(Schubert Sym #9)が視聴できるがDVDにしてもらいたいと切に願っている。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/05

    本演奏については、同年のマイスタージンガーと並んで、ToscaniniとVPOの絶頂の演奏と考えて良い。後年のNBCでの演奏会形式の演奏も良いが、こちらの方はオペラハウスの演奏となっている。当時最高のFalstaffであったStabileをはじめ歌唱陣もすばらしい。音質は現代の録音に比較できるものではないが、最初の1音の始まりから劇場の熱気が感じられ、フィナーレなどは流麗な音楽の流れに身を任せてしまい、音質のことなど忘れてしまう。指揮者、歌手、オーケストラ、合唱の全てにおいて非の打ち所の無い演奏です。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    マエストロ小澤の軌跡を知る上で、まとまったセットと思います。若い時のサンフランシスコ交響楽団との演奏はよくも悪くも「若い演奏」と思います。晩年のノイマンや最近のエリシュカの新世界とは比較するものではありません。ボストン交響楽団との演奏は指揮者とオケの蜜月時期の演奏で、どれもすばらしい演奏です。バルトークのオケコンですが、私が高校生の頃にFMでこのコンビの演奏を聴いたことを思い出します。ザルツブルク音楽祭の演奏だったと思いますが、同時期にショルティ、シカゴ響もオケコンを演奏していましたが、私自身、知人の感想も聴衆の反応も小澤、ボストン響に軍配が上がったことを覚えています。壮年期のマエストロは抜群のリズム感とバランスの良さで同年代の指揮者よりも群を抜いていました。私見ですが、これが日本的な演奏でしょうか?日本、ヨーロッパ、アメリカを飛び回る程、世界中からリクエストがあったのは日本的な演奏が求められていたとは思えませんが。客演としてBPO, VPOでも充実した演奏を繰り広げていたのは、本BOXに収録の演奏でも良く分かります。ただ、チャイコフスキーの5番などは、今はまた異なった演奏になるのであろうかと想像します。
    ボストン時代の後期は年齢的にも過渡期にあり、当初の躍動的な音楽造りから、叙情的、静謐的な音楽志向になっていったと推論しています。ボストンでも、辛辣な批評が出たのはマエストロの変容の過程ではなかったでしょうか。
    ウィーン国立歌劇場に軸足を移して、Wagnerのオランダ人やJ. Straussは酷評されたりしたようですが、私が聞くことのできたエネーギンは絶品でした。
    もちろん、曲目によっては他の指揮者の方が好き、良いと考える方は多々いらっしゃるでしょう。日本人としてマエストロの成し遂げたことは、Worldwideなものとして誇りを持って良いと思いますし、このBOXはそれを感じる好企画と思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/04

    クラシック音楽の愛好家として、多くの実演やCD、レコードに接してきているが、過去に次元の違うと感じた演奏は非常に限られている。エリシュカ翁の本演奏も別次元の体験でした。ノイマンの晩年期の演奏(これはCDですが)にも通じる、この曲への愛情が具現化された演奏。当日のプログラムにも待望の新世界といったような文章が書いてあったと記憶するが、この演奏を聴くと、何故先に6、7、5番(スタバトマーテルは未CD化)を演奏して、9番になったかが解るような気がします。本演奏でのエリシュカー札響の成熟度、これまでの数年にわたる中期交響曲を経て初めて到達した名演奏と思います。本邦だけでなく、世界中の音楽愛好家に聞いてもらいたい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/18

    正直、何ともたるんだ演奏に聞こえる。名手、名指揮者?、名オーケストラと役者はそろっているはずなのだが、仲良しの同士のおしゃべりに聞こえてしまう。曲想への切り込みは感じられず(ブラームス)、表面的美しさをなぞったような演奏(メンデルスゾーン)。オーケストラも、えっ?これがシカゴ?と思うような軽い演奏。これほど感動を伴わない演奏は滅多に遭遇しない。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/09/28

    ウィーン国立歌劇場のアルチーナは、歌手の一部は変わっていましたが、2011年の上演を現地で丁度聞いたところです。全く予習もせずに聞きましたが、内容の面白いこと。あっという間の3時間半でした。
    よっちゃん殿のレビューにあるように、演奏は非常に良いです。ミンコフスキ率いるルーヴル宮音楽隊も手に入った演奏ぶりで、古楽器の良さが全面に出ています。演出に関しては、最近、古典のオペラに現代様式を当てはめるやり方が多いですが(正直、私は苦手です)、オーソドックスなもので歌唱、管弦楽、演出の三拍子がそろった快演です。現地でも好評のようで、DVD化万歳です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/12

    戦後のオペラ界を担った世紀のDon Giovanni歌い、Siepiたちも鬼籍に入ってしまった。この録音は20年以上前になると思うが、某公共放送の日曜朝のFM放送でオペラ歌手を特集したことがあり、これも今は亡き黒田恭一氏がSiepiの歌うCole Porterを紹介された。以来、CDが出るのを待望していた。
    これまでにも多くのオペラ歌手がpopular songを録音しているが、その中でも未だに一級品の歌唱と思います。バスの深々とした温かい歌声で聞いていて幸せになる一枚。おすすめです。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/11/30

    漸く手に入れました。第5番は実演に接したときの感想に違わず、立派な演奏です。札幌交響楽団は持てる能力をフルに発揮しており、管楽器は首席奏者の実力を遺憾なく発揮しており、Kitaraホールで一音一音が美しく響いています。元々、非常に能力の高い方が揃っていると思いますが、個性が全面に出ることなく、ただひたすらにマエストロの楽想を具現化しており4楽章を通して「温かみのある風格」を感じさせる演奏です。弦楽器、管楽器、打楽器の全てのセクションにおいてオーケストラとしての円熟を感じますし、マエストロとオケの相思相愛の上に出来上がった演奏で、ドヴォルザークの5番がこれだけ充実して演奏されることは、特に我が国では奇跡的ではないでしょうか。
    ヤナーチェクについてはブラスにやや荒い面、弱い面があり、体格的に欧米オケに敵わないのか、エキストラ奏者を入れたのか、と邪推する次第です。
    全体としては、秀演です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/20

    4月16日の札幌交響楽団の定期演奏会会場で購入しました。
    確かに、他のレビューにあるように録音レベルはちょっと低いようですが、演奏はそのようなことは支障にならない位すばらしいものです。このコンビの蜜月状態が曲の全体に亘って感じられ、数ある「我が祖国」の名録音の一群に加わる演奏です。
    これまでの演奏もAランクに位置する演奏でしたが、協演の機会を重ねるに連れてマエストロ・エリシュカの音楽造りに俊敏にオケが反応しており、力みのとれたしなやかで重厚な仕上がりになっています。「あるべき姿」の我が祖国に仕上がっています。昨年実演も聞きましたが、このセッションもライブにひけを取らない熱演です。私見ですが、実演では残響の余韻の段階で、一部の聴衆のフライング気味の拍手があったためにCD化を避けたのではないかと思っています。
    余談ですが、4月の定期で演奏されたドボルザークの第5番も大変良かったです。決してポピュラーな曲ではないですが、これまでの6,7番よりも更に表現力が発展していました。これもフライング拍手がありましたが、何とかCD化を望みます)。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/23

    NHK交響楽団への客演によって、日本とは縁の深かったMaestro Suitnerも他界されてしまった。久しぶりにBrahmsを聴きたくなり、このCDを取り出してみた。ライブならではの高揚感といった並な言葉で評することの出来ない音楽がある。決して過去の東ドイツの政治を肯定するわけではないが、やはり今では滅多に聴けなくなった古きドイツの響きがここにはあり、スタイルは異なるが、フルトヴェングラーやコンビチュニーに通じる安定感、Brahmsに求められる重厚な音楽の造りである。先日、某公共放送でベルリン国立歌劇場のショート番組を流していたが、本管弦楽団について、現任監督が「政治体制が変わって、就任したときには埃をかぶった骨董状態だったが、自身の就任後に再び磨きをかけた。」といった旨のコメントを話していたが、あまりにも寂しいコメントである。この演奏については、この指揮者とオーケストラの四半世紀に亘るつながりが、音楽の構築やテンポの揺れにも安心感、自信といったものが感じられる。Suitnerの演奏は他者の追従を許さない孤高のBrahmsであると思う。襟を正して聴きたい演奏である。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/09

    現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのラン・ランが、ショパンをどのように弾くのか、2年前の出張中にサンフランシスコ交響楽団との協演を聴く機会があった。ここでは、良く言えば、大変、明朗快活な演奏、悪く言えばアクロバチックな演奏だった。改めて、このCDを聴き直し、実演で受けた印象は変わっていない。聞き手の好みと言えばそれまでなのだが、ラン・ランの演奏には陰影といったものを感じることが少ない。短調の曲でさえ長調に聞こえる。これを一つの演奏スタイルではあるが、私などのように、ショパンの協奏曲に静的、また、事象の陰を演奏で表現してもらいたいと思っていると、全曲を聴き続けるにはつらいものが有る。技巧的には全盛期のホロビッツを凌駕するかもしれないが、ホロビッツには鬱的狂気といったものが演奏には感じられ、それが彼の弾くショパンなどはたまらない魅力でもあった。今後、かれの演奏スタイルがどのように変化するか解らないが、かつてのヴァン・クライバーンのようにはならないことを願っている。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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